もっと俺様人間かと思ってた。吉川が最強の軍団だという自負のもと、毛利の盾となって、大群に向かっていった。なんで毛利本家から援軍が来ないんだろう。読んでて不満を感じさせる。
小早川隆景の本と被ってるところが、結構ある。織田信長、羽柴秀吉の脅威に屈してゆく。あ~あ、でもしょうがない。軍団の数と質の違いは、いかんとも。
次は、毛利元就・山霧を読もう。

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吉川元春: 毛利を支えた勇将 (PHP文庫 は 10-3) 文庫 – 1997/8/1
浜野 卓也
(著)
弟の小早川隆景とともに「毛利の両川」と称賛された吉川元春。11歳の初陣以来、毛利家の中国制覇に大きく貢献した勇将の生涯を描く。
- 本の長さ347ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日1997/8/1
- ISBN-104569570445
- ISBN-13978-4569570440
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (1997/8/1)
- 発売日 : 1997/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 347ページ
- ISBN-10 : 4569570445
- ISBN-13 : 978-4569570440
- Amazon 売れ筋ランキング: - 482,535位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2006年11月29日に日本でレビュー済み
「毛利の両川」と称えられつつも、弟隆景に比べて、
「勇猛なだけの武将」と見られ、他作品では引き立て役に回ることの多い元春だが、
この本では彼の素朴な像がよく分かる。
生涯側室を持たず、正妻との仲は良好で、家庭生活は最高のものだった。
太平記を戦陣で書き写すなど、文化への造詣も深かった。
確かに知略では弟に及ばなかったが、彼は弟の知略が自分に無いものだというのを知り、
自分の立ち回りを考えて行動することが出来た。
元春のことばの端々に滲み出る弟へのコンプレックスと愛情が、非常に人間くさい。
彼一人だけでは何も出来なかったでしょうが、
毛利家中の要石としては申し分ない生き方であったと言えましょう。
「勇猛なだけの武将」と見られ、他作品では引き立て役に回ることの多い元春だが、
この本では彼の素朴な像がよく分かる。
生涯側室を持たず、正妻との仲は良好で、家庭生活は最高のものだった。
太平記を戦陣で書き写すなど、文化への造詣も深かった。
確かに知略では弟に及ばなかったが、彼は弟の知略が自分に無いものだというのを知り、
自分の立ち回りを考えて行動することが出来た。
元春のことばの端々に滲み出る弟へのコンプレックスと愛情が、非常に人間くさい。
彼一人だけでは何も出来なかったでしょうが、
毛利家中の要石としては申し分ない生き方であったと言えましょう。
2010年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毛利3兄弟の元春をえがけばどうしても隆景の存在が注目されるため、元春が萎んでしまう。
やむを得ないがちょっと残念。
一般文学通算580作品目の感想。通算897冊目の作品。2010/06/04
やむを得ないがちょっと残念。
一般文学通算580作品目の感想。通算897冊目の作品。2010/06/04
2010年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
PHP文庫の特徴なのか、晩年の九州の陣から始まって幼少期に遡り、
「吉川経家や清水宗治は良い武将だったなあ。惜しい人物を死なせてしまったなあ。毛利には人材が少なくて心もとないなあ」
と、鳥取城や高松城での秀吉との対決を回顧して終わります。
胃弱だったり、母との約束の太平記の書写にいそしんでいたり、養子先の吉川家にすごく遠慮していたり、陶隆房(後の晴賢)をどうしても憎めなかったりと、勇猛さで知られる人物ですが、意外に繊細な人だったのだなと思いました。
また、尼子再興の悲願で有名な山中鹿之助の享年が30代だったことに衝撃を受けました。
脇役武将の登場が唐突だったり、表現が稚拙だったりと粗は目立ちますが、とてもさわやかな読後感でした。
「吉川経家や清水宗治は良い武将だったなあ。惜しい人物を死なせてしまったなあ。毛利には人材が少なくて心もとないなあ」
と、鳥取城や高松城での秀吉との対決を回顧して終わります。
胃弱だったり、母との約束の太平記の書写にいそしんでいたり、養子先の吉川家にすごく遠慮していたり、陶隆房(後の晴賢)をどうしても憎めなかったりと、勇猛さで知られる人物ですが、意外に繊細な人だったのだなと思いました。
また、尼子再興の悲願で有名な山中鹿之助の享年が30代だったことに衝撃を受けました。
脇役武将の登場が唐突だったり、表現が稚拙だったりと粗は目立ちますが、とてもさわやかな読後感でした。
2020年12月5日に日本でレビュー済み
本書は、吉川元春を描いた小説で、秀吉の九州征伐に従軍した元春が、
小倉城で18歳の自分を思い出すところから始まり、
亡くなるまでを描いていますが、十分に元春像を描き切れているとは感じませんでした。
小倉城で18歳の自分を思い出すところから始まり、
亡くなるまでを描いていますが、十分に元春像を描き切れているとは感じませんでした。
2008年8月11日に日本でレビュー済み
毛利や尼子、大内氏などの中国地方の関係にあまり馴染みが無かったのですが、大まかには概要が掴めた気がします。
元就の謀略、吉川軍団の精強さ、小早川隆景の実直さで、父子が互いに助け合いながら困難な状況を辛くも凌いで勢力を広めていく姿が良い。
有名な「三本の矢」の話は中国の故事だというのは知らなかった。
元就の謀略、吉川軍団の精強さ、小早川隆景の実直さで、父子が互いに助け合いながら困難な状況を辛くも凌いで勢力を広めていく姿が良い。
有名な「三本の矢」の話は中国の故事だというのは知らなかった。