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「筋肉」よりも「骨」を使え! (ディスカヴァー携書) 新書 – 2014/5/22
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購入オプションとあわせ買い
古武術の世界から日本人の身体性について発言してきた甲野氏と、
元陸上100メートルのスプリンターで「骨ストレッチ」を開発し短距離の
若きホープ桐生選手の指導で知られる松村氏が、
日本人が伝統的な身体の使い方を失っていることに
警告を発するとともに、誰でも実践できる、
心地よく楽な身体の使い方を指南する。
元陸上100メートルのスプリンターで「骨ストレッチ」を開発し短距離の
若きホープ桐生選手の指導で知られる松村氏が、
日本人が伝統的な身体の使い方を失っていることに
警告を発するとともに、誰でも実践できる、
心地よく楽な身体の使い方を指南する。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2014/5/22
- ISBN-104799314912
- ISBN-13978-4799314913
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出版社より


商品の説明
著者について
甲野善紀 こうの・よしのり
1949年東京生まれ。78年松聲館道場を設立、日本古来の武術の身体操法を古伝書と実技の両面から実践的に研究。各地で武術に関する講座などを行う。著書に『表の体育 裏の体育』(PHP研究所)『剣の精神誌』(筑摩書房)『古武術の発見』(共著:養老孟司・光文社)『武道から武術へ』(学研)など。
松村卓 まつむら・たかし
1968年兵庫県生まれ。陸上短距離の走者として活躍後、スポーツトレーナーに転身。ケガが多かった現役時代のトレーニングを見直し、筋肉ではなく骨の活用に重点を置いた「骨ストレッチ」「松村式ランニング」を考案、多くのアスリートの指導にあたる。著書に『「骨ストレッチ」ランニング』『誰でも速く走れる骨ストレッチ』(講談社)など。
1949年東京生まれ。78年松聲館道場を設立、日本古来の武術の身体操法を古伝書と実技の両面から実践的に研究。各地で武術に関する講座などを行う。著書に『表の体育 裏の体育』(PHP研究所)『剣の精神誌』(筑摩書房)『古武術の発見』(共著:養老孟司・光文社)『武道から武術へ』(学研)など。
松村卓 まつむら・たかし
1968年兵庫県生まれ。陸上短距離の走者として活躍後、スポーツトレーナーに転身。ケガが多かった現役時代のトレーニングを見直し、筋肉ではなく骨の活用に重点を置いた「骨ストレッチ」「松村式ランニング」を考案、多くのアスリートの指導にあたる。著書に『「骨ストレッチ」ランニング』『誰でも速く走れる骨ストレッチ』(講談社)など。
登録情報
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014/5/22)
- 発売日 : 2014/5/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4799314912
- ISBN-13 : 978-4799314913
- Amazon 売れ筋ランキング: - 25,193位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42位ディスカヴァー携書
- - 6,475位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
甲野先生に注目しだしてから早20年が経ったが、いまだに前を前を向いて技を極めようとされている姿勢に大変感銘を受ける。骨ストレッチも今後試してみたいと思った。
2019年4月14日に日本でレビュー済み
古武術研究家甲野善紀氏と骨ストレッチ開発者松村卓氏の対談本です。
その内容は簡単に言うと、
