未曾有の巨大震災後にTPPに関する話題は
かなり後退したと思われ、国民的議論は
ほとんど進んでいないのではないかと思います。
首相交代のドサクサの今、支持率が高いうちにTPPを進めてしまおう
という非常に危険な状況が生まれつつあるのではと危惧しています。
本著は2011年2月に収録された番組に基づいた
対談録ですが、現在でも問題の本質は
ほとんど変わらないものと思われます。
非常にコンパクトにまとまっていてわかりやすいです。
TPPの是非が農業対輸出産業という問題に矮小化されていて、
他の問題点をマスコミや政府が取り上げないのが大問題です。
「平成の開国」とか「バスに乗り遅れるな」
というキャッチフレーズに惑わされず、
よく中身を検討したほうが良いです。
外国の投資家が相手国の政府を訴えられる
ISDというシステムはご存知ですか?
たとえば、NAFTA(北米自由貿易協定)によって
カナダ国内の環境基準が厳しすぎるから某国のエネルギー企業が
機会利益を喪失したということで訴えられたため、
カナダ政府は莫大な賠償金を税金で支払っているようです。
TPPが日本を壊す (扶桑社新書)廣宮 孝信著
TPP亡国論 (集英社新書)中野 剛志著
国家の存亡 (PHP新書) 関岡 英之著
間違いだらけのTPP (朝日新書)東谷 暁著
TPPは国を滅ぼす (宝島社新書)小倉 正行著
を読むと更に理解が一層深まるかと思います。

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亡国最終兵器-TPP問題の真実(チャンネル桜叢書vol.1) 単行本(ソフトカバー) – 2011/8/1
参加の是非が問われる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)。そこに隠された実態が明らかになる!反TPP論の入門書にして決定版!
- 本の長さ153ページ
- 言語日本語
- 出版社青林堂
- 発売日2011/8/1
- ISBN-104792604354
- ISBN-13978-4792604356
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登録情報
- 出版社 : 青林堂 (2011/8/1)
- 発売日 : 2011/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 153ページ
- ISBN-10 : 4792604354
- ISBN-13 : 978-4792604356
- Amazon 売れ筋ランキング: - 626,789位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2011年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もう少しロジカルに書いてほしかったです。少しイメージが違いました。
2013年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TPP関連の種々の仕組みが 良く記されていて とても参考になった
2011年10月20日に日本でレビュー済み
TPPは巷、農業問題ばかりが取り上げられているが
それが国民の目をごまかす議論に過ぎない。
本当はあらゆる産業が対象になり、あらゆる分野が
影響を受ける。
そして最大の問題は、TPP加入で日本国内で失業者が増え
恐らく雇用を外国に大きく奪われてしまうことだ。
「鎖国」などと、馬鹿極まる言葉でウソをつく政治家には
気をつけることだ。一旦入ったら抜けることは容易ではなく
その頃には日本経済が崩壊しているかもしれない。
過去、アメリカやその他の国が、純粋に日本のためになる
政策を掲げて近づいてきたことがありますか?
金を奪い取るために、仮面の笑顔で後ろ手には金属バットという
のは、これまで何度繰り返されたことだろう??
TPPという亡国の凶器で、日本の後頭部を痛打されないように
日本人は全力で阻止しましょう!!!!
それが国民の目をごまかす議論に過ぎない。
本当はあらゆる産業が対象になり、あらゆる分野が
影響を受ける。
そして最大の問題は、TPP加入で日本国内で失業者が増え
恐らく雇用を外国に大きく奪われてしまうことだ。
「鎖国」などと、馬鹿極まる言葉でウソをつく政治家には
気をつけることだ。一旦入ったら抜けることは容易ではなく
その頃には日本経済が崩壊しているかもしれない。
過去、アメリカやその他の国が、純粋に日本のためになる
政策を掲げて近づいてきたことがありますか?
金を奪い取るために、仮面の笑顔で後ろ手には金属バットという
のは、これまで何度繰り返されたことだろう??
TPPという亡国の凶器で、日本の後頭部を痛打されないように
日本人は全力で阻止しましょう!!!!
2011年11月1日に日本でレビュー済み
「サクサクわかる現代史」を読めばよく分かりますが、
アメリカは自国の自動車が売れないのは、関税が高かったり、
市場の閉鎖性であったりと何とか理由を付けて無理難題を
これまでも繰り返し日本に要求して来ました。
普通に考えればアメリカ車なんて左ハンドルだし、
燃費は悪いし、故障も多いし、いくら価格が安くても
売れないことは分かると思うのですが、そこがアメリカ
のアメリカたる所以です。
GM等の経営危機に際して国費を支援に充てるかどうかの
公聴会に、社長が自家用ジェット機で来るような感覚の
国なのです。
もはや顧客目線で商品を開発するような企業でもないし、
どうしようもありません。
日本は毅然とした態度で、「売れない商品を押し付け
られては困る」ことと、「これ以上の円高容認に対しては
米国債を売ることにつながる」と警告すべきです。
アメリカは自国の自動車が売れないのは、関税が高かったり、
市場の閉鎖性であったりと何とか理由を付けて無理難題を
これまでも繰り返し日本に要求して来ました。
普通に考えればアメリカ車なんて左ハンドルだし、
燃費は悪いし、故障も多いし、いくら価格が安くても
売れないことは分かると思うのですが、そこがアメリカ
のアメリカたる所以です。
GM等の経営危機に際して国費を支援に充てるかどうかの
公聴会に、社長が自家用ジェット機で来るような感覚の
国なのです。
もはや顧客目線で商品を開発するような企業でもないし、
どうしようもありません。
日本は毅然とした態度で、「売れない商品を押し付け
られては困る」ことと、「これ以上の円高容認に対しては
米国債を売ることにつながる」と警告すべきです。