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戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解く正しい視点 (PHP新書) 新書 – 2016/1/15
高橋 洋一
(著)
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購入オプションとあわせ買い
◆実は、高度成長の要因はほとんど為替だった!?
◆通産省は、ほとんど役立たずだった!?
◆狂乱物価は、日本がこっそり為替介入していたせい!?
◆あのバブル期に、物価は高騰していなかった!?
◆「失われた20年」も「日本1人負け」も人災だった!?
世界から「奇跡」と称された高度経済成長を成し遂げ、やがてバブルの崩壊から「失われた二十年」といわれるほどのデフレ不況に落ち込んだ日本。なぜわれわれは、かくも成功し、そしてかくも失敗したのか――。
この日本経済の歩みの要因分析について、いま、あまりに広く「間違いだらけの常識、思い込み」が流布している。
本書は、それらの誤謬をわかりやすい論証で一刀両断! 「真相」をシンプルかつ明快に解き明かしていく。まさに、驚きと知的刺激の連続の一冊である。
「真実の歴史」を知らねば、経済の流れは見えてこない。
未来を正しく見通すためにも、ぜひ読んでおきたい、新しい「戦後経済史」の決定版。
プロローグ──経済の歩みを正しく知らねば、未来は見通せない
第1章 「奇跡の成長」の出発点に見るウソの数々
第2章 高度経済成長はなぜ実現したのか?
第3章 奇跡の終焉と「狂乱物価」の正体
第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?
第5章 「バブル経済」を引き起こした主犯は誰だ?
第6章 不純な「日銀法改正」と、痛恨の「失われた二十年」
終 章 TPPも雇用法制も、世間でいわれていることはウソだらけ
◆通産省は、ほとんど役立たずだった!?
◆狂乱物価は、日本がこっそり為替介入していたせい!?
◆あのバブル期に、物価は高騰していなかった!?
◆「失われた20年」も「日本1人負け」も人災だった!?
世界から「奇跡」と称された高度経済成長を成し遂げ、やがてバブルの崩壊から「失われた二十年」といわれるほどのデフレ不況に落ち込んだ日本。なぜわれわれは、かくも成功し、そしてかくも失敗したのか――。
この日本経済の歩みの要因分析について、いま、あまりに広く「間違いだらけの常識、思い込み」が流布している。
本書は、それらの誤謬をわかりやすい論証で一刀両断! 「真相」をシンプルかつ明快に解き明かしていく。まさに、驚きと知的刺激の連続の一冊である。
「真実の歴史」を知らねば、経済の流れは見えてこない。
未来を正しく見通すためにも、ぜひ読んでおきたい、新しい「戦後経済史」の決定版。
プロローグ──経済の歩みを正しく知らねば、未来は見通せない
第1章 「奇跡の成長」の出発点に見るウソの数々
第2章 高度経済成長はなぜ実現したのか?
第3章 奇跡の終焉と「狂乱物価」の正体
第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?
第5章 「バブル経済」を引き起こした主犯は誰だ?
第6章 不純な「日銀法改正」と、痛恨の「失われた二十年」
終 章 TPPも雇用法制も、世間でいわれていることはウソだらけ
- 本の長さ225ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2016/1/15
- 寸法10.6 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104569827926
- ISBN-13978-4569827926
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商品の説明
出版社からのコメント
プロローグ 経済の歩みを正しく知らねば、未来は見通せない
「ウソの経済常識」を信じ込んでいませんか?
「間違った経済常識」が生んだ「失われた二十年」
なぜ「予測」が当たるのか?
第1章 「奇跡の成長」の出発点に見るウソの数々
どうして日本は敗戦直後の廃墟から立ち上がれたのか
教科書にも出てくる「傾斜生産方式」はまるで効果がなかった
実は、戦災に遭っても日本の工場はかなり生き残っていた
第2章 高度経済成長はなぜ実現したのか?
「神話以来の好景気」が連発した時代
高度成長時代には、実は何のめぼしい政策もなかった
「1ドル=360円」の楽勝レートが高度成長の最大の要因
第3章 奇跡の終焉と「狂乱物価」の正体
ニクソン・ショック前から金本位制はとっくに終わっていた
「国際金融のトリレンマ」を知れば経済を理解できる
固定相場を維持するには莫大なドル買い介入が必要になる
第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?
