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混沌【カオス】ホテル (ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス) 文庫 – 2014/1/24
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- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2014/1/24
- ISBN-104150119384
- ISBN-13978-4150119386
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2014/1/24)
- 発売日 : 2014/1/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 416ページ
- ISBN-10 : 4150119384
- ISBN-13 : 978-4150119386
- Amazon 売れ筋ランキング: - 234,269位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 55,552位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について

SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。
1961年2月2日、高知県高知市生まれ。高知市立追手前小学校、土佐中・高等学校を経て、京都大学文学部文学研究科卒(英語アメリカ文学専攻)。
1986年、マリオン・ジマー・ブラッドリー『惑星救出計画』でSF翻訳者デビュー。訳書は、バリントン・J・ベイリー『時間衝突』『ロボットの魂』(以上、創元SF文庫)、P・K・ディック『ザップ・ガン』、コニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』『航路』など約100冊。共訳書に劉慈欣『三体』三部作、『円』『球状閃電』『超新星紀元』、『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(以上、早川書房)など。
編訳書に、シオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)、コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(河出書房新社)、『マーブル・アーチの風』、(早川書房)など。
スタージョン「ニュースの時間です」、テッド・チャン「商人と錬金術師の門」、劉慈欣「流浪地球」(共訳)の翻訳により、第36回、第40回、第54回星雲賞海外短編部門を受賞。ベイリー『時間衝突』、劉慈欣『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林』で星雲賞海外長編部門受賞。
〈小説奇想天外〉の翻訳SF時評「海外SF問題相談室」を皮切りに、各紙誌にコラム・書評を連載。〈本の雑誌〉新刊SF時評は1990年から(二度の中断をはさみ)継続中。
2004年3月に豊崎由美との共著『文学賞メッタ斬り!』を刊行。
2008年からアンソロジストとしても活動。創元SF文庫『年刊日本SF傑作選』(日下三蔵と共編)とその後継の『ベストSF』(竹書房文庫)、『不思議の扉』(角川文庫)の各シリーズや、『ゼロ年代日本SFベスト集成』全2巻、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』などのSFアンソロジーを編纂。責任編集の河出文庫『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。
著書に『20世紀SF1000』、『新編 SF翻訳講座』、『50代からのアイドル入門』、『現代SF観光局』など。
1995年4月に開設したウェブサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/)の日記は、その一部が、『狂乱西葛西日記20世紀remix SF&ミステリ業界ワルモノ交遊録』にまとめられている。
ツイッターのアカウント(@nzm)は、http://twitter.com/nzm/
日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員。「ゲンロン 大森望 SF創作講座」主任講師。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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いかにもアメリカ人らしい陽性で楽天的でそこはかとないペーソスがあって、キャプラやワイルダーの傑作を観てるみたい。最高です。
混沌ホテル わけわかめ。
女王様でも いい。
インサイダー疑惑 とてもいい。
魂は~ うんこっこ!
まれびとこぞりて ふーん。
SF的アイデアとその他日常的なものを結びつけるような作風のものが特に苦痛。
特に「まれびと~」は作者が勝手にでっち上げた設定を謎解きされても、
だからなんなん?としか思えなかった。
コニーさんは一応SF作家という位置づけですが、コメディ作品は一般的に連想するSFというよりも、架空の近未来あるいは非日常を舞台にした上で、ユーモアとエスプリを満載に、辛らつな批評で世の中の常識(非常識?)を笑い飛ばすといった形が多いようです。巧みなストーリー展開に加えて彼女の目の付け所がユニークで、「そこから来たか!」とうならせられることもしばしばです。なかでも、唯一無二、こんな作家他には居ない、と感心させられたのは表題の「インサイダー疑惑」(原題はINSIDE JOB)でした。内容をかいつまんで言うと、無知な人々から金を巻き上げていたインチキ霊媒師に、突然本物の霊が降りてきて…、ただしその霊は、科学的な合理精神で世の中の迷信やらインチキを鋭い舌鋒で批判し続けた、1920から30年代のアメリカの高名な批評家H・L・メンケンだった。というシチュエーションのもと、オカルト批判雑誌の編集者でメンケンを敬愛する主人公が、本当にメンケンであれば素晴らしいと願う一方で、霊なんか信じないという自らのポリシーに挟まれて二律背反に陥るというストーリーです。彼を慕って助手に志願したハリウッドの美人女優との駆け引きがコミカルに描かれるラブコメディ(当然ハッピーエンド)も同時進行して、徹底的な懐疑論者で朴念仁の主人公が、霊と恋の両方に右往左往させられる抱腹絶倒の展開をして行きます。もともとコニーさんは大のインチキオカルト嫌いで、他の作品でもそれらに関わる人々を笑いのめすパターンがよく出てきますが、まさか、こういう大爆笑のシチュエーションを設定してオカルト批判をするとは…。いやもう脱帽です。
どの作品も、いかにもアメリカらしいオープンさとクレイジーさ、そして楽観に彩られている。
日本人にとっては、アメリカ人自体がエイリアンみたいなものだ。
この作者の入門編としても楽しめるし、現代アメリカユーモア小説集としても楽しめる。