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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか 単行本 – 2009/2/17

5つ星のうち4.2 201

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出版社より

著者からのコメント

生命現象の核心を解くキーワード、それは<動的平衡> (dynamic equilibrium ダイナミック・イクイリブリアム)。

私たちは、自分は自分だ、自分の身体は自分のものだ、という風に、確固たる自己の存在を信じているけれど、それは実は、思うほど確実なものではない。私たちの身体は、タンパク質、炭水化物、脂質、核酸などの分子で構成されている。しかし、それら分子はそこにずっととどまっているのでもなければ、固定されたものでもない。分子は絶え間なく動いている。間断なく分解と合成を繰り返している。休みなく出入りしている。実体としての物質はそこにはない。一年前の私と今日の私は分子的にいうと全くの別物である。そして現在もなお入れ替わり続けている。

つまり、私たちの身体は分子の「淀み」でしかない。それも、ほんの一瞬の。私たちの生命は、分子の流れの中にこそある。とまることなく流れつつ、あやういバランスの上にある。それが生命であり、そのあり方を言い表す言葉が、本書のタイトル、<動的平衡>である。本書は、最初から最後まで、<動的平衡>とは一体何なのか、どのように成り立ち、いかにふるまうかを考えた本である。

爪や皮膚、髪の毛であれば、絶えず置き換わっていることが実感できる。しかし私たちの全身の細胞のそのすべてで置き換わりが起きている。固い骨や歯のような部位でもその内部は動的平衡状態である。お腹の回りの脂肪も、たえず運び出され、たえず蓄えられている。分裂しないはずの脳細胞でもその中身やDNAは作り替えられる。

なぜそれほどまでに、あえどのない自転車操業のような営みを繰り返さねばならないのか。それは、絶え間なく壊すことしか、損なわれないようにする方法がないからである。生命は、そのようなありかたとふるまいかたを選びとった。それが動的平衡である。

生命は、必死に自転車をこいでいる。追手から逃れるために。追手は生命をとらえて、その秩序を壊そうとたくらむ。温かな血潮を冷まそうとする。循環を止めようとする。追手の名は、エントロピー増大の法則。輝けるものはいつか錆び、支柱や梁はいずれ朽ち果てる。いかなる情熱もやがては消え、整理整頓された机の上もすぐに本や書類が積みあがる。乱雑さ(エントロピー)が増える方向に時間は流れ、時間の流れは乱雑さが増える方向に進む。生命も、この宇宙の大原則から免れることはできない。しかし、エントロピー増大の法則に先回りして自らをあえて壊し、そして作り変えるという自転車操業を続ける限りにおいて、生物はその生命を維持することができる。私たちの身体において、たゆまず、けなげに自転車をこぎつづけているもの、それが動的平衡である。

あなたは本書を読み終わった後、季節の移ろいを感じ、高い空を見上げ、いろんな思いを巡らせることだろう。あるいは、たくさんの友達と会話することだろう。その時々に、こう言ってほしい。「ああそれはね、動的平衡だよ」と。

【目次】

●「青い薔薇」――はしがきにかえて

●プロローグ――生命現象とは何か

ボスの憂鬱

ノーベル賞より億万長者(ビリオネラ)

生命現象とは何なのか

●第1章 脳にかけられた「バイアス」――人はなぜ「錯誤」するか

クリックが最後に挑んだテーマ

記憶物質を追求したアンガー博士

記憶とは何か

情報伝達物質ペプチドの暗号

時間どろぼうの正体

人間の脳に貼りついたバイアス

「見える人」と「見えない人」

錯覚を生むメカニズム

なぜ、学ぶことが必要なのか

● 第2章 汝(なんじ)とは「汝の食べた物」である――「消化」とは情報の解体

骨を調べれば食物がわかる

食物は情報を内包している

胃の中は「身体の外」

人間は考える管である

生命活動とはアミノ酸の並べ替え

コラーゲン添加食品の空虚

「頭がよくなる」食品?

チャイニーズ・レストラン・シンドローム

●第3章 ダイエットの科学――分子生物学が示す「太らない食べ方」

ドカ食いとチビチビ食い

自然界はシグモイド・カーブ

「太ること」のメカニズム

脂肪に変換して貯蔵するプロセス

インシュリンを制御せよ!

「飢餓」こそが人類七〇〇万年の歴史

過ぎたるは及ばざるが如し

●第4章 その食品を食べますか?――部分しか見ない者たちの危険

消費者にも責任がある

安全のコストを支払う人びと

壮大な人体実験をしている

バイオテクノロジー企業の強欲

遺伝子組み換え作物の大義名分

「青いバラ」の教訓

全体は部分の総和ではない

● 第5章 生命は時計仕掛けか?――ES細胞の不思議

生命の仕組みを解き明かす方法

タンパク質の設計図を書き換えよ

受精卵を「立ち止まらせる」方法はないか

「空気が読めない」細胞

ガン細胞とES細胞の共通点

ノックアウト・マウスの完成

「えびす丸1号」に何が起きたか

ES細胞は、再生医学の切り札か?

●第6章 ヒトと病原体の戦い――イタチごっこは終わらない

うつる病気とうつらない病気

細菌学の開祖ロベルト・コッホ

種の違いとは何か

カニバリズムを忌避(きひ)する理由

「濾過性病原体」の発見

自己複製能力を持つ「物質」

種を超えるウイルス

謎の病原体

異常型プリオンタンパク質は足跡?

