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聖母の深き淵 (角川文庫) 文庫 – 1998/3/20

4.0 5つ星のうち4.0 123個の評価

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購入オプションとあわせ買い

一児の母となり、下町の所轄署で穏やかに過ごす緑子の前に現れた親友の捜索を頼む男の体と女の心を持つ美女。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。関連の見えない事件に隠された一つの真実。シリーズ第2弾。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA; 一般文庫版 (1998/3/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/3/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 560ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4043428022
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4043428021
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 123個の評価

著者について

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柴田 よしき
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1995年、『RIKO―女神の永遠―』で横溝正史賞を受賞。受賞作の主人公である村上緑子は、従来の女性刑事のイメージを一新したキャラクターとして人 気を獲得した。以後、村上緑子シリーズの他、京都を舞台に壮大なスケールで展開する伝奇小説「炎都」シリーズ、猫を主人公にした猫好き必読の本格推理小説 「猫探偵正太郎」シリーズなど、ジャンルを超えて、幅広く意欲作を発表し続けている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 やってられない月曜日 (ISBN-13: 978-4101396262)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
123グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
RIKOシリーズ二作目は、物語進むごと肚に鉛を溜め込むような重苦しさを覚えながらも、読みやめることのできない魅力に抱きすくめられて、堕ちてゆく感覚・・・そして、シリーズ3作目へ!
2021年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人の小説で刺激的な描写が多く、ドキドキで面白い!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
聖なる黒夜を読んだ後で、つまり緑子にはさして興味はなく、練と麻生の登場をひたすら待ち、一気に読み終えた。
登場シーンは数えるほどなのに、切なすぎて、もうどうしていいかわからない。
著者には、また二人が登場する物語を是非書いてほしい。どう考えても練は長生きしそうにはないが、二人の穏やかな老後を見たい。幸せにしてやってほしい。

ところで、表のストーリーに関しては・・・すいません、あんまり興味持てませんでした・・・(たぶん良く出来たミステリーなんだと思います)
ただ、練や麻生に比べると、どうしても緑子が馬鹿っぽく見えてしまうのは、私が同性だからなのか何なのか・・・
もしかしたら、一作目を読めば感想もかわるかもしれないので、近いうちに読んでみたい。(でも、正直興味ない)
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作が期待を上回る面白さだったが、こちらも
かなり面白い部類に入るミステリーだった。

リコ(緑子)が、母になりその心情に厚みを増している。

今回は、その母性とジャンダーがテーマ。
何を持ってして「男」なのか「女」なのか。
ハッキリとしているのは、体の創りではあるけども。

心と体が別々の「性」の人々が、少数ながらもいるという現実は
最近になって、マスコミでも取りざたされるようになり
全くの未知の世界ではなくなってはきている。

前回と同様に、人間の「業」の部分の表現が凄く旨い。
特に印象に残ったのは、
「失う物が何も無い者の強さと、守る者がいる者の強さ」の違い。

ストーリー的には、別々の事件だと思っていた
乳児誘拐事件や主婦惨殺事件と狙撃事件が
後半で絡まってくる様が、面白い。

乳児誘拐の担当刑事と、リコの鍋を一緒に食べた後の話の下りも
賛否両論があるようだけど、もの凄く切なくて 好きなシーンです。
リコの言葉や、城本の言葉の一つ々が切ない。
リコが恋愛感情ではなく、一瞬だけでも城本に惹かれたという意味が
何となく分かる気がします。

そして、麻生と山内の登場。
この2人は、脇にしてはあまりにも印象的で
ある意味、主役を喰ってる。
この2人を主に持ってきた話があると言うので成る程…と思いました。
「聖なる黒夜」絶対に読みます。

柴田さんの本の、一つ々の台詞が 凄く好きです。
刹那な、そして愛も棘もある台詞が泣けます。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年5月11日に日本でレビュー済み
まるで精密な設計図から精密な機械を作るように、組み立てられている。この作品を読んでそう感じた。一つ一つの出来事が、読む進めていくうちに、収まるところに収まっていく。読者はどんどん作品の中に引きずり込まれていく。警察官、母、女、さまざまな顔を見せながら奔走する緑子の姿は美しい。彼女は自分の弱さを知っている。知っているからこそ逆に強くなれる。
この作品の根底に流れるのは「愛」にほかならない。人は愛するものを守るためには、どんなことも厭わない。だが時には、それは悲劇を生む。事件が解決しても、それが決して人を救うことにはならない。ラストの描写の切なさが胸に残った。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年近くまえ、RIKOシリーズを3冊読みました。今回、聖なる黒夜、私立探偵麻生龍太郎を読み、もう一度、RIKOシリーズを読み始めました。印象が全く違います。RIKOと言いながら、主役は、麻生と山内。切なくて、どうしようもない愛の物語です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年2月15日に日本でレビュー済み
長い割に、内容が薄いかなあ…と感じました。説明的な文章が多いので、そう感じるのかも。

やけにモノローグの多いドラマを見てる気分でした(笑)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
柴田よしきのご本はどれも素晴らしいです♪
お話の展開が飽きさせずにできてます
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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