ライオネル・リッチーのベストアルバム。1992年に発表された。
1968年にコモドアーズというバンドが結成された。かのジャクソン5のバックバンドを務めていた。その後バンドメンバーのライオネル・リッチー
の才能が開花し、結成当初からのファンク路線からソフトでスウィートと表現される曲作りへと移行がなされた。その後1982年にソロになった。
ライオネルの才能が広く知れ渡ったきっかけは1980年、ケニー・ロジャースに提供した曲「Lady」である。翌81年にはダイアナ・ロスとの
デュエットした「Endless love」を発表した。
' You know I don't mind '
私的にはこのEndless loveとコモドアーズ時代の「Sail on」が好みである。特にEndless・・は世に多く存在するデュエット曲の中でも
メロディ・曲調と歌唱が見事にマッチしている素晴らしい作品だと思う。
アルバムに収められたいずれの楽曲も彼の心の純粋さ・ストレートさ・優しさ等が伝わり、聴いていて心が洗われ温かくなる。
彼がソロになってからベスト盤をのぞいて12枚ものアルバムを出しており、その1枚1枚は素晴らしいものである。
一方で、この様なベスト盤において連続して時代時代のヒット曲を聴いて感動できるのもライオネル・リッチー作品だからこそ・・
と思わせるものがある。
お奨めします。