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それをテーマにした人間模様の描写が素晴らしい。
たまりません。
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ごくらくちんみ (新潮文庫) 文庫 – 2006/6/28
杉浦 日向子
(著)
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とっておきのちんみ、美味い酒、愛おしい命。
「江戸の達人」が現代の女と男に贈る傑作掌編小説集。
未婚の母を決意したタマヨが食べたいという「たたみいわし」。幼なじみの墓参の帰りに居酒屋で味わう「かつおへそ」。元放蕩息子のロクさんが慈しみつつ食す「ひょうたん」。ほかにも、「青ムロくさや」「からすみ」「ドライトマト」など68種。江戸の達人が現代人に贈る、ちんみと酒を入り口にした女と男の物語。
全編自筆イラスト付き。粋でしみじみ味わい深い、著者最後の傑作掌編小説集。
【目次】
青ムロくさや/たたみいわし/とうふよう/さなぎ/またたび/がん漬け/ふきみそ/ふぐこぬかづけ
うばい/からすみ/かぶらずし/このこ/ふなずし/とうふみそづけ/ほやしょうゆづけ/きんちゃくなす/しおなっとう
鮭の酒びたし/しおうに/ふくしらこ/あんきも/にがうるか/キャビア/そばみそ/モッツァレラ/じゅんさい
うみたけ/オリーブの実/みみがー/つくだに/ばくらい/ほねとかわ/くろまめ/さくらくんせい
うずらのぴーたん/かつおへそ/わさび/いぬごろし/瓶詰チェリー/虫の味/くじらベーコン/ぎんなん
パルミジャーノ・レッジャーノ/ちょろぎ/ゆべし/べにしょうが/きんつば/さしみこんにゃく/リエット/きもやき/ドライトマト
ラルド/みんでんなす/黒いブーダン/いぶりがっこ/にこごり/板わさ/はたはたずし/きんざんじみそ/ひょうたん/もうかの星
かつおのこ/貧乏人のキャビア/ジコイカ/エスカルゴ/ひずなます/はまなっとう/たてがみさしみ
「ごくらくちんみ」お取り寄せガイド
解説:松田哲夫
【本書収録「たたみいわし」より】
「もしもあした世の終わりがくるとして、最期の晩餐に、ひとつ、なに食べたい」
タマヨは、スモークサーモンとコールスローをはさんだベーグルをほおばりながら、ケイコに聞いた。
「そんなの。わかんないよ」
ケイコは、ブルーベリーのヨーグルトシェイクを重たく飲んでかんがえた。
「うに、かなあ」
「えへっ、うに。あはっ」
「だってうにおいしいじゃん。タマヨは」……
杉浦日向子(1958-2005)
東京生れ。文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、1988年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。『二つ枕』『百日紅』『東のエデン』『ゑひもせす』など漫画作品のほか、『江戸へようこそ』『大江戸観光』『隠居の日向ぼっこ』『お江戸風流さんぽ道』などエッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。最後まで前向きで明るく、人生を愉しむ姿勢は変わらなかった。
「江戸の達人」が現代の女と男に贈る傑作掌編小説集。
未婚の母を決意したタマヨが食べたいという「たたみいわし」。幼なじみの墓参の帰りに居酒屋で味わう「かつおへそ」。元放蕩息子のロクさんが慈しみつつ食す「ひょうたん」。ほかにも、「青ムロくさや」「からすみ」「ドライトマト」など68種。江戸の達人が現代人に贈る、ちんみと酒を入り口にした女と男の物語。
全編自筆イラスト付き。粋でしみじみ味わい深い、著者最後の傑作掌編小説集。
【目次】
青ムロくさや/たたみいわし/とうふよう/さなぎ/またたび/がん漬け/ふきみそ/ふぐこぬかづけ
うばい/からすみ/かぶらずし/このこ/ふなずし/とうふみそづけ/ほやしょうゆづけ/きんちゃくなす/しおなっとう
鮭の酒びたし/しおうに/ふくしらこ/あんきも/にがうるか/キャビア/そばみそ/モッツァレラ/じゅんさい
うみたけ/オリーブの実/みみがー/つくだに/ばくらい/ほねとかわ/くろまめ/さくらくんせい
うずらのぴーたん/かつおへそ/わさび/いぬごろし/瓶詰チェリー/虫の味/くじらベーコン/ぎんなん
パルミジャーノ・レッジャーノ/ちょろぎ/ゆべし/べにしょうが/きんつば/さしみこんにゃく/リエット/きもやき/ドライトマト
ラルド/みんでんなす/黒いブーダン/いぶりがっこ/にこごり/板わさ/はたはたずし/きんざんじみそ/ひょうたん/もうかの星
かつおのこ/貧乏人のキャビア/ジコイカ/エスカルゴ/ひずなます/はまなっとう/たてがみさしみ
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解説:松田哲夫
【本書収録「たたみいわし」より】
