私は仏教と儒教の関連性に関心があり、本書を手にしました。その意味では物足りなく感じましたが、儒教の概要を知るには好適かも知れません。
参考文献にあまり新しいものが無いのはちと残念でした。
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儒教入門 単行本 – 2011/12/15
土田 健次郎
(著)
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儒教の構造を平易に解説した画期的なテキスト
2500年にわたり、東アジアの人々の心の基盤でありつづける思想、その成立から教義・道徳・社会/政治観・歴史的意義まで幅広く解説し、儒教の全体像を明らかにした最適の書。
【主要目次】
1 儒教とは何か
2 儒教道徳
3 儒教における天の意味
4 儒教の基本型
5 儒教的人格
6 儒教の規範
7 儒教の社会観・政治観
8 儒教の地域的・時代的変容
9 現代における儒教
読書案内
2500年にわたり、東アジアの人々の心の基盤でありつづける思想、その成立から教義・道徳・社会/政治観・歴史的意義まで幅広く解説し、儒教の全体像を明らかにした最適の書。
【主要目次】
1 儒教とは何か
2 儒教道徳
3 儒教における天の意味
4 儒教の基本型
5 儒教的人格
6 儒教の規範
7 儒教の社会観・政治観
8 儒教の地域的・時代的変容
9 現代における儒教
読書案内
- ISBN-104130131508
- ISBN-13978-4130131506
- 出版社東京大学出版会
- 発売日2011/12/15
- 言語日本語
- 寸法13.3 x 1.8 x 19 cm
- 本の長さ240ページ
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登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (2011/12/15)
- 発売日 : 2011/12/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4130131508
- ISBN-13 : 978-4130131506
- 寸法 : 13.3 x 1.8 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 116,249位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 471位東洋思想
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
儒教の客観的な入門書であり、他に類を見ないのではないかと思った。
儒教の本であると著者によってかなりの偏りがあるものが多いがこの本にはそのようなものはほとんどなく読みやすい。
ただ、前提知識として中国史や四書が必要になると思う。
自分にはそのような知識があったので読み進めることが容易であったが
そのような知識がない人は読み進めるのが大変だろうと思う。
四書に関する解説は簡略化しすぎているところもあると思う。
簡略化しすぎているので自分の知識と違っていたところもあった。
儒教の本であると著者によってかなりの偏りがあるものが多いがこの本にはそのようなものはほとんどなく読みやすい。
ただ、前提知識として中国史や四書が必要になると思う。
自分にはそのような知識があったので読み進めることが容易であったが
そのような知識がない人は読み進めるのが大変だろうと思う。
四書に関する解説は簡略化しすぎているところもあると思う。
簡略化しすぎているので自分の知識と違っていたところもあった。
2018年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後の日本人は、戦前の日本をことごとく捨て去り、180度転換した戦後体制を受容して、ほとんど完璧なまでの変身を遂げた。明治維新は、それとまったく同じように、徳川時代を否定し無視することで、世界史上類例のない革命を実現した。そしてその大変革の陰で、儒教は“封建的なるもの”として十把一絡げに捨て去られていった。
だからだろう。いま儒教(儒学)のことを学ぼうとしても、初学者に相応しい入門書が見当たらない。本書の著者は長年、早稲田大学で「儒教概論」を講じてきたが、やはり「なかなかよいテキストをみつけられないでいた」。そこで、講義メモをベースに自身で教科書を書くことにした。それが本書だという。
日本の思想ならびに習俗は歴史上、儒教の影響を多大に受けてきた。だから、例えば「日本人の労働観」の源流を探ろうとすると儒教の知識は不可欠なものとなる。ところが、まだまだそこかしこに儒教の遺香漂う戦前をも捨て去った戦後の日本は、人々が儒教に接するためのインフラが壊滅状態にある――という環境下、本書は非常に貴重な、ありがたい存在だといえる。
本書は、儒教の全体像を分かりやすく解説してくれているものだが、ここでは最終章で取り上げられている「儒教の現代的意義」について考えてみると――。著者は、儒教の現代的意義として、以下の8項目を挙げている。
