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教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 (光文社新書) 新書 – 2015/6/17
内田 良
(著)
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購入オプションとあわせ買い
【学校教育における「感動」と「美談」の裏側に潜む闇とは?】
【「子どものためを」建前に教育の暴走は止まらない! 】
【朝日新聞、信濃毎日新聞、愛媛新聞などで紹介されました! 】
◎内容紹介
私たちが「善きもの」と信じている「教育」は本当に安心・安全なのだろうか?
学校教育の問題は、「善さ」を追い求めることによって、その裏側に潜むリスクが
忘れられてしまうこと、そのリスクを乗り越えたことを必要以上に
「すばらしい」ことと捉えてしまうことによって起きている!
巨大化する組体操、家族幻想を抱いたままの2分の1成人式、教員の過重
な負担……今まで見て見ぬふりをされてきた「教育リスク」をエビデンス
を用いて指摘し、子どもや先生が脅かされた教育の実態を明らかにする。
◎目次
【はじめに】
【序 章】 リスクと向き合うために ―― エビデンス・ベースド・アプローチ
【第1章】 巨大化する組体操 ―― 感動や一体感が見えなくさせるもの
【第2章】 「2分の1成人式」と家族幻想 ―― 家庭に踏む込む学校教育
【第3章】 運動部活動における「体罰」と「事故」 ―― スポーツ指導のあり方を問う
【第4章】 部活動顧問の過重負担 ―― 教員のQOLを考える
【第5章】 柔道界が動いた ―― 死亡事故ゼロへの道のり
【終 章】 市民社会における教育リスク
【おわりに】
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2015/6/17
- 寸法11 x 1.2 x 17.4 cm
- ISBN-104334038638
- ISBN-13978-4334038632
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商品の説明
著者について
内田良(うちだりょう)
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。博士(教育学)。専門は教育社会学。
学校生活で子どもや教師が出遭うさまざまなリスクについて調査研究ならびに
啓発活動をおこなっている。これまで、柔道事故、組体操事故、2分の1成人式、
部活動顧問の負担など、多くの問題の火付け役として、情報を発信してきた。
ウェブサイト「学校リスク研究所」「部活動リスク研究所」を主宰。
最新の記事を、Yahoo!ニュース「リスク・リポート」に発表している。
Twitterアカウントは、@RyoUchida_RIRIS 。
主な著作に『柔道事故』(河出書房新社)、『「児童虐待」へのまなざし』
(世界思想社、日本教育社会学会奨励賞受賞)などがある。
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。博士(教育学)。専門は教育社会学。
学校生活で子どもや教師が出遭うさまざまなリスクについて調査研究ならびに
啓発活動をおこなっている。これまで、柔道事故、組体操事故、2分の1成人式、
部活動顧問の負担など、多くの問題の火付け役として、情報を発信してきた。
ウェブサイト「学校リスク研究所」「部活動リスク研究所」を主宰。
最新の記事を、Yahoo!ニュース「リスク・リポート」に発表している。
Twitterアカウントは、@RyoUchida_RIRIS 。
主な著作に『柔道事故』(河出書房新社)、『「児童虐待」へのまなざし』
(世界思想社、日本教育社会学会奨励賞受賞)などがある。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2015/6/17)
- 発売日 : 2015/6/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 264ページ
- ISBN-10 : 4334038638
- ISBN-13 : 978-4334038632
