圧倒される思いです。
最近、これだけ目を凝らして読んだ本はありません。
ヒリヒリする緊張と期待でページをめくり続けました。
途中で休むことも忘れ、字がかすみ、目薬を刺しまくりです。
著者のマイケル・マローンは30年以上インテル、その経営者や同業者、ライバル企業を手取材し調査してこの本を発表しました。
緻密詳細な580ページの大著で、エキサイティングな骨太の本に仕上がっています。
インテルの歴史であり、シリコンバレーの歴史であり、情報通信革命の担い手たちの闘いの歴史です。
インテルを築いた3人の経営者の戦いの歴史です。
日本ではかって鉄は産業の米だと言われた時代があり、その後、半導体が産業の米だと言われた時代と言われたこともありました。
マイクロプロセッサは、アメリカ、韓国、中国が首位闘いを演じており、日本は残念ながらすっかり蚊帳の外です。
インテルは、20世紀後半に起こった情報通信革命を一貫して支えた必須の製品である半導体、メモリ、マイクロプロセッサ市場で勝者の地位を維持しました。
急激な技術革新が相次ぐ世界で、ライバル会社との死闘を続け、何度も失敗し、経営危機に直面しながらも、それを乗り越え新たな成長を続けます。
売上は、6.5兆円で半導体業界でトップの地位を25年間維持しています。
1968年に設立されたインテルは3人の科学者・経営者によってベンチャー企業から世界一のマイクロプロセッサ企業になりました。
中心のロバート・ノイスはインテルの頭脳とエンジンの役割りで卓越した舵取りであり、何度もの経営危機を乗り越えたファイターです。
インテルのDNAであるな失敗から学び不死鳥のようによみがえる経営風土を作リました。
インテルは、勝利に次ぐ勝利を続けることから「ウィンテル」と言われます。
ロバート・ノイスは、すぐれた先進的な科学者でもあり、ジャック・キルビーと共同研究で集積回路を発明しました。
2000年に、ジャック・キルビーが集積回路発明でノーベル賞を受賞しましたが、共同発明者のノイスは、既に亡くなっており受賞は叶いませんでした。
ゴードン・ムーアは、インテルの頭脳で「ムーアの法則」で知られます。
半導体集積回路のトランジスタ数は2年ごとに2倍になるという半導体業界の経験則です。
インテルは、メーアの法則に基づいて先行投資を続け、ライバル企業に打ち勝ってきました。
他の2人が典型的なアメリカのエリートであるのに対して、3人目のアンドレ・グローブは、子供時代にナチスドイツのホロコーストから逃れ、ソ連の圧政、弾圧で20歳で故国ハンガリーからアメリカへ亡命したユダヤ人です。
優柔不断な他の2人と違ってグローブはインテルのエンジンそのものでインテルを積極果敢で闘争的な企業にした立役者です。
この3人の絶妙のバランスは「トリニティ」と呼ばれそれぞれの役割分担と協力でインテルを世界的な大企業に育て上げた稀有な成功例です。
アップルのスティーブ・ジョブズとジョン・スカリーの例でもわかりますが優秀で個性的な経営者が相手を尊重し妥協してスクラムを長く組むのは困難です。
シリコンバレーは、真空管、トランジスタ、集積回路、マイクロプロセッサと進化を遂げるなかで一貫して、情報通信革命の世界の中心地になり多くの優秀な人材があつまり、ベンチャー企業を立ち上げ、大成功し、あるいは破れて去っていきま花した。
今日もハイテク企業の一大集積地で聖地です。
インテルがこの地にあることでシリコンバレーの繁栄をもたらしました影響は計り知れません。
首位の座を独走しているインテルですがモバイル時代の対応に遅れ、サムソンの追撃を受けています。
ムーアの法則も、技術的な限界から、次世代の新たな技術開発がなければ、法則性が崩れます。
インテルは、今後、どのような舵取りをしていくのか。
目が離せません。

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インテル 世界で最も重要な会社の産業史 単行本 – 2015/9/12
「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」つまり「コンピュータの処理能力は指数関数的に向上していく」、1965年、インテルの創業者であるゴードン・ムーア博士が発表した論文に書かれていた半導体の能力に関する洞察は、「ムーアの法則」として、今日にいたるまで、情報産業にかかわるものが、逃れらない法則となった。
その法則を生み出した「世界で最も重要な会社「インテル」の産業史である。
ムーアの法則」の誕生のみならず、本書を読む読者が切実に感じるのは、今自分が努めている会社、業界のすべてに通ずる共通のテーマが、鮮烈なエピソードをもって書かれている点だ。
すなわち、「技術力か営業力か宣伝力か」という問題。
あるいは「才能か努力か」
あるいは、「継承か革新か」
あるいは「模倣か創造か」
本書の中には、コンピュータの心臓部であるマイクロプロセッサ(CPU)を世界で初めインテルとともに開発した日本の電卓メーカーが、最後の最後で社長の判断から契約をキャンセル、結果的には、CPUの知的財産権を逃すという「史上最悪の経営判断」をしてしまう話や、あるいは、モトローラに劣るチップをインテルが営業力でもってシェアを逆転する様など、私たちの今日のビジネスの日々の判断に通じる血わき肉おどるエピソードが満載されている。
