話す動物や、そもそもマキバオーの存在からしてマンガ的な中にも、リアリティを感じさせるのは、さすがつの丸先生。
今回はモチベーションということにフォーカスした巻で、特にカスケードが語る「モチベーションとは?」には感心させられるとともに勉強させられました。
前巻あたりから走るためのモチベーションを見失っていたマキバオーが、自らの走る理由をふたたび見出したところは鳥肌が立ちました。
真里谷先生のマキバオーに対する憤り、アマゾンの覚悟、石田の成長など、3強対決を盛り上げる舞台設定も絶妙です。
マキバオー陣営だけでなく、それぞれの陣営のゆずれない覚悟が決戦を熱いものにしていきます。
最後の直線、マキバオーが一瞬見せたムスターヴェルクのような目にも熱いものを感じてしまいました。
はやくも次巻が楽しみでしかたありません。

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たいようのマキバオーW 15 (プレイボーイコミックス) コミック – 2015/9/18
つの丸
(著)
フェブラリーSで3強激突!! 日本最強馬となるのは!? そして、マキバオーが新走法を!?
ジャパンカップダート勝利者のブロックバスター。東京大賞典を勝ったアマゾンスピリット。そして海外遠征から帰ってきたヒノデマキバオーが、フェブラリーステークスで激突! ファムファタールの一言から走る意味を取り戻したマキバオーは、カスケードの下で新走法に取り組んで……!? それぞれ万全の状態で迎えた頂上決戦! 日本最強の称号を手にするのは!?
ジャパンカップダート勝利者のブロックバスター。東京大賞典を勝ったアマゾンスピリット。そして海外遠征から帰ってきたヒノデマキバオーが、フェブラリーステークスで激突! ファムファタールの一言から走る意味を取り戻したマキバオーは、カスケードの下で新走法に取り組んで……!? それぞれ万全の状態で迎えた頂上決戦! 日本最強の称号を手にするのは!?
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2015/9/18
- 寸法18 x 12.8 x 2.2 cm
- ISBN-104088575407
- ISBN-13978-4088575407
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズ通して購入していますが、本巻は特別グッとくるものがありました。やっぱりつの丸先生は凄い!是非オススメします。
2015年9月24日に日本でレビュー済み
フェブラリーステークスに向け、カスケードと共に特訓を続ける文太。
その最中、ファムの決断に自分を見つめ直したり、今までのことや、これからのことなどひっくるめてマキバオーも新たな目標を立てます。
新走法開発の助っ人として、最強世代のジョッキーが出てきたり、レースに向けて準備万態と言った感じです。
サトミアマゾンやカスケードを敗北させたジョッキーなど、『みどりのマキバオー』縁の話しや人物もちょっと登場します。
もちろん、アマゾン、バスター陣営の決意。文太が初めて競走馬として意識したマウンテンロックも彼らを見送る立場でコースに現れ、
レースのメンバーも、ハチマン、ラピットライダー、アナコンダ、ケイオスなど、オールスターと言った面子です。
ある意味、『みどり』『たいよう』の集大成の巻と言っても良いと思います。
レースも最初から大荒れで、息つく暇も無いと言った感じです。
マキバオー、アマゾン、バスターの三強対決だけでなく、新走法で押さえていた力を解放する文太、踏ん張るハヤト。
レースでの馬達の対決だけで無く、ある意味、競走馬と騎手の初にして最大の対決はどのような結末を見せるのか!
各キャラクターの心情や成長も丁寧に描かれ、日本編クライマックスと言った感じです。
前巻でどうなるのかな~と不安でしたが、一気に払拭しされ良かったです。
レースの決着は次巻へと言う形ですが、非常に読み応えがある巻でした。と言うわけで☆5でお願いします。
その最中、ファムの決断に自分を見つめ直したり、今までのことや、これからのことなどひっくるめてマキバオーも新たな目標を立てます。
新走法開発の助っ人として、最強世代のジョッキーが出てきたり、レースに向けて準備万態と言った感じです。
サトミアマゾンやカスケードを敗北させたジョッキーなど、『みどりのマキバオー』縁の話しや人物もちょっと登場します。
もちろん、アマゾン、バスター陣営の決意。文太が初めて競走馬として意識したマウンテンロックも彼らを見送る立場でコースに現れ、
レースのメンバーも、ハチマン、ラピットライダー、アナコンダ、ケイオスなど、オールスターと言った面子です。
ある意味、『みどり』『たいよう』の集大成の巻と言っても良いと思います。
レースも最初から大荒れで、息つく暇も無いと言った感じです。
マキバオー、アマゾン、バスターの三強対決だけでなく、新走法で押さえていた力を解放する文太、踏ん張るハヤト。
レースでの馬達の対決だけで無く、ある意味、競走馬と騎手の初にして最大の対決はどのような結末を見せるのか!