- 寸法 : 11 x 1.2 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 327,277位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
組体操、2分の1成人式、部活動という問題につき、そのリスクを豊富な証拠資料を基に論じているわかりやすい著書です。一般社会が熱くなることでいかに生徒や教員が苦しめられているかがよく伝わってきます。読みやすいので教員に限らず多くの人に読んでもらいたい本です。
2015年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もし、子供達が"モノ"として、積み木のおもちゃの如く扱われている様を見たら、私たちはどう思うだろう。
もし、子供達のプライベートが否応なく晒されるようなイベントがあったら、子供たちはどう思うだろう。
もし、子供たちが自分よりもずっと年上で遥かに体も大きな大人に殴る、蹴るといった暴行が加えられていたら、あなたはどう思いますか。
これらの事がさも当然のごとく行われる、場合によっては、美化され、賛美されている場がある。
それは"学校"である。
我々は、"教育"というキーワードの元、正常な感覚が、当然の市民感覚が麻痺している場合が多々あるのだ。
この"教育"の現状を著者である内田良氏は、エビデンス(科学的根拠,ここでは統計等)に基づいて検証していく.徹頭徹尾客観的な立場からデータを以てして問題に切り込んでいくその様は,もはやサイエンティストである。
また、YAHOOニュースにおいても著者は教育に関する様々な問題提起をしており、このレビューを呼んでいる人の中には、そちらで著者の存在を知ったという方もいらっしゃるだろう。本作にはYAHOOニュースの記事と内容が重複している箇所があり、YAHOOニュースを読むだけでも著者の主張はある程度理解できるかもしれない。だが、それでも私は本作を一読される事を是非勧めたい。
なぜなら、本作ではYAHOOニュースにあるようなトピックが体系的に纏められており、個別のYAHOOニュースの記事をバラバラに読むよりも何倍も深く理解出来るからだ(勿論、YAHOOニュースに取り上げられていない内容も本作には多く含まれている)。著者のYAHOOニュースの記事を読んで教育リスクに関して興味を持たれた方には是非とも読んで頂きたい。
もし、子供達のプライベートが否応なく晒されるようなイベントがあったら、子供たちはどう思うだろう。
もし、子供たちが自分よりもずっと年上で遥かに体も大きな大人に殴る、蹴るといった暴行が加えられていたら、あなたはどう思いますか。
これらの事がさも当然のごとく行われる、場合によっては、美化され、賛美されている場がある。
それは"学校"である。
我々は、"教育"というキーワードの元、正常な感覚が、当然の市民感覚が麻痺している場合が多々あるのだ。
この"教育"の現状を著者である内田良氏は、エビデンス(科学的根拠,ここでは統計等)に基づいて検証していく.徹頭徹尾客観的な立場からデータを以てして問題に切り込んでいくその様は,もはやサイエンティストである。
また、YAHOOニュースにおいても著者は教育に関する様々な問題提起をしており、このレビューを呼んでいる人の中には、そちらで著者の存在を知ったという方もいらっしゃるだろう。本作にはYAHOOニュースの記事と内容が重複している箇所があり、YAHOOニュースを読むだけでも著者の主張はある程度理解できるかもしれない。だが、それでも私は本作を一読される事を是非勧めたい。
なぜなら、本作ではYAHOOニュースにあるようなトピックが体系的に纏められており、個別のYAHOOニュースの記事をバラバラに読むよりも何倍も深く理解出来るからだ(勿論、YAHOOニュースに取り上げられていない内容も本作には多く含まれている)。著者のYAHOOニュースの記事を読んで教育リスクに関して興味を持たれた方には是非とも読んで頂きたい。
2015年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者は教育についての実証主義を掲げていて、
各章別々のトピックを統計を使ってリスクを可視化し問題点を炙り出している。
各章の構成は以下で最終章は問題の炙り出しというより改善結果の活動レポートのようになっている。
