日照りが続いて困り出した村人たちと一匹のイタチの話し。
村人たちにとっては田んぼが干涸びはじめて収穫の心配。これはわかる。
いっぽうのイタチにとっては恋の悩み。大好きなアザミが枯れかかってしまい
一大事というわけである。この毛色の異なる二つの話しが同時進行していく。
その接点となるのが水神さまです。神様は直接登場するわけではありません。
水神さまは、天気のように人の力が及ばないものへ、どう向き合うかと
いう智慧であると同時に、自然への敬いを象徴化したものとも言えます。
森の祠に向かって、必死にお祈りをするイタチの純粋さを橋渡し
することで、その存在を感じ取れるようになっています。
派手さはないですけど、恵みの雨のごとく心に染みる絵本です。
あることをすると水神さまのバチがあたるという言い伝えも
さりげなくいい味になってます。
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イタチとみずがみさま (えほんのぼうけん28) 単行本 – 2011/6/1
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購入オプションとあわせ買い
内田麟太郎、山本孝がおくる、行事絵本シリーズの6月。水無月とも呼ばれますが、今の季節だと梅雨時。そんな狭間の時期をイタチが恋したあざみのエピソードにからめて風景描写も鮮やかに描いています。
- 本の長さ32ページ
- 言語日本語
- 出版社岩崎書店
- 発売日2011/6/1
- 寸法0.8 x 22 x 25 cm
- ISBN-104265070485
- ISBN-13978-4265070480
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商品の説明
著者について
1941年、福岡県大牟田市に生まれる。絵本に「さかさまライオン」「がたごとがたごと」「こわくないこわくない」(童心社)「うそつきのつき」「わにぼうのこいのぼり」(文溪堂)「ともだちや」(偕成社)「いろいろあってね」(くもん出版)「十二支のおはなし」(岩崎書店)読み物に「心妖怪シリーズ」(佼成出版社)「でっかいでっかい」(PHP)などがある。
登録情報
- 出版社 : 岩崎書店 (2011/6/1)
- 発売日 : 2011/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 32ページ
- ISBN-10 : 4265070485
- ISBN-13 : 978-4265070480
- 寸法 : 0.8 x 22 x 25 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,120,243位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,550位絵本 (本)
- カスタマーレビュー:
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2015年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本が届くとすぐに読み始めていました。本の内容もよかったです。
2011年6月24日に日本でレビュー済み
田んぼを通る道に咲くアザミの花が大好きになったイタチ。ほんまに、心がウキウキします。
でも、今年は日照り続き。
田んぼの水も涸れ、これでは稲作はだめになってしまいます。
アザミもどんどん枯れていく。なんとかアザミを元気にしたくてイタチは村人も忘れていた雨乞いの踊りを始めるのです。
日照りと雨乞いの間にイタチがアザミ好きというのを挟むことで物語の膨らみをつける内田の技。
山本は、物語の進展説明には引きの画面を使いますが、メインは得意のアップ。今作では動きで見せるより表情や仕草に重点を置いています。
でも、今年は日照り続き。
田んぼの水も涸れ、これでは稲作はだめになってしまいます。
アザミもどんどん枯れていく。なんとかアザミを元気にしたくてイタチは村人も忘れていた雨乞いの踊りを始めるのです。
日照りと雨乞いの間にイタチがアザミ好きというのを挟むことで物語の膨らみをつける内田の技。
山本は、物語の進展説明には引きの画面を使いますが、メインは得意のアップ。今作では動きで見せるより表情や仕草に重点を置いています。