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発売元 大きなノッポ
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わが手に拳銃を 単行本 – 1992/3/25

4.5 5つ星のうち4.5 30個の評価

『マークスの山』『照柿』に先行する高村ワールドの原点!
友情。裏切り。裏社会に生きる銃に憑かれた男たちの非情の闘い。

それは1発の銃声から始まった。15年前、大阪の町工場で母を撃った男はどこに?吉田一彰はその男・趙文礼をさがしていた。公安の田丸もまた趙を追っていた。ある夜、キタのクラブに現れた趙に中国語の電話がかかり、直後銃声が轟いた。そして、その時から一彰は、裏社会に生きる男たちの非情な闘いにのめりこんでゆく……。
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商品の説明

著者について

1953年大阪生まれ。国際基督教大学卒。『黄金を抱いて翔べ』で第3回日本推理サスペンス大賞を受賞。受賞第1作『神の火』も抜群の取材力を生かした傑作として注目される。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1992/3/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1992/3/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 350ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062057484
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062057486
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.7 x 2.6 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 30個の評価

著者について

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高村 薫
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1953(昭和28)年、大阪市生れ。

1990(平成2)年『黄金を抱いて翔べ』で日本推理サスペンス大賞を受賞。1993年『リヴィエラを撃て』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。同年『マークスの山』で直木賞を受賞する。1998年『レディ・ジョーカー』で毎日出版文化賞を受賞。2006年『新リア王』で親鸞賞を受賞。2010年『太陽を曳く馬』で読売文学賞を受賞する。他の著作に『神の火』『照柿』『晴子情歌』などがある。

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
30グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今一度この本を読み返してみました。阪神大震災より前だったとは私にも自覚がなかったです、出版がその頃だったと。この本をまた読める喜びと共に、か黒い世界にまた来てしまったこれも自覚のなさに驚いたり。

そしてこの本が読み進めて楽しいと感じる私の理由は、あちこちに「詩」を感じるからでした。例えば主の登場人物の一人の笹倉文治が言います「結果論には興味がなくなりますんや。どちらに転んでも、大差ないと思えるような歳になりましたんやな」などがそれです。種田山頭火の様な。北原白秋の様な。

でもそんな言葉を吐露する人は満州育ちで中国語を話し、国を越えてある意味暴力団より悪い事を繰り返す人。離島で猫と暮らす年金生活者ではないのです。そしてこの話の時代の舞台は昭和。昭和とはこの様な世にも恐ろしい裏側を持ってアジアの中にあったのかと思うと、これまた人の一生を思いも新たに見る必要がありそうな。通勤電車に揺られて淀川を渡る多くのサラリーマンの陰で、確かにあったのだろう表にも現れ出て来る世界が。真っ当でない社会人が。今は巧妙に隠されているのでしょうか。その辺り、四半世紀を越えてまた、高村薫さんに書いて貰いたいです。この話の舞台がほぼくまなく分かる私としては。その本が出来る頃は、もう超硬の栓ゲージを使う仕事はしていないでしょうけれど。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもとても面白くて暫く余韻に浸って現実世界に帰って来れませんでした(^_^;)
高村薫先生の「マークスの山」も感動しましたがラストが悲しくて…
でも本作は爽快なラストシーンでしたし。
早速、この作品を下書に新たに書き下ろしたという「りおう」も購入して読んでいますが
読み易くて設定も少し変更してあって、全体的な世界観が美しくなっていますが
私は「我がてに…」のほうが好きですね。
読んでいて大阪の下町の工場に自分も居る気分になって…それがまた良いのですが。
こ綺麗にしてしまって、万人受けはするのでしょうがこの作品の持つ匂いが変わってしまいました。私はどの小説にも匂いを感じます。
独特の匂い…香りつきのがあって
高村先生の作品をこれからも読み続けます。
高村先生が私の住む地方によくいらっしゃったらしくて民宿のおじさんから高村先生の話を聞いていて余計に親近感を覚えてます。(勝手にですが)
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年前、作家のプロフィール写真の若いこと。
まさしく、自然状態で中古品(古本)になった感じです。
表紙カバーは焼けていましたが、本自体は良品でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 高村作品の登場人物は誰もが、何かに憑かれているような生き方をしている。最近作でも、技術に取り憑かれた主人公の生活が描かれている。拳銃を持つのではなく、農機具を使うのだが、何にこだわるのか、どれくらいこだわるのかは、本作の主人公と同じだ。
 人間は、ものか技術か、に、こだわって生きている。偏屈と言うべきかもしれない。偏屈な人間に、恐いけれど魅力を感じる。恐いから近づかなければいいのに。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古だったので汚れはありました。そして文庫本と思いきや書籍サイズだったので自分の確認ミスだと信じています。
2014年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
李歐を先に読んでしまいその下書きだということがあったため、物足りない氣がしました。ある面ではこちらがより綿密だとも
思いますが。ここから李歐が生まれた、より優れたものとして、読んでいてよくわかりました。いつもながら人間描写の適格さ
に驚くばかりです。
2015年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『李欧』にどハマりして、こちらも読みました。『我が手に〜』は『李欧』の元になった本ということですが、こちらでしか見られない李欧と一彰のやりとりに、とてもドキドキしてしまいました。面白い。図書館で借りて読んだのですが、自分用に欲しくなり、購入しました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月2日に日本でレビュー済み
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考える 思う 彼女の作品は感じる という作品です 何度も読んでいるのにその時の自分の感情で色が変わります
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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