大統領の執事の涙 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ジョン・キューザック, フォレスト・ウィテカー, アラン・リックマン, テレンス・ハワード, オプラ・ウィンフリー, ジェーン・フォンダ, リー・ダニエルズ |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 12 分 |
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商品の説明
全米3週連続1位!
世界の中心<ホワイトハウス>の知られざる物語。
実話をベースに描いた感動のヒューマンドラマ!
米国の第34代大統領アイゼンハワーにはじまり、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、そしてレーガンまで。
7人の大統領に仕えた黒人執事の実話に基づく、感動のヒューマン・スペクタクル
『プレシャス』でアカデミー賞に輝いた監督リー・ダニエルズが、ホワイトハウスで7人の大統領に仕えた黒人執事から見る、揺れ動くアメリカと、時代に翻弄される家族の物語を描く!
本作を見たオバマ大統領は、ラジオで「目に涙あふれた」と語り、全米で話題の1本となった。
奇跡のオールスターキャスト集結!
執事セシル・ゲインズを演じるのは、アカデミー賞主演男優賞を受賞した名優、フォレスト・ウィテカー。
その妻グロリア役には、アメリカを代表する名司会者のオプラ・ウィンフリー。
その他、ジョン・キューザック、ジェーン・フォンダ、キューバ・グッディング・Jr、アラン・リックマン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ロビン・ウィリアムズ等、アカデミー賞受賞やノミネート常連の俳優陣に加え、ダニエルズ作品には欠かせない、マライア・キャリー、レニー・クラヴィッツといったミュージシャンまで、オールキャストが集結!
【ストーリー】
綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズは、見習いからホテルのボーイとなり、遂には、ホワイトハウスの執事にスカウトされる。
キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争・・・
アメリカが大きく揺れ動いていた時代。セシルは、歴史が動く瞬間を、最前で見続けながら、忠実に働き続ける。
黒人として、そして、身につけた執事としての誇りを胸に。
そのことに理解を示す妻とは別に、父の仕事を恥じ、国と戦うため、反政府運動に身を投じる長男。
兄とは逆に、国のために戦う事を選び、ベトナムへ志願する次男。
世界の中枢にいながらも、夫であり父であったセシルは、家族と共に、その世界に翻弄されていく。
彼が世界の中心で見たものとは?
そして人生の最後に流した、涙の理由とは―
【キャスト】
セシル…フォレスト・ウィテカー
グロリア…オプラ・ウィンフリー
ニクソン大統領…ジョン・キューザック
レーガン大統領夫人…ジェーン・フォンダ
レーガン大統領… アラン・リックマン
ハワード…テレンス・ハワード
【スタッフ】
監督/製作:リー・ダニエルズ
脚本: ダニー・ストロング
【映像特典】
特典DVDディスク(片面1層)
メイキング、監督来日インタビュー他収録予定(約54分+α)
<封入特典>
リーフレット
※商品のデザイン・仕様等は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 120 g
- EAN : 4988126209124
- 監督 : リー・ダニエルズ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 12 分
- 発売日 : 2014/8/15
- 出演 : フォレスト・ウィテカー, オプラ・ウィンフリー, ジョン・キューザック, ジェーン・フォンダ, アラン・リックマン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : KADOKAWA / 角川書店
- ASIN : B00K700E72
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 103,687位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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何と言っても主演のフォレスト・ウィテカー、いい俳優さんになったなあ、と「プラトーン」「グッドモーニング・ベトナム」を劇場で観た自分にとっては感慨深い。今回は息子を受け止めようと苦悩する父親役、素晴らしい。欲を言えばホワイトハウスならではの荘厳・重厚で緊張感あるイベントのエピソードをもっと豊富に描いてもらって大統領執事の仕事を堪能したかった。
歴代大統領のなかでもレーガン大統領夫妻の声・話し方がよく似ていてクスリと笑える。ホワイトハウス内でも人種にまつわる課題があったことをきちんと描いている。お勧めです。
黒人差別がどういうものかということを教科書的な知識で知ってはいたが、背景やリアルな映像を交えてみたことはなかった。
映画公開時に私がこの映画を初めてみた時は大統領も黒人系であり、アメリカはついに黒人差別を克服したのだと衝撃だった。しかし現実はそう単純ではなかったようだ。黒人差別は未だに残っているし、当の黒人達が今度はアジア人差別をしていたりする。
映画では黒人差別は終わったように描かれている。だがBLM問題で再燃したように、差別は隠れて小さくなっていただけだった。
段々と人種間の壁が低くなっているのは間違いないのだが、完全になくなることはないのだろうとも思わされる。
たとえ地球の全人類が結束出来たとしても、地球人とそれ以外で分けられることになるからだ。地球からさらにスケールが大きくなって銀河スケールになってもそれは同じことだ。違いがある限り差別は付いて回るものだろう。
時間がかかっても暴力以外でも戦う方法はある、黒人のあり方を変えられるということが語られる。
だが同時に非暴力が絶対正義だとも描かれていない。
私たち日本人は「暴力はいかなる暴力もいけないことです」と習うわけですが、彼らには「この世界には暴力と、より酷い暴力がある」という考え方が前提となっていると考えると冷静にこの映画を捉えられると思います。
考えてみれば当たり前ですが、いかなる暴力もいけなかったら警察も軍隊も機能しないわけです。
そして非暴力のキング牧師も殺され、復讐に駆られる黒人像も描かれる。とても皮肉なことですが暴力を正当化する黒人もいる姿も描かれるため嘘くささを感じません。
一方的に黒人が被害者だと感情的な描かれ方はされません。
彼らがベストな行動だけを積み重ねたわけでは決して無いが、暴力だけでも非暴力だけでも黒人社会は今の地位を得るには至らなかっただろう。
光と闇、清濁合わせた結果が今であり、それはまだ終わったことではなく今もまだその渦中にある。
作中でも「セシルがホワイトハウスで白人の大統領に仕えて得た金で大学に行き、しかも勉強もしないで白人攻撃ばかりする息子のルイス」という構図はとても悲しく描かれます。
おりしもBLM運動においては白人を相手にする黒人のお店が黒人に襲われるという物悲しい現実が起きています。
この映画では歴史を描いていながら同時に予言めいてもいる。
この映画で描かれていることはこれからも起き続けるだろう。
ドラマチックな活動家は息子が担当。
そういう主人公の視点だから、あまり状況の変化を感じません。
レーガンの在任期間は1989年1月20日までだから、主人公がホワイトハウスに勤めていたのは、日本で言うと昭和。その後、平成20年(西暦2008年)に飛んでからがガラリと変わったように感じます。
令和の今、アメリカの女性大統領が誕生するのが先か、アジア系の大統領が誕生するのが先か、あるいは両方同時か…、自分が生きているうちに、見てみたいですね。
※吹替で見ましたが、2:02:37あたりでノイズが入ってます。
色々言いたいけど、ネタバレになりそうなので・・・
とにかく、私はとても良い作品だと思います。
もっとディープな部分が見たかった(何時間あっても足りないだろうけど)。
Deepな部分は他の映画で見たけれど、white history に比べて数が少なすぎる。