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ひめゆりの塔 (講談社文庫) 文庫 – 1977/6/23
石野 径一郎
(著)
太平洋戦争の末期、死闘をくり返す沖縄に於て、女学生ばかりで結成された姫百合部隊200人余の大半が、米須(こめす)の洞窟で玉砕するまでの悲惨な90日を濃密に描く。乙女たちを中心に、死の行進を強いた戦争指導者への深い憎しみと怒り、戦場に散った若い生命への愛惜が全篇を貫く感動の名篇。(講談社文庫)
- 本の長さ225ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1977/6/23
- ISBN-104061313886
- ISBN-13978-4061313880
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1977/6/23)
- 発売日 : 1977/6/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 225ページ
- ISBN-10 : 4061313886
- ISBN-13 : 978-4061313880
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,181,012位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
甥や姪と彼らの子供たちにも是非読ませたいと思います。
2015年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
舞台は沖縄戦末期、ひめゆり部隊の少女を主人公とする小説。1953年に今井正が監督した映画「ひめゆりの塔」の原作になった。
雑誌初出は1949年、岡部伊都子も解説で「……まだ戦後の沖縄に渡っていないのに、よくもこのような細密な描写ができたものだ(p.210)」と記すが、確かに、その戦場の描写のリアリティは驚くべきものである。ただ、全体に文章が美文調かつ教条的で、物語もとらえどころがなく、小説としてぐいぐい引きこまれていくことはなかった。
雑誌初出は1949年、岡部伊都子も解説で「……まだ戦後の沖縄に渡っていないのに、よくもこのような細密な描写ができたものだ(p.210)」と記すが、確かに、その戦場の描写のリアリティは驚くべきものである。ただ、全体に文章が美文調かつ教条的で、物語もとらえどころがなく、小説としてぐいぐい引きこまれていくことはなかった。
2004年9月5日に日本でレビュー済み
戦争と青春という正反対の言葉が、重く、儚く、現実的であった不幸な時代。この時代を生きることの難しさを存在感のある文章が私に伝えてくれました。感動の傑作であり、平和への至宝です。
2017年3月20日に日本でレビュー済み
この本を読むのに半年ほど掛かりました。
教科書を読んでるような感覚を覚え、読むのが億劫になり、気付けば日数が経っていました。
最後の方は色々考えさせられ涙が出てきたりしたのですが、その後「かわいい乳房」という表現が出てきて興ざめしました。
こういう表現が多かったことからも、少し読みづらい本でした。
また、カナのような軍国主義でないかつ、それを表に出して行動できるような人間が実際にいたのか、甚だ疑問に思います。
あの当時、こんなにも冷静な人間が居たならば本当に凄いことだと思います。
色々読みづらい点はありましたが、この本を読んで沖縄戦について、またひめゆり部隊について知ることができて良かったです。
ただこれはあくまで歴史を基にしたフィクション物語であると感じました。
現実はこれほど美しくなかったと思います。
教科書を読んでるような感覚を覚え、読むのが億劫になり、気付けば日数が経っていました。
最後の方は色々考えさせられ涙が出てきたりしたのですが、その後「かわいい乳房」という表現が出てきて興ざめしました。
こういう表現が多かったことからも、少し読みづらい本でした。
また、カナのような軍国主義でないかつ、それを表に出して行動できるような人間が実際にいたのか、甚だ疑問に思います。
あの当時、こんなにも冷静な人間が居たならば本当に凄いことだと思います。
