ひさびさに読みごたえのある、スポーツノンフィクションでした。
この本に出会えた喜びを伝えたくて、レビューを書かせてもらいます。
最近のスポーツものの多くは、選手本人が書いたことになっていて
(もちろん読者が買うから、売れるから、だと思いますが)、
親近感はわくものの、今ひとつ物足りないというか、印象が平板というか……。
まぁ、セルフポートレイト(それもアップ)みたいなものだと認識しています。
「残心」は違います。
家族やチームメイト、監督、スタッフ、代理人……(もちろん著者も)、
いろいろな人の視点で、中村憲剛というサッカー選手が描かれています。
読んでいるうちに、立体的な像として立ち上がってくる感じがしました。
特別なサッカーファンというわけではありませんが、
彼自身の活躍と川崎フロンターレの初タイトルに、俄然興味がわいてきましたから。
おそらく、取材に相当な時間をかけているのでしょう。
こういう力のある本がなかなか出てこない理由は、何となく想像がつきます。
それでも(作り手は大変でも)、読み手はおもしろい本を求めているし、
おもしろい本に出会えるとうれしいのです!
ひとりの本好きとして、この本が多くの人に読まれることを願っています。
Amazonで購入される皆さんへ。
巻頭のカラー写真も、目次や扉のデザインもかっこよくて
自分の本棚に置いておきたい一冊ですよ。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,650¥1,650 税込
ポイント: 50pt
(3%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥1,650¥1,650 税込
ポイント: 50pt
(3%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥61
中古品:
¥61

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
残心 Jリーガー中村憲剛の挑戦と挫折の1700日 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/16
飯尾 篤史
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,650","priceAmount":1650.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,650","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"R93bteRKZjcw2y4pvySRtV7Ve55XCmLJ9r07nSWVHTViCt%2F1W8UAvb9actjGhGmWRv4MRBE%2B5d%2Fx%2Bp6QiUg9RccoZXcDq7bXsz98Mwg3UyoBIFBlFX6kPnkAuanVVZroBCjoveRcBHw%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥61","priceAmount":61.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"61","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"R93bteRKZjcw2y4pvySRtV7Ve55XCmLJczxblriVIVmZGPpEUPrv6G2va3mGUut5T6kW2XBVr9DqCBQyNmoTPwH2vPFcc5NAYqjQEY07ERTdVnYxGZ1bqPLHPVMg0aGZ51UdprzmQ%2FPKZZ1AqTEfzxIS2VG1rWiUDn4ODOV82BECNc5v6QIF0g%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
高い壁にぶつかり、それを乗り越えたと思ったら、今度は落とし穴に落っこちて、這い上がる。その繰り返しだった。それでも彼は、その経験をバネにして、未来を手繰り寄せてきた。35歳を迎えた今なお「サッカーがうまくなりたい」と悪戦苦闘を続ける雑草魂の物語!
Jリーガー中村憲剛の生きざまを描いた人物ノンフィクション。
南アフリカ・ワールドカップで残した大きな悔いを、ブラジルの地で晴らしたい。そのために中村は「日本代表」と「川崎フロンターレ」、2つの車輪で前進しようとするのだが――。苦悩と歓喜の日々の先に待っていたのは、代表メンバーからの落選だった。
高い壁にぶつかり、それを乗り越えたと思ったら、今度は落とし穴に落っこちて、這い上がる。その繰り返しだった。それでも中村は、その経験をバネにして、未来を手繰り寄せてきた。
「だからね、未来は常に明るいんですよ」
挑戦と挫折を繰り返し、35歳を迎えた今なお「サッカーがうまくなりたい」と悪戦苦闘を続ける、プロアスリートの物語。
Jリーガー中村憲剛の生きざまを描いた人物ノンフィクション。
南アフリカ・ワールドカップで残した大きな悔いを、ブラジルの地で晴らしたい。そのために中村は「日本代表」と「川崎フロンターレ」、2つの車輪で前進しようとするのだが――。苦悩と歓喜の日々の先に待っていたのは、代表メンバーからの落選だった。
高い壁にぶつかり、それを乗り越えたと思ったら、今度は落とし穴に落っこちて、這い上がる。その繰り返しだった。それでも中村は、その経験をバネにして、未来を手繰り寄せてきた。
「だからね、未来は常に明るいんですよ」
挑戦と挫折を繰り返し、35歳を迎えた今なお「サッカーがうまくなりたい」と悪戦苦闘を続ける、プロアスリートの物語。
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/4/16
- 寸法13.3 x 2.4 x 18.8 cm
- ISBN-104062199629
- ISBN-13978-4062199629
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 残心 Jリーガー中村憲剛の挑戦と挫折の1700日
¥1,650¥1,650
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り2点(入荷予定あり)
¥1,482¥1,482
最短で4月4日 木曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2016/4/16)
- 発売日 : 2016/4/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 324ページ