著者はアメリカの新聞で初めてシリコンバレー担当をおいたサンノゼマーキュリーニュースで最初のシリコン・バレー担当となった記者。1970年代から今日まで、その有為転変を追い続けてきた。
その法則を生み出した「世界で最も重要な会社「インテル」の産業史である。
ムーアの法則」の誕生のみならず、本書を読む読者が切実に感じるのは、今自分が努めている会社、業界のすべてに通ずる共通のテーマが、鮮烈なエピソードをもって書かれている点だ。
すなわち、「技術力か営業力か宣伝力か」という問題。
あるいは「才能か努力か」
あるいは、「継承か革新か」
あるいは「模倣か創造か」
本書の中には、コンピュータの心臓部であるマイクロプロセッサ(CPU)を世界で初めインテルとともに開発した日本の電卓メーカーが、最後の最後で社長の判断から契約をキャンセル、結果的には、CPUの知的財産権を逃すという「史上最悪の経営判断」をしてしまう話や、あるいは、モトローラに劣るチップをインテルが営業力でもってシェアを逆転する様など、私たちの今日のビジネスの日々の判断に通じる血わき肉おどるエピソードが満載されている。
著者はアメリカの新聞で初めてシリコンバレー担当をおいたサンノゼマーキュリーニュースで最初のシリコン・バレー担当となった記者。1970年代から今日まで、その有為転変を追い続けてきた。
- 本の長さ582ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2015/9/12
- ISBN-104163903313
- ISBN-13978-4163903316
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2015/9/12)
- 発売日 : 2015/9/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 582ページ
- ISBN-10 : 4163903313
- ISBN-13 : 978-4163903316
- Amazon 売れ筋ランキング: - 136,079位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界の急激な進歩は戦争を経てることがよくわかった。残念だが、今後もそうなんだろう。
2015年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういった有名企業の発展に関する記述は、どうしても後知恵で装飾により本質が見えない、当事者たちに
都合のよい解釈、無条件の礼賛が多いがこの本は違う。
発展したのは必然ではなく、多くの衝突や危機を偶然乗り越えた結果であるという事が素直に書いてある。
商品の説明、内容紹介で触れられているワードを見て、良くあるビジネス書のような二者択一の紋切り型の
都合のよい「結果」が書いてあると思ったら期待外れとなるであろう。そのような従前の安っぽい内容ではない。
成功は唯一人の天才の所作による予定調和ではなく、突出してはいるが時にはバランスの悪いチャレンジャーの
アイデアを、組織内外の各分野に長けた者が強い意志をもってスピーディに具現化・実現化する事で成しえるという事が
これでもかと綴られている。
一般化してよく企画書の装飾に使われるPDCAという品質改善発祥のサイクルではなく、OODAを如何に速いサイクルで回すか。
(OODA=監視(Observe)- 情勢判断(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)、D,A段階よりObserveへのループ)
経営者は無限の荒野を切り開く境地で、時には占いや風水などに走る。例え東証一部上場の大企業でも。
当書にはそんな事は書いてはいないが、大きな意思決定はギャンブルである事がよく分かる。
ただ、ギャンブルでも意思決定者の持つ様々な情報・知識や経験を無意識に多変量解析した「勘」とも呼べるようなもの、
そこがカギとなるのは間違いないが。
全体に都合よくまとめた後知恵は無いが、マーケティングの専門書を読んだことがある人には非常に示唆に富んだ
内容となっている。まあアカデミックな視点で言うと、インテルは紛う方無し成功例なのだから当然だが。
難を言うとちと翻訳が甘い。例えば人名でボビーについて触れだすと、途中でボブになったりボビーに戻ったり。
読みづらい部分はその位。久し振りに払った金額分の価値のある本に出会えた。
都合のよい解釈、無条件の礼賛が多いがこの本は違う。
発展したのは必然ではなく、多くの衝突や危機を偶然乗り越えた結果であるという事が素直に書いてある。
商品の説明、内容紹介で触れられているワードを見て、良くあるビジネス書のような二者択一の紋切り型の