●第7章 ミトコンドリア・ミステリー――母系だけで継承されるエネルギー産出の源

私たちの体内にいる別の生物

フォースの源泉

一五回ボツになった論文

葉緑体も別の生物だった

「取り込まれた」ことの痕跡

●第8章 生命は分子の「淀み」――シェーンハイマーは何を示唆したか

デカルトの「罪」

可変的でありながらサスティナブル

「動的な平衡」とは何か

多くの失敗は何を意味するか

アンチ・アンチ・エイジング

なぜ、人は渦巻きに惹かれるか

●あとがき

商品の説明

レビュー

生命現象の核心を解くキーワード、それは<動的平衡> (dynamic equilibrium ダイナミック・イクイリブリアム)。

私たちは、自分は自分だ、自分の身体は自分のものだ、という風に、確固たる自己の存在を信じているけれど、それは実は、思うほど確実なものではない。私たちの身体は、タンパク質、炭水化物、脂質、核酸などの分子で構成されている。しかし、それら分子はそこにずっととどまっているのでもなければ、固定されたものでもない。分子は絶え間なく動いている。間断なく分解と合成を繰り返している。休みなく出入りしている。実体としての物質はそこにはない。一年前の私と今日の私は分子的にいうと全くの別物である。そして現在もなお入れ替わり続けている。

つまり、私たちの身体は分子の「淀み」でしかない。それも、ほんの一瞬の。私たちの生命は、分子の流れの中にこそある。とまることなく流れつつ、あやういバランスの上にある。それが生命であり、そのあり方を言い表す言葉が、本書のタイトル、<動的平衡>である。本書は、最初から最後まで、<動的平衡>とは一体何なのか、どのように成り立ち、いかにふるまうかを考えた本である。

爪や皮膚、髪の毛であれば、絶えず置き換わっていることが実感できる。しかし私たちの全身の細胞のそのすべてで置き換わりが起きている。固い骨や歯のような部位でもその内部は動的平衡状態である。お腹の回りの脂肪も、たえず運び出され、たえず蓄えられている。分裂しないはずの脳細胞でもその中身やDNAは作り替えられる。

なぜそれほどまでに、あえどのない自転車操業のような営みを繰り返さねばならないのか。それは、絶え間なく壊すことしか、損なわれないようにする方法がないからである。生命は、そのようなありかたとふるまいかたを選びとった。それが動的平衡である。

生命は、必死に自転車をこいでいる。追手から逃れるために。追手は生命をとらえて、その秩序を壊そうとたくらむ。温かな血潮を冷まそうとする。循環を止めようとする。追手の名は、エントロピー増大の法則。輝けるものはいつか錆び、支柱や梁はいずれ朽ち果てる。いかなる情熱もやがては消え、整理整頓された机の上もすぐに本や書類が積みあがる。乱雑さ(エントロピー)が増える方向に時間は流れ、時間の流れは乱雑さが増える方向に進む。生命も、この宇宙の大原則から免れることはできない。しかし、エントロピー増大の法則に先回りして自らをあえて壊し、そして作り変えるという自転車操業を続ける限りにおいて、生物はその生命を維持することができる。私たちの身体において、たゆまず、けなげに自転車をこぎつづけているもの、それが動的平衡である。

あなたは本書を読み終わった後、季節の移ろいを感じ、高い空を見上げ、いろんな思いを巡らせることだろう。あるいは、たくさんの友達と会話することだろう。その時々に、こう言ってほしい。「ああそれはね、動的平衡だよ」と。

著者 福岡伸一 --著者からのコメント

著者について

分子生物学者。1959年、東京生まれ。京都大学農学部卒。米国ロックフェラー大学研究員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学理工学部化学・生命科学科教授。『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス)で講談社出版文化賞科学出版賞受賞。このほかに、『もう牛を食べても安心か』(文春新書)、『ロハスの思考』(ソトコト新書)などの著書がある。生命とは何かを動的平衡論から問い直した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は60万部のベストセラーとなり、2007年度サントリー学芸賞を受賞。女と男の関係を生物学的に考察した『できそこないの男たち』(光文社新書)も話題。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 木楽舎 (2009/2/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/2/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4863240120
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4863240124
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.2 201

著者について

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福岡 伸一
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ふくおかしんいち

1959年東京生まれ。京都大学卒。

米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学総合文化政策学部教授。分子生物学専攻。専門分野で論文を発表するかたわら、一般向け著作・翻訳も手がける。

2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞、および中央公論新書大賞を受賞し、67万部を超えるベストセラーとなる。他に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞)、『ロハスの思考』(ソトコト新書)、『生命と食』(岩波ブックレット)、『できそこないの男たち』(光文社新書)、『動的平衡』(木楽舎)、『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、週刊文春の連載をまとめたエッセイ集『ルリボシカミキリの青』(文藝春秋)など、著書多数。

最新刊は対談集『エッジエフェクト−界面作用−』(朝日新聞出版)。

現在、ヒトがつくりかえた生命の不思議に迫る番組、NHK—BS「いのちドラマチック」に、レギュラーコメンテーターとして出演中。また、生物多様性の大切さを伝えるための環境省の広報組織「地球いきもの応援団」のメンバーもつとめる。

カスタマーレビュー

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