いわゆる誰もが思いつきやっている筋トレやストレッチは運動パフォーマンスの向上に繋がらないばかりか、逆に故障の原因になる
運動パフォーマンスを上げる体の使い方は筋肉を緩めリラックスさせた状態で、体幹を主導とし、筋肉を連動させて使うこと
というものです。
個人的にはこの考え方は正しいと強く痛感しています。
ということで書いてある内容についてはかなり賛同できるのですが、問題は肝心のhow、つまりどうやったらそれを実現できるかの部分が弱いことです。
もちろんそのやり方は、著者が開発した骨ストレッチと、詳細不明のマッサージなのですが、そのやり方は本書では簡単に言及されてるだけです。
なお、私は骨ストレッチのやり方の本も以前購入して試していたことがありますが、個人的にはピンと来ませんでした。
骨ストレッチをやることで体が悪くなることはないのですが、運動パフォーンフを上げるための関節可動域の拡大、筋肉を柔軟にして質を上げるという目的に対してはあまり役立つ実感を得られませんでした。
ということで個人的には考え方については共感できるものの、肝心のそのやり方、具体的なトレーニング法の記載については不十分かつピンとこないため、消化不良に感じました。
ただ従来の筋トレやストレッチでは思うような効果を得られていない方が読むと、それを抜け出すきっかけとなったり、少なくとも何らかの気づきは得られると思います。
追伸
本書の中では名前だけしか出てこないですが、個人的には長谷川智氏の骨ナビ体操の方が効果を感じ、もう1年以上ほぼ毎日継続しています。
(以下ネタバレメモ一部)
スポーツ科学の理論やデータとランナーの実際の動きは全くと言っていいほど噛み合っていない
フルマラソンを2時間5分台で走るアフリカのトップランナーはみんなつま先着地。
アフリカの選手は骨盤が前傾し腰がそっていることが多いため自然とつま先着地になるが、日本人はどちらかと言うと骨盤が後傾気味で猫背になる人の方が多いためかかとのほうに重心がかかりやすいため、つま先着地に切り替えて怪我をしてしまう人もいる。
早撃ちボブマンデン
剣道やってる人の手首のスナップを利かせてはやってはいけない動き
つま先立ちは剣道の常識で最初に教えられることだがそんな姿勢で立っていたら筋肉が過緊張してしなやかな動きはできない
腹筋をやったらだめ
10回腹筋をやったと腕を回すと全然回らなくなり、前屈すると痛く、歩いてもほんの数メートル進んだだけで足取りが重く体が鉛のように感じてしまう。腹筋を鍛えて走ることに何のメリットもない。
腸ほぐしの後に前屈するとお腹からペタンと曲がって体の硬い人でも指が床につくようになる
腹筋を固めてしまうと動作の要である大腰筋が使えなくなってしまう。表層の筋肉をガチガチに硬くしてしまうことで肝心のインナーマッスルの動きが制限されてしまう。
トレーニングをする場合
面白くて命がけ
という2つの要件を満たす必要がある
石川遼君も腰痛に悩まされている
火事場の力を発揮するのはできるかどうか予測を立てないこと
アスリートに大事なのは考えないこと。
人はうまくいかないときに限ってなぜなんだとつい頭で考えてしまう。
ウサインボルトは他のスプリンターのように体幹をガチっと固めてしまわず骨組みをうまく動かしながら進んでいく武術の動きに近い走り方。
鎖骨が上下に動き肋骨が連動、体感を使ったダイナミックな走り方。
クワガタムシのハサミのように肋骨を動かす
ハードトレーニングでほとんどの選手が体を壊してしまう
無意味に肉体を酷使し辛いトレーニングをやり遂げたと言う自己満足で脳を喜ばせているだけの場合が多い
陸上や剣道の選手がよくアキレス腱を切るのは地面や床を思いっきり蹴るように指導されているから
柔道も昔は相手の道着に指を引っ掛けるだけだった。持とうとするから余計な腕力が必要になり動きが悪くなってしまう。
楽しいことであれば体は壊れない
体が壊れると言う事は嫌なことを無理してやっているから
ストレッチで無理に柔らかくした筋肉はバネがなく使い物にならないことが多い。
ストレッチは体を痛めるだけなので極力やらないほうがいい。
手のひらを上にしてから返したほうが体の緊張が取れる
