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革命の季節 パレスチナの戦場から 単行本 – 2012/12/27
重信 房子
(著)
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- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2012/12/27
- 寸法13.7 x 2.5 x 19.5 cm
- ISBN-104344023145
- ISBN-13978-4344023147
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2012/12/27)
- 発売日 : 2012/12/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 287ページ
- ISBN-10 : 4344023145
- ISBN-13 : 978-4344023147
- 寸法 : 13.7 x 2.5 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 430,943位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 63,689位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気になって、読みたかったです
2016年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重信房子の歴史とかわかるからすごい 面白いです 日本赤軍ってやばい
2023年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重信の幼稚な思想がよくわかる本です。
自分勝手で幼稚だな〜と思います。
色々と言ってはいるけど、本人は大したことは何もしていない。
自分勝手で幼稚だな〜と思います。
色々と言ってはいるけど、本人は大したことは何もしていない。
2018年11月2日に日本でレビュー済み
憎しみは更なる憎しみを生み、暴力は更なる暴力を生みだすのだろうか。
人に対して生き方を説く事など到底出来る人間ではないものが、この著書のメモを残すという行為を許して貰いたい。
重信さんの時代(1970年代)を同じ青春として生きた人は同じ環境、政治、自然の中で過ごしてきたのだろう。見城徹氏の序文(たべて苛酷になる夢)がそんな当時の状況を表している。
世界の中で抑圧された人々の不条理を取り除こうとする若者の希望と夢。
イスラエルのリッダ空港(テルアビブ)襲撃というテロは認めてはいけないのだけれど、それではイスラエルのパレスチナに対するテロは認められるのか。
不勉強な自分には分からない、しかし、「テロ」という文脈は政治的あるいは宗教的な対立軸の中で使われていないのか?或る者にはリッダ事件での日本人は英雄として語り継がれている。
備忘録的メモ
イスラーム:平等という理念にもとづく
重信25歳、足立32歳、若松35歳(映画監督)の青春 PFLP取材 表現者としての役割、それが戦士への連帯
奥平氏がリッダ闘争に立つ時に残した荷物の中の3冊の本、独和辞典、唐詩選、ランボー詩集
日本における強制労働(中国人)への哀れみと、搾取し続けた日本人への怒り、イスラエルへの怒り(檜森、2002年日比谷公園で焼身自殺)
世界を変えたい冷戦思考の人が、反ソ連から反テロという新しい名目で、21世紀の力支配秩序を無理やり再構築しようと企てているだけのではないのか?冷戦思考とは、誰かを敵とすることによって、自己の価値を正当化し、支配する方法である。「正義」は一つではない。
アラブの春というレトリック、アラブに「冬」を強いた世界が、今アラブの春だなんて、アラブの民衆の命を賭けた戦いをほめそやし、かすめ取ろうとしているように見えます。
パレスチナ住民の参加も決定権もなしに「決定」された1947年の「パレスチナ分割」(国連総会決議181号)当時、パレスチナの土地の93%を占有していたアラブ・パレスチナ人に対し、ユダヤ人はわずか6%。ところがアメリカに強力にバックアップされ、スターリン時代のソ連の賛成によって、パレスチナ人には43.5%の土地を、ユダヤ人には56.5%の肥沃な土地を与え、聖地エルサレムを国際管理に置く事を決定。
京大西部講堂の屋根の3星は今もある。