1)個人に対する過剰な意味付けの緩和。社会と個人との調和
2)個人と社会の結び目としての家族の重視とそのあり方の提示
3)公に対する献身の意味を民族がはぐくんできた美意識に連結させて語ること
4)建前としては平等を標榜している現代社会でも現実には存在する上下関係への対処のしかたの提示
5)自己陶冶の再認識
6)他人との関係の円滑化、言語を補うものとしての礼
7)複数の宗教や思想の共存の基盤の形成
8)アジアにおける精神的連帯の基礎の形成
レビュアーは、これらのいずれにも深く首肯するのだが、なかでも1)4)6)といった項目については、今日、とりわけ儒教の活躍に期待したい。
江戸の初期、治世を志す者は誰もが皆、南北朝時代、戦国時代のような全国的戦乱をいかにして防ぐか、そのための秩序をどう築けばよいかに腐心した。そして、中国で隆盛していた朱子学や陽明学を学び、それを日本の風土の適した形にアレンジして、秩序構築のための思想の確立に努めた。石門心学も、先人達のそうした苦闘の末に生み出された成果のひとつだった。
儒教(儒学)は、なにせ紀元前から2000年以上の永きにわたり、ほぼ一貫して、世界屈指の大帝国の正統思想として君臨し続けてきた、比類なき実績を誇るもの。「人類がこれまでに築いた、おそらく最強の体系的政治イデオロギー」(渡辺 浩『日本政治思想史』)であり、そこには人類の至宝たる幾多の知恵が散りばめられている。そしてそれらへの理解が、治世を志す者たちの知のインフラとなり、その土俵(=共通言語)の上で、思想の切磋琢磨が行われてきた。
翻って、今日の我々を取り巻く環境を眺めてみるに、そこには、かつてと同様の秩序崩壊という深刻な問題が横たわっているにもかかわらず、はたして、それに対処していくための知の営みは抜かりなく行われているのだろうか? 社会秩序の適切な形成のためには、それを先導する思想の確立が不可欠と思われるが、テレビから流れる映像や新聞の報道を見るかぎり、思想は液状化の一途をたどっており、レビュアーの目には、江戸時代にも遥かに及ばないレベルにまで退行しているように映るのだが、いかがなものだろう。
だからだろう。いま儒教(儒学)のことを学ぼうとしても、初学者に相応しい入門書が見当たらない。本書の著者は長年、早稲田大学で「儒教概論」を講じてきたが、やはり「なかなかよいテキストをみつけられないでいた」。そこで、講義メモをベースに自身で教科書を書くことにした。それが本書だという。
日本の思想ならびに習俗は歴史上、儒教の影響を多大に受けてきた。だから、例えば「日本人の労働観」の源流を探ろうとすると儒教の知識は不可欠なものとなる。ところが、まだまだそこかしこに儒教の遺香漂う戦前をも捨て去った戦後の日本は、人々が儒教に接するためのインフラが壊滅状態にある――という環境下、本書は非常に貴重な、ありがたい存在だといえる。
本書は、儒教の全体像を分かりやすく解説してくれているものだが、ここでは最終章で取り上げられている「儒教の現代的意義」について考えてみると――。著者は、儒教の現代的意義として、以下の8項目を挙げている。
1)個人に対する過剰な意味付けの緩和。社会と個人との調和
2)個人と社会の結び目としての家族の重視とそのあり方の提示
3)公に対する献身の意味を民族がはぐくんできた美意識に連結させて語ること
4)建前としては平等を標榜している現代社会でも現実には存在する上下関係への対処のしかたの提示
5)自己陶冶の再認識
6)他人との関係の円滑化、言語を補うものとしての礼
7)複数の宗教や思想の共存の基盤の形成
8)アジアにおける精神的連帯の基礎の形成
レビュアーは、これらのいずれにも深く首肯するのだが、なかでも1)4)6)といった項目については、今日、とりわけ儒教の活躍に期待したい。
江戸の初期、治世を志す者は誰もが皆、南北朝時代、戦国時代のような全国的戦乱をいかにして防ぐか、そのための秩序をどう築けばよいかに腐心した。そして、中国で隆盛していた朱子学や陽明学を学び、それを日本の風土の適した形にアレンジして、秩序構築のための思想の確立に努めた。石門心学も、先人達のそうした苦闘の末に生み出された成果のひとつだった。
儒教(儒学)は、なにせ紀元前から2000年以上の永きにわたり、ほぼ一貫して、世界屈指の大帝国の正統思想として君臨し続けてきた、比類なき実績を誇るもの。「人類がこれまでに築いた、おそらく最強の体系的政治イデオロギー」(渡辺 浩『日本政治思想史』)であり、そこには人類の至宝たる幾多の知恵が散りばめられている。そしてそれらへの理解が、治世を志す者たちの知のインフラとなり、その土俵(=共通言語)の上で、思想の切磋琢磨が行われてきた。
翻って、今日の我々を取り巻く環境を眺めてみるに、そこには、かつてと同様の秩序崩壊という深刻な問題が横たわっているにもかかわらず、はたして、それに対処していくための知の営みは抜かりなく行われているのだろうか? 社会秩序の適切な形成のためには、それを先導する思想の確立が不可欠と思われるが、テレビから流れる映像や新聞の報道を見るかぎり、思想は液状化の一途をたどっており、レビュアーの目には、江戸時代にも遥かに及ばないレベルにまで退行しているように映るのだが、いかがなものだろう。