弓も骨格で引くことが基本中の基本
日本の弓は体がちゃんと使えていれば矢を放ったと同時に弓がくるんと反時計周りに返る
硬い部分を思いっきり踏んで筋肉の硬化をとっていく
頭から喉のあたりへ体の重さを下げるだけで腹が座った状態を体感しやすくなる
陸上の世界では頭上から糸でピンと吊られたような軸のある立ち方がいまだに勧められることが多いがこのやり方だと体全体が緊張してしまい体幹の重さが活用できない
腕を回したら重たくなった、前屈したら硬くなった、すぐに息が上がったと言うのは体が今のはだめだよと言ってくれている
うまく動けない時と言うのは体がもう嫌だ嫌だと言っているサイン
5本指ソックスは足の指先が緊張するのでやめた方が良い
5本指ソックスは浮き指になる
足の指は開いてないほうが力が出せる
三角筋が硬いと鎖骨が詰まって良い動きができなくなる
ストレッチを入念にするとかえって動作が拙くなる
優れたボクサーはみんな鎖骨を使ってパンチを打っている
鎖骨が使えていれば体幹が勝手に動き腕を振ろうとしなくても振られる感じになり走ることができる
烏口突起の硬化が取れるだけでも体幹が勝手に動き出す
目と大腿骨はつながりがある
Amazonで購入
初読日2019年4月
古武術研究家甲野善紀氏と骨ストレッチ開発者松村卓氏の対談本です。
その内容は簡単に言うと、
いわゆる誰もが思いつきやっている筋トレやストレッチは運動パフォーマンスの向上に繋がらないばかりか、逆に故障の原因になる
運動パフォーマンスを上げる体の使い方は筋肉を緩めリラックスさせた状態で、体幹を主導とし、筋肉を連動させて使うこと
というものです。
個人的にはこの考え方は正しいと強く痛感しています。
ということで書いてある内容についてはかなり賛同できるのですが、問題は肝心のhow、つまりどうやったらそれを実現できるかの部分が弱いことです。
もちろんそのやり方は、著者が開発した骨ストレッチと、詳細不明のマッサージなのですが、そのやり方は本書では簡単に言及されてるだけです。
なお、私は骨ストレッチのやり方の本も以前購入して試していたことがありますが、個人的にはピンと来ませんでした。
骨ストレッチをやることで体が悪くなることはないのですが、運動パフォーンフを上げるための関節可動域の拡大、筋肉を柔軟にして質を上げるという目的に対してはあまり役立つ実感を得られませんでした。
ということで個人的には考え方については共感できるものの、肝心のそのやり方、具体的なトレーニング法の記載については不十分かつピンとこないため、消化不良に感じました。
ただ従来の筋トレやストレッチでは思うような効果を得られていない方が読むと、それを抜け出すきっかけとなったり、少なくとも何らかの気づきは得られると思います。
追伸
本書の中では名前だけしか出てこないですが、個人的には長谷川智氏の骨ナビ体操の方が効果を感じ、もう1年以上ほぼ毎日継続しています。
(以下ネタバレメモ一部)
スポーツ科学の理論やデータとランナーの実際の動きは全くと言っていいほど噛み合っていない
フルマラソンを2時間5分台で走るアフリカのトップランナーはみんなつま先着地。
アフリカの選手は骨盤が前傾し腰がそっていることが多いため自然とつま先着地になるが、日本人はどちらかと言うと骨盤が後傾気味で猫背になる人の方が多いためかかとのほうに重心がかかりやすいため、つま先着地に切り替えて怪我をしてしまう人もいる。
早撃ちボブマンデン
剣道やってる人の手首のスナップを利かせてはやってはいけない動き
つま先立ちは剣道の常識で最初に教えられることだがそんな姿勢で立っていたら筋肉が過緊張してしなやかな動きはできない
腹筋をやったらだめ
10回腹筋をやったと腕を回すと全然回らなくなり、前屈すると痛く、歩いてもほんの数メートル進んだだけで足取りが重く体が鉛のように感じてしまう。腹筋を鍛えて走ることに何のメリットもない。
腸ほぐしの後に前屈するとお腹からペタンと曲がって体の硬い人でも指が床につくようになる
腹筋を固めてしまうと動作の要である大腰筋が使えなくなってしまう。表層の筋肉をガチガチに硬くしてしまうことで肝心のインナーマッスルの動きが制限されてしまう。
