また、探検家のバートンに密命が下り・・・というお話。
主人公のバートンが時空を超えて二重に活躍する話が平行して続くので、判読するのに多少手間取りました。読み終わって裏の粗筋を読んで、漠然と把握できた感じでこのレビューを書いております。なので、少し手抜きかもしれません。すいません。
でも、全く判らない訳ではなく、大変面白い小説ではありました、まだ作家になる前のH・G・ウェルズを登場させたり、過去のイギリスで都市伝説になっているというバネ足ジャックを効果的につかったり、かなり著者が奔放に歴史をいじくっているのがなかなか面白い作品ではありました。バートンとスピークの関係も悲劇だったそうですが、この小説ではかなり脚色していて笑えます。
また、時間があったら、三部作を最初から読み直すかも。一回だともったいないので。
歴史改変ファンタジーの佳作。機会があったら是非。
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