自分なりに彼らの魅力を分析してみると、
・70年代のポップスに共通する美メロ
・Dan Sealsの魅力的な歌声と、John F. Coleyとの息の合ったハーモニー
・フォークギターの、ときに繊細、ときにパワフルなアンサンブル
・ツインエレキやスチールギターによる見事なハモリ
などでしょうか。
このアルバムは '78年に発売され、内容的には前作までの流れを継承していますが、(6)以外にはシングルヒットが生まれず、他の作品と比べると多少'地味'な印象がします。
シングルカットされTop40入りしたのは、
(6) 第9位(アダルト・コンテンポラリー・チャートでは第1位)
のみ。
ヒット曲のみを聴きたい方には、ベスト盤の方がお得なのでそちらをおススメします。
Atlanta/Big Tree時代の4作が同時発売されているので、オリジナルアルバムを揃えたい方にはチャンスかも。
この作品と前作「Dowdy Ferry Road」('77年) は、長らく発売されていませんでしたし。
☆2つ減点したのは、内容面に加えてデジタル・リマスターされていないからです。
彼らの他の作品のレビューにも書いたように、ぜひリマスター盤で聴いてみたいですネ。