レーガノミクスが生んだ「双子の赤字」でプラザ合意が行われた?
プラザ合意までは為替介入していたことを裏づける「円高容認」発言
「レーガノミクスは反ケインズ政策」は大きなウソ
第5章 「バブル経済」を引き起こした主犯は誰だ?
バブル経済になったのは、プラザ合意対策のせい?
バブル期は、株と土地以外は「超フツーの経済」だった
「バブルかどうか」は当時は誰にもわからなかった
第6章 不純な「日銀法改正」と、痛恨の「失われた二十年」
「失われた二十年」の原因は何か?
「不良債権が足枷になった」はまったくのウソ
経済が収縮するデフレ状況下で、できるはずがないこと
終章 TPPも雇用法制も、世間でいわれていることはウソだらけ
自由貿易は戦争を「抑止」するものであり、止めるべきではない
関税率を下げるとWin-Winになるのが経済学の常識
TPPで海外から安いものが入ってきてもトータルでは利益になる
「ウソの経済常識」を信じ込んでいませんか?
「間違った経済常識」が生んだ「失われた二十年」
なぜ「予測」が当たるのか?
第1章 「奇跡の成長」の出発点に見るウソの数々
どうして日本は敗戦直後の廃墟から立ち上がれたのか
教科書にも出てくる「傾斜生産方式」はまるで効果がなかった
実は、戦災に遭っても日本の工場はかなり生き残っていた
第2章 高度経済成長はなぜ実現したのか?
「神話以来の好景気」が連発した時代
高度成長時代には、実は何のめぼしい政策もなかった
「1ドル=360円」の楽勝レートが高度成長の最大の要因
第3章 奇跡の終焉と「狂乱物価」の正体
ニクソン・ショック前から金本位制はとっくに終わっていた
「国際金融のトリレンマ」を知れば経済を理解できる
固定相場を維持するには莫大なドル買い介入が必要になる
第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?
レーガノミクスが生んだ「双子の赤字」でプラザ合意が行われた?
プラザ合意までは為替介入していたことを裏づける「円高容認」発言
「レーガノミクスは反ケインズ政策」は大きなウソ
第5章 「バブル経済」を引き起こした主犯は誰だ?
バブル経済になったのは、プラザ合意対策のせい?
バブル期は、株と土地以外は「超フツーの経済」だった
「バブルかどうか」は当時は誰にもわからなかった
第6章 不純な「日銀法改正」と、痛恨の「失われた二十年」
「失われた二十年」の原因は何か?
「不良債権が足枷になった」はまったくのウソ
経済が収縮するデフレ状況下で、できるはずがないこと
終章 TPPも雇用法制も、世間でいわれていることはウソだらけ
自由貿易は戦争を「抑止」するものであり、止めるべきではない
関税率を下げるとWin-Winになるのが経済学の常識
TPPで海外から安いものが入ってきてもトータルでは利益になる
著者について
嘉悦大学教授、政策工房会長
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年4月28日に日本でレビュー済み
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失われた20年、デフレといかに政府、日銀の無策かよくわかりました。間違った常識に囚われていたか認識させられました。
2023年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後の経済をマクロ経済の視点で評価し直した。
経済をマクロ経済の視点で評価した。日本経済がどう変化したか、為替の動きの影響を考慮して評価した。
ともすればミクロ経済の視点で語られることの多い戦後の日本経済に新しい視点で評価した。
専門家は経済評価をともすれば、自分のモデルを中心に評価し、合わないところは非難することが多い。この本もその傾向が見られるが、大きく歴史を捉える視点として参考になった。
経済をマクロ経済の視点で評価した。日本経済がどう変化したか、為替の動きの影響を考慮して評価した。
ともすればミクロ経済の視点で語られることの多い戦後の日本経済に新しい視点で評価した。
専門家は経済評価をともすれば、自分のモデルを中心に評価し、合わないところは非難することが多い。この本もその傾向が見られるが、大きく歴史を捉える視点として参考になった。
2023年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態が、ほぼ新品同様でしたので、感謝しています。
なお、先にお送りした、「白髪鬼」について、状態の評価として、星一つになっているようですが、星三つにチェックしたつもりでしたが。
