「綺麗事」のグローバリズムが喧伝され、新自由主義・市場統合化の世界的進展を見たが、それは、共産主義とも相性が良い。
中国共産党は、これに巧く便乗し世界第二位のGDPとなり、太子党を始めとする極く少数の「赤い貴族」が誕生した。
だが、グローバリズムを最大限生かした中国も壁にぶち当たった。「中国の夢」は、夢に終りそうである。
それにより、爆食の恩恵を受けていたブリックスもインドを除き経済崩壊が進行中である。石油価格も暴落している。彼らは、一蓮托生の運命にある。
欧州は、EUと云う理念先導の組織体を創設し、順調に行っているかのようであったがイスラム系難民の大量流入により、ナショナリズムが盛り上がり、「綺麗事」を一旦、横に置き制限するということで折り合いがついたようである。背に腹は代えられなかった。
グローバリズムとは、何であったのか。それにより、誰が得したのか。
それは、ほんの一握りの金持ちが富を独占した過程であった。
先ず、「綺麗事」の理念が喧伝され、次いで、経済の市場化・統合化と進み、文化に入り込んでいった。こうなると、反対しづらくなるのである。
「市場の正体」というのが題名であるが、その支配者は誰か。それは、言うまでもなく「金融」であり表の顔として世銀、BIS等がある。それを動かしている元締めは、国際金融資本家である。金融がバラバラでは動かない。
中国は、このドル基軸体制に対抗するためAIIBを創設したのであるが、遅きに失したのである。自由主義経済により成長した中国経済は、自由化なしでは現状の解決は困難であろう。共産党は、存在意義の否定となるジレンマを抱えているのである。
利害を同じくするアメリカ・日本は、当然に嫌った。参加した英・独・仏の力は落ちているのである。
世界は、動乱に入りつつある。難民、中国の凋落、北朝鮮の水爆?、原油安、中東の混迷、テロ、トランプ現象等々であるが、そこには極く一部の者の富の独占に対する異議申し立てが潜んでいる。
だが、動乱によって更に、富を生み出そうとする勢力がいる。性懲りもなく奥の院で蠢いているのである。人は、生きている時代から逃れられず、多かれ少なかれパペットからも逃げられない。お二方は、「洗脳を解き、生き抜け」と言っておられる。
インターネットの普及により情報の独占構造が崩れ、複数の事実収集及び合理的編集は、その双方向性・記録性により既存のメディアを凌駕するようになった。
文系大学教授という権威も、場を提供するマスコミの恣意性も明らかとなり、その劣化が露わに見えるようになった。
世界は、動いている。
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世界戦争を仕掛ける市場の正体 ~グローバリズムを操る裏シナリオを読む 単行本(ソフトカバー) – 2016/3/5
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購入オプションとあわせ買い
中国ショック、北朝鮮「水爆」、原油安、サウジ・イラン断交、新・露土戦争、トランプ現象、欧州難民・テロ危機・・・・・・
洗脳を解き大動乱を生き抜け!
◆はじめに ●世界を読み解くキーワードは「戦争」と「市場」
≪第1部≫ 「世界戦争」の正体
第1章 ●第三次世界大戦は始まっている
第2章 ●ISを作ったのはアメリカ
第3章 ●石油・ドル基軸通貨体制の地殻変動
第4章 ●世界秩序の破壊者はロシアではなく中国
≪第2部≫ 「市場」の正体
第5章 ●新自由主義の正体
第6章 ●激化するグローバリズム対ナショナリズム
第7章 ●グローバリズム・欧州の末路
第8章 ●「市場」が中国を滅ぼす日
◇おわりに ●市場の裏側で何が起きているのか
世界を読み解くキーワードは「戦争」と「市場」
戦争の民営化ということは、戦争もビジネスの一環であるということです。すなわち、戦争も市場の一部だということです。このような視点から、IS(イスラム国)や世界各地で勃発しているテロ戦争を見る必要があります。(中略)
ブレジンスキーとアタリの見解は、「戦争」と「市場」が表裏一体の関係にあることを示しています。今後の世界を読み解くキーワードが「戦争」と「市場」なのです。それにもかかわらず、わが国の言論界では戦争と市場の相互関係に焦点を置いた書物が見当たりません。なぜなら、戦争についてはもっぱら安全保障の専門家が論じ、市場に関しては経済やビジネスの専門家が議論しているからです。(まえがきより)
洗脳を解き大動乱を生き抜け!
