新選組の主要メンバーとして有名な永倉新八が
晩年に小樽新聞の取材に応えて連載された内容をまとめた本です。
過去に
「新撰組顛末記」
として本になっていますが、
「はじめに」によると顛末記は新聞連載原本から改変されている箇所が多数あったようで。
この本は表記を修正している以外は新聞連載時のオリジナルを保っているようです。
全70回の連載を何回分かでまとめて章分けしており、各章ごとに注釈が付いています。
注釈の内容は史実との違いや、顛末記との違いについても一部記載されています。
あくまで個人の回想なので記憶違いや恐らく誇張もあったのでしょう。
文章表現がちょっと硬い感じで若干読みづらさを感じたのと
幕末史に詳しくないとややとっつきにくい印象は受けました。
それを踏まえても歴史資料として非常に興味深いものになっていると思います。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
新選組奮戦記 単行本(ソフトカバー) – 2013/11/9
永倉新八は、幕末の京都で活躍した新選組の副長助勤・二番組頭をつとめ、池田屋事件では近藤勇とともに奮戦した。晩年、北海道の小樽に移り住み、小樽新聞の要請を受け、大正2年3月17日から6月11日まで、新選組回想録「永倉新八」を同紙に70回にわたって連載した。本書は、その連載を新編集のうえ、再活字化したものである。
永倉の誕生、天然理心流の近藤勇・土方歳三らとの親交、池田屋での決闘、鳥羽伏見の戦い、甲陽鎮撫隊の出陣と敗走、靖共隊の結成などが語られ、その実体験に裏打ちされた物語には十分の価値がある。永倉の語り口は、まるで歴史小説を読むような面白さと興奮の連続である。
事実誤認や内容の補足説明については、注で解説。新選組の歴史をよく知るうえでもかかせない一冊である。
永倉の誕生、天然理心流の近藤勇・土方歳三らとの親交、池田屋での決闘、鳥羽伏見の戦い、甲陽鎮撫隊の出陣と敗走、靖共隊の結成などが語られ、その実体験に裏打ちされた物語には十分の価値がある。永倉の語り口は、まるで歴史小説を読むような面白さと興奮の連続である。
事実誤認や内容の補足説明については、注で解説。新選組の歴史をよく知るうえでもかかせない一冊である。
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2013/11/9
- 寸法13.1 x 1.5 x 18.9 cm
- ISBN-104569815626
- ISBN-13978-4569815626
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう