私がこの本と出会ったのは2年前でした。それまでの私は「自分と向き合う」ということを一切したことがなく、多くの思い込みを信じきっており、最初読んでも書かれていることを受け止めきれずに、ただ流し読みしただけでした。
しかし結果的にはこの2年間で深く学ぶことになり、多くの気づき、それに伴い変化成長してこれた自分。そんな今の自分が改めてこの本を読んだ時、この書に書かれていることは全て正しかったと確信し、最初から正しく伝えてくださっていたことを知ることとなりました。
自分を正しく観る(理解する)ということは簡単ではありません。ある種の覚悟も必要になります。
そんな一筋縄にはいかない自分との向き合い方を、スターウォーズという物語を通して体系的に、そして丁寧に説明されています。
物事の本質や視点、捉え方のヒントなどが数多く散りばめられています。
この書に書かれていることを実践を通して正しく理解できるようになっていくと、正しく自分を観れるようになり、結果的に他人のことも観えるようになってきます。
例えば、書籍の内容とはズレている辛辣な星1評価レヴューをされている方がいますが、過去の自分と同じように内なるダークサイドの存在を認めることができず、『自分は正しい』と他人を攻撃をしてしまうダースベイダーとも言えます。
どれだけ知識として学んでも、ありのままの自分を観ようとせず、自分の嫌な面を認めないまま、誰かから答えをもらえると思い込んでいては何も前に進みません。
全ての因を自分で創り出していることを理解できず、自分が正しく物事を観れていると信じきっている状態なのでしょう。
恐らくその方も薄々気付いているのではないかと思います。自分の内側にしか答えがないと。ただそれを観ることが恐ろしいから、恐い思いをしなくていい方法、観なくていい理由を探している。そんなふうに感じます。
この書に書かれていることは全て本質的で深くて、それなのにとても読みやすい名著です。ぜひ手に取って何かあるたびに読み返んでみることをお勧めします。

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スターウォーズは悟りの教科書 Star Wars is The Bible of Enlightenment 単行本(ソフトカバー) – 2015/12/17
スターウォーズの教えを活用することで、幸せは、社会的・金銭的成功の中にないことに気づき始める。すると、面白いように数多の苦難を乗り越えることができるようになる――。
人生の真理を読み解く究極のテキストとして、映画をより深くとらえ楽しむ極上のガイドとして、熱烈フリークはもちろん、これからシリーズを観る人にも必読の書!
君のものの見方が、君の真実を決定づけるんだ
◎ 不安から目をそらし、本来あるべき今に意識を集中させるのだ。(クワイ・ガン)
◎ 目は君を惑わすんだ。感覚に身を任せるのだ。(オビ・ワン)
ダース・ベイダーに何が起きたのか! ?
◎ 運命は変えられないのよ、夕日が沈むのを止められないのと同じように。(シミ・スカイウォーカー)
◎ こやつは、遠い未来を見て、今いる場所に目が向いていないのじゃ。(ヨーダ)
◎ 心が背いているよ、父さん。父さんの中に善の心を感じる。(ルーク・スカイウォーカー)
◎ 既に助けてくれたよ、ルーク。おまえが正しかった。(アナキン・スカイウォーカー)
『スターウォーズは悟りの教科書』を読むとこうなる! 7大メリット! 』
◎ 1 ジェダイの騎士になれる!
◎ 2 フォースが使えるようになる!
◎ 3 自分を裁かず楽で楽しい人生になる!
◎ 4 家族の愛を知ることができる!
◎ 5 恐怖や不安(暗黒面)に打ち勝てる!
◎ 6 「スターウォーズ」を100倍楽しく観れる!
◎ 7 今、あなたが英雄(ヒーロー)になる!
フォースと共にあらんことを―
人生の真理を読み解く究極のテキストとして、映画をより深くとらえ楽しむ極上のガイドとして、熱烈フリークはもちろん、これからシリーズを観る人にも必読の書!
君のものの見方が、君の真実を決定づけるんだ
◎ 不安から目をそらし、本来あるべき今に意識を集中させるのだ。(クワイ・ガン)
◎ 目は君を惑わすんだ。感覚に身を任せるのだ。(オビ・ワン)
ダース・ベイダーに何が起きたのか! ?
◎ 運命は変えられないのよ、夕日が沈むのを止められないのと同じように。(シミ・スカイウォーカー)
◎ こやつは、遠い未来を見て、今いる場所に目が向いていないのじゃ。(ヨーダ)
◎ 心が背いているよ、父さん。父さんの中に善の心を感じる。(ルーク・スカイウォーカー)
◎ 既に助けてくれたよ、ルーク。おまえが正しかった。(アナキン・スカイウォーカー)
『スターウォーズは悟りの教科書』を読むとこうなる! 7大メリット! 』
◎ 1 ジェダイの騎士になれる!