人に対して生き方を説く事など到底出来る人間ではないものが、この著書のメモを残すという行為を許して貰いたい。
重信さんの時代(1970年代)を同じ青春として生きた人は同じ環境、政治、自然の中で過ごしてきたのだろう。見城徹氏の序文(たべて苛酷になる夢)がそんな当時の状況を表している。
世界の中で抑圧された人々の不条理を取り除こうとする若者の希望と夢。
イスラエルのリッダ空港(テルアビブ)襲撃というテロは認めてはいけないのだけれど、それではイスラエルのパレスチナに対するテロは認められるのか。
不勉強な自分には分からない、しかし、「テロ」という文脈は政治的あるいは宗教的な対立軸の中で使われていないのか?或る者にはリッダ事件での日本人は英雄として語り継がれている。
備忘録的メモ
イスラーム:平等という理念にもとづく
重信25歳、足立32歳、若松35歳(映画監督)の青春 PFLP取材 表現者としての役割、それが戦士への連帯
奥平氏がリッダ闘争に立つ時に残した荷物の中の3冊の本、独和辞典、唐詩選、ランボー詩集
日本における強制労働(中国人)への哀れみと、搾取し続けた日本人への怒り、イスラエルへの怒り(檜森、2002年日比谷公園で焼身自殺)
世界を変えたい冷戦思考の人が、反ソ連から反テロという新しい名目で、21世紀の力支配秩序を無理やり再構築しようと企てているだけのではないのか?冷戦思考とは、誰かを敵とすることによって、自己の価値を正当化し、支配する方法である。「正義」は一つではない。
アラブの春というレトリック、アラブに「冬」を強いた世界が、今アラブの春だなんて、アラブの民衆の命を賭けた戦いをほめそやし、かすめ取ろうとしているように見えます。
パレスチナ住民の参加も決定権もなしに「決定」された1947年の「パレスチナ分割」(国連総会決議181号)当時、パレスチナの土地の93%を占有していたアラブ・パレスチナ人に対し、ユダヤ人はわずか6%。ところがアメリカに強力にバックアップされ、スターリン時代のソ連の賛成によって、パレスチナ人には43.5%の土地を、ユダヤ人には56.5%の肥沃な土地を与え、聖地エルサレムを国際管理に置く事を決定。
京大西部講堂の屋根の3星は今もある。
2013年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重信房子さんと言えば元日本赤軍のリーダーであり、テロリストと言うレッテルを貼られている。そもそもの発端は赤軍派の世界党-世界赤軍創出と言う、今から思えば錯誤した独りよがりの政治方針で重信さんはアラブに行った。そこで、アラブ―パレスチナの現実社会を目の当たりにして、イスラエルとアメリカの暴虐の限りを尽くしていることを知った。
それと同時に、京都を中心にして政治闘争を闘っていた京大パルチザンの奥平さん、安田さんもアラブに足を運びパレスチナの対イスラエルがイスラエルの軍事力を前面にだしたアラブ侵略戦争であり、畢竟パレスチナ解放闘争も武装闘争になりと言うことであることも理解するとともに、義勇兵として志願した。その延長線上に今もなおアラブ―パレスチナで語り継がれる「リッダ闘争」があった。言葉上で「連帯する」と言うことはたやすいが、行動でもって連帯するということには重い決意と思想性が基本となる。
それを、重信さんは一種のためらいを感じつつ、「リッダ闘争」に決起した3名の義勇兵に今もなお思いを寄せる。イスラエル―アメリカこそが巨大な軍事力を背景にした暴虐の限りを尽くす巨大テロ集団であり、マスコミなどを使い自らの行為を正当化している。そして、このようなプロパガンダに多くの人は騙されている。今、重信さんは不当にも八王子医療刑務所にいて癌などと闘病生活をしつつ、自己総括を深めている。この本はその総括作業の一つであると思う。
それと同時に、京都を中心にして政治闘争を闘っていた京大パルチザンの奥平さん、安田さんもアラブに足を運びパレスチナの対イスラエルがイスラエルの軍事力を前面にだしたアラブ侵略戦争であり、畢竟パレスチナ解放闘争も武装闘争になりと言うことであることも理解するとともに、義勇兵として志願した。その延長線上に今もなおアラブ―パレスチナで語り継がれる「リッダ闘争」があった。言葉上で「連帯する」と言うことはたやすいが、行動でもって連帯するということには重い決意と思想性が基本となる。
それを、重信さんは一種のためらいを感じつつ、「リッダ闘争」に決起した3名の義勇兵に今もなお思いを寄せる。イスラエル―アメリカこそが巨大な軍事力を背景にした暴虐の限りを尽くす巨大テロ集団であり、マスコミなどを使い自らの行為を正当化している。そして、このようなプロパガンダに多くの人は騙されている。今、重信さんは不当にも八王子医療刑務所にいて癌などと闘病生活をしつつ、自己総括を深めている。この本はその総括作業の一つであると思う。
