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「小顔」ってニホンではホメ言葉なんだ!? ~ドイツ人が驚く日本の「日常」~ 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/26
サンドラ・ヘフェリン
(著),
流水 りんこ
(著)
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「小顔だね」というホメ言葉は、ドイツ人には、
「脳ミソ入ってないみたい」と聞こえる!?
「日本人は太っ腹! 」
「日本は女性的な社会」
「日本人は時間にルーズ!?」
など、日本に対するドイツ人の素朴な疑問や驚きのほか、
「ドイツ人は裸が大好き! 」
「ドイツ人は衝動的(シュポンタン)な人間に憧れる」
などなど、ドイツ人の面白くて意外な一面もたっぷりご紹介!
日本の見え方がちょっぴり変わる、爆笑コミックエッセイ!
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2015/9/26
- ISBN-10458413670X
- ISBN-13978-4584136706
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対象商品: 「小顔」ってニホンではホメ言葉なんだ!? ~ドイツ人が驚く日本の「日常」~
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商品の説明
著者について
【サンドラ・ヘフェリン Sandra Haefelin】
1975年生まれ。ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴17年。 日本語とドイツ語の両方が母国語。自身が日独ハーフであることから、「ハーフとバイリンガル問題」「ハーフといじめ問題」など、「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。著書に『ハーフが美人なんて妄想ですから!!』(中公新書ラクレ)、『ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(共著/KADOKAWA)、『日本人、ここがステキで、ここがちょっとヘン。』(共著/大和出版)、『満員電車は観光地!?』(共著/KKベストセラーズ)など計10冊。
【流水りんこ Nagami Rinko】
漫画家。1983年、『魍魎伝説』(廣済堂)でデビュー。ホラー漫画家として活動したのち、バックパッカー時代のインドでの経験や、インド人男性との国際結婚、2児の育児を題材としたエッセイ漫画も執筆。代表作『インドな日々』(朝日新聞出版)、『インド夫婦茶碗』(ぶんか社)など著作多数。日常のささいなことを丁寧にユーモラスに描く作風が人気で、人物の表情の豊かさやギャグの面白さに定評がある。近刊に『満員電車は観光地!?』(共著/ベストセラーズ)、『流水りんこの南印度は美味しいぞ~!』(主婦と生活社)、『オカルト万華鏡』(朝日新聞出版)など。
1975年生まれ。ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴17年。 日本語とドイツ語の両方が母国語。自身が日独ハーフであることから、「ハーフとバイリンガル問題」「ハーフといじめ問題」など、「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。著書に『ハーフが美人なんて妄想ですから!!』(中公新書ラクレ)、『ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(共著/KADOKAWA)、『日本人、ここがステキで、ここがちょっとヘン。』(共著/大和出版)、『満員電車は観光地!?』(共著/KKベストセラーズ)など計10冊。
【流水りんこ Nagami Rinko】
漫画家。1983年、『魍魎伝説』(廣済堂)でデビュー。ホラー漫画家として活動したのち、バックパッカー時代のインドでの経験や、インド人男性との国際結婚、2児の育児を題材としたエッセイ漫画も執筆。代表作『インドな日々』(朝日新聞出版)、『インド夫婦茶碗』(ぶんか社)など著作多数。日常のささいなことを丁寧にユーモラスに描く作風が人気で、人物の表情の豊かさやギャグの面白さに定評がある。近刊に『満員電車は観光地!?』(共著/ベストセラーズ)、『流水りんこの南印度は美味しいぞ~!』(主婦と生活社)、『オカルト万華鏡』(朝日新聞出版)など。
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2015/9/26)
- 発売日 : 2015/9/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 128ページ
- ISBN-10 : 458413670X
- ISBN-13 : 978-4584136706
- Amazon 売れ筋ランキング: - 434,331位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白く読みました。私もドイツに縁があるので、とても納得するところや、日本人の外国人にたいする、妙な対応が違和感を生む事を、日本人はもっと理解するべきです。また、サンドラさんのハーフという立場から、日本人の事情も理解しているので、大変読みやすい漫画です。水流さんの絵もとても面白い!
2015年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人がドイツ人に対して持っているイメージ、木っぱ微塵です。
誕生日カードやクリスマスカードを毎年、使いまわすとか、一番のステータスは高級住宅街に家を建てることだとか?
しかも、その家を汚したくないからと揚げ物はせずに、パンにバターを塗るのみの食生活とか?
笑えます。意外なドイツ人の本音に読みながら何度吹き出したことか?
しかし、何故、ドイツ人がシリア難民を、あれほどまで受け入れるのか?ドイツ人の心の底に流れるあれほどの優しい心はどこから来るのか?