◎ 2 フォースが使えるようになる!
◎ 3 自分を裁かず楽で楽しい人生になる!
◎ 4 家族の愛を知ることができる!
◎ 5 恐怖や不安(暗黒面)に打ち勝てる!
◎ 6 「スターウォーズ」を100倍楽しく観れる!
◎ 7 今、あなたが英雄(ヒーロー)になる!
フォースと共にあらんことを―
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社ヒカルランド
- 発売日2015/12/17
- 寸法13 x 1.9 x 18.9 cm
- ISBN-104864713294
- ISBN-13978-4864713290
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商品の説明
著者について
松本青郎――スターウォーズで悟った人
一級建築士、心理カウンセラー、工務店経営者、作家、講師
幼少のころより心身ともに虚弱で会話も下手で協調性がなく性格も難があり人間関係はトラブルを起こすため転職すること11社、究極の悲観主義者だった男が会社を経営する運命をたどる。
毎日が不安と恐怖にさいなまれる中、「救われたい」との一心で始めた心理学、自己啓発セミナー、成功哲学、引き寄せの法則など、精神修養にかけた費用は2千万円に。
必死で学び実践し、建築不況下に工務店経営をはじめ14年間、年商2-3億円の黒字無借金経営に成功する。社会的・金銭面での成功を手に入れるも、経営における人間関係面での問題をかかえ躁鬱をジェットコースターのように繰り返す。
そんな中、学生時代から大好きだった映画「スターウォーズ」は人生の真理が描かれていることに気づく。そして人生のバイブルとして、何度も観返し、その教えを活用することで、自分が求め続けた幸せは、社会的・金銭的成功の中にないと気づき、悟りの境地を得る。
すると、面白いように数多の苦難を乗り越えることができるようになる。
現在は、ライフワークとして過去の自分と同じ呪縛に苦しんでいる人たちを解放すべく、スターウォーズで悟った教えを日々、面白くわかりやすく伝道している。
一級建築士、心理カウンセラー、工務店経営者、作家、講師
幼少のころより心身ともに虚弱で会話も下手で協調性がなく性格も難があり人間関係はトラブルを起こすため転職すること11社、究極の悲観主義者だった男が会社を経営する運命をたどる。
毎日が不安と恐怖にさいなまれる中、「救われたい」との一心で始めた心理学、自己啓発セミナー、成功哲学、引き寄せの法則など、精神修養にかけた費用は2千万円に。
必死で学び実践し、建築不況下に工務店経営をはじめ14年間、年商2-3億円の黒字無借金経営に成功する。社会的・金銭面での成功を手に入れるも、経営における人間関係面での問題をかかえ躁鬱をジェットコースターのように繰り返す。
そんな中、学生時代から大好きだった映画「スターウォーズ」は人生の真理が描かれていることに気づく。そして人生のバイブルとして、何度も観返し、その教えを活用することで、自分が求め続けた幸せは、社会的・金銭的成功の中にないと気づき、悟りの境地を得る。
すると、面白いように数多の苦難を乗り越えることができるようになる。
現在は、ライフワークとして過去の自分と同じ呪縛に苦しんでいる人たちを解放すべく、スターウォーズで悟った教えを日々、面白くわかりやすく伝道している。
登録情報
- 出版社 : ヒカルランド (2015/12/17)
- 発売日 : 2015/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 290ページ
- ISBN-10 : 4864713294
- ISBN-13 : 978-4864713290
- 寸法 : 13 x 1.9 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 78,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17,816位人文・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー

5 星
自分の苦しみを解決し、他人にも同じことが出来るようになります
現実世界に価値はありません。わたし、もともとは神仏の類を信じない唯物論者です。今も、特にこだわりはないけれど、一応そうです。で、人間の認知について探求した結果、「色即是空=物質的世界は空しい」という悟りに達しました。現実世界に価値はない。良いとか悪いとかの価値は頭の中にしか存分しないんです。だからこそ、思い込みにすぎない苦しみを捨てることや、思い込みにすぎない幸せを得ることは、簡単なんです。本書ではスターウォーズというメジャーな話題とマイナーな悟りの世界をつなげる架け橋です。スターウォーズに関心のある人にとっては自らが悟るための道しるべになります。悟りに関心をのある人にとっては自ら悟り、あるいは別の視点の悟りを会得するための道しるべになるでしょう。また、本書の内容は人に悟りを伝える際の有力な例え話となります。釈迦もキリストも例え話をうまくつかったそうです。あなたの悟りを伝えるためのネタとして仕入れてみるのはどうでしょうか。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年12月14日に日本でレビュー済み
とても分かりやすく、生き方の指針になる内容でした。