なお、先にお送りした、「白髪鬼」について、状態の評価として、星一つになっているようですが、星三つにチェックしたつもりでしたが。
2023年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでの日本経済と経済政策の流れを理解でき、今後のことを考えるために大変参考になりました。ありがとうございます
2016年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が高橋洋一氏をしったのは大分以前に見たテレビの「TVタックル」を通じてである。
財務官僚OBとして財務省を歯に衣を着せぬ発言で批判しており、面白い男だと思った。
本書を購入したのは、その時の印象が残っていたことと、本書の題名から戦後経済の歩みを辿ってみたかったからである。
読み始めてみると確かに面白い。
私のように傘寿を超えた人間にとっては、ここにかかれていることはすべてリアルタイムに経験したことである。
戦後のハイパーインフレに悩んでいる日本の実情を見てGHQ(占領軍総司令部)が強行した超緊縮財政ドッジライン。幼かった私の記憶に残っているのは預金封鎖によって苦しむ父母の姿でした。
やがて私は大学を卒業して昭和32年に貿易商社に入りました。その時の為替レートは1ドル=360円。1ポンド=1008円でした。
確かに、この時代は本書にも記載されている通り輸出は大いに伸びました。
やがて私はアメリカ駐在員に指名されますが赴任の一年前にニクソンショックが起きて1ドル=308円になりました。
これが当時商社に与えた衝撃は大きく「これからは輸出は伸びない。すべからく輸入商売の開拓にまい進せよ。」というのが上層部からの命令でした。
本書を見ると戦後の急激な成長は国家の政策が良かったからではなく、1ドル=360円という非常に日本に有利な固定相場制のせいであったことがわかります。
その後、紆余曲折を経て1985年、プラザ合意により、日本は完全な変動相場制に移行しました。
本書を読むと著者の意見は為替においては現在のような変動相場制を採用すべきだし
そうすれば金融政策が功を奏するので政府も非常にやりやすくなるというものです。
著者の意見では金融緩和こそが投資を促進し、為替を円安に誘導し輸出を促進することになると言っているようです。
投資マインドを刺激し、お金が有効に使われるようになるためには、デフレからの脱却は必要で
そのために金融を緩和しインフレ目標を設定すべきだとしています。
どこかで聞いたような話ですが、そうです、安倍内閣の政策を完全に後押しする理論です。
また1990年代のバブル崩壊の主犯は、バブルつぶしのために金利を上げ続けた当時の日銀三重野総裁だとしています。
私もこの説には大賛成で、「平成の鬼平」などともてはやされた三重野総裁が、これでもかこれでもかと金利を上げ続けたために
株式市場も不動産市場も大崩壊、その後20年にわたるデフレの時代を迎えます。
本書の第一章から第五章までは、このようにして戦後経済を通観してきますが
第六章あたりから、なんだか様子がおかしくなります。
第六章では竹中平蔵氏を大絶賛しています。
ご存知のように竹中は金融改革で群小銀行を大統合に導いた人物で、その後の生き方を含めて私は好きではありません。
終章ではTPPがいかに日本のためになるか、数学の専門家らしく幾何学的図形を用いて説明しています。
そこには経済学的説明はなく、関税をゼロにしたらどうして各国のためになるかの数学的説明です。
本書の初版が出版されたのは2016年1月です。
安倍内閣、黒田日銀はインフレ目標をかかげ金融緩和に血道をあげています。
この時点では1ドル=120円前後で著者の説明にあっているかに見えます。
しかし、今、この時点ではどうでしょうか。
いくら金融緩和をしてもインフレ目標は一向に達成できません。
GDPも株価も低迷しています。
業を煮やして黒田日銀はマイナス金利という暴挙にでました。
それでも円高はとまりません。
私がこのレビューを書いている現在は1ドル=106円台の円高になっています。
いくら立派な数学的理論でも、現状に合わないような理論は正しくないのではないかと思います。
財務官僚OBとして財務省を歯に衣を着せぬ発言で批判しており、面白い男だと思った。
本書を購入したのは、その時の印象が残っていたことと、本書の題名から戦後経済の歩みを辿ってみたかったからである。
読み始めてみると確かに面白い。