その理由には感動。
読んで損はないですし、ドイツの知り合いが居たら(自分には一人いますが)話で盛り上がること受けあいます。
誕生日カードやクリスマスカードを毎年、使いまわすとか、一番のステータスは高級住宅街に家を建てることだとか?
しかも、その家を汚したくないからと揚げ物はせずに、パンにバターを塗るのみの食生活とか?
笑えます。意外なドイツ人の本音に読みながら何度吹き出したことか?
しかし、何故、ドイツ人がシリア難民を、あれほどまで受け入れるのか?ドイツ人の心の底に流れるあれほどの優しい心はどこから来るのか?
その理由には感動。
読んで損はないですし、ドイツの知り合いが居たら(自分には一人いますが)話で盛り上がること受けあいます。
2015年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意外なドイツ人の姿。どおりで統一後、経済が復帰できたわけですよ。ギリシャ人にできるかな〜〜〜!?
2015年9月30日に日本でレビュー済み
読んだ後、思わず泣いてしまった。
基本的には日本という国を外から見るとこうなる、という、国際的な価値観の違いが面白く書かれている本なのだが、
その裏には、「日本では浮いてしまっていたり、変な奴と見られていても、世界的にみると全然問題なかったりする。いろんな人がいるからこそ、世の中は面白い。他人と違っていても自信持って楽しく生きましょう!」という著者サンドラ氏のメッセージが込められている。
私は日本で生まれ、長期で海外に住んだ経験のない生粋の日本人なのだが、どうも日本で生きづらさを感じていた。そんな私に勇気と希望を与えてくれる非常にありがたい本だ。あと、笑いのセンスも。自分を笑うことでコンプレックスを開放するという、夏目漱石的な視点がこの本にはある。
もうひとつ、この本をよむメリットをあげるとすれば、ドイツのすごさを知ることができる点だ。ドイツはECをけん引している経済大国である一方で、移民をバンバン受け入れるやさしさがある。この姿勢に対し、尊敬しつつも、どうしてそういう行動をとれるのか疑問を感じていたのであるが、この本を読んで合理性の裏にある母性や人間力を知り、ドイツ人が好きになった。もっと早く知っていればドイツ語の単位を落とすことはなかっただろうと思う。
もちろん、「日本も捨てたもんじゃない、日本人っていいところがたくさんあるんだ」と日本の魅力を再確認させてくれるところもこの本も魅力だ。
買って損のない本。ぜひ一読をお勧めする。
ドイツと日本のハーフである著者のサンドラさんでしか書けない
基本的には日本という国を外から見るとこうなる、という、国際的な価値観の違いが面白く書かれている本なのだが、
その裏には、「日本では浮いてしまっていたり、変な奴と見られていても、世界的にみると全然問題なかったりする。いろんな人がいるからこそ、世の中は面白い。他人と違っていても自信持って楽しく生きましょう!」という著者サンドラ氏のメッセージが込められている。
私は日本で生まれ、長期で海外に住んだ経験のない生粋の日本人なのだが、どうも日本で生きづらさを感じていた。そんな私に勇気と希望を与えてくれる非常にありがたい本だ。あと、笑いのセンスも。自分を笑うことでコンプレックスを開放するという、夏目漱石的な視点がこの本にはある。
もうひとつ、この本をよむメリットをあげるとすれば、ドイツのすごさを知ることができる点だ。ドイツはECをけん引している経済大国である一方で、移民をバンバン受け入れるやさしさがある。この姿勢に対し、尊敬しつつも、どうしてそういう行動をとれるのか疑問を感じていたのであるが、この本を読んで合理性の裏にある母性や人間力を知り、ドイツ人が好きになった。もっと早く知っていればドイツ語の単位を落とすことはなかっただろうと思う。
もちろん、「日本も捨てたもんじゃない、日本人っていいところがたくさんあるんだ」と日本の魅力を再確認させてくれるところもこの本も魅力だ。
買って損のない本。ぜひ一読をお勧めする。
ドイツと日本のハーフである著者のサンドラさんでしか書けない
2015年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人からすると、へぇーってことも多く、面白かったです。星が一つ削ったのは、読みでがなかったから。