スターウォーズは観た事がありませんが、全く問題ありませんでした。
松本先生にはこのような内容を広めて今後さらに活躍してほしいと思いました。
スターウォーズは観た事がありませんが、全く問題ありませんでした。
松本先生にはこのような内容を広めて今後さらに活躍してほしいと思いました。
2015年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本が一番私に問いかけてきたこと
「自分自身の人生を生きているか?」
私の解釈だが、自分自身の人生を生きるとは、「死ぬ時に悔いを残さないで死ねるか」ということ。
そのためには、
他人の借り物の人生では無く、自分自身が主人公として生きることが大切である。
「特に自分自身を認めてあげること」
これがこの本から教わった一番のことです。
どう頑張っても憧れの他人にはなれないこと。
だから他人からの評価なんてアテにしてはいけないのです。
この本でもアナキンを例に出して何度も説明してくれた。
他者承認を求めることは、本人にとって気持ちがいいことかもしれない。
でもアナキンはその結果、自分自身を制御できず、ダークサイドに堕ちてしまった。
もっと自分自身を愛せれば、もっと幸せな人世を歩めたのかもしれない。
だからこの本を読んで
もっと自分自身を認めて、褒めてあげようと思った。
自分が褒めてあげなければ、誰がほめてくれるのか。
自分自身を褒めることで、自分の生き方にも自信が生まれる。
まさに自分を信じることが、その時に出来るのだ。
これが私がこの本からこれからの人生で実践しようと思ったことである。
それ以外にも
スターウォーズの色んなセリフを題材に
気づきが沢山得られる。
私もこの本を読んで
そして映画も観て、
色々と楽しんで学ぶことができた。
ぜひスターウォーズファンにとっても
自分に自信をつける方法を知りたい
どちらにもオススメです。
「自分自身の人生を生きているか?」
私の解釈だが、自分自身の人生を生きるとは、「死ぬ時に悔いを残さないで死ねるか」ということ。
そのためには、
他人の借り物の人生では無く、自分自身が主人公として生きることが大切である。
「特に自分自身を認めてあげること」
これがこの本から教わった一番のことです。
どう頑張っても憧れの他人にはなれないこと。
だから他人からの評価なんてアテにしてはいけないのです。
この本でもアナキンを例に出して何度も説明してくれた。
他者承認を求めることは、本人にとって気持ちがいいことかもしれない。
でもアナキンはその結果、自分自身を制御できず、ダークサイドに堕ちてしまった。
もっと自分自身を愛せれば、もっと幸せな人世を歩めたのかもしれない。
だからこの本を読んで
もっと自分自身を認めて、褒めてあげようと思った。
自分が褒めてあげなければ、誰がほめてくれるのか。
自分自身を褒めることで、自分の生き方にも自信が生まれる。
まさに自分を信じることが、その時に出来るのだ。
これが私がこの本からこれからの人生で実践しようと思ったことである。
それ以外にも
スターウォーズの色んなセリフを題材に
気づきが沢山得られる。
私もこの本を読んで
そして映画も観て、
色々と楽しんで学ぶことができた。
ぜひスターウォーズファンにとっても
自分に自信をつける方法を知りたい
どちらにもオススメです。
2016年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スターウォーズ、全くもって観たことがない私。
そんな私がこの本を読んで内容がわかるのか?!
読み終えた後、その心配は杞憂だとわかりました。
本書には、スターウォーズのストーリーに沿って色々なキャラクターの色々なセリフがちりばめられています。その言葉たちから、自分自身を解放するためのヒントを著者が優しい言葉で解説してくれているのですが、キャラクターの説明や背景など随所に入れてくれているのでとてもイメージしやすく、また可愛いイラストもあり本の中に惹き込まれる感じです。
この本で私がいちばん感じたこと。それは、
"赦してもらえる" ということ。
本書の中の、私のお気に入りの言葉。
" 宇宙にまかせてよろしく。他力本願のお気楽人生を受け入れる "
生きてて辛いこと、苦しいこと、頭を悩ませることはもうたくさんありますが、
結局は なんとかなるんだなぁ といういい意味のあきらめ、
肩の力を抜いて、今生きているこの瞬間にできることを精いっぱいやっていれば
宇宙の流れに乗って、どうやったって未来はやってくるんだから "迷わずやっちゃえ!" って気持ちを教えてくれます。
そして、誰でもない自分、自分のための自分、幸せになるために生まれてきた自分、
どうせやるなら周りの評価を気にせず、やりたいことを思いっきりやってしまえばいいじゃない!って
進んでいくことを後押ししてくれるなぁと強く感じました。
自分がとらわれているものは何なのか
これまでまとってきたものや価値観が本当に必要なのか
そういったものを脱ぎ去った時に現れる、ありのままの自分。
そんな、シンプルな自分が、完璧。
そんな、お気楽な自分で居ていいんだ、と赦してくれる。
今、辛い状況下にある人、辛い状況を乗り越えてきた人
どちらも自分の経験と照らし合わせて読み進めることが出来ると思います。
思い悩んだ時、ぱらりと本をひらいてみると、本当に自分の求めるものは何なのか、今できることは何なのか、自分を否定することなく教えてくれる悟りの教科書。
ぜひみなさんも、"赦され体験"して下さい。
あー スターウォーズ観なくっちゃー!!