トレーニングをする場合
面白くて命がけ
という2つの要件を満たす必要がある
石川遼君も腰痛に悩まされている
火事場の力を発揮するのはできるかどうか予測を立てないこと
アスリートに大事なのは考えないこと。
人はうまくいかないときに限ってなぜなんだとつい頭で考えてしまう。
ウサインボルトは他のスプリンターのように体幹をガチっと固めてしまわず骨組みをうまく動かしながら進んでいく武術の動きに近い走り方。
鎖骨が上下に動き肋骨が連動、体感を使ったダイナミックな走り方。
クワガタムシのハサミのように肋骨を動かす
ハードトレーニングでほとんどの選手が体を壊してしまう
無意味に肉体を酷使し辛いトレーニングをやり遂げたと言う自己満足で脳を喜ばせているだけの場合が多い
陸上や剣道の選手がよくアキレス腱を切るのは地面や床を思いっきり蹴るように指導されているから
柔道も昔は相手の道着に指を引っ掛けるだけだった。持とうとするから余計な腕力が必要になり動きが悪くなってしまう。
楽しいことであれば体は壊れない
体が壊れると言う事は嫌なことを無理してやっているから
ストレッチで無理に柔らかくした筋肉はバネがなく使い物にならないことが多い。
ストレッチは体を痛めるだけなので極力やらないほうがいい。
手のひらを上にしてから返したほうが体の緊張が取れる
弓も骨格で引くことが基本中の基本
日本の弓は体がちゃんと使えていれば矢を放ったと同時に弓がくるんと反時計周りに返る
硬い部分を思いっきり踏んで筋肉の硬化をとっていく
頭から喉のあたりへ体の重さを下げるだけで腹が座った状態を体感しやすくなる
陸上の世界では頭上から糸でピンと吊られたような軸のある立ち方がいまだに勧められることが多いがこのやり方だと体全体が緊張してしまい体幹の重さが活用できない
腕を回したら重たくなった、前屈したら硬くなった、すぐに息が上がったと言うのは体が今のはだめだよと言ってくれている
うまく動けない時と言うのは体がもう嫌だ嫌だと言っているサイン
5本指ソックスは足の指先が緊張するのでやめた方が良い
5本指ソックスは浮き指になる
足の指は開いてないほうが力が出せる
三角筋が硬いと鎖骨が詰まって良い動きができなくなる
ストレッチを入念にするとかえって動作が拙くなる
優れたボクサーはみんな鎖骨を使ってパンチを打っている
鎖骨が使えていれば体幹が勝手に動き腕を振ろうとしなくても振られる感じになり走ることができる
烏口突起の硬化が取れるだけでも体幹が勝手に動き出す
目と大腿骨はつながりがある
古武術研究家甲野善紀氏と骨ストレッチ開発者松村卓氏の対談本です。
その内容は簡単に言うと、
いわゆる誰もが思いつきやっている筋トレやストレッチは運動パフォーマンスの向上に繋がらないばかりか、逆に故障の原因になる
運動パフォーマンスを上げる体の使い方は筋肉を緩めリラックスさせた状態で、体幹を主導とし、筋肉を連動させて使うこと
というものです。
個人的にはこの考え方は正しいと強く痛感しています。
ということで書いてある内容についてはかなり賛同できるのですが、問題は肝心のhow、つまりどうやったらそれを実現できるかの部分が弱いことです。
もちろんそのやり方は、著者が開発した骨ストレッチと、詳細不明のマッサージなのですが、そのやり方は本書では簡単に言及されてるだけです。
なお、私は骨ストレッチのやり方の本も以前購入して試していたことがありますが、個人的にはピンと来ませんでした。
骨ストレッチをやることで体が悪くなることはないのですが、運動パフォーンフを上げるための関節可動域の拡大、筋肉を柔軟にして質を上げるという目的に対してはあまり役立つ実感を得られませんでした。
ということで個人的には考え方については共感できるものの、肝心のそのやり方、具体的なトレーニング法の記載については不十分かつピンとこないため、消化不良に感じました。
ただ従来の筋トレやストレッチでは思うような効果を得られていない方が読むと、それを抜け出すきっかけとなったり、少なくとも何らかの気づきは得られると思います。