2017年1月4日に日本でレビュー済み
癖がなく儒教について広範囲に述べられているかつ出典も書かれているのでとても丁寧です。
2016年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
入門にしては難しい。
儒教とは?を説明してくれている。
論語を別途知りたいと思いました。
儒教とは?を説明してくれている。
論語を別途知りたいと思いました。
2017年9月19日に日本でレビュー済み
日本の近年、儒教が諸悪の根源という議論については、私も、疑問を感じております。
実際、加地伸行氏の著書を読めば、「位牌」は儒教の象徴という事を突き止めています。
そうであるなら、日本の仏教の場合、仏教+儒教であり、儒教がなければ、「位牌」が存在せず(私自身の実家にも、位牌あり)、仏壇・仏間も成り立ちません。
儒教は、宗教というより、習慣性の教科として覚えると覚えやすいです。
そうなると、人間の行動原則の徳目が儒教の中から日本へ流入し、儒教の知識を持たずとも(たとえば、室内の掃除をするのは、儒教の文化)、無償の習慣として(お金で覚えるかどうかを決めない)、儒教が存在・存続するしている事が分かります。
入門書というよりは、一段進んだ人が読むほうが安心です。
実際、加地伸行氏の著書を読めば、「位牌」は儒教の象徴という事を突き止めています。
そうであるなら、日本の仏教の場合、仏教+儒教であり、儒教がなければ、「位牌」が存在せず(私自身の実家にも、位牌あり)、仏壇・仏間も成り立ちません。
儒教は、宗教というより、習慣性の教科として覚えると覚えやすいです。
そうなると、人間の行動原則の徳目が儒教の中から日本へ流入し、儒教の知識を持たずとも(たとえば、室内の掃除をするのは、儒教の文化)、無償の習慣として(お金で覚えるかどうかを決めない)、儒教が存在・存続するしている事が分かります。
入門書というよりは、一段進んだ人が読むほうが安心です。
2014年6月17日に日本でレビュー済み
「儒教」と聞くと、日本を含めた東アジアで強い影響を持った考え方だということは知っていても、その中身は仏教や神道以上に知らない人がほとんどだろう。
本書は、そうした儒教がどういうものかを平易に説いてくれる入門書である。
最初に、道家、墨家、法家、仏教との間の論争を紹介して、儒教の特徴を際立たせてくれる。
家族等を核とした愛、道徳主義などがそこでは示される。
それに続けて、三綱五常、仁義礼智信や忠のあり方、天の意味などが論じられる。
天は皇帝の正統性を与えるものである一方で、個々人においては人倫を司るものとして位置づけられる。
そのため、個人レベルでは祭祀は天に対しては特に行われず、もっぱら先祖を祀るのみとなる。
葬礼は儒教では非常に厳格だが、一方で死そのものについては他の宗教と異なりほとんど語られない。
他にも儒教型の宗教と異なる点として、宗教画や宗教文学の不在をあげられる。
儒教の受容は地域によってさまざまである。
例えば日本では、根幹である「三年の喪」を一年にしてしまうなどの非常に柔軟な需要がなされた。
対照的なのは朝鮮半島で、こちらでは中国以上に厳格な形で受容された。
全体的に平易で分かりやすく書かれている。
途中が少し淡々としている感も否めないが、全体によくまとまっていると思う。
本書は、そうした儒教がどういうものかを平易に説いてくれる入門書である。
最初に、道家、墨家、法家、仏教との間の論争を紹介して、儒教の特徴を際立たせてくれる。
家族等を核とした愛、道徳主義などがそこでは示される。
それに続けて、三綱五常、仁義礼智信や忠のあり方、天の意味などが論じられる。
天は皇帝の正統性を与えるものである一方で、個々人においては人倫を司るものとして位置づけられる。
そのため、個人レベルでは祭祀は天に対しては特に行われず、もっぱら先祖を祀るのみとなる。
葬礼は儒教では非常に厳格だが、一方で死そのものについては他の宗教と異なりほとんど語られない。
他にも儒教型の宗教と異なる点として、宗教画や宗教文学の不在をあげられる。
儒教の受容は地域によってさまざまである。
例えば日本では、根幹である「三年の喪」を一年にしてしまうなどの非常に柔軟な需要がなされた。
対照的なのは朝鮮半島で、こちらでは中国以上に厳格な形で受容された。
全体的に平易で分かりやすく書かれている。
途中が少し淡々としている感も否めないが、全体によくまとまっていると思う。
2019年7月25日に日本でレビュー済み
儒教の、教えの内容を知りたくて読んでみたのだけども、儒教の形、つまり、いつごろ発生してどんな波及の仕方してどんな影響を与えたか的な、儒教の側面を、体系だって解説した本、と私は見ました。
ということで、たぶん私みたいに、儒教の中身をもう少し知りたい人にはあまり向いてないのかな…と思います。
ということで、たぶん私みたいに、儒教の中身をもう少し知りたい人にはあまり向いてないのかな…と思います。