個人的な意見になりますが、事実上の荀彧もこのような軍師だったのではないかと思います。
実にいい本です。

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荀いく(じゅんいく) 曹操の覇業を支えた天才軍師 (PHP文庫) 文庫 – 2007/3/2
風野 真知雄
(著)
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2007/3/2
- ISBN-104569667953
- ISBN-13978-4569667959
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2007/3/2)
- 発売日 : 2007/3/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4569667953
- ISBN-13 : 978-4569667959
- Amazon 売れ筋ランキング: - 662,852位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年福島県生まれ。作家。立教大学法学部卒。93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞受賞。2002年、第1回北東文芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『八丁堀育ち』(ISBN-10:4022645784)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月15日に日本でレビュー済み
色々な視点がある三国志。今回の荀彧もなかなか面白かった。
このシリーズは劉備や関羽等のありきたりなヒーローたちの別の一面も読み取れ、「確かにそうだよな~」と思う所も多い。
曹操を支えた荀彧、若干物語としての量が物足りない所はあるが、シンプルで読みごたえは十分にあった。
他のシリーズも読んでみたい
このシリーズは劉備や関羽等のありきたりなヒーローたちの別の一面も読み取れ、「確かにそうだよな~」と思う所も多い。
曹操を支えた荀彧、若干物語としての量が物足りない所はあるが、シンプルで読みごたえは十分にあった。
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2009年3月2日に日本でレビュー済み
荀イクという人の一生をサクッと1冊に書かれている本です。中国のあの頃のお話…という簡単な時代背景さえ分かれば三国志を知らなくても読めそうです。そのくらい、戦の話も他国の話もあまり出てきません。
出てきても印象深く(呂布や劉備など)、私は好きです♪
PHPに「様々な場面で躊躇する曹操を叱咤激励しつつ、その知略でもってなんとか魏王に仕立て上げようとする野心家として描いている。ラストは『正史三国志』『三国志演義』もびっくりの、驚くべき結末があなたを待っている!」と書かれているように、意外な結末を求める魏贔屓さんにはオススメです。
想像したこともない結末と穏やかでもの悲しいシメに「元」は取れたと思いました。なのでこの評価です。
出てきても印象深く(呂布や劉備など)、私は好きです♪
PHPに「様々な場面で躊躇する曹操を叱咤激励しつつ、その知略でもってなんとか魏王に仕立て上げようとする野心家として描いている。ラストは『正史三国志』『三国志演義』もびっくりの、驚くべき結末があなたを待っている!」と書かれているように、意外な結末を求める魏贔屓さんにはオススメです。
想像したこともない結末と穏やかでもの悲しいシメに「元」は取れたと思いました。なのでこの評価です。
2009年11月30日に日本でレビュー済み
PHP文庫の中国歴史人物シリーズの一冊。
三国時代に曹操の軍師として活躍した荀*(じゅんいく)を主人公とした歴史物語。
かなり著者独自の見解が入っており、史実とはまた異なる点が多いと思う。曹操好きには楽しいかも知れない。
風野作品としては、いまいちの出来だと思う。人物に魅力がないし、彼の捕物帳に見られるようにとぼけた味わいが感じられない。
とはいえ、軽快な筆調でスッキリ読める。
三国時代に曹操の軍師として活躍した荀*(じゅんいく)を主人公とした歴史物語。
かなり著者独自の見解が入っており、史実とはまた異なる点が多いと思う。曹操好きには楽しいかも知れない。
風野作品としては、いまいちの出来だと思う。人物に魅力がないし、彼の捕物帳に見られるようにとぼけた味わいが感じられない。
とはいえ、軽快な筆調でスッキリ読める。
2007年9月19日に日本でレビュー済み
『正史』に拠った本。謎に満ちた死に方をしたこの人は、その生涯についての評価も毀誉褒貶が激しく、「漢の忠臣」といわれたり、「泥棒の片割れ」と評価されたりする。小説では前者の方が多い(吉川英治『三国志』、陳舜臣『曹操』など)。
本書では、野心を秘めた曹操の謀臣として描かれている。早々が国公に就任するいきさつの推理は陳舜臣さんの『秘本三国志』の着眼に近い。もしかしたら同書から何らかのヒントを得たのではないかという印象を受けた。
本書では、野心を秘めた曹操の謀臣として描かれている。早々が国公に就任するいきさつの推理は陳舜臣さんの『秘本三国志』の着眼に近い。もしかしたら同書から何らかのヒントを得たのではないかという印象を受けた。
2009年7月5日に日本でレビュー済み
短すぎるというきらいはあるが、荀いくの内面性を曹操とのやり取りに絞って描いている、と捉えればそれなりに面白い。この2人以外は出番も少ないので、あまり印象にない。もっと長編で読んでみたい本である。
2007年4月29日に日本でレビュー済み
●表題が表題ですからもっと彼に絞って濃く書かれた小説家と思いましたが実にあっさりした物でした。主人公にしていますが三國志から劉備一党の記述を簡略化して呉を消して赤壁後までを抜き取ったのとあまりかわりばえしない気がします。●彼とほかの同僚との交わりも知りたかったです。チームプレイとか喧々諤々の舌戦なんかも期待したんですけど、武官や武将が功を争うように文官や謀臣も火花を散らしたり協力し合ったりなども手に取る前に想像していたのですが余りありませんでした。曹操とサシで会う場面や一人で熟考している場面ばかりであまり動きがありません。呂布撃退戦での程イクとのコンビネーションなんかも期待していたのですが程イクを見送る会話が若干あったくらいでつまらなかったです。二人の合作というよりも散発的に別の場所でたまたま役がお互いに回ってきてそつなくこなしたような感じでした。もっと用意周到に協力しながらみたいなのを想像していたのでちょっとがっくり来ました。●謀臣としての活躍ばかりで能力のある行政官という側面はほとんど描かれていませんでした。一面的です。●正史にかなり強烈な新解釈を加えています。が隆さんのように状況証拠をがっちり固めていったり最新の研究報告を参考にしてそれにのっかた上での仕事ではありません。純然たる思い付きです。史料と史料をつき合わせてその結果私はこう思うというのであれば面白いのですけど。●人材バンクのような曹操家臣がほとんど出てこないし会話もありません。夏侯惇と程イクくらいですかね、まともな会話があったのは。●ほとんど主人公と曹操のサシでの対話と年表のような淡々とした戦史の記述で一貫しています。
2007年6月9日に日本でレビュー済み
荀'ケは漢の忠臣であり、「曹操の魏公就任に反対して曹操に疎まれ、自殺した男」という印象が強いし、正史の記述でもそうなっています。風野氏はそうした従来の荀'ケ像に疑問を持ち、こうした小説を書いたそうです。
なので三国志ファンが読んだら「あれ?」と思う場面が多いと思います。
従来の荀'ケと違う荀'ケに会いたい人にお勧めです。それに抵抗がある人はやめといた方がいいと思います。
なので三国志ファンが読んだら「あれ?」と思う場面が多いと思います。
従来の荀'ケと違う荀'ケに会いたい人にお勧めです。それに抵抗がある人はやめといた方がいいと思います。