追伸
本書の中では名前だけしか出てこないですが、個人的には長谷川智氏の骨ナビ体操の方が効果を感じ、もう1年以上ほぼ毎日継続しています。
(以下ネタバレメモ一部)
スポーツ科学の理論やデータとランナーの実際の動きは全くと言っていいほど噛み合っていない
フルマラソンを2時間5分台で走るアフリカのトップランナーはみんなつま先着地。
アフリカの選手は骨盤が前傾し腰がそっていることが多いため自然とつま先着地になるが、日本人はどちらかと言うと骨盤が後傾気味で猫背になる人の方が多いためかかとのほうに重心がかかりやすいため、つま先着地に切り替えて怪我をしてしまう人もいる。
早撃ちボブマンデン
剣道やってる人の手首のスナップを利かせてはやってはいけない動き
つま先立ちは剣道の常識で最初に教えられることだがそんな姿勢で立っていたら筋肉が過緊張してしなやかな動きはできない
腹筋をやったらだめ
10回腹筋をやったと腕を回すと全然回らなくなり、前屈すると痛く、歩いてもほんの数メートル進んだだけで足取りが重く体が鉛のように感じてしまう。腹筋を鍛えて走ることに何のメリットもない。
腸ほぐしの後に前屈するとお腹からペタンと曲がって体の硬い人でも指が床につくようになる
腹筋を固めてしまうと動作の要である大腰筋が使えなくなってしまう。表層の筋肉をガチガチに硬くしてしまうことで肝心のインナーマッスルの動きが制限されてしまう。
トレーニングをする場合
面白くて命がけ
という2つの要件を満たす必要がある
石川遼君も腰痛に悩まされている
火事場の力を発揮するのはできるかどうか予測を立てないこと
アスリートに大事なのは考えないこと。
人はうまくいかないときに限ってなぜなんだとつい頭で考えてしまう。
ウサインボルトは他のスプリンターのように体幹をガチっと固めてしまわず骨組みをうまく動かしながら進んでいく武術の動きに近い走り方。
鎖骨が上下に動き肋骨が連動、体感を使ったダイナミックな走り方。
クワガタムシのハサミのように肋骨を動かす
ハードトレーニングでほとんどの選手が体を壊してしまう
無意味に肉体を酷使し辛いトレーニングをやり遂げたと言う自己満足で脳を喜ばせているだけの場合が多い
陸上や剣道の選手がよくアキレス腱を切るのは地面や床を思いっきり蹴るように指導されているから
柔道も昔は相手の道着に指を引っ掛けるだけだった。持とうとするから余計な腕力が必要になり動きが悪くなってしまう。
楽しいことであれば体は壊れない
体が壊れると言う事は嫌なことを無理してやっているから
ストレッチで無理に柔らかくした筋肉はバネがなく使い物にならないことが多い。
ストレッチは体を痛めるだけなので極力やらないほうがいい。
手のひらを上にしてから返したほうが体の緊張が取れる
弓も骨格で引くことが基本中の基本
日本の弓は体がちゃんと使えていれば矢を放ったと同時に弓がくるんと反時計周りに返る
硬い部分を思いっきり踏んで筋肉の硬化をとっていく
頭から喉のあたりへ体の重さを下げるだけで腹が座った状態を体感しやすくなる
陸上の世界では頭上から糸でピンと吊られたような軸のある立ち方がいまだに勧められることが多いがこのやり方だと体全体が緊張してしまい体幹の重さが活用できない
腕を回したら重たくなった、前屈したら硬くなった、すぐに息が上がったと言うのは体が今のはだめだよと言ってくれている
うまく動けない時と言うのは体がもう嫌だ嫌だと言っているサイン
5本指ソックスは足の指先が緊張するのでやめた方が良い
5本指ソックスは浮き指になる
足の指は開いてないほうが力が出せる
三角筋が硬いと鎖骨が詰まって良い動きができなくなる
ストレッチを入念にするとかえって動作が拙くなる
優れたボクサーはみんな鎖骨を使ってパンチを打っている
鎖骨が使えていれば体幹が勝手に動き腕を振ろうとしなくても振られる感じになり走ることができる
烏口突起の硬化が取れるだけでも体幹が勝手に動き出す
目と大腿骨はつながりがある

5つ星のうち3.0
考え方については共感できるものの、肝心のそのやり方、具体的なトレーニング法の記載については不十分かつピンとこないため、消化不良に感じました。
