※要注意! 本作はPSO2 EP3終盤までのネタバレに対する配慮が一切ありません。
本家は2016年1月下旬にEP4に突入し全イベントが見られるようになったとはいえ、一応未プレイの方はご注意を。
同時に、本作だけでは各キャラの相関がまったくわからないのでPSO2自体を未プレイの方は全く楽しめない内容かと思います。
以下、念のためネタバレ配慮のため、少々改行を挟ませていただきます。
↓
↓
さて、深遠なる闇やらDFアプレンティスやらでドッタンバッタンしてるPSO2ですが、本作はそんな戦士たちの休息、惑星ハルコタンの名所観光をメインに据えたサイドストーリーです。
時系列はマトイの帰還、序盤で「主人公(プレイヤー)はアフィンやユクリータと任務に行っている」という発言があることから深遠なる闇戦→採掘基地防衛戦:終焉の前後(EP3外伝あたり)かと思われます。
製品説明にもあるとおり、「惑星ハルコタンは安全なのか?」という疑問を払拭すべく奮起したマトイが「大丈夫だよ!」という広報番組を作成するため、ハルコタンに赴き名所の取材をしていくお話です。ついでにバウンサーの広報番組を作るため、カトリとサガもくっついてきます。降り立った後はスクナヒメとマトイが念願の再会を果たし、その後はお約束というかなんと言うか、騒がしい面子が集まってきてドタバタワイワイガヤガヤ、といった具合です。
戦ってばかりのアークスですが、たまにはこうやって羽根を伸ばすお話もいいですよね(一応戦闘パートもありますが)。
や、下手すると防衛戦:終焉の前の可能性もあるのでのんびりしてていいのかって気もしないでもないですが(笑)。
気になった点としては、未登場とはいえどうやら主人公(プレイヤー)が男性キャラ想定だったり(マトイが「つがい」発言に盛大にうろたえたりとか)、カトリが若干キャラ崩壊してたり(なぜか主人公LOVE気味。文句いいながらもサガLOVEじゃなかったっけ?)、地球が存在しないはずの世界観なのに地球基準の尺度単位(メートル法や摂氏等)が使用されていたり、ハルコタンの文化が「和風イメージ」というより「完全に江戸~大正あたりの日本」だったり・・・といったとこでしょうか。あと個人的にはせっかく親友のマトイと念願の再会が果たせたわけですし、スクナヒメにはもっと大喜びして欲しかったなぁ、とか(EP3終盤でも全く出番なかったですし)。
単位については「我々の理解できる尺度に翻訳されてるんだろう」ってことで強引に納得しましたが、ほかはちょっと小首をかしげるかなー、といった感じです。
ま、お話全体の和ませオーラに比べれば瑣末なことなので、あんまり気にせず楽しむのが吉かも、ですね。
・アイテムコードについて
有効期限は最近の例(シキプラモ等)に則ってか2年間ほど猶予がとられ、2018年1月31日までとなっています。
VD「喧嘩するほど・・・」は本作の後日談で、ビデオが完成したマトイとコフィーと・・・あと1名を含めたショートストーリーです。
ボイス類は「生身キャラの種族共通ボイス」ということでキャスト用エフェクト加工はされていませんでした(コトシロボイスをキャスト男性に使用して確認)。
ポスター、ジュークボックス、FUNチケットは「いつものアレ」なので割愛します。
何はともあれ。
細かい部分に目を向けなければ本当にほんわかまったりとした珍道中話ですので、「本編のレア掘りづがれ゙だーーーーーーーーーーー!!!」ってな方にはいい清涼剤になるかも。
割とオススメできる内容ですよ。