そんな私がこの本を読んで内容がわかるのか?!
読み終えた後、その心配は杞憂だとわかりました。
本書には、スターウォーズのストーリーに沿って色々なキャラクターの色々なセリフがちりばめられています。その言葉たちから、自分自身を解放するためのヒントを著者が優しい言葉で解説してくれているのですが、キャラクターの説明や背景など随所に入れてくれているのでとてもイメージしやすく、また可愛いイラストもあり本の中に惹き込まれる感じです。
この本で私がいちばん感じたこと。それは、
"赦してもらえる" ということ。
本書の中の、私のお気に入りの言葉。
" 宇宙にまかせてよろしく。他力本願のお気楽人生を受け入れる "
生きてて辛いこと、苦しいこと、頭を悩ませることはもうたくさんありますが、
結局は なんとかなるんだなぁ といういい意味のあきらめ、
肩の力を抜いて、今生きているこの瞬間にできることを精いっぱいやっていれば
宇宙の流れに乗って、どうやったって未来はやってくるんだから "迷わずやっちゃえ!" って気持ちを教えてくれます。
そして、誰でもない自分、自分のための自分、幸せになるために生まれてきた自分、
どうせやるなら周りの評価を気にせず、やりたいことを思いっきりやってしまえばいいじゃない!って
進んでいくことを後押ししてくれるなぁと強く感じました。
自分がとらわれているものは何なのか
これまでまとってきたものや価値観が本当に必要なのか
そういったものを脱ぎ去った時に現れる、ありのままの自分。
そんな、シンプルな自分が、完璧。
そんな、お気楽な自分で居ていいんだ、と赦してくれる。
今、辛い状況下にある人、辛い状況を乗り越えてきた人
どちらも自分の経験と照らし合わせて読み進めることが出来ると思います。
思い悩んだ時、ぱらりと本をひらいてみると、本当に自分の求めるものは何なのか、今できることは何なのか、自分を否定することなく教えてくれる悟りの教科書。
ぜひみなさんも、"赦され体験"して下さい。
あー スターウォーズ観なくっちゃー!!
2016年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「運命は変えられないから大安心なのだ」
この本を読んで、一番衝撃的だった内容です。
本書の中で「運命は変えられない」という言葉が出てきた時、正直私は抵抗を感じました。
「そんな悲観主義者みたいなことを言うな!」
「違う!運命は自分の決断と行動で変えられるし、切り開いていけるものだ!」
そんな反発の感情が少なからず出てきました。
しかし、本書で書かれていることは「運命は決まっているからこそ大安心」という内容です。
著者は「運命は変えられない」ということについて、アナキンがダースベイダーになっていく例を上げて説明しています。
確かに、アナキン本人ではなく、一人の観察者としてアナキンの生涯を見ると、彼の生まれ持った素質、育った環境、出会った人に影響されて、なす術もなく(?)ダースベイダーになっていってしまったように思えます。
本書の中では、さらに科学的にアナキンの運命を分析しています。
人は行動基準のもととなる情報の優劣を、その情報を得た時の感情の強さによって、無意識的に決めていると本書では書かれています。
なので、「感動」「怒り」などの強い感情とともに入ってきた情報は優先順位が高く、なんの感情も伴わずにに入ってきた情報は優先順位が低くなるそうです。
そこで、もう一度アナキンの人生を観察者として見てみると、彼の運命は見事に(?)、情報とその時の感情によって決められた行動基準によって、定められていることが見えてきます。
私は、それを踏まえて私自身の人生を振り返ってみました。
確かに、私という「主観」で人生を振り替えってみると、それは私自身の決断と行動の連続で、それによって人生が決まっていたように思えます。
しかし、一度私という「主観」を離れて、私という個人を「客観」でみてみると、私の人生は違ったように見えてきます。私の生まれ持った性質は私が決められないことであり、日々の暮らしの中で出会う人たち、環境、その中で出会う様々な情報も私が決められるものではありません。また、それらの情報を得た時の私の感情もやはり私が決めることはできません。
そうやって私の人生を考えてみると、私がしてきたことの全てを許せるような気がしますし、どんな他者のどんな人生も許せるような気がしてきます。
