ホワイト・ドッグ~魔犬 [DVD]
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フォーマット | 色, 字幕付き |
コントリビュータ | ジェームソン・パーカー, ポール・ウィンフィールド, クリスティ・マクニコル, バール・アイヴス, サミュエル・フラー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 30 分 |
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商品の説明
甦る映画遺産──隠れた名作・傑作がお得な価格で登場
●『最前線物語』のサミュエル・フラーによる社会派サスペンス。
●人を襲うよう調教された攻撃犬と、その犬を救おうと奮闘する少女の姿を描く。
Copyright (C) 1982 by Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. TM, (R) & Copyright (C) 2015 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
※ジャケットデザインは変更となる場合がございます。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 60 g
- EAN : 4988113833080
- 監督 : サミュエル・フラー
- メディア形式 : 色, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 30 分
- 発売日 : 2015/6/10
- 出演 : クリスティ・マクニコル, ポール・ウィンフィールド, バール・アイヴス, ジェームソン・パーカー
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- ASIN : B00UFPMTI6
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,320位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 103位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から気になっていた映画でした。YouTubeの某サイトでネタバレなしで紹介されていてラストを見たくなったのが購入の決定打となりました。アメリカでは差別主義的とのことでほとんど上映されなかったとのことですが、これは差別主義者にとって都合が悪い映画と言うことでしょう。白人至上主義や奴隷制度に触れられたくなかったことが、上映されなかった原因でしょう。それだけ犬というイノセントな存在を使用して差別主義の本質に触れているということです。レイシズムは世界中で生き残っており、問題の本質は全然解決されていないことに気付かされます。主演の女優はあまりよく知らないですが、常にノーブラで薄物を着ておりなかなかサービス精神があり和まされます(フェミニストからはお叱りがあるか?)
2015年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うーん、これが単純なモンスターパニック映画だとしたら、よくできた映画だと思う。ただ、そうすると、いささか、パニック、ショッキングシーンが今となっては物足りない。しかし、人種差別等をテーマとした社会派映画として見るならば、これも今となっては、いろいろ感じる点もあり、少し中途半端だと思う。
まず、この犬の被害者となった黒人たちのことが、あまりにも簡単に描かれすぎている。襲われた黒人女優も、今だったら巨額の損害賠償請求訴訟を提起し、犬に対してもただではおかないだろう。犠牲となった黒人運転手や、黒人紳士たちの遺族もいるだろう。彼らは当然犬の殺処分を望むだろう。犬の再調教や、犬の権利を言うならば、今の日本なら、被害者の人権はどうでもよくて、加害者(犬)の権利だけを大切にするのかと、非難轟々で、これが人間だったら、被害者の遺族や、世論は間違いなく死刑を要求するだろう。だいいち、警察だってもっと大規模に動くだろう(ちょっとだけ警察はでてくるが)。
まあ、そういう突っ込みは野暮かもしれないけど、どうしても考えてしまう。最近日本でも、土佐犬を、ろくに散歩すらさせないで飼い殺しにし、逃げ出し、人を襲い、警察に射殺された事件があった。 また、最近は、アフリカなどの内戦地域では、子供達を誘拐し、殺人兵士として、育てることも日常らしい。また、貧困や、親からの暴力や、ネグレクトにより、異常な性格となり、凶悪犯罪を犯す人間も後を絶たない。しかし今の日本の世論は、そういう犯罪者に対して矯正再教育を施すことより、遺族の心情を重視し、死刑を含む厳罰化が大きな流れとなっている。
そんなことを考えると、このホワイト・ドッグの再調教は、ある種の痛烈な皮肉、何かの象徴のように思えなくもない。
追記 論点が散漫とのご批判がありましたので(たしかに、自分の思いを書き連ねただけで、私の主張がはっきりしていません)、あらためて、書いておきたいと思います。要するに、この映画は、残酷な悲しいファンタジーともいえるものだと思います。現実にこういうことがおきれば、犬は即刻「処分」されるのではないかと思います。犬の更生も大事とは思いますが、それより、こういう犬に育て上げた白人爺さんの責任をもっと追及すべきではないかと考えています。(2016.1.20)
追々記 私としては、この映画、現代も未解決の様々な問題の大きな問題提起と感じています。1980年代に作られたこの映画の問題提起は今も解決されず、ますます重大な問題になっているような気がします。ところで、映画の中ではサラッとしか語られていませんが、このホワイト・ドッグを作り上げる過程で、当の黒人が重要な役割をさせられているということも悲しい現実のようです。(2016.1.21)
