
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
日本の戦争(小学館文庫) (小学館文庫 た 2-1) 文庫 – 2004/12/7
田原 総一朗
(著)
少年時代に敗戦を体験した著者が、長年にわたって抱き続けてきた疑問―日本はなぜ、世界を敵にまわし「負ける戦争」を始めてしまったのか? 明治維新で国家を建設し、西欧を懸命に追いかけてきた日本の間違いは、一体どこにあったのか。「富国強兵」「五族協和」など7つのキーワードをもとに、日清・日露戦争、満州事変、そして「大東亜戦争」へと突き進んでいった近代日本の謎を解き明かし、長く曖昧にされてきた戦争の真実に迫る!
- 本の長さ584ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2004/12/7
- ISBN-104094050027
- ISBN-13978-4094050028
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2004/12/7)
- 発売日 : 2004/12/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 584ページ
- ISBN-10 : 4094050027
- ISBN-13 : 978-4094050028
- Amazon 売れ筋ランキング: - 663,269位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
でもよくまとまっている。教科書以上の歴史を知りたい人の第一歩。
2007年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、「なぜ、日本は負ける戦争をしたのか。」という著者の素朴な疑問を追求した内容となっている。この疑問は、多くの日本人が共有しているものではないのか?太平洋戦争や日中戦争などについて書かれた本は多いが、この素朴な疑問に真っ直ぐに答えようとしている本は以外と少ないと思う。また、長年日本の政界を観察し、時には日本の政治を動かすほどの影響力をもっている筆者ならではの鋭い視点が感じられる。無味乾燥とした史実のみを列挙する訳でもなければ、英雄を描こうという伝記の類でもない。また、社会学のように社会構造などが機械的に社会を動かすことを描き出すのでもない。国際政治、経済状況、地理的要員、個人の意志や性格、権力闘争、陰謀、判断ミス、無知、コミュニケーションミスなど、様々な要因が複雑に交錯して日本の政治が展開し、あの悲惨な戦争へと突入して行く様を実に見事に描き出している。確かに、政治家の意志とは無関係に政治が動いていくこともあるが、政治家個人が出来ることもまた多くあることも忘れてはいない。こうした多様な視点での包括的、現実的な分析は、細分化した歴史専門家ではなく、戦争の実感を持ちつつ政治の現場を観察していた著者だからこそ可能なのではないだろうか。司馬遼太郎の「坂の上の雲」以来の傑作だと思う。
憲法改正論議が登場し、日本史の新たな転換点にさしかかっている今だからこそ、もう一度、著者と同じような視点で日本の戦争を再点検してみる必要がある。本書はそうした思いをもつ人に取って重要な一冊となろう。ただ、注意が必要な点は、本書には随所に推測が混じっていることだ。推測の部分は識別可能だが、読みやすい分、注意をしないと実際とは間違った印象を持ってしまう可能性がある。あくまで著者の推測として受け取ることが必要だ。
憲法改正論議が登場し、日本史の新たな転換点にさしかかっている今だからこそ、もう一度、著者と同じような視点で日本の戦争を再点検してみる必要がある。本書はそうした思いをもつ人に取って重要な一冊となろう。ただ、注意が必要な点は、本書には随所に推測が混じっていることだ。推測の部分は識別可能だが、読みやすい分、注意をしないと実際とは間違った印象を持ってしまう可能性がある。あくまで著者の推測として受け取ることが必要だ。
2010年3月28日に日本でレビュー済み
この本のあとがきで田原総一郎は「日本の、太平洋戦争勃発に到るまでの近代戦争を辿る五年に及ぶ作業は、何よりわたし自身にとって大変貴重な勉強になった。そしてあの戦争が始まった原因は、軍部の暴走ではなく、世論迎合だった」と書いている。
私はこれを読んで仰天した。5年間も調査研究を行い、こんなデタラメな戦史しか書けない者が報道番組の司会を務めているのだから、日本のテレビ・ジャーナリズムは本当にお粗末である。世論を煽動し誤導し続けた田原のサンデープロジェクトが放送された21年間は、日本の暗黒時代になったが、これは決して偶然ではないのである。
田原が参考文献として利用した伊藤隆著/近衛新体制は、日本の戦時体制を象徴する近衛新体制運動の中心人物がソ連のスパイ尾崎秀実であったことを指摘している。しかし田原の日本の戦争には尾崎秀実は登場しない。
1940年戦時体制の正体が日本国民に知れ渡ると、朝日新聞社をはじめとする日本の左翼リベラル護憲派は日本国に存在できなくなるからである。
歴史の真実―大東亜戦争が始まった原因は、軍部の暴走ではなく、尾崎秀実ら国体の衣をまとった共産主義者の作為戦争謀略活動でありマルクス・レーニン主義であった。田原総一郎の日本の戦争は、このことを隠蔽し、読者を欺き、日本の左翼勢力の延命を図っているのである。またこれが田原の偏向報道の狙いであったろう。
田原の「日本の戦争」と、岸信介を驚愕絶句させた三田村武夫の「 大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義 (自由選書) 」を読み比べると、田原の赤い邪心が丸見えなのである。
私はこれを読んで仰天した。5年間も調査研究を行い、こんなデタラメな戦史しか書けない者が報道番組の司会を務めているのだから、日本のテレビ・ジャーナリズムは本当にお粗末である。世論を煽動し誤導し続けた田原のサンデープロジェクトが放送された21年間は、日本の暗黒時代になったが、これは決して偶然ではないのである。
田原が参考文献として利用した伊藤隆著/近衛新体制は、日本の戦時体制を象徴する近衛新体制運動の中心人物がソ連のスパイ尾崎秀実であったことを指摘している。しかし田原の日本の戦争には尾崎秀実は登場しない。
1940年戦時体制の正体が日本国民に知れ渡ると、朝日新聞社をはじめとする日本の左翼リベラル護憲派は日本国に存在できなくなるからである。
歴史の真実―大東亜戦争が始まった原因は、軍部の暴走ではなく、尾崎秀実ら国体の衣をまとった共産主義者の作為戦争謀略活動でありマルクス・レーニン主義であった。田原総一郎の日本の戦争は、このことを隠蔽し、読者を欺き、日本の左翼勢力の延命を図っているのである。またこれが田原の偏向報道の狙いであったろう。
田原の「日本の戦争」と、岸信介を驚愕絶句させた三田村武夫の「 大東亜戦争とスターリンの謀略―戦争と共産主義 (自由選書) 」を読み比べると、田原の赤い邪心が丸見えなのである。
2005年1月15日に日本でレビュー済み
富国強兵、和魂洋才といった言葉の語源とその用法の歴史的変遷に始まり、次いで自由民権、帝国主義、昭和維新、五族協和、八紘一宇といったテーマでそれぞれの変遷を自身の調査とインタビューを交えて解説している。
歴史を順に追うのではなく、そこに至った理由や転換期などを示しており、明治から昭和の「定説」に対しても著者なりの疑問や推察を示している。
最近読んだ歴史物では、福田和也の「地ひらく 石原莞爾と昭和の夢」と同じくらい面白かった。
歴史を順に追うのではなく、そこに至った理由や転換期などを示しており、明治から昭和の「定説」に対しても著者なりの疑問や推察を示している。
最近読んだ歴史物では、福田和也の「地ひらく 石原莞爾と昭和の夢」と同じくらい面白かった。