色々読みづらい点はありましたが、この本を読んで沖縄戦について、またひめゆり部隊について知ることができて良かったです。
ただこれはあくまで歴史を基にしたフィクション物語であると感じました。
現実はこれほど美しくなかったと思います。
2008年7月21日に日本でレビュー済み
太平洋戦争末期の沖縄戦を描いた一冊です。
「しらゆり」と「おとひめ」から「ひめゆり」部隊と名付けられたそうですが、
およそ200人の部隊の転戦の様子を描いています。
話は戦争の記述と登場する人物たちの心理描写で詰まっており、
安易な読み物として到底読めるものではありません。
本書を読むのには結構体力が要ります。表現が難解な所も多々ありますので、
中学生以上の読者対象です。
夏休みの読書感想文などには丁度良い本です。
平和を考えることが多い夏、作中の季節もおおよそ夏が舞台なので、深く考えられました。
小学生以下はより平易なものがでておりますので、そちらを読まれることをお奨めします。
沖縄に行く旅行者は多いと思いますが、本作品を読んでから沖縄の地を踏むと、
また違った見方で見ることが出来るのではないでしょうか。
私は沖縄旅行の前に本書を読むことが出来てよかったです。
悲しくも、伝える力が大きい一冊でした。
「しらゆり」と「おとひめ」から「ひめゆり」部隊と名付けられたそうですが、
およそ200人の部隊の転戦の様子を描いています。
話は戦争の記述と登場する人物たちの心理描写で詰まっており、
安易な読み物として到底読めるものではありません。
本書を読むのには結構体力が要ります。表現が難解な所も多々ありますので、
中学生以上の読者対象です。
夏休みの読書感想文などには丁度良い本です。
平和を考えることが多い夏、作中の季節もおおよそ夏が舞台なので、深く考えられました。
小学生以下はより平易なものがでておりますので、そちらを読まれることをお奨めします。
沖縄に行く旅行者は多いと思いますが、本作品を読んでから沖縄の地を踏むと、
また違った見方で見ることが出来るのではないでしょうか。
私は沖縄旅行の前に本書を読むことが出来てよかったです。
悲しくも、伝える力が大きい一冊でした。
2021年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めて10ページほどで、戦時下の全体主義教育をしっかり受けているハズのひめゆり部隊の女の子が(こんな戦争、誰がはじめたのかしら!)と憤っていたり、また数ページもしないうちに出てきた傷病者の兵隊さんが「こんな下らない戦争で……」とか突然言い始めたり。
いくらなんでも、あり得ないです。
私は何冊か本を読ませてもらいましたが、当時のひめゆり部隊の子達は、その純粋さと気概から、心からお国の為にと懸命に尽くして下さっていました。
いくらなんでも、好き勝手に書き過ぎ。捻じ曲げ過ぎです。
この本は取材や証言を元に書かれたものではなく、ひめゆり部隊をテーマとした完全なるフィクションだそうですが……。
率直に言いますと、これは戦争に行きもしなかった(軍に入ったけど1週間で除隊した)兵役不適合者が、そのコンプレックスを燃料に、自己肯定をしたいが為に書いた妄想小説ですよ……。
もうどうやって読者に「戦争反対!」と言わせてやろうかという感じの、戦後に雨後のタケノコのように出版されたという、いわゆる“よくあるタイプ“の反戦本です。
いくらなんでも、あり得ないです。
私は何冊か本を読ませてもらいましたが、当時のひめゆり部隊の子達は、その純粋さと気概から、心からお国の為にと懸命に尽くして下さっていました。
いくらなんでも、好き勝手に書き過ぎ。捻じ曲げ過ぎです。
この本は取材や証言を元に書かれたものではなく、ひめゆり部隊をテーマとした完全なるフィクションだそうですが……。
率直に言いますと、これは戦争に行きもしなかった(軍に入ったけど1週間で除隊した)兵役不適合者が、そのコンプレックスを燃料に、自己肯定をしたいが為に書いた妄想小説ですよ……。
もうどうやって読者に「戦争反対!」と言わせてやろうかという感じの、戦後に雨後のタケノコのように出版されたという、いわゆる“よくあるタイプ“の反戦本です。
2016年11月2日に日本でレビュー済み
沖縄戦に興味を持ち当本を読みました。
内容が堅すぎるのと物語風に描かれていて違和感を持ちました
内容が堅すぎるのと物語風に描かれていて違和感を持ちました