序章 リスクと向き合うために
第1章 巨大化する組体操
第2章 「2分の1成人式」と家族幻想
第3章 運動部活動における「体罰」と「事故」
第4章 部活動顧問の過重負担
第5章 柔道界が動いた
終章 市民社会における教育リスク
1章や2章の内容は自分が幼少期の時は経験したことが無いので新鮮だった。
11段で7m超のピラミッドとかどう考えても駄目だろうにそれがまかり通っていたり、
二分の一成人式では虐待や離婚、死別等の家庭事情が全く考慮されず継続。
筆者が強調するのは上記に感動する人々がおり、多数の市民が一部を無視して積極的に容認しているという構造である。
こういった点をみると、あぁやはり日本は儒教国家なのだなぁと思わされる。
情動的な「徳」の敷衍を社会の理想としていて、被害者や悲劇の防止≒「正義」を社会の理想としていない。
体罰で生徒を死に追いやった教師の減免を求めるのは、教育関係者ではなく保護者が主体なのである。
とはいえ5章では柔道界の死亡事故への取り組みから、2012年以降は志望者が0になった経緯を描いており希望が持てる。
柔道の競技人口60万人のフランスで死亡事故が一件も無い一方で、競技人口20万人の日本で毎年死者が出ていた話などは
まだまだ日本の教育が意識や制度の面で遅れていること、そしてそれは同時に日本の国民全体の意識が遅れているか無関心なのだろう。
各章別々のトピックを統計を使ってリスクを可視化し問題点を炙り出している。
各章の構成は以下で最終章は問題の炙り出しというより改善結果の活動レポートのようになっている。
序章 リスクと向き合うために
第1章 巨大化する組体操
第2章 「2分の1成人式」と家族幻想
第3章 運動部活動における「体罰」と「事故」
第4章 部活動顧問の過重負担
第5章 柔道界が動いた
終章 市民社会における教育リスク
1章や2章の内容は自分が幼少期の時は経験したことが無いので新鮮だった。
11段で7m超のピラミッドとかどう考えても駄目だろうにそれがまかり通っていたり、
二分の一成人式では虐待や離婚、死別等の家庭事情が全く考慮されず継続。
筆者が強調するのは上記に感動する人々がおり、多数の市民が一部を無視して積極的に容認しているという構造である。
こういった点をみると、あぁやはり日本は儒教国家なのだなぁと思わされる。
情動的な「徳」の敷衍を社会の理想としていて、被害者や悲劇の防止≒「正義」を社会の理想としていない。
体罰で生徒を死に追いやった教師の減免を求めるのは、教育関係者ではなく保護者が主体なのである。
とはいえ5章では柔道界の死亡事故への取り組みから、2012年以降は志望者が0になった経緯を描いており希望が持てる。
柔道の競技人口60万人のフランスで死亡事故が一件も無い一方で、競技人口20万人の日本で毎年死者が出ていた話などは
まだまだ日本の教育が意識や制度の面で遅れていること、そしてそれは同時に日本の国民全体の意識が遅れているか無関心なのだろう。
2019年7月5日に日本でレビュー済み
昨今は少子化にもかかわらず、低年齢層の自殺率が高くなっているということが問題になっている。
その高まりに比例して教員の犯罪も増えている、年間の懲戒免職、逮捕者は8000人以上として
驚くべき数字となっている、生徒を見守るはずの教師の中にそのようの人物が紛れていたらどうか?
都道府県で換算すると一つの都道府県につき170人の懲戒免職者、逮捕者が存在することになる。
しかしこのデータについて考えてみる時に、さらに不可解な統計もある、ベネッセの行なった
保護者の教育満足度調査では2018年までに教育満足度が右肩上がりとなっているのだ。
子供の自殺率増加そして、教員の犯罪率増加、親の教育満足度増加となると、インターネット
やSNSという情報ツールが増えた現在、その相互理解とはどういうものなのかと疑問を持たざるを得ない。
BLOGOSのサイト教員の懲戒処分者は8千人と増加 猥褻行為処分者は228人で過去最多
Newsweekのサイト:日本の子どもの自殺率が2010年以降、急上昇している
学校教育に対する 保護者の意識調査 2018 - ベネッセ教育総合研究所
その高まりに比例して教員の犯罪も増えている、年間の懲戒免職、逮捕者は8000人以上として
驚くべき数字となっている、生徒を見守るはずの教師の中にそのようの人物が紛れていたらどうか?