2013年4月2日に日本でレビュー済み
著者たちと同時代を生きなかった人間にも、「革命の季節」のリアルな状況が迫ってくる。
「パレスチナの戦場から」という副題のとおり、奥平、安田、岡本のアラブ赤軍戦士たちがどのように、
”革命的任務”を遂行したかが克明に記されている。これを読むと重信房子は決してリーダーではなく、
むしろ後方支援にまわったサポーターということが良く分かる。
”一人の人の死に対して、たくさんの人間の悲しみのある世界を願っている”
本書で紹介されている、イスラエルに対して抗議の焼身自殺を遂げた檜森氏への追悼の一節である。テロリスト呼ばわりされている著者たちの、これが核たる思いと言ってもよいであろう。
著者たちの運動は結果として、罪なき民間人を巻き添えにしてしまった。
これを持って、彼らを全否定するのが”良識”とやらを持ち合わせた輩なのであろう。
やむにやまれぬ思いで銃をとり、虐げられたる者たちと共にあるために、身を呈した献身をした彼らに、安全地帯にいて何もしない我々が、そんな白々しい”良識”でもって批判をしたところで糞の足しにもならない。イスラエルがパレスチナに行っていることはまさしく外道であり、やむにやまれず銃をとることは正当防衛以外の何物でもない。インティファーダやアラブ赤軍を単に暴力的だとして、目をそむける人間は自分や家族に向けられた理不尽な暴力に対するカウンターさえも暴力だとして否定するのであろうか?そんなバカなことはあるまい。もちろん、民間人が巻き添えになることは容易に予想でき(しかしその犠牲者の多くはイスラエル警備兵による銃撃の巻き添えの可能性が高いようだが)、それに対して著者は断腸の思いも、忸怩たる思いも持っている。
彼らを「命は地球よりも重い」的な良識で批判することは容易い。しかし、そう批判する者は、では別なやり方でイスラエルの暴虐を止める手立てを講じることができるのだろうか?少なくとも渾身の力で、そう努力をしたことがあるのだろうか?ただただ、吹けば飛ぶような良識を唱えているだけではないのか?
別に彼らを奉りたいわけではない。
しかし、いくら考えても自分を含めた多くの日本人よりは、遥かに真っ当な人間達であると言わざるをえないのだ。我々はこんな勇敢な戦い方はできない臆病者たちだけれど、臆病ものには臆病もの達の闘い方もあるだろう。薄っぺらな言葉で彼らを批判する暇があったら、自らのやり方で虐げられている人々との連帯を模索しようではないか。
「パレスチナの戦場から」という副題のとおり、奥平、安田、岡本のアラブ赤軍戦士たちがどのように、
”革命的任務”を遂行したかが克明に記されている。これを読むと重信房子は決してリーダーではなく、
むしろ後方支援にまわったサポーターということが良く分かる。
”一人の人の死に対して、たくさんの人間の悲しみのある世界を願っている”
本書で紹介されている、イスラエルに対して抗議の焼身自殺を遂げた檜森氏への追悼の一節である。テロリスト呼ばわりされている著者たちの、これが核たる思いと言ってもよいであろう。
著者たちの運動は結果として、罪なき民間人を巻き添えにしてしまった。
これを持って、彼らを全否定するのが”良識”とやらを持ち合わせた輩なのであろう。
やむにやまれぬ思いで銃をとり、虐げられたる者たちと共にあるために、身を呈した献身をした彼らに、安全地帯にいて何もしない我々が、そんな白々しい”良識”でもって批判をしたところで糞の足しにもならない。イスラエルがパレスチナに行っていることはまさしく外道であり、やむにやまれず銃をとることは正当防衛以外の何物でもない。インティファーダやアラブ赤軍を単に暴力的だとして、目をそむける人間は自分や家族に向けられた理不尽な暴力に対するカウンターさえも暴力だとして否定するのであろうか?そんなバカなことはあるまい。もちろん、民間人が巻き添えになることは容易に予想でき(しかしその犠牲者の多くはイスラエル警備兵による銃撃の巻き添えの可能性が高いようだが)、それに対して著者は断腸の思いも、忸怩たる思いも持っている。
彼らを「命は地球よりも重い」的な良識で批判することは容易い。しかし、そう批判する者は、では別なやり方でイスラエルの暴虐を止める手立てを講じることができるのだろうか?少なくとも渾身の力で、そう努力をしたことがあるのだろうか?ただただ、吹けば飛ぶような良識を唱えているだけではないのか?