2019年4月14日に日本でレビュー済み
初読日2019年4月2019年4月14日に日本でレビュー済み
古武術研究家甲野善紀氏と骨ストレッチ開発者松村卓氏の対談本です。
その内容は簡単に言うと、
いわゆる誰もが思いつきやっている筋トレやストレッチは運動パフォーマンスの向上に繋がらないばかりか、逆に故障の原因になる
運動パフォーマンスを上げる体の使い方は筋肉を緩めリラックスさせた状態で、体幹を主導とし、筋肉を連動させて使うこと
というものです。
個人的にはこの考え方は正しいと強く痛感しています。
ということで書いてある内容についてはかなり賛同できるのですが、問題は肝心のhow、つまりどうやったらそれを実現できるかの部分が弱いことです。
もちろんそのやり方は、著者が開発した骨ストレッチと、詳細不明のマッサージなのですが、そのやり方は本書では簡単に言及されてるだけです。
なお、私は骨ストレッチのやり方の本も以前購入して試していたことがありますが、個人的にはピンと来ませんでした。
骨ストレッチをやることで体が悪くなることはないのですが、運動パフォーンフを上げるための関節可動域の拡大、筋肉を柔軟にして質を上げるという目的に対してはあまり役立つ実感を得られませんでした。
ということで個人的には考え方については共感できるものの、肝心のそのやり方、具体的なトレーニング法の記載については不十分かつピンとこないため、消化不良に感じました。
ただ従来の筋トレやストレッチでは思うような効果を得られていない方が読むと、それを抜け出すきっかけとなったり、少なくとも何らかの気づきは得られると思います。
追伸
本書の中では名前だけしか出てこないですが、個人的には長谷川智氏の骨ナビ体操の方が効果を感じ、もう1年以上ほぼ毎日継続しています。
(以下ネタバレメモ一部)
スポーツ科学の理論やデータとランナーの実際の動きは全くと言っていいほど噛み合っていない
フルマラソンを2時間5分台で走るアフリカのトップランナーはみんなつま先着地。
アフリカの選手は骨盤が前傾し腰がそっていることが多いため自然とつま先着地になるが、日本人はどちらかと言うと骨盤が後傾気味で猫背になる人の方が多いためかかとのほうに重心がかかりやすいため、つま先着地に切り替えて怪我をしてしまう人もいる。
早撃ちボブマンデン
剣道やってる人の手首のスナップを利かせてはやってはいけない動き
つま先立ちは剣道の常識で最初に教えられることだがそんな姿勢で立っていたら筋肉が過緊張してしなやかな動きはできない
腹筋をやったらだめ
10回腹筋をやったと腕を回すと全然回らなくなり、前屈すると痛く、歩いてもほんの数メートル進んだだけで足取りが重く体が鉛のように感じてしまう。腹筋を鍛えて走ることに何のメリットもない。
腸ほぐしの後に前屈するとお腹からペタンと曲がって体の硬い人でも指が床につくようになる
腹筋を固めてしまうと動作の要である大腰筋が使えなくなってしまう。表層の筋肉をガチガチに硬くしてしまうことで肝心のインナーマッスルの動きが制限されてしまう。
トレーニングをする場合
面白くて命がけ
という2つの要件を満たす必要がある
石川遼君も腰痛に悩まされている
火事場の力を発揮するのはできるかどうか予測を立てないこと
アスリートに大事なのは考えないこと。
人はうまくいかないときに限ってなぜなんだとつい頭で考えてしまう。
ウサインボルトは他のスプリンターのように体幹をガチっと固めてしまわず骨組みをうまく動かしながら進んでいく武術の動きに近い走り方。
鎖骨が上下に動き肋骨が連動、体感を使ったダイナミックな走り方。
クワガタムシのハサミのように肋骨を動かす
ハードトレーニングでほとんどの選手が体を壊してしまう
無意味に肉体を酷使し辛いトレーニングをやり遂げたと言う自己満足で脳を喜ばせているだけの場合が多い
陸上や剣道の選手がよくアキレス腱を切るのは地面や床を思いっきり蹴るように指導されているから
柔道も昔は相手の道着に指を引っ掛けるだけだった。持とうとするから余計な腕力が必要になり動きが悪くなってしまう。
楽しいことであれば体は壊れない