「どうせ運命が決まっているのであれば、その流れるような運命を思いっきり楽しんでやろう」
というように、自分の運命を肯定的に捉えることができます。そうなれば、必要以上に不安になって、運命を変えようと力む必要もありませんし、自分の人生がどのようなものになろうと安心です。だから、筆者のいうように、「運命は変えられないから大安心」なのだと今は思えるようになりました。
最近では、そのおかげで、ものごとの決定が早くなり、迷いがなくなってきました。そして、かえって私の意志がスムーズに実現していっているのではないかと感じています。
また、私、他者、自然も同じように宇宙の偉大な情報とその作用によって成り立ち、運命が決まっていると考えると、私、他者、自然の違い(差)というものがなくなってしまいます。このことがいわゆる「悟り(差取り)」なのかな?ということも考えました。
長くなってしまいましたが、本書は読書が苦手な私でも、一気に読めて、また何度も読み返してしまうような「わかりやすい悟りの本」です。
楽しく一気に読めてしまいますので、若い人にも是非読んでいただきたいと思います。
この本を読んで、一番衝撃的だった内容です。
本書の中で「運命は変えられない」という言葉が出てきた時、正直私は抵抗を感じました。
「そんな悲観主義者みたいなことを言うな!」
「違う!運命は自分の決断と行動で変えられるし、切り開いていけるものだ!」
そんな反発の感情が少なからず出てきました。
しかし、本書で書かれていることは「運命は決まっているからこそ大安心」という内容です。
著者は「運命は変えられない」ということについて、アナキンがダースベイダーになっていく例を上げて説明しています。
確かに、アナキン本人ではなく、一人の観察者としてアナキンの生涯を見ると、彼の生まれ持った素質、育った環境、出会った人に影響されて、なす術もなく(?)ダースベイダーになっていってしまったように思えます。
本書の中では、さらに科学的にアナキンの運命を分析しています。
人は行動基準のもととなる情報の優劣を、その情報を得た時の感情の強さによって、無意識的に決めていると本書では書かれています。
なので、「感動」「怒り」などの強い感情とともに入ってきた情報は優先順位が高く、なんの感情も伴わずにに入ってきた情報は優先順位が低くなるそうです。
そこで、もう一度アナキンの人生を観察者として見てみると、彼の運命は見事に(?)、情報とその時の感情によって決められた行動基準によって、定められていることが見えてきます。
私は、それを踏まえて私自身の人生を振り返ってみました。
確かに、私という「主観」で人生を振り替えってみると、それは私自身の決断と行動の連続で、それによって人生が決まっていたように思えます。
しかし、一度私という「主観」を離れて、私という個人を「客観」でみてみると、私の人生は違ったように見えてきます。私の生まれ持った性質は私が決められないことであり、日々の暮らしの中で出会う人たち、環境、その中で出会う様々な情報も私が決められるものではありません。また、それらの情報を得た時の私の感情もやはり私が決めることはできません。
そうやって私の人生を考えてみると、私がしてきたことの全てを許せるような気がしますし、どんな他者のどんな人生も許せるような気がしてきます。
「どうせ運命が決まっているのであれば、その流れるような運命を思いっきり楽しんでやろう」
というように、自分の運命を肯定的に捉えることができます。そうなれば、必要以上に不安になって、運命を変えようと力む必要もありませんし、自分の人生がどのようなものになろうと安心です。だから、筆者のいうように、「運命は変えられないから大安心」なのだと今は思えるようになりました。
最近では、そのおかげで、ものごとの決定が早くなり、迷いがなくなってきました。そして、かえって私の意志がスムーズに実現していっているのではないかと感じています。
また、私、他者、自然も同じように宇宙の偉大な情報とその作用によって成り立ち、運命が決まっていると考えると、私、他者、自然の違い(差)というものがなくなってしまいます。このことがいわゆる「悟り(差取り)」なのかな?ということも考えました。
長くなってしまいましたが、本書は読書が苦手な私でも、一気に読めて、また何度も読み返してしまうような「わかりやすい悟りの本」です。
楽しく一気に読めてしまいますので、若い人にも是非読んでいただきたいと思います。