- ISBN-10 : 4062199629
- ISBN-13 : 978-4062199629
- 寸法 : 13.3 x 2.4 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 562,075位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,363位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年の南アフリカワールドカップの少し前から中村憲剛選手を応援してます。
憲剛選手の葛藤が細かく知ることができ、本当に嬉しく思います。涙なくては読めませんが、益々応援していこうと思える本です。
文章の構成も素晴らしく、あっという間に読めてしまいました。この本を書いてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
憲剛選手を知らない方にもぜひ読んで頂きたいです。同じ立場でなくとも、明日への活力をもらえる本だと思います。
憲剛選手の葛藤が細かく知ることができ、本当に嬉しく思います。涙なくては読めませんが、益々応援していこうと思える本です。
文章の構成も素晴らしく、あっという間に読めてしまいました。この本を書いてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
憲剛選手を知らない方にもぜひ読んで頂きたいです。同じ立場でなくとも、明日への活力をもらえる本だと思います。
2017年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
憲剛の歩み、葛藤に読むのが苦しくなるくらい引き込まれてしまった
2016年5月5日に日本でレビュー済み
オシム監督時代、憲剛が日本代表に選出され始めた頃、TVで恥ずかしそうで、少し頼りなさげな姿か気になり、応援するきっかけとなりました。
あれから10年ほど経ちますが、インタビューの受け答えも堂々としたものとなり、プレーは年々研ぎ澄まされてきて、彼を応援してこれたことに幸せを感じます。
この本では、これまで公開されてきた表の部分に、非公開だった裏の部分、さらに奥様や日本代表の選手等その場面に関わった人たちの様子がプラスされていて、臨場感が上がり、一気にラストまで読めました。(ギュッと胸が苦しくなる場面もありますが)
作者の丁寧な綴りには感動しましたが、これも憲剛本人との信頼関係があればこそと思います。
南アフリカ杯、移籍の話が出た頃、ザッケローニ監督時代の憲剛の心の葛藤をちゃんと知ることが出来たことは、本当に良かったです。
サッカー選手としての気配りや振るまい、対戦相手が困惑するような老獪なプレーでスタジアムを沸かせたかと思えば、勝利後のまるで小学生?(失礼)みたいなはしゃぎっぷり、大人と子供の部分が共存してる魅力、喜びも悲しみも共有して一緒に成長していきたいと思わせてくれるファンとの距離感。
それがあるからこそ、中村憲剛は人を惹き付けるのだろうと思います。
あれから10年ほど経ちますが、インタビューの受け答えも堂々としたものとなり、プレーは年々研ぎ澄まされてきて、彼を応援してこれたことに幸せを感じます。
この本では、これまで公開されてきた表の部分に、非公開だった裏の部分、さらに奥様や日本代表の選手等その場面に関わった人たちの様子がプラスされていて、臨場感が上がり、一気にラストまで読めました。(ギュッと胸が苦しくなる場面もありますが)
作者の丁寧な綴りには感動しましたが、これも憲剛本人との信頼関係があればこそと思います。
南アフリカ杯、移籍の話が出た頃、ザッケローニ監督時代の憲剛の心の葛藤をちゃんと知ることが出来たことは、本当に良かったです。
サッカー選手としての気配りや振るまい、対戦相手が困惑するような老獪なプレーでスタジアムを沸かせたかと思えば、勝利後のまるで小学生?(失礼)みたいなはしゃぎっぷり、大人と子供の部分が共存してる魅力、喜びも悲しみも共有して一緒に成長していきたいと思わせてくれるファンとの距離感。
それがあるからこそ、中村憲剛は人を惹き付けるのだろうと思います。
2018年2月18日に日本でレビュー済み
2017年Jリーグ最終節、試合終了直後、チームの逆転優勝を悟ってピッチに崩れ落ちた中村憲剛。
あのときの万感こもった表情と涙の背景が、よくわかる本。
2016年の本なので、当然優勝のことは書かれてはいないが、この道のりを経てあの優勝にたどり着いたと思うと、やはりもらい泣きしてしまう。
あのときの万感こもった表情と涙の背景が、よくわかる本。
2016年の本なので、当然優勝のことは書かれてはいないが、この道のりを経てあの優勝にたどり着いたと思うと、やはりもらい泣きしてしまう。
2016年7月20日に日本でレビュー済み
日本代表選手のプロデビューまでのキャリアとしては、年代別代表に選ばれることもなく、小学5年生の時の全国ベスト16が最高、大学も二部リーグで、何とか知り合いを頼ってフロンターレに練習参加させてもらって、プロになれた中村憲剛選手の、2010年南アフリカW杯から2015年シーズンまでの様子を周辺の人々への取材でまとめたドキュメント。
今サッカーを頑張っている少年少女やその保護者に是非読んでもらいたい。
今サッカーを頑張っている少年少女やその保護者に是非読んでもらいたい。
2016年5月16日に日本でレビュー済み
ボリュームがありすぎて途中で一息ついたんですが全部読むのに5時間くらいかかりました。
私は川崎フロンターレの年間チケットを2003年から毎年購入していまして憲剛のルーキーイヤーにおけるアウグストのセンターライン付近からペナルティエリア付近へのロングフィードを左後方からダイレクトシュートをしてゴールしたシーンを見てから震えたクチです。あの当時は私もまだサッカー観戦歴が20試合もなかったのですごく感動しました。テレビで見る欧州のプレーヤーみたいなダイレクトボレーシュートが見れたからです。憲剛の感謝、感激、感動の気持を大切にする姿勢に尊敬すら感じています。
私は川崎フロンターレの年間チケットを2003年から毎年購入していまして憲剛のルーキーイヤーにおけるアウグストのセンターライン付近からペナルティエリア付近へのロングフィードを左後方からダイレクトシュートをしてゴールしたシーンを見てから震えたクチです。あの当時は私もまだサッカー観戦歴が20試合もなかったのですごく感動しました。テレビで見る欧州のプレーヤーみたいなダイレクトボレーシュートが見れたからです。憲剛の感謝、感激、感動の気持を大切にする姿勢に尊敬すら感じています。