各キャラクターの心情や成長も丁寧に描かれ、日本編クライマックスと言った感じです。
前巻でどうなるのかな~と不安でしたが、一気に払拭しされ良かったです。
レースの決着は次巻へと言う形ですが、非常に読み応えがある巻でした。と言うわけで☆5でお願いします。
2015年10月8日に日本でレビュー済み
ファムファタールに焦点を当てたレビューです。ネタバレを含みますのでご注意ください。
ダービーと言えば、全ての競走馬にとって一生に一度の栄光。それゆえ、競馬漫画ではドラマチックな演出がなされるもの。
しかし本作W1で描かれたダービーは、死闘もライバル描写もなく、何と牝馬が圧勝してしまう。
作者様の思惑通りかもしれないが、この描写と当時のファムの振る舞いに、ダービーの重みは感じられない。
それでも、私はファムを応援していた。当初は単に、容姿が美しく、性格が可愛いからという理由だった。
しかし彼女は様々な経験を経て、競走馬として成長してゆく。
それと同時に、私は競走馬ファムファタールに魅了されていった。
そして本巻の、これまでに見た事のない表情、言葉、決断。ファムの競走馬生活を物語る素晴らしい描写であった。
彼女は戦績のみでは語れぬ名馬であり(戦績も素晴らしいが)、日本ダービーの栄冠に相応しい競走馬である。
今更ながら、従来の競馬漫画のような「府中の直線でライバルと死闘」に劣らぬダービーの意義、ダービー馬という存在の斬新な描き方に感嘆を覚えた。
ファムの未来が明るいものである事を願わずにはいられない。
ダービーと言えば、全ての競走馬にとって一生に一度の栄光。それゆえ、競馬漫画ではドラマチックな演出がなされるもの。
しかし本作W1で描かれたダービーは、死闘もライバル描写もなく、何と牝馬が圧勝してしまう。
作者様の思惑通りかもしれないが、この描写と当時のファムの振る舞いに、ダービーの重みは感じられない。
それでも、私はファムを応援していた。当初は単に、容姿が美しく、性格が可愛いからという理由だった。
しかし彼女は様々な経験を経て、競走馬として成長してゆく。
それと同時に、私は競走馬ファムファタールに魅了されていった。
そして本巻の、これまでに見た事のない表情、言葉、決断。ファムの競走馬生活を物語る素晴らしい描写であった。
彼女は戦績のみでは語れぬ名馬であり(戦績も素晴らしいが)、日本ダービーの栄冠に相応しい競走馬である。
今更ながら、従来の競馬漫画のような「府中の直線でライバルと死闘」に劣らぬダービーの意義、ダービー馬という存在の斬新な描き方に感嘆を覚えた。
ファムの未来が明るいものである事を願わずにはいられない。
2015年12月10日に日本でレビュー済み
フィールとマキバオーが大好きだったので、フィールの不在以降、マキバオーのレースへの熱意がどうにも曖昧な気がして、ずっとモヤモヤしていました。
この巻で、全てが解消されました。
それぞれの馬が、それぞれの信念を持って走って、本当にかっこいい!
待っていました!マキバオーの、あの熱い感じが帰ってきた!と思いました。
もし私と同じようにモヤモヤしてマキバオー離れした人がいるなら、もう一回戻って読んで欲しい。
その価値がある一冊だと思います。
この巻で、全てが解消されました。
それぞれの馬が、それぞれの信念を持って走って、本当にかっこいい!
待っていました!マキバオーの、あの熱い感じが帰ってきた!と思いました。
もし私と同じようにモヤモヤしてマキバオー離れした人がいるなら、もう一回戻って読んで欲しい。
その価値がある一冊だと思います。
2015年9月22日に日本でレビュー済み
前巻に続いてのレビュー投稿です。ネタバレになりますので最小限に簡潔に述べます。
つの丸先生、恐れ入りました! まさか、新走法に前巻までの話が関係していたとは…
正直に申し上げまして、今回あまり期待をしておりませんでした。 また「勝負根性」を持ち出して、馬と馬や人間と人間のメンタリティーの駆け引きを持ち出してくるのだろうと、購入する際に書店のレジ前で考えてました。
見事に予想を裏切っていただき、嬉しい限りです。これを待っておりました!猛獣のごとくダートを駆けめぐるマキバオーの姿が! 昔のみどりのマキバオーを彷彿させるような、馬の個性と潜在能力を引き出されている描写が…
そして、あの名馬の悲しくも清々しい最後の決意が…
マキバオーを愛読している方々は必読です!
つの丸先生、恐れ入りました! まさか、新走法に前巻までの話が関係していたとは…
正直に申し上げまして、今回あまり期待をしておりませんでした。 また「勝負根性」を持ち出して、馬と馬や人間と人間のメンタリティーの駆け引きを持ち出してくるのだろうと、購入する際に書店のレジ前で考えてました。
見事に予想を裏切っていただき、嬉しい限りです。これを待っておりました!猛獣のごとくダートを駆けめぐるマキバオーの姿が! 昔のみどりのマキバオーを彷彿させるような、馬の個性と潜在能力を引き出されている描写が…
そして、あの名馬の悲しくも清々しい最後の決意が…
マキバオーを愛読している方々は必読です!
2016年3月2日に日本でレビュー済み
ファムお疲れ様。
人生とは何なのか、私はやり切った、自分に納得させるかのように清々しい表情で語るファムに感銘します。
先の事ばかり気にしてしまう人生に、ファムの歴史を振り返るとそれまでの日々こそが人生だったんだと教えられた気がしました。
モチベーションの在り方や哲学の様なものをカスケード、ファムの話であらゆる角度から関心しました。
ここ数巻では世界が身近な存在になった為か国内→海外で時の流れが早いなと感じました。
フェブラリーが終わればドバイ凱旋門でそろそろかなと感じる。
人生とは何なのか、私はやり切った、自分に納得させるかのように清々しい表情で語るファムに感銘します。
先の事ばかり気にしてしまう人生に、ファムの歴史を振り返るとそれまでの日々こそが人生だったんだと教えられた気がしました。
モチベーションの在り方や哲学の様なものをカスケード、ファムの話であらゆる角度から関心しました。
ここ数巻では世界が身近な存在になった為か国内→海外で時の流れが早いなと感じました。
フェブラリーが終わればドバイ凱旋門でそろそろかなと感じる。