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のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録 単行本 – 2011/7/27
太田康介
(著)
福島第一原発20キロ圏内で助けを待ち続ける、動物たちの写真集。
20キロ圏内で、動物保護のボランティアをするカメラマンが撮りためた、3か月に及ぶ記録。
無人の家で飼い主を待ち続ける犬、最後の力を振り絞って助けを求める猫…。
強く生きる姿も、助けられなかった命も、 動物たちの現状を、ありのままに伝えます。
【私は、ごめんよ、ごめんよ、と謝りながら写真を撮りました。私にできることは、写真を撮り、今起こっている現実を多くの人に知ってもらうこと。それしかできないのです。やがて怒りが沸いてきて、チクショー、チクショーと呻きながらシャッターを切りました。その怒りは、私を含めた人間に対してのものです。(本文より)】
20キロ圏内で、動物保護のボランティアをするカメラマンが撮りためた、3か月に及ぶ記録。
無人の家で飼い主を待ち続ける犬、最後の力を振り絞って助けを求める猫…。
強く生きる姿も、助けられなかった命も、 動物たちの現状を、ありのままに伝えます。
【私は、ごめんよ、ごめんよ、と謝りながら写真を撮りました。私にできることは、写真を撮り、今起こっている現実を多くの人に知ってもらうこと。それしかできないのです。やがて怒りが沸いてきて、チクショー、チクショーと呻きながらシャッターを切りました。その怒りは、私を含めた人間に対してのものです。(本文より)】
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社飛鳥新社
- 発売日2011/7/27
- 寸法15 x 1.2 x 20.1 cm
- ISBN-104864101027
- ISBN-13978-4864101028
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商品の説明
出版社からのコメント
6/29
価格は予価となっております。また、書名も変更になる可能性がございますので、ご了承くださいませ。
価格は予価となっております。また、書名も変更になる可能性がございますので、ご了承くださいませ。
著者について
太田康介(おおたやすすけ)
写真家。報道カメラマンに憧れ、80年代後半から90年代はアフガニスタン、カンボジア、旧ユーゴスラビア連邦など紛争地帯を撮影。他にも北朝鮮、中国の中南海地区、台湾原発、ポーランドなどに潜入取材をする経歴をもつ。
3月11日の震災以降、警戒区域となっている福島第一原発20キロ圏内で動物の保護活動をしている。
写真家。報道カメラマンに憧れ、80年代後半から90年代はアフガニスタン、カンボジア、旧ユーゴスラビア連邦など紛争地帯を撮影。他にも北朝鮮、中国の中南海地区、台湾原発、ポーランドなどに潜入取材をする経歴をもつ。
3月11日の震災以降、警戒区域となっている福島第一原発20キロ圏内で動物の保護活動をしている。
登録情報
- 出版社 : 飛鳥新社 (2011/7/27)
- 発売日 : 2011/7/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 128ページ
- ISBN-10 : 4864101027
- ISBN-13 : 978-4864101028
- 寸法 : 15 x 1.2 x 20.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 273,533位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,736位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カメラマン助手を経て、編集プロダクションで4年間様々な撮影を受け持つ。
1991年独立し、以降フリーカメラマンとして活動。
アフガニスタン、カンボジア、北朝鮮、旧ユーゴスラビアなどを取材撮影する報道カメラマン時代を経て、創刊したTV番組情報誌にかかわり、約10年間タレントや旅の撮影などを受け持つ。
2002年、家の近所で産まれた野良猫の子供を2匹引き取ったところから猫に魅了され撮影を始める。
2009年、放映されたドキュメンタリー番組「ひとりと一匹たち」で劣悪な環境で暮らす外猫たちの状況を知り、以降、外で生きる猫たちの力になりたいと撮影をしながら保護活動を続けている。
日本写真家協会会員
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
我家でも柴犬が11歳にもならずに病死。でも、精いっぱい可愛がった。自身と原発のせいとは言え可哀そうすぎる。どうして行政はこう後手後手に回るのか。自分の飼いネコや飼い犬だったら見殺しにできるか考えるべきだ。
2018年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
優しい猫を読んで作者の方を知り、この本を読んでみました。恥ずかしながら、福島が未だにこんな状態である事を知らず色々考えさせられました。原発問題を人間目線でしか考えたことが無かった自分が情けなく、涙が止まりませんでした。
2017年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あらためて、人の業の凄惨さを知らされました。せめてともに居るもの達とは穏やかに過ごそうと思う。
2017年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東日本大震災で被災した福島原発の周辺の立ち入り禁止エリアで、残された動物たちを救出するボランティアたちの活動と動物たちを写す写真集。第二弾があり、こちらは第一弾です。
動物と一括りにしても犬・猫を初めとして牛・鶏・豚・馬に果てはダチョウまでいるという多様性。
皆、人間が避難した中で取り残され飢え苦しんでいる。
