原告・被告の主張反論形式でひじょうに読みやすいことに加えて、
誘導へののりかたがとてもうまい点が参考になります。
このあたりは学者の先生があまり論じていないため、
受験生心理に応えるものだと思います。
難点としては、「仕組み解釈」ということばが頻出するものの、
橋本先生の『行政判例と仕組み解釈』とは少し異なる印象を受けました。
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行政法ガール 単行本 – 2014/7/23
大島 義則
(著)
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小説形式で平成18年から25年の司法試験行政法の過去問をわかりやすく解説。受験生のバイブルとなった『憲法ガール』の姉妹編。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社法律文化社
- 発売日2014/7/23
- 寸法15.1 x 1.6 x 21.1 cm
- ISBN-104589036118
- ISBN-13978-4589036117
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商品の説明
著者について
大島義則(弁護士)
登録情報
- 出版社 : 法律文化社 (2014/7/23)
- 発売日 : 2014/7/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4589036118
- ISBN-13 : 978-4589036117
- 寸法 : 15.1 x 1.6 x 21.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 244,282位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
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2015年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビュアーさんの指摘の通り、この本で行政法の思考過程、答案構成のプロセスは学べないであろうと思います。論点のぶつ切りをしているだけですから。
憲法ガールで憲法的思考を多少は会得することができたのと比べると、本書の利用価値は高いとは言えません。
さらには受験的には些末な点にも言及しているため、それを意識せず平板に読んでいくだけではむしろ有害です。
ですが、司法試験過去問を趣旨、実感さらには学問的観点も踏まえ解説するものは多くはありません。自主ゼミ等で議論の混迷を避けるため、又は行政法の知識を合格レベル以上に引き上げるため等の目的においては、本書は一定の役割を果たすでしょう。
類書としては橋本先生の本が有用ですが、本書とは毛色が違いますので、単純な比較は難しいです。
いずれにしてもどんな受験生にも有用な書とは言い難いと思います。用途を見極めた上で利用すべき本です。
憲法ガールで憲法的思考を多少は会得することができたのと比べると、本書の利用価値は高いとは言えません。
さらには受験的には些末な点にも言及しているため、それを意識せず平板に読んでいくだけではむしろ有害です。
ですが、司法試験過去問を趣旨、実感さらには学問的観点も踏まえ解説するものは多くはありません。自主ゼミ等で議論の混迷を避けるため、又は行政法の知識を合格レベル以上に引き上げるため等の目的においては、本書は一定の役割を果たすでしょう。
類書としては橋本先生の本が有用ですが、本書とは毛色が違いますので、単純な比較は難しいです。
いずれにしてもどんな受験生にも有用な書とは言い難いと思います。用途を見極めた上で利用すべき本です。
2016年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勉強になりました。司法試験の行政法を解答するうえで、自信を持った合格者の方の書籍だと思いますが、司法試験の行政法で、求められている水準を知るうえで参考になります。
2015年1月20日に日本でレビュー済み
憲法ガール同様に判例をハシゴにする姿勢は良いのだが、何故そうなるのかという点にはまったく答えていない
思考プロセスがまったく見えてこないので、単に結論をあげるだけの解説となってしまっている。対話の意味を感じられない。
憲法ガールはある程度バックボーンや考え方を示していたため、使う価値はあるかもしれないが、本書は考え方の部分が欠如してしまっている。
使った感想としては出題趣旨、採点実感に書いてあることをまとめただけ、といった印象。
解答自体は判例の見解でまとめられ優れて使いやすいが、これでは判例の規範を暗記させるだけであり、予備本となんら変わりないのではないか。
思考プロセスを学ぶことができ、本試験の検討もできる書籍は橋本先生の行政法解釈の基礎になると思う。こちらは素晴らしい必読の書籍である。
※ガールシリーズについては、他の会社法なども読んだが、憲法に比べるとかなり出来が悪いものといえる。
少なくとも出題趣旨、採点実感に書かれていること以上のものは求められないだろう。
思考プロセスがまったく見えてこないので、単に結論をあげるだけの解説となってしまっている。対話の意味を感じられない。
憲法ガールはある程度バックボーンや考え方を示していたため、使う価値はあるかもしれないが、本書は考え方の部分が欠如してしまっている。
使った感想としては出題趣旨、採点実感に書いてあることをまとめただけ、といった印象。
解答自体は判例の見解でまとめられ優れて使いやすいが、これでは判例の規範を暗記させるだけであり、予備本となんら変わりないのではないか。
思考プロセスを学ぶことができ、本試験の検討もできる書籍は橋本先生の行政法解釈の基礎になると思う。こちらは素晴らしい必読の書籍である。
※ガールシリーズについては、他の会社法なども読んだが、憲法に比べるとかなり出来が悪いものといえる。
少なくとも出題趣旨、採点実感に書かれていること以上のものは求められないだろう。