体が壊れると言う事は嫌なことを無理してやっているから
ストレッチで無理に柔らかくした筋肉はバネがなく使い物にならないことが多い。
ストレッチは体を痛めるだけなので極力やらないほうがいい。
手のひらを上にしてから返したほうが体の緊張が取れる
弓も骨格で引くことが基本中の基本
日本の弓は体がちゃんと使えていれば矢を放ったと同時に弓がくるんと反時計周りに返る
硬い部分を思いっきり踏んで筋肉の硬化をとっていく
頭から喉のあたりへ体の重さを下げるだけで腹が座った状態を体感しやすくなる
陸上の世界では頭上から糸でピンと吊られたような軸のある立ち方がいまだに勧められることが多いがこのやり方だと体全体が緊張してしまい体幹の重さが活用できない
腕を回したら重たくなった、前屈したら硬くなった、すぐに息が上がったと言うのは体が今のはだめだよと言ってくれている
うまく動けない時と言うのは体がもう嫌だ嫌だと言っているサイン
5本指ソックスは足の指先が緊張するのでやめた方が良い
5本指ソックスは浮き指になる
足の指は開いてないほうが力が出せる
三角筋が硬いと鎖骨が詰まって良い動きができなくなる
ストレッチを入念にするとかえって動作が拙くなる
優れたボクサーはみんな鎖骨を使ってパンチを打っている
鎖骨が使えていれば体幹が勝手に動き腕を振ろうとしなくても振られる感じになり走ることができる
烏口突起の硬化が取れるだけでも体幹が勝手に動き出す
目と大腿骨はつながりがある
このレビューの画像

2023年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後、全てがアメリカ流になり、筋肉、プロテイン一辺倒となり、今に至ります。
むかしの日本人は、ちゃんと身体の使い方を知っていたのですね。
父や母や祖父母の時代のからだの使い方を何となく覚えています。
筋トレから卒業して、古来からある、本来のからたとの付き合い方に気がつく時なのかも知れませんね。
対話形式の優しい一冊です。
多くの皆さんにお勧めしたい良本です。
むかしの日本人は、ちゃんと身体の使い方を知っていたのですね。
父や母や祖父母の時代のからだの使い方を何となく覚えています。
筋トレから卒業して、古来からある、本来のからたとの付き合い方に気がつく時なのかも知れませんね。
対話形式の優しい一冊です。
多くの皆さんにお勧めしたい良本です。
2022年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごく面白かったです。
やっぱり筋肉じゃなくて、その中の骨だよなぁって思いました。
やっぱり筋肉じゃなくて、その中の骨だよなぁって思いました。
2020年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古武術の研究家である甲野善紀氏の対談本です。具体的なメソッドに関する言及は多くありませんが、筋肉ではなく「骨」を使うことのきっかけとして、読みやす本です。
日頃からスポーツやトレーニングをしていて、ある程度のレベルまで到達したが壁に当たりなかなか一歩越えられない、そんな状況の時、気付きを与えてくれると思います。
日頃からスポーツやトレーニングをしていて、ある程度のレベルまで到達したが壁に当たりなかなか一歩越えられない、そんな状況の時、気付きを与えてくれると思います。
2022年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつも思い出した時に甲野さんの本を読んで得るものがある。いつも
2021年11月13日に日本でレビュー済み
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まぁ何て言うか、自分がやってる事が正しいみたいなのをアピールしているように思える一昨。確かに分かる事もあるけど。
目的が違えばやり方も違う。
アスリートには参考になると思います。
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