特に飼育されていた牛・豚・鶏は頭数が膨大であり、それら全てを救うことは不可能に近い。
鶏と豚は中でも扱いが酷く、殺処分や餓死でほぼ全滅に近い状況に追い込まれた。
牛はもっと悲惨で大量の水やエサが必要にも関わらずそれが与えられないために、牛舎の中で折り重なるようにして死んだり、
牛舎を出ても水を求めた結果用水路に嵌り込んで上がれなくなったり、沼に沈んだりして悲惨な死を迎えたものが多い。
犬・猫はまだ比較的マシな部類とも言えるが、犬は飼育されていたものが多数に付き置き去りでは野生化せざろう得ず、エサを求めて他の動物たちを襲うしかなかった。
猫は飼育されていたものも多いが、それ以上に野良猫が多くとはいえ野良猫でも人間社会の中で生きており、完全に人間社会から切り離されては生きていけない個体が多い。
また、飼育されていたものも置き去りにされたことからか人間不信が蔓延しており、保護しようとしても逃げてしまい確保ができない・・・。
地理的にも福島は南東北で冬の寒さが厳しいことには間違いない。
時間の経過は置き去りにされた動物たちに厳しく、生命を脅かす・・・・。
人間の起こした人災が動物たちの運命まで変えたことが判る写真集である。
動物と一括りにしても犬・猫を初めとして牛・鶏・豚・馬に果てはダチョウまでいるという多様性。
皆、人間が避難した中で取り残され飢え苦しんでいる。
特に飼育されていた牛・豚・鶏は頭数が膨大であり、それら全てを救うことは不可能に近い。
鶏と豚は中でも扱いが酷く、殺処分や餓死でほぼ全滅に近い状況に追い込まれた。
牛はもっと悲惨で大量の水やエサが必要にも関わらずそれが与えられないために、牛舎の中で折り重なるようにして死んだり、
牛舎を出ても水を求めた結果用水路に嵌り込んで上がれなくなったり、沼に沈んだりして悲惨な死を迎えたものが多い。
犬・猫はまだ比較的マシな部類とも言えるが、犬は飼育されていたものが多数に付き置き去りでは野生化せざろう得ず、エサを求めて他の動物たちを襲うしかなかった。
猫は飼育されていたものも多いが、それ以上に野良猫が多くとはいえ野良猫でも人間社会の中で生きており、完全に人間社会から切り離されては生きていけない個体が多い。
また、飼育されていたものも置き去りにされたことからか人間不信が蔓延しており、保護しようとしても逃げてしまい確保ができない・・・。
地理的にも福島は南東北で冬の寒さが厳しいことには間違いない。
時間の経過は置き去りにされた動物たちに厳しく、生命を脅かす・・・・。
人間の起こした人災が動物たちの運命まで変えたことが判る写真集である。
2011年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一冊買い求めた。
チクショ―、チクショ―と呻きながら
シャッターを切ったという著者の
叫びが、理解できた。
ページを繰るだけで、
涙が出てきてどうしようもない。
今、近くに,
部下の社員がいるので
泣いている姿を見られたくない。
いいや、泣いているだけでは
一歩の進展もない。
無力さを痛感する。
大阪にいる自分は、何ができるのか。
飛鳥新社に連絡して
まず10冊買った。
友達や知合いに配って
図書館にも配って
新聞記者の知人にも配って
この子らのことを
少しでも多くに人に
知ってもらうことから
始める。
110915
チクショ―、チクショ―と呻きながら
シャッターを切ったという著者の
叫びが、理解できた。
ページを繰るだけで、
涙が出てきてどうしようもない。
今、近くに,
部下の社員がいるので
泣いている姿を見られたくない。
いいや、泣いているだけでは
一歩の進展もない。
無力さを痛感する。
大阪にいる自分は、何ができるのか。
飛鳥新社に連絡して
まず10冊買った。
友達や知合いに配って
図書館にも配って
新聞記者の知人にも配って
この子らのことを
少しでも多くに人に
知ってもらうことから
始める。
110915
2017年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有事があった時に動物をどう守るか、人道的な観点から行動出来る社会にしたいと思いました。悲しい動物達の現実を多くの人に見て欲しいなと思う本です。
2013年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発売直後から知ってましたが、どうしても手に取ることができずに2年ほどたってしまいました。
著者の太田さんの講演会に行く機会があり購入を決意、
つらい内容ですが、著者の気持ちのこもった文章で綴ってあり、
原発事故の恐ろしさを動物たちが教えてくれます。
著者の太田さんの講演会に行く機会があり購入を決意、
つらい内容ですが、著者の気持ちのこもった文章で綴ってあり、
原発事故の恐ろしさを動物たちが教えてくれます。
他の国からのトップレビュー

Danielle Hanifin
5つ星のうち4.0
Powerful images
2013年10月26日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
I bought this book, as well as the second book that Ota published, for some of my school research and was blown away by the number of animals that were forcibly abandoned during and after the horrible nuclear disaster in Fukushima, Japan. Thinking about it, the whole situation makes sense, but there was minimal news coverage on this specific after-effect of the disaster. Imagery is powerful and Ota very clearly communicates his efforts, feelings, and dedications to the abandoned pets.