都合のよい「結果」が書いてあると思ったら期待外れとなるであろう。そのような従前の安っぽい内容ではない。
成功は唯一人の天才の所作による予定調和ではなく、突出してはいるが時にはバランスの悪いチャレンジャーの
アイデアを、組織内外の各分野に長けた者が強い意志をもってスピーディに具現化・実現化する事で成しえるという事が
これでもかと綴られている。
一般化してよく企画書の装飾に使われるPDCAという品質改善発祥のサイクルではなく、OODAを如何に速いサイクルで回すか。
(OODA=監視(Observe)- 情勢判断(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)、D,A段階よりObserveへのループ)
経営者は無限の荒野を切り開く境地で、時には占いや風水などに走る。例え東証一部上場の大企業でも。
当書にはそんな事は書いてはいないが、大きな意思決定はギャンブルである事がよく分かる。
ただ、ギャンブルでも意思決定者の持つ様々な情報・知識や経験を無意識に多変量解析した「勘」とも呼べるようなもの、
そこがカギとなるのは間違いないが。
全体に都合よくまとめた後知恵は無いが、マーケティングの専門書を読んだことがある人には非常に示唆に富んだ
内容となっている。まあアカデミックな視点で言うと、インテルは紛う方無し成功例なのだから当然だが。
難を言うとちと翻訳が甘い。例えば人名でボビーについて触れだすと、途中でボブになったりボビーに戻ったり。
読みづらい部分はその位。久し振りに払った金額分の価値のある本に出会えた。
2015年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近読んだ書籍で最も面白い(個人的な興味から),示唆に富んだ1冊だったように思っています.特に半導体をかじった人はそう感じると思います!
これまでにインテル関係の書籍はかなり読んでいますが,インテル操業に関わる当事者達の執筆が主でした.対して,インテルの担当記者がまとめた本書は,第三者視点からの描き方であり,その視点が変わること(インテルを外側から見ている点)で興味深さをより大きなモノにしています.史事の捉え方も見るところが変わると大きく変わるであろことを再認識させてくれます.
例えば,マイクロプロセッサーの開発にかかわった技術者を
日本人の島正利を加えた4名としていること,
(オバマ大統領発明勲章は島以外の米国人3名に与えられている)
更に執筆者視点でロバート・ノイスも加えて5名とすべきとの主張は
開発者をテッド・ホフ一人としているインテルの考え方とは
異なる点であり,ここが視点の違いとしての一例だと思います.
インテルの成功は下記の3人としています.これは異論のないところでしょう.
創業者: ロバート・ノイス, ゴードン・ムーア
事業拡張の最大の貢献者: アンディ―・グローブ
とはいえ,3人の偉人(本書ではトリニティと呼んでいる)以外にもかなりのキーマンがいたことは想像に反せず,その個々の役割が実にわかりやすく,整理してまとめられています.
関連図書として紹介されている2冊は
ロバート・ノイス → The Man Behind the Microchip (邦訳なし)
アンディ―・グローブ → アンディ―・グローブ / 修羅場がつくった経営の巨人(ダイヤモンド社)
グローブは半導体物理の専門書を含め(大学の輪講の教科書でした),かなりたくさんの執筆をしており,特に経営者としてのセンスもピカイチであったことは明らかです.特に下記書籍はお勧めです.
インテル戦略転換 → DRAM を捨て,マイクロプロセッサーに注力した決断
インテル経営の秘密 → インテルにおけるビジネス視点からの考え方
ゴードン・ムーアに関しては自伝がないとありますが,確かに洋書版ではないのかもしれませんが,和文であれば,日経新聞で掲載された 『私の履歴書』 を加筆修正した
インテルとともに(私の半導体人生) があります.
これら書籍と読み比べてみると,内側からのインテルと,外側から見たインテルとの描かれ方の違いが実に興味深いと思います.史事は執筆する人,解釈する人で変わってくる,解釈学の概念も存在することがわかるような気がしました.
これまでにインテル関係の書籍はかなり読んでいますが,インテル操業に関わる当事者達の執筆が主でした.対して,インテルの担当記者がまとめた本書は,第三者視点からの描き方であり,その視点が変わること(インテルを外側から見ている点)で興味深さをより大きなモノにしています.史事の捉え方も見るところが変わると大きく変わるであろことを再認識させてくれます.
例えば,マイクロプロセッサーの開発にかかわった技術者を
日本人の島正利を加えた4名としていること,
(オバマ大統領発明勲章は島以外の米国人3名に与えられている)
更に執筆者視点でロバート・ノイスも加えて5名とすべきとの主張は
開発者をテッド・ホフ一人としているインテルの考え方とは
異なる点であり,ここが視点の違いとしての一例だと思います.
インテルの成功は下記の3人としています.これは異論のないところでしょう.