私のように傘寿を超えた人間にとっては、ここにかかれていることはすべてリアルタイムに経験したことである。
戦後のハイパーインフレに悩んでいる日本の実情を見てGHQ(占領軍総司令部)が強行した超緊縮財政ドッジライン。幼かった私の記憶に残っているのは預金封鎖によって苦しむ父母の姿でした。
やがて私は大学を卒業して昭和32年に貿易商社に入りました。その時の為替レートは1ドル=360円。1ポンド=1008円でした。
確かに、この時代は本書にも記載されている通り輸出は大いに伸びました。
やがて私はアメリカ駐在員に指名されますが赴任の一年前にニクソンショックが起きて1ドル=308円になりました。
これが当時商社に与えた衝撃は大きく「これからは輸出は伸びない。すべからく輸入商売の開拓にまい進せよ。」というのが上層部からの命令でした。
本書を見ると戦後の急激な成長は国家の政策が良かったからではなく、1ドル=360円という非常に日本に有利な固定相場制のせいであったことがわかります。
その後、紆余曲折を経て1985年、プラザ合意により、日本は完全な変動相場制に移行しました。
本書を読むと著者の意見は為替においては現在のような変動相場制を採用すべきだし
そうすれば金融政策が功を奏するので政府も非常にやりやすくなるというものです。
著者の意見では金融緩和こそが投資を促進し、為替を円安に誘導し輸出を促進することになると言っているようです。
投資マインドを刺激し、お金が有効に使われるようになるためには、デフレからの脱却は必要で
そのために金融を緩和しインフレ目標を設定すべきだとしています。
どこかで聞いたような話ですが、そうです、安倍内閣の政策を完全に後押しする理論です。
また1990年代のバブル崩壊の主犯は、バブルつぶしのために金利を上げ続けた当時の日銀三重野総裁だとしています。
私もこの説には大賛成で、「平成の鬼平」などともてはやされた三重野総裁が、これでもかこれでもかと金利を上げ続けたために
株式市場も不動産市場も大崩壊、その後20年にわたるデフレの時代を迎えます。
本書の第一章から第五章までは、このようにして戦後経済を通観してきますが
第六章あたりから、なんだか様子がおかしくなります。
第六章では竹中平蔵氏を大絶賛しています。
ご存知のように竹中は金融改革で群小銀行を大統合に導いた人物で、その後の生き方を含めて私は好きではありません。
終章ではTPPがいかに日本のためになるか、数学の専門家らしく幾何学的図形を用いて説明しています。
そこには経済学的説明はなく、関税をゼロにしたらどうして各国のためになるかの数学的説明です。
本書の初版が出版されたのは2016年1月です。
安倍内閣、黒田日銀はインフレ目標をかかげ金融緩和に血道をあげています。
この時点では1ドル=120円前後で著者の説明にあっているかに見えます。
しかし、今、この時点ではどうでしょうか。
いくら金融緩和をしてもインフレ目標は一向に達成できません。
GDPも株価も低迷しています。
業を煮やして黒田日銀はマイナス金利という暴挙にでました。
それでも円高はとまりません。
私がこのレビューを書いている現在は1ドル=106円台の円高になっています。
いくら立派な数学的理論でも、現状に合わないような理論は正しくないのではないかと思います。
2023年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
傾斜生産方式という戦後にできたシステムが、
米国からの原油支援を引き出すためにワザと失敗させた、
こういうのを聞いて「凄いな」と思いました、
土地バブルが続いてた90年代初め頃、
一般物価は0,1~3,0%と標準のインフレだった、
土地・株式と、一般物価は切り離して考える事、
自分たちが何となく正解と思ってたことを「実はそうじゃないんだよ」と、
著者は分かり易く私達に伝えてくれています、
欠点と言うと若い人には本書がピンとこないでしょう、
ですが35歳以降の方なら著者の言われることも、
体感してきていたんじゃないかな、と思います、
米国からの原油支援を引き出すためにワザと失敗させた、
こういうのを聞いて「凄いな」と思いました、
土地バブルが続いてた90年代初め頃、
一般物価は0,1~3,0%と標準のインフレだった、
土地・株式と、一般物価は切り離して考える事、
自分たちが何となく正解と思ってたことを「実はそうじゃないんだよ」と、
著者は分かり易く私達に伝えてくれています、
欠点と言うと若い人には本書がピンとこないでしょう、
ですが35歳以降の方なら著者の言われることも、
体感してきていたんじゃないかな、と思います、