まず、この犬の被害者となった黒人たちのことが、あまりにも簡単に描かれすぎている。襲われた黒人女優も、今だったら巨額の損害賠償請求訴訟を提起し、犬に対してもただではおかないだろう。犠牲となった黒人運転手や、黒人紳士たちの遺族もいるだろう。彼らは当然犬の殺処分を望むだろう。犬の再調教や、犬の権利を言うならば、今の日本なら、被害者の人権はどうでもよくて、加害者(犬)の権利だけを大切にするのかと、非難轟々で、これが人間だったら、被害者の遺族や、世論は間違いなく死刑を要求するだろう。だいいち、警察だってもっと大規模に動くだろう(ちょっとだけ警察はでてくるが)。
まあ、そういう突っ込みは野暮かもしれないけど、どうしても考えてしまう。最近日本でも、土佐犬を、ろくに散歩すらさせないで飼い殺しにし、逃げ出し、人を襲い、警察に射殺された事件があった。 また、最近は、アフリカなどの内戦地域では、子供達を誘拐し、殺人兵士として、育てることも日常らしい。また、貧困や、親からの暴力や、ネグレクトにより、異常な性格となり、凶悪犯罪を犯す人間も後を絶たない。しかし今の日本の世論は、そういう犯罪者に対して矯正再教育を施すことより、遺族の心情を重視し、死刑を含む厳罰化が大きな流れとなっている。
そんなことを考えると、このホワイト・ドッグの再調教は、ある種の痛烈な皮肉、何かの象徴のように思えなくもない。
追記 論点が散漫とのご批判がありましたので(たしかに、自分の思いを書き連ねただけで、私の主張がはっきりしていません)、あらためて、書いておきたいと思います。要するに、この映画は、残酷な悲しいファンタジーともいえるものだと思います。現実にこういうことがおきれば、犬は即刻「処分」されるのではないかと思います。犬の更生も大事とは思いますが、それより、こういう犬に育て上げた白人爺さんの責任をもっと追及すべきではないかと考えています。(2016.1.20)
追々記 私としては、この映画、現代も未解決の様々な問題の大きな問題提起と感じています。1980年代に作られたこの映画の問題提起は今も解決されず、ますます重大な問題になっているような気がします。ところで、映画の中ではサラッとしか語られていませんが、このホワイト・ドッグを作り上げる過程で、当の黒人が重要な役割をさせられているということも悲しい現実のようです。(2016.1.21)
2023年8月6日に日本でレビュー済み
「リトル・ダーリング」(1980年)で、テータム・オニールと共演したクリスティ・マクニコルが、本作主演(1982年)。脚本に、サミュエル・フラー監督と、カーティス・ハンソンも名を連ねる。
かつて米国で白人農場主が、逃亡した黒人奴隷を追いかけ殺すホワイト・ドッグを作った。白人が、子犬の頃に、黒人にその子犬を徹底的に虐待させることで、その反動として、黒人への反感、反発、凶暴性を宿させるという、悪魔の所業。
本作は、犬や動物を愛する人たちが、ホワイト・ドッグを再調教して黒人を襲わないようにすることができるかに挑んだ意欲作品。自分もそうだが犬が怖い人には、ちょっときついかもしれない。
かつて米国で白人農場主が、逃亡した黒人奴隷を追いかけ殺すホワイト・ドッグを作った。白人が、子犬の頃に、黒人にその子犬を徹底的に虐待させることで、その反動として、黒人への反感、反発、凶暴性を宿させるという、悪魔の所業。
本作は、犬や動物を愛する人たちが、ホワイト・ドッグを再調教して黒人を襲わないようにすることができるかに挑んだ意欲作品。自分もそうだが犬が怖い人には、ちょっときついかもしれない。
2023年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Good
2015年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカにおける人種差別問題に鋭いメスをざっくり入れすぎて上映禁止になった映画です。
終盤ホワイト・ドッグ調教した人の発した言葉が頭から離れなかった
そしてラスト
ネタバレになるので多くは書けませんが心をざっくり抉られる覚悟のある方は見てください。('Д`)ハァ…
終盤ホワイト・ドッグ調教した人の発した言葉が頭から離れなかった
そしてラスト
ネタバレになるので多くは書けませんが心をざっくり抉られる覚悟のある方は見てください。('Д`)ハァ…
2016年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1000円程度で買える映画を5本ほど選んでいた時に、これを選びました。
結果は大正解です。
黒人を襲う白い犬の話ですが、このプロットは予想以上にパワフルでした。
視聴後様々なことに思い至ります。
単純に考えれば、これは白人による黒人差別問題の比喩でしょう。
しかしこの映画に登場する白い犬は、黒人を襲うように育てられた存在です。
むしろ教育、道徳、啓蒙が孕む危険性に思い至ります。
オウムやかつての連合赤軍を顧みれば、彼らカルトや全体主義が、まず身内を洗脳し、敵対者や敵対思想を攻撃する兵隊に仕立て上げているのは、明白な事実です。
また現在、韓国や中国で行われている反日史観による歴史教育はどうでしょうか?
この映画のような悲劇は、けしてフィクションの世界にのみ存在するわけではないと思います。
結果は大正解です。
黒人を襲う白い犬の話ですが、このプロットは予想以上にパワフルでした。
視聴後様々なことに思い至ります。
単純に考えれば、これは白人による黒人差別問題の比喩でしょう。
しかしこの映画に登場する白い犬は、黒人を襲うように育てられた存在です。
むしろ教育、道徳、啓蒙が孕む危険性に思い至ります。
オウムやかつての連合赤軍を顧みれば、彼らカルトや全体主義が、まず身内を洗脳し、敵対者や敵対思想を攻撃する兵隊に仕立て上げているのは、明白な事実です。
また現在、韓国や中国で行われている反日史観による歴史教育はどうでしょうか?
この映画のような悲劇は、けしてフィクションの世界にのみ存在するわけではないと思います。
2021年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
白人の人種的傲慢に犬を利用するとは。黒人だけを襲うように調教された犬。実際にあったらしい。
その犬を調教した、ある好々爺が孫の前でその犬を自慢するシーンが一番恐ろしい。
映画としては凡庸だが、テーマ性には一見の価値ありか。
その犬を調教した、ある好々爺が孫の前でその犬を自慢するシーンが一番恐ろしい。
映画としては凡庸だが、テーマ性には一見の価値ありか。