◆はじめに ●世界を読み解くキーワードは「戦争」と「市場」
≪第1部≫ 「世界戦争」の正体
第1章 ●第三次世界大戦は始まっている
第2章 ●ISを作ったのはアメリカ
第3章 ●石油・ドル基軸通貨体制の地殻変動
第4章 ●世界秩序の破壊者はロシアではなく中国
≪第2部≫ 「市場」の正体
第5章 ●新自由主義の正体
第6章 ●激化するグローバリズム対ナショナリズム
第7章 ●グローバリズム・欧州の末路
第8章 ●「市場」が中国を滅ぼす日
◇おわりに ●市場の裏側で何が起きているのか
世界を読み解くキーワードは「戦争」と「市場」
戦争の民営化ということは、戦争もビジネスの一環であるということです。すなわち、戦争も市場の一部だということです。このような視点から、IS(イスラム国)や世界各地で勃発しているテロ戦争を見る必要があります。(中略)
ブレジンスキーとアタリの見解は、「戦争」と「市場」が表裏一体の関係にあることを示しています。今後の世界を読み解くキーワードが「戦争」と「市場」なのです。それにもかかわらず、わが国の言論界では戦争と市場の相互関係に焦点を置いた書物が見当たりません。なぜなら、戦争についてはもっぱら安全保障の専門家が論じ、市場に関しては経済やビジネスの専門家が議論しているからです。(まえがきより)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社ビジネス社
- 発売日2016/3/5
- ISBN-104828418709
- ISBN-13978-4828418704
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登録情報
- 出版社 : ビジネス社 (2016/3/5)
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- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 205ページ
- ISBN-10 : 4828418709
- ISBN-13 : 978-4828418704
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- - 3,578位外交・国際関係 (本)
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2016年7月20日に日本でレビュー済み
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両著者とも生々しい現実に接してきただけに、書いてあることに説得力がある。ISはアメリカが生み育て、中東、世界を混乱と泥沼に突きをとし、軍産複合体が第三次大戦を企んでいる兆候であるという。米はウクライナでも混乱を仕掛けたという。その陰に、ジョージ・ソロス等の国際金融資本家たちの暗躍があるという。彼等はロシアを食するつもりだ。
2016年9月13日に日本でレビュー済み
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良い本を安くありがとうございました。様々な文献を調べた上での著作。勉強になりました。
2016年5月18日に日本でレビュー済み
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お二人の高い知見が織り成して、世界の実際に目が開かれます。お二人の認識が必ずしも一致しない事もあり、それが虚飾の無い事を表しています。
2016年3月20日に日本でレビュー済み
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アメリカは、いつか自分達のしでかした責任を取る日が来ますよ。
2017年2月9日に日本でレビュー済み
本書の主張は、表紙裏に端的に記されている。すなわち「世界を読み解くキーワードは、戦争と市場」ということだ。
「戦争」に関しては、東欧諸国をロシアから切り離し、遂にはウクライナ危機に至る動きを先導し、あるいは中東で「アラブの春」を裏から操り、リビア、エジプト、シリアと紛争を拡大させたのは、米国のネオコンであり、「市場」に関しては、グローバリズムの美名の基に、市場に国を凌駕させようとさせるのは、国際金融資本であるとの説明がなされる。
荒唐無稽な妄想のようにも読めないことはないが、なるほどと思わせる内容も多々ある興味深い対談である
「戦争」に関しては、東欧諸国をロシアから切り離し、遂にはウクライナ危機に至る動きを先導し、あるいは中東で「アラブの春」を裏から操り、リビア、エジプト、シリアと紛争を拡大させたのは、米国のネオコンであり、「市場」に関しては、グローバリズムの美名の基に、市場に国を凌駕させようとさせるのは、国際金融資本であるとの説明がなされる。
荒唐無稽な妄想のようにも読めないことはないが、なるほどと思わせる内容も多々ある興味深い対談である
2016年9月23日に日本でレビュー済み
日本にいるとヒラリー・クリントンが何故人気がないのか、
私用メールを使ったのが何故そんなに問題なのか分かりませんが
この書を読むと其の辺りの事が書いています。
私用メールを使ったのが何故そんなに問題なのか分かりませんが
この書を読むと其の辺りの事が書いています。