2016年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グリーティングカードの使い回しや家を綺麗に保つための涙ぐましい努力など、クスッと笑えるエピソードもあるのですが、「えっドイツ人ってそんな考え方なの?」と正直引いてしまうようなことも書かれていて、少なからずショックを受けてしまいました。今まで、ドイツという国にもドイツ人にも好感を持っていたので...。
2016年3月22日に日本でレビュー済み
原著者のサンドラ・ヘフェリン氏は父親がドイツ人、母親が日本人のハーフ。これまでも『
ハーフが美人なんて妄想ですから! ! - 困った「純ジャパ」との闘いの日々
』、『
ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ
』、『
ドイツ育ちの“ハーフ"は知っている! 日本人、ここがステキで、ここがちょっとヘン。
』といった書で、「ハーフ」の目ならではの視点から日本と外国の文化や社会習慣の素敵なところと不思議なところを切りだしてきました。
前著『 満員電車は観光地!?~世界が驚く日本の「日常」~ 』では、日本人漫画家の流水りんこ氏(『 インドな日々 』ほか)とタッグを組み、外国人が日本にやってきて驚く奇妙なあれこれについて綴っていましたが、今回は日本にやってきたドイツ人に焦点を絞り、彼らが目を剥き首をかしげる奇天烈日本を文章とマンガで見つめていきます。
日本人にとって小顔がホメ言葉であることの不思議さについては、ドラマ『マッサン』で一躍ときの人となったアメリカ人女優シャーロット・ケイト・フォックスも同じことをテレビで言っていました。この本でも、顔が小さい=脳みそが小さい=バカ、という連想をドイツ人には抱かせるため、ホメ言葉というよりはむしろけなし言葉であることを著者は指摘します。
(ただし、「大きな顔をする」「顔がでかい」という否定的な慣用句が日本語にはあることとの関連については考察がないのが残念です。)
一方で日本人の鼻が小さいことをうらやましく思うドイツ人もいるのだとか。西欧や中東では鼻を小さくする整形手術がけっこう人気だというくだりを読むにつけ、美醜の基準とはけだし相対的なものなのだなという思いを強くします。
最も考えさせられたのは、日本では国家レベルの統一された法律よりもローカルな組織によって作られた独自ルールのほうが優先されているという指摘です。
確かに日本には茶髪や刺青を禁じ、罰する国法はありません。それにもかかわらず地域の学校や自治体、企業、銭湯といった組織・団体が独自にそれらを禁じ、排除するルールを作っています。国家の法律が一番優先されるべきだと考えるドイツ人には、この日本のやり方が納得いかないというのですが、確かにそうした視点は必要なのかもしれません。
ただし、電車の中で飲み食いしたり化粧をしたりすることについてもそれらを罰する国法があるわけではないけれども、だからと言ってそれが許されるかというとそう割り切れるものでもありません。このあたりの議論はもう少し深い考察が要る気もします。
この書にはまた、思わず微苦笑がもれるようなドイツ人自身の奇妙な特徴についても紹介されています。
・シュヴァーベン地方出身者はドイツ人の中でもドケチな人たちとみなされ、からかいの対象となることが多い。ヘルマン・ヘッセも『車輪の下』の中で「シュヴァーベンの人は頭がひからびるほど固くて頑固で哲学的な人が多い」と揶揄している。
・ドイツ人は国内旅行が嫌い。旅をするなら断然外国だと考えている。それはドイツ人は郷土愛が強すぎて、国内には自分の暮らす土地よりも素晴らしい場所があるとは思っていないから。
・ドイツ人も日本人と同じく電子メールの書き出しと結びの挨拶が長くなる特徴がある。
・裸であることは自然なことだと考えるドイツ人がイタリアのビーチでスッポンポンになって警察沙汰になったことがあり、今やイタリアではドイツ人専用のヌーディスト・ビーチができている。ただし、赤の他人と同じお湯に丸裸でつかる日本の銭湯にはドイツ人も強い抵抗感がある。
まだまだ笑いをさそう不思議な日独比較のネタはあるのではないでしょうか。作者二人には第3弾をぜひとも期待したいところです。
-----------------------
ところどころでドイツ語がアルファベット表記され、その発音がカタカナでルビ表記されていますが、この発音で正確なのかなと疑問に思うところがいくつかありました。
*So ein Quatch!:「ゾー・アイン・クワッチュ」とありますが、「ゾー・アイン・クヴァッチュ」では?