創業者: ロバート・ノイス, ゴードン・ムーア
事業拡張の最大の貢献者: アンディ―・グローブ
とはいえ,3人の偉人(本書ではトリニティと呼んでいる)以外にもかなりのキーマンがいたことは想像に反せず,その個々の役割が実にわかりやすく,整理してまとめられています.
関連図書として紹介されている2冊は
ロバート・ノイス → The Man Behind the Microchip (邦訳なし)
アンディ―・グローブ → アンディ―・グローブ / 修羅場がつくった経営の巨人(ダイヤモンド社)
グローブは半導体物理の専門書を含め(大学の輪講の教科書でした),かなりたくさんの執筆をしており,特に経営者としてのセンスもピカイチであったことは明らかです.特に下記書籍はお勧めです.
インテル戦略転換 → DRAM を捨て,マイクロプロセッサーに注力した決断
インテル経営の秘密 → インテルにおけるビジネス視点からの考え方
ゴードン・ムーアに関しては自伝がないとありますが,確かに洋書版ではないのかもしれませんが,和文であれば,日経新聞で掲載された 『私の履歴書』 を加筆修正した
インテルとともに(私の半導体人生) があります.
これら書籍と読み比べてみると,内側からのインテルと,外側から見たインテルとの描かれ方の違いが実に興味深いと思います.史事は執筆する人,解釈する人で変わってくる,解釈学の概念も存在することがわかるような気がしました.
2019年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常によくまとまっている。インテルについて初めて知るのに適切な本。
2016年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなり面白いです。この価格でこの情報量は最高です!ビジネスマンの必読書だと思います。
2016年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書店で手にした時に装幀がもう一つだったことと、2段組みで読みにくそうだったこと、及び、失礼ながらこの分野での実績が少ない(?) 文藝春秋刊だったことで、一旦は購入を見送りました。
しかし、少し前に読んだレポートで本書から引用されていたこともあり、amazonで買って読んだところ案外面白かったです。
特に創業から今日に至るまでのインテル社を通史的に理解するにも良書ですし、ムーアの法則の意味を改めて理解できたことは収穫でした。
他に、読むとすれば
・インテルの戦略
・ハイテク企業のマーケティング戦略(絶版)
の2冊をお薦めしますが、本書と併せて読めば、より理解が深まるでしょう。
尚、一部のカスタマーレビューで著者がアンドリュー・グローブ氏に対する気持ちについて書かれていますが、これは少し違うように思いました。
しかし、少し前に読んだレポートで本書から引用されていたこともあり、amazonで買って読んだところ案外面白かったです。
特に創業から今日に至るまでのインテル社を通史的に理解するにも良書ですし、ムーアの法則の意味を改めて理解できたことは収穫でした。
他に、読むとすれば
・インテルの戦略
・ハイテク企業のマーケティング戦略(絶版)
の2冊をお薦めしますが、本書と併せて読めば、より理解が深まるでしょう。
尚、一部のカスタマーレビューで著者がアンドリュー・グローブ氏に対する気持ちについて書かれていますが、これは少し違うように思いました。
2017年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インテルについて詳しくないが学びたくて手に取りました
私の狙いとこの書籍にズレがあるので、百ページ読んで止めました
そう、これは社史なので、ビジネス本ではないのです(しかし、出版の世界はわかりづらい、本の内容、タイトル、PRの3つがどれも嘘をつかないことがない)
感想としては
小さめの字がぎっしり詰まり厚みもあり
社史なので、面白いとかそういうエンターテイメントはしてくれなくて、退屈で。。記者が書いたので伝聞というか、そういう調子で、、あと万事が礼賛的で。。。
著者は様々エピソードを詳しく知っているようで、これでもかと詳しく書いてくれますが、その情報を読んで何の意味があるのか。。。
他のレビューが高評価なのはどうしてなのか、私の感想との差がどうして出るかと言うと、元々インテルに人並み以上の興味と知識がある人が読めばこういう内輪話的な内容を楽しめるのかなと思うしかないです
私の狙いとこの書籍にズレがあるので、百ページ読んで止めました
そう、これは社史なので、ビジネス本ではないのです(しかし、出版の世界はわかりづらい、本の内容、タイトル、PRの3つがどれも嘘をつかないことがない)
感想としては
小さめの字がぎっしり詰まり厚みもあり
社史なので、面白いとかそういうエンターテイメントはしてくれなくて、退屈で。。記者が書いたので伝聞というか、そういう調子で、、あと万事が礼賛的で。。。
著者は様々エピソードを詳しく知っているようで、これでもかと詳しく書いてくれますが、その情報を読んで何の意味があるのか。。。
他のレビューが高評価なのはどうしてなのか、私の感想との差がどうして出るかと言うと、元々インテルに人並み以上の興味と知識がある人が読めばこういう内輪話的な内容を楽しめるのかなと思うしかないです