前年のロストエイジのパワーバトラーに該当するんでしょうか。
簡易変形かつギミック優先(ポージング可動を犠牲)とした商品となっています。
とはいえ本作ではウォーリア(TAV18)のドリフトもそこまで特異な変形はしなくそこそこの可動だったうえ
どちらも塗装は頑張ってますので棒立ちで飾る分には大差ないかも
手順は少なめですがルーフ全体が足を形成する大胆な構造とつま先の処理の仕方は面白いと思います
同時期発売のグランドビーコンジェネラル(プライムRIDビーコン型)の発想をより簡易に進歩させた感じに思えます。
あとは大がかりなランチャーギミックを殺さずに少ない手数のなかで変形の位置を変えてるところにも脱帽です。
前腕の肉抜きと両足の開きだけがマイナスかな?
地面に立てておけばやや開きますが持ち上げると閉じてしまいます。
発射ギミックはレバーが重いのとたまに引っかかるのか固いときがあるのがやや難点。
(追記:どうやらロボのときに足が開いている状態、ビークルで地面と設置した状態でないとレバーが安全のために動かないようです)
マイクロンは大きさ・重さの割にはよく飛びます(笑)
マイクロンの一発変形は面白いですがクリアーパーツによる武装はいらなかったかな?
簡易にギミックで遊ぶこちらでいちいちプラモよろしく小さなパーツを切って
取り付けてもらうというのはなんだか違うような気がします。
(もっともドリフト本体の武器も兼ねている面もありますが)
可動フィギュアの側面を求める(ウォーリア)か変形ギミックの面白さを求める(本品)かに割り振られてきているので
どちらのドリフトがいいかはもう人それぞれとしか言えないかも
個人的にはコスト制限で変形も無難、可動もそこまででなくなったウォーリアよりは
制約のなかでも練られたギミックや付属品の多さで遊べるこっちをおススメします。
価格的にもそこまで差があるわけじゃないですしね。