*tierlieb:「動物に優しい」ことを意味するこの言葉に「ティアリーブ」とルビが振ってありますが、「ティアリープ」では? 語末の音は/b/ではなく/p/だと思います。
*spontan:「衝動的」「場当たり的」という意味で、「あらかじめ計画するわけではなく、その場のノリや空気で突飛なことをする」ドイツ的な行動様式を表す言葉だというのは大変興味深い話ですが、ルビが「シュポンタン」と振られています。「シュポンターン」のほうが実際の発音に近い表記だと思います。
前著『 満員電車は観光地!?~世界が驚く日本の「日常」~ 』では、日本人漫画家の流水りんこ氏(『 インドな日々 』ほか)とタッグを組み、外国人が日本にやってきて驚く奇妙なあれこれについて綴っていましたが、今回は日本にやってきたドイツ人に焦点を絞り、彼らが目を剥き首をかしげる奇天烈日本を文章とマンガで見つめていきます。
日本人にとって小顔がホメ言葉であることの不思議さについては、ドラマ『マッサン』で一躍ときの人となったアメリカ人女優シャーロット・ケイト・フォックスも同じことをテレビで言っていました。この本でも、顔が小さい=脳みそが小さい=バカ、という連想をドイツ人には抱かせるため、ホメ言葉というよりはむしろけなし言葉であることを著者は指摘します。
(ただし、「大きな顔をする」「顔がでかい」という否定的な慣用句が日本語にはあることとの関連については考察がないのが残念です。)
一方で日本人の鼻が小さいことをうらやましく思うドイツ人もいるのだとか。西欧や中東では鼻を小さくする整形手術がけっこう人気だというくだりを読むにつけ、美醜の基準とはけだし相対的なものなのだなという思いを強くします。
最も考えさせられたのは、日本では国家レベルの統一された法律よりもローカルな組織によって作られた独自ルールのほうが優先されているという指摘です。
確かに日本には茶髪や刺青を禁じ、罰する国法はありません。それにもかかわらず地域の学校や自治体、企業、銭湯といった組織・団体が独自にそれらを禁じ、排除するルールを作っています。国家の法律が一番優先されるべきだと考えるドイツ人には、この日本のやり方が納得いかないというのですが、確かにそうした視点は必要なのかもしれません。
ただし、電車の中で飲み食いしたり化粧をしたりすることについてもそれらを罰する国法があるわけではないけれども、だからと言ってそれが許されるかというとそう割り切れるものでもありません。このあたりの議論はもう少し深い考察が要る気もします。
この書にはまた、思わず微苦笑がもれるようなドイツ人自身の奇妙な特徴についても紹介されています。
・シュヴァーベン地方出身者はドイツ人の中でもドケチな人たちとみなされ、からかいの対象となることが多い。ヘルマン・ヘッセも『車輪の下』の中で「シュヴァーベンの人は頭がひからびるほど固くて頑固で哲学的な人が多い」と揶揄している。
・ドイツ人は国内旅行が嫌い。旅をするなら断然外国だと考えている。それはドイツ人は郷土愛が強すぎて、国内には自分の暮らす土地よりも素晴らしい場所があるとは思っていないから。
・ドイツ人も日本人と同じく電子メールの書き出しと結びの挨拶が長くなる特徴がある。
・裸であることは自然なことだと考えるドイツ人がイタリアのビーチでスッポンポンになって警察沙汰になったことがあり、今やイタリアではドイツ人専用のヌーディスト・ビーチができている。ただし、赤の他人と同じお湯に丸裸でつかる日本の銭湯にはドイツ人も強い抵抗感がある。
まだまだ笑いをさそう不思議な日独比較のネタはあるのではないでしょうか。作者二人には第3弾をぜひとも期待したいところです。
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ところどころでドイツ語がアルファベット表記され、その発音がカタカナでルビ表記されていますが、この発音で正確なのかなと疑問に思うところがいくつかありました。
*So ein Quatch!:「ゾー・アイン・クワッチュ」とありますが、「ゾー・アイン・クヴァッチュ」では?
*tierlieb:「動物に優しい」ことを意味するこの言葉に「ティアリーブ」とルビが振ってありますが、「ティアリープ」では? 語末の音は/b/ではなく/p/だと思います。
*spontan:「衝動的」「場当たり的」という意味で、「あらかじめ計画するわけではなく、その場のノリや空気で突飛なことをする」ドイツ的な行動様式を表す言葉だというのは大変興味深い話ですが、ルビが「シュポンタン」と振られています。「シュポンターン」のほうが実際の発音に近い表記だと思います。
2017年10月16日に日本でレビュー済み
ドイツと日本の文化・習慣の違い。予想した以上に大きいものでした。
違いを発見するときの切り口がシャープであるとともに、ユーモアもあって良いです。
・大柄な人が多いドイツ人にとってニホンの住居やかぐのサイズが小さく感じることが多い。
・ドイツ人は国内旅行をあまりしないこと。
・ドイツ国内でシュヴァーベン地方はケチな地域とされていて、からかうようなジョークがたくさんあること。
等々
どなたも、読み進めていくうちに新発見の知識が必ずあると思われます。
違いを発見するときの切り口がシャープであるとともに、ユーモアもあって良いです。
・大柄な人が多いドイツ人にとってニホンの住居やかぐのサイズが小さく感じることが多い。
・ドイツ人は国内旅行をあまりしないこと。
・ドイツ国内でシュヴァーベン地方はケチな地域とされていて、からかうようなジョークがたくさんあること。
等々
どなたも、読み進めていくうちに新発見の知識が必ずあると思われます。