「もしもあした世の終わりがくるとして、最期の晩餐に、ひとつ、なに食べたい」
タマヨは、スモークサーモンとコールスローをはさんだベーグルをほおばりながら、ケイコに聞いた。
「そんなの。わかんないよ」
ケイコは、ブルーベリーのヨーグルトシェイクを重たく飲んでかんがえた。
「うに、かなあ」
「えへっ、うに。あはっ」
「だってうにおいしいじゃん。タマヨは」……
杉浦日向子(1958-2005)
東京生れ。文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、1988年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。『二つ枕』『百日紅』『東のエデン』『ゑひもせす』など漫画作品のほか、『江戸へようこそ』『大江戸観光』『隠居の日向ぼっこ』『お江戸風流さんぽ道』などエッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。最後まで前向きで明るく、人生を愉しむ姿勢は変わらなかった。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/6/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101149186
- ISBN-13978-4101149189
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百物語 | 一日江戸人 | ごくらくちんみ | 杉浦日向子の食・道・楽 | 江戸アルキ帖 | お江戸でござる | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4
124
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5つ星のうち4.1
224
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5つ星のうち4.3
34
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5つ星のうち3.9
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71
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5つ星のうち4.1
74
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価格 | ¥1,100¥1,100 | ¥572¥572 | ¥605¥605 | ¥693¥693 | ¥1,100¥1,100 | ¥572¥572 |
【新潮文庫】杉浦日向子 作品 | 江戸の時代に生きた魑魅魍魎たちと人間の、滑稽でいとおしい姿。懐かしき恐怖を怪異譚集の形をかりて漫画で描いたあやかしの物語。 | 遊び友だちに持つなら江戸人がサイコー。試しに「一日江戸人」になってみようというヒナコ流江戸指南。著者自筆イラストも満載。 | とっておきのちんみと酒を入り口に、女と男の機微を描いた超短編集。江戸の達人が現代人に贈る、粋な物語。全編自筆イラスト付き。 | テレビの歴史解説でもおなじみ、稀代の絵師にして時代考証家、現代に生きた風流人・杉浦日向子の心意気あふれる最後のエッセイ集。 | 日曜の昼下がり、のんびり江戸の町を歩いてみませんか──カラー・イラスト一二七点とエッセイで案内する決定版江戸ガイドブック。 | お茶の間に江戸を運んだNHKの人気番組・名物コーナーの文庫化。幽霊と生き、娯楽を愛す、かかあ天下の世界都市・お江戸が満載。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/6/28)
- 発売日 : 2006/6/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4101149186
- ISBN-13 : 978-4101149189
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 205,368位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日向子氏の本であるから期待して購入してみたが、色々な登場人物達の意見として文章が書かれており、あれだけ色々な珍味について書き尚且つ各々の項目に関連を持たせないのであれば、一人の感想・意見として纏めたほうがより主張がしやすかったのでは…と思う。
2017年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
酒の肴の由来、拘り、良いですね。全部堪能します。目標に向かって、ゴーします。