都道府県で換算すると一つの都道府県につき170人の懲戒免職者、逮捕者が存在することになる。
しかしこのデータについて考えてみる時に、さらに不可解な統計もある、ベネッセの行なった
保護者の教育満足度調査では2018年までに教育満足度が右肩上がりとなっているのだ。
子供の自殺率増加そして、教員の犯罪率増加、親の教育満足度増加となると、インターネット
やSNSという情報ツールが増えた現在、その相互理解とはどういうものなのかと疑問を持たざるを得ない。
BLOGOSのサイト教員の懲戒処分者は8千人と増加 猥褻行為処分者は228人で過去最多
Newsweekのサイト:日本の子どもの自殺率が2010年以降、急上昇している
学校教育に対する 保護者の意識調査 2018 - ベネッセ教育総合研究所
2016年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
部活って法律的に義務でもなんでもないことだったんですね。そういえば小生が中学生のころ、クラブ活動という呼称だったような気がします。今ほど熱心な活動ではありませんでした。
それが今はどうでしょう。どんどんエスカレートし、引き下がれなくなってしまった現実がありそうです。もちろんメリットはありましょうが、すこし冷静になって部活のあり方をおさらいしたした方がよさそうです。
生徒も先生も大変です。近所の子どもたちもいつも帰宅は日没前です。通塾率も6割7割といわれる昨今、勉強の時間が犠牲にされる現実も看過できないように思います。
顧問の先生も自らコーチできるならまだしも、強制的に本業以外の責務に苛まれる現実があります。土日の出勤もあたりまえとなる反面、その手当の妥当性がいぶかしいとあっては教員の職業としての観点でも考えさせられます。そこに保護者のリクエストやクレームが挟み込まれるなら理不尽な状況はされにエスカレートして当然です。
豊富なデータを基に、教育の適正化に警鐘を鳴らす良書と思います。
それが今はどうでしょう。どんどんエスカレートし、引き下がれなくなってしまった現実がありそうです。もちろんメリットはありましょうが、すこし冷静になって部活のあり方をおさらいしたした方がよさそうです。
生徒も先生も大変です。近所の子どもたちもいつも帰宅は日没前です。通塾率も6割7割といわれる昨今、勉強の時間が犠牲にされる現実も看過できないように思います。
顧問の先生も自らコーチできるならまだしも、強制的に本業以外の責務に苛まれる現実があります。土日の出勤もあたりまえとなる反面、その手当の妥当性がいぶかしいとあっては教員の職業としての観点でも考えさせられます。そこに保護者のリクエストやクレームが挟み込まれるなら理不尽な状況はされにエスカレートして当然です。
豊富なデータを基に、教育の適正化に警鐘を鳴らす良書と思います。
2017年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教員の残業時間は、世界最高だそうだ。月間100時間を超える過労死ラインを越えている教員もかなり多いようだ。
世のなかでは、「ブラック企業」というキーワードで括られるが、教員の世界もブラックだ。しかし、教員の立場でいえば、実は、ブラックとそうではないケースが多々あるということは伝えなければならない。まず、ベテラン教員が仕事を若手に指導ではなく、単純に振っているのである。教員の平均年齢は44歳である。単なる数値ではないことに触れたい。「ひょうたん型」といって、50代が一番多く、3,40代が少なく、20代が多くという構成である。組織の「ピラミッド型」ではないのだ。少ない中堅と何も知らない若手で学校を運営しなければならない。残業が多いのは、どの世代なのであろうか。
さらに、部活の問題にも触れなければならない。勤務時間を長くしているのは、圧倒的に部活である。中学校は9割が全員顧問制で、専門外でも、引率等の休日出勤も増加する。例え、全員顧問制が今すぐなくなったら、生徒はどうなるだろう。まず、大会に出場できない。引率者がいない。等の理由で、部活は崩壊してしまい、部活動加入率が8割であり、楽しみにしている、そして、内申書にどのように書くのかという問題が一気に噴き出す。
部活顧問も恐らく若い教員が中心に担っているのだろう。ベテランは・・・
指導者の技能において、外部指導員制度がスタートしているが、あまり実践の話は聞こえてこない。予算の問題なのか、組織の問題なのか、なにか成功事例を作らなければ、また、絵に描いた餅になる。
さて、では、どのような人物が外部指導員といて相応しいか?
