この本は一番大好きです。
胸が締め付けられる、苦しい思いの果てに幸せが待ってる。けれどそこへ行き着くまで、読み手もめちゃくちゃ苦しい。泣いたし、けどまた繰り返し読む。他の先生の作品も大好きだけど、この本は一番手にとった。
泣けるお話が好きな方、お勧めです。

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雨降りvega (幻冬舎ルチル文庫) 文庫 – 2013/12/17
もう一生誰にも心を開かないし恋もしない……傷つき頑なだった文人を優しく解いてくれた彼は絶対に好きになってはいけない人だった。
- 本の長さ286ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎コミックス
- 発売日2013/12/17
- 寸法10.7 x 1.6 x 14.8 cm
- ISBN-104344830083
- ISBN-13978-4344830080
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎コミックス (2013/12/17)
- 発売日 : 2013/12/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 286ページ
- ISBN-10 : 4344830083
- ISBN-13 : 978-4344830080
- 寸法 : 10.7 x 1.6 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,561位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,873位ボーイズラブノベルス (本)
- - 49,121位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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【凪良ゆう(なぎら・ゆう)】
京都市在住。2006年にBL作品にてデビューし、代表作に21年に連続TVドラマ化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年非BL作品である『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。その他の著書に『汝、星のごとく』など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
流石の一言。BLの枠に収まらないストーリーテラーだと思いました。
凪良先生の書かれる受けは美人が多く、攻めは変な人が多い気がしますが、本作の攻めは一番まともといいますか、スマートなオトコマエだと思いました。攻めがバイ設定なところが良かったと思います。
受けのケナゲせつない心模様がとても印象的でした。きっと何度も読み返す一冊になると思います。
凪良先生の書かれる受けは美人が多く、攻めは変な人が多い気がしますが、本作の攻めは一番まともといいますか、スマートなオトコマエだと思いました。攻めがバイ設定なところが良かったと思います。
受けのケナゲせつない心模様がとても印象的でした。きっと何度も読み返す一冊になると思います。
2014年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゲイよりのバイでありながら結婚しようと思うリアルバイさんは
意外と多いのかもしれない。
たいていは、素知らぬ顔で結婚してステルスゲイ(バイ)として
生きていく道を選ぶと思うけど、そうしなかったのは小説だからと
わかってはいるものの、なんとなくうれしかった。
意外と多いのかもしれない。
たいていは、素知らぬ顔で結婚してステルスゲイ(バイ)として
生きていく道を選ぶと思うけど、そうしなかったのは小説だからと
わかってはいるものの、なんとなくうれしかった。
2018年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
きれいでせつなく、胸がしめつけられるお話でした。良かったです(*⁰▿⁰*)文章がいいです、読んでいくにつれ引き込まれていきます。すぐ結ばれないとこがいいのかも、文人が痛々しく思いましたが。 神崎(お友達)の気持ちもわかるし、小話おもしろかったです。
少しネタバレ
北極星って少しずつ動いてたの!私もそこの所、超おどろき、感動しました⭐️
少しネタバレ
北極星って少しずつ動いてたの!私もそこの所、超おどろき、感動しました⭐️
2018年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
切なくて頁を捲る度に涙が止まりませんでした。
片思いが好きな人にお薦めです。
片思いが好きな人にお薦めです。
2017年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あと少し会うのが早ければ。そう思いつつ読み進めて最後は満足感で満たされるお話でした。
お話の表現が言葉や雰囲気がすごく綺麗で、主人公達の周りの人達もとても綺麗で、ちょっとした動作などのひと文がとても胸に響きました。
主人公を澄んでいて美しい人という様な表現をする箇所がありますが、このお話丸々がそうだなぁと思いました。
とても楽しかったです。
お話の表現が言葉や雰囲気がすごく綺麗で、主人公達の周りの人達もとても綺麗で、ちょっとした動作などのひと文がとても胸に響きました。
主人公を澄んでいて美しい人という様な表現をする箇所がありますが、このお話丸々がそうだなぁと思いました。
とても楽しかったです。
2013年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
序盤からずっと、胸が苦しくて、切なかった。
3年間メールのやり取りだけの関係だったけれど、どうしようもなく辛い時
一晩傍にいてくれた彼に惹かれていく気持ちはとても自然で、
私も文人と一緒に恋に落ちていくような気持ちになりました。
だからこそ、名前や素性を教えて貰えないこと、
もう会うことも、メールも終わりにしたいと言われたことがとても悲しかった。
でも、文人に惹かれていく自分を抑えてようとしている彼の葛藤もよくわかったし、
彼がそれだけ誠実で優しい人なのだということ、そういう彼だからこそ文人も惹かれたのだと
想うと、もうどうしようもない。
だから、お互いに忘れようとしていたけれど、あんな再会。
文人も彼も、文人のお姉さんもみんな可哀想で、誰も悪くなくて、誰の気持ちも想像出来て、
とても悲しかった。
人を好きになって、その人と想い合えるということは
同時に知らず知らずのうちに誰かを傷つけたり、悲しませたりすることなんだということに
改めて気づかされました。
ジャンルも結末も違うけれど、島本理生さんの「ナラタージュ」を思い出す切なさでした。
3年間メールのやり取りだけの関係だったけれど、どうしようもなく辛い時
一晩傍にいてくれた彼に惹かれていく気持ちはとても自然で、
私も文人と一緒に恋に落ちていくような気持ちになりました。
だからこそ、名前や素性を教えて貰えないこと、
もう会うことも、メールも終わりにしたいと言われたことがとても悲しかった。
でも、文人に惹かれていく自分を抑えてようとしている彼の葛藤もよくわかったし、
彼がそれだけ誠実で優しい人なのだということ、そういう彼だからこそ文人も惹かれたのだと
想うと、もうどうしようもない。
だから、お互いに忘れようとしていたけれど、あんな再会。
文人も彼も、文人のお姉さんもみんな可哀想で、誰も悪くなくて、誰の気持ちも想像出来て、
とても悲しかった。
人を好きになって、その人と想い合えるということは
同時に知らず知らずのうちに誰かを傷つけたり、悲しませたりすることなんだということに
改めて気づかされました。
ジャンルも結末も違うけれど、島本理生さんの「ナラタージュ」を思い出す切なさでした。
2022年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高評価が多い中でこのような評価をすることに躊躇いがありますが、このように感じた読者もいるということであえて書きます。
何年もかけた純愛とまとめることもできると思います。ですが、主人公の幼稚な甘え、周りを傷つけることを知りながらも相手に近づくことをやめられないエゴが最後まで好きになれませんでした。
また攻め側の優柔不断さと相手が子どもであることを分かって弄んでる感じも嫌でした。
この話が終わったあとの話、ふたりの進む道は針のむしろであると思います。それを愛の苦難と尊べるかと言われると、どうしても傷ついた周囲の人間の方に気持ちが寄ってしまい、このような評価にさせていただきました。
何年もかけた純愛とまとめることもできると思います。ですが、主人公の幼稚な甘え、周りを傷つけることを知りながらも相手に近づくことをやめられないエゴが最後まで好きになれませんでした。
また攻め側の優柔不断さと相手が子どもであることを分かって弄んでる感じも嫌でした。
この話が終わったあとの話、ふたりの進む道は針のむしろであると思います。それを愛の苦難と尊べるかと言われると、どうしても傷ついた周囲の人間の方に気持ちが寄ってしまい、このような評価にさせていただきました。