2014年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思った以上に深いお話に、何度も何度も繰り返し読んでしまいます。本のお供にお酒とこの珍味があるともっと素敵な時間が過ごせそう!お口の中も妄想の世界へgo!です。
2005年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TVニュースで杉浦日向子さんの訃報に接し、ネットで情報を検索し
て、かなり最近までの雑誌連載記事をまとめて出版した本書の存在を
知り、即座に取り寄せました。
もし、日向子さんの担当医師が、患者に全ての事実を明らかにする
誠実な人であったならば、日向子さんは、みずからの死が目前に迫って
いることを知っていたに違いないと思ったからです。
本書を読み終えた今、私の推測はあたっていたように思います。本書
からは、生きている時間をいとおしんでいる日向子さんの心が伝わって
くるのを感じるのです。
合掌
て、かなり最近までの雑誌連載記事をまとめて出版した本書の存在を
知り、即座に取り寄せました。
もし、日向子さんの担当医師が、患者に全ての事実を明らかにする
誠実な人であったならば、日向子さんは、みずからの死が目前に迫って
いることを知っていたに違いないと思ったからです。
本書を読み終えた今、私の推測はあたっていたように思います。本書
からは、生きている時間をいとおしんでいる日向子さんの心が伝わって
くるのを感じるのです。
合掌
2012年12月16日に日本でレビュー済み
何度読み返したことだろう。
つらくなった時
行き詰った時
逃げ出したい時
(お腹が減った時)
傾いでいく自分を支えてくれる言葉が詰まっています。
日向子さんが病と闘いながら記したからこそ
一層、響いてくる「いのち」の味。
この本に出会えて幸せです。
もちろんグルメ本としても素晴らしいです。
日向子さんが愛したちんみを
私もひとつずつ味わって。
行きつく先はもちろんごくらくごくらく。
つらくなった時
行き詰った時
逃げ出したい時
(お腹が減った時)
傾いでいく自分を支えてくれる言葉が詰まっています。
日向子さんが病と闘いながら記したからこそ
一層、響いてくる「いのち」の味。
この本に出会えて幸せです。
もちろんグルメ本としても素晴らしいです。
日向子さんが愛したちんみを
私もひとつずつ味わって。
行きつく先はもちろんごくらくごくらく。
2006年7月30日に日本でレビュー済み
これだけ多くの「ちんみ」が紹介されているのに、実際に賞味したことのあるのはほんの一握りでした。
それでも、その「ちんみ」とぴったりあった「酒」が組み合わされ、食べて見たいなという気にさせてくれます。
それ以上に、この本の素晴らしさは、せいぜい2ページほどの「ショートショート」のような文章の中に描き出されている「人生の機微」です。そこに取り上げられている「ちんみ」と「酒」と違和感なく一体化しています。そこには、人間の喜怒哀楽が短い文章の中に凝縮されています。どんな小説を読むよりも、的確に人間の心を捉えていると思います。
素晴らしい作品になっています。
それでも、その「ちんみ」とぴったりあった「酒」が組み合わされ、食べて見たいなという気にさせてくれます。
それ以上に、この本の素晴らしさは、せいぜい2ページほどの「ショートショート」のような文章の中に描き出されている「人生の機微」です。そこに取り上げられている「ちんみ」と「酒」と違和感なく一体化しています。そこには、人間の喜怒哀楽が短い文章の中に凝縮されています。どんな小説を読むよりも、的確に人間の心を捉えていると思います。
素晴らしい作品になっています。
2005年9月13日に日本でレビュー済み
本書は「小説新潮」に連載された、一篇3ページの掌小説を
素敵な(としか言いようが無い)イラストとともに
全部で68篇収録した超・短編集である。
掌小説そのものよりも、一篇につきひとつ採り上げられる
酒の肴、珍味の方に重点が置かれている点はこの作者ならではだ。
紹介されている珍味のなかでも多くを占めるのが、
アミノ酸系の「旨味」をベースとしたもの。
(もちろん「さしみこんにゃく」等の例外はある)
醤油や味噌、昆布ダシなどの「旨味」に親しんできた日本人であれば
本書をめくるだけで涎が垂れ、酒が飲みたくなるのを
止めることはできないだろう!!
素敵な(としか言いようが無い)イラストとともに
全部で68篇収録した超・短編集である。
掌小説そのものよりも、一篇につきひとつ採り上げられる
酒の肴、珍味の方に重点が置かれている点はこの作者ならではだ。
紹介されている珍味のなかでも多くを占めるのが、
アミノ酸系の「旨味」をベースとしたもの。
(もちろん「さしみこんにゃく」等の例外はある)
醤油や味噌、昆布ダシなどの「旨味」に親しんできた日本人であれば
本書をめくるだけで涎が垂れ、酒が飲みたくなるのを
止めることはできないだろう!!