近所の野球好きのおじさんか、指導力は??だが、現役学生の選手(将来教員になりたい)、元教員、民生委員、等。
私が、校長なら、元教員60歳以上の方を選ぶ。理由は、安全を大事に考えたら適切な対応をとれるのは、また、保護者に信頼を得られるには、彼らが安心だ。引率も伴う。
では、なぜ学生はダメなのか?それは、もうひとり教員が顧問にいればの話である。生徒は現役の選手に指導してもらうことは、嬉しいが、彼らは、大学の単位やテスト、そして何より、社会人を経験していないということだ。
よって、外部指導員制度が導入されても、教員の負担は少しは減るが、効果は薄いと言える。
では、どうしたら、解決するのか。
アメリカでは4シーズン制といって、野球、アメフト、アイスホッケー、バスケット、4大メジャースポーツを季節ごとに子供たちが楽しむのだそうだ。
しかし、条件がある。それは、トライアウト制なのだ。つまり、素質がなければ、チームに入れてくれない。もしくは、2,3軍。日本は、部活動は、ほぼ全員加入のバイアスがかかる。シニアリーグで野球をやっている生徒が、幽霊部員で陸上部にいたりする。日本も、外部団体に任せていけばいい。テニス、野球、サッカー、水泳、体操、徐々に広がりつつある。
先日、興味深い記事を見たので、最後に紹介する。
世田谷中学校には、基礎トレーニング部があるそうだ。週に平日3日ランニング等で体を動かす程度の部だそうだ。このような発想は、ぜひ広めてほしい。
教員の時間短縮と、生徒の要望が限りなくイコールに近づくまで・・・
世のなかでは、「ブラック企業」というキーワードで括られるが、教員の世界もブラックだ。しかし、教員の立場でいえば、実は、ブラックとそうではないケースが多々あるということは伝えなければならない。まず、ベテラン教員が仕事を若手に指導ではなく、単純に振っているのである。教員の平均年齢は44歳である。単なる数値ではないことに触れたい。「ひょうたん型」といって、50代が一番多く、3,40代が少なく、20代が多くという構成である。組織の「ピラミッド型」ではないのだ。少ない中堅と何も知らない若手で学校を運営しなければならない。残業が多いのは、どの世代なのであろうか。
さらに、部活の問題にも触れなければならない。勤務時間を長くしているのは、圧倒的に部活である。中学校は9割が全員顧問制で、専門外でも、引率等の休日出勤も増加する。例え、全員顧問制が今すぐなくなったら、生徒はどうなるだろう。まず、大会に出場できない。引率者がいない。等の理由で、部活は崩壊してしまい、部活動加入率が8割であり、楽しみにしている、そして、内申書にどのように書くのかという問題が一気に噴き出す。
部活顧問も恐らく若い教員が中心に担っているのだろう。ベテランは・・・
指導者の技能において、外部指導員制度がスタートしているが、あまり実践の話は聞こえてこない。予算の問題なのか、組織の問題なのか、なにか成功事例を作らなければ、また、絵に描いた餅になる。
さて、では、どのような人物が外部指導員といて相応しいか?
近所の野球好きのおじさんか、指導力は??だが、現役学生の選手(将来教員になりたい)、元教員、民生委員、等。
私が、校長なら、元教員60歳以上の方を選ぶ。理由は、安全を大事に考えたら適切な対応をとれるのは、また、保護者に信頼を得られるには、彼らが安心だ。引率も伴う。
では、なぜ学生はダメなのか?それは、もうひとり教員が顧問にいればの話である。生徒は現役の選手に指導してもらうことは、嬉しいが、彼らは、大学の単位やテスト、そして何より、社会人を経験していないということだ。
よって、外部指導員制度が導入されても、教員の負担は少しは減るが、効果は薄いと言える。
では、どうしたら、解決するのか。
アメリカでは4シーズン制といって、野球、アメフト、アイスホッケー、バスケット、4大メジャースポーツを季節ごとに子供たちが楽しむのだそうだ。
しかし、条件がある。それは、トライアウト制なのだ。つまり、素質がなければ、チームに入れてくれない。もしくは、2,3軍。日本は、部活動は、ほぼ全員加入のバイアスがかかる。シニアリーグで野球をやっている生徒が、幽霊部員で陸上部にいたりする。日本も、外部団体に任せていけばいい。テニス、野球、サッカー、水泳、体操、徐々に広がりつつある。
先日、興味深い記事を見たので、最後に紹介する。
世田谷中学校には、基礎トレーニング部があるそうだ。週に平日3日ランニング等で体を動かす程度の部だそうだ。このような発想は、ぜひ広めてほしい。
教員の時間短縮と、生徒の要望が限りなくイコールに近づくまで・・・
2017年12月27日に日本でレビュー済み
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もっと、多くの国民に知ってもらいたいことが託さんかかれています。