別に彼らを奉りたいわけではない。
しかし、いくら考えても自分を含めた多くの日本人よりは、遥かに真っ当な人間達であると言わざるをえないのだ。我々はこんな勇敢な戦い方はできない臆病者たちだけれど、臆病ものには臆病もの達の闘い方もあるだろう。薄っぺらな言葉で彼らを批判する暇があったら、自らのやり方で虐げられている人々との連帯を模索しようではないか。
2013年2月15日に日本でレビュー済み
この本からは重信房子が発信される情報と著者の生き方を知ることができます。
一度、この本を手に取って一読してみてください。
一度、この本を手に取って一読してみてください。
2018年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「自分達だけに都合の良い正義を振りかざす」という
左翼の性質は古今東西、変わっていないんだなぁ。
赤軍派と革命左派が糾合して結成された連合赤軍とは
距離を置いているため、連合赤軍の方針や
「山岳ベース事件」などに対しては批判的な立場を取っている。
江崎道朗氏の言う「左翼全体主義者」は
「世界革命を起こして権力を打倒し
平和で平等な世界を実現する」と理想論を語る。
重信もその例に漏れない。
そのためには、「よど号ハイジャック事件」
「テルアビブ銃撃事件」をはじめとする
数々のテロ行為は正当化している。
しかし、仮に革命が実現したとして
その後、「権力者となるのは自分達である」という矛盾に
気付いていないのだろうか? と常々疑問に思うところだ。
ただ、一貫して理想論が語られているため
共産主義(者)、全体主義(者)の恐ろしさを知らない人達
偏差値が高く、真面目で頭の良い学生
純粋無垢な子供達が読んだら、意外と感動するかもしれない。
つまり、このような人達のバイブルになる可能性を秘めた
非常に恐ろしい書籍だと思う。
左翼の恐ろしさを知らない人は
迂闊に手を出さない方がいい。
左翼の性質は古今東西、変わっていないんだなぁ。
赤軍派と革命左派が糾合して結成された連合赤軍とは
距離を置いているため、連合赤軍の方針や
「山岳ベース事件」などに対しては批判的な立場を取っている。
江崎道朗氏の言う「左翼全体主義者」は
「世界革命を起こして権力を打倒し
平和で平等な世界を実現する」と理想論を語る。
重信もその例に漏れない。
そのためには、「よど号ハイジャック事件」
「テルアビブ銃撃事件」をはじめとする
数々のテロ行為は正当化している。
しかし、仮に革命が実現したとして
その後、「権力者となるのは自分達である」という矛盾に
気付いていないのだろうか? と常々疑問に思うところだ。
ただ、一貫して理想論が語られているため
共産主義(者)、全体主義(者)の恐ろしさを知らない人達
偏差値が高く、真面目で頭の良い学生
純粋無垢な子供達が読んだら、意外と感動するかもしれない。
つまり、このような人達のバイブルになる可能性を秘めた
非常に恐ろしい書籍だと思う。
左翼の恐ろしさを知らない人は
迂闊に手を出さない方がいい。