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ブランド戦略シナリオ: コンテクスト・ブランディング 単行本 – 2002/7/1
購入オプションとあわせ買い
ブランドの考え方から、ブランド戦略へのシナリオ作りへと実務面での応用まで紹介した戦略実践の書。ブランド認知に至るプロセスを、消費者の認知メカニズムである「文脈」(コンテクスト)に着目し、ブランドのメッセージが顧客に伝わる道筋を分析する。
- 本の長さ286ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2002/7/1
- ISBN-104478374007
- ISBN-13978-4478374009
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商品の説明
商品説明
そのコンテクストの切り口は、従来のブランディングの課題をさまざまな形で解決している。たとえば、ブランドは目に見えず、つかみどころのない特殊性をもつが、それをコンテクストで表現して可視化し、扱えるものとして構造化している。特に「意識の深層にあって表現しにくい暗黙的な」ブランド知識にまで分け入り、コンテクストによる連想ネットワークのモデルで顕在化している点は画期的だ。
また、顧客へのメッセージにコンテクストを計画的に組み込むことで、企業と顧客間で価値観や経験を共有する戦略シナリオを提示。企業のブランド・アイデンティティーと顧客のイメージ、それらを結ぶコミュニケーションの3領域における「コンテクストの共有」の戦略やコミュニケーション・モデルは、企業と顧客の間に生じる溝を埋めるものになる。
こうした理論をベースに、ブランドの創造プロセスや、ニチレイの「アセロラドリンク」のブランディング事例、3領域の実践プロセス、ブランド・パーソナリティーの構造化などを展開している。ブランド価値の源泉や、顧客とのコミュニケーションを見直すうえで必見の理論書である。(棚上 勉)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 286ページ
- ISBN-10 : 4478374007
- ISBN-13 : 978-4478374009
- Amazon 売れ筋ランキング: - 185,054位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 47位アパレル・ファッション
- - 248位マーケティング・セールス一般関連書籍
- - 533位経営戦略
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「すごい本を出しちゃったね。」という感じ。
学者と実践者の共著。
学者は、ブランドを社内外のコンテクスト(文脈・連想)という手法を紹介。
実践者は、アセロラドリンクのブランド担当者。
これが、うま〜く、噛み合っていて、心地よい。
時間のない人は、アセロラの章だけ読めば、事足りる。
実際の進め方もイメージできたし、社内への説明もしやすいと思う。
非常に参考になりました。
ちなみにこの「コンテクスト」という手法、ちょっとこわいです。
知らないうちに、洗脳されてるんだろうな・・・と思いました。
そして、ブランドをより良くするためにはどうすればいいのか?
分かったようで分からないようなブランドというものに対して、
本書はかなり具体性をもって答えている。
それが、コンテクストである。
では、コンテクストとは何か。
通常、コンテクストは文脈という意味だが、
本書においては(こぼれ落ちるニュアンスもあるかもしれないが)
「連想」と解釈していいと思う。
良いブランドとは良い連想をおこさせるもの、と理解した。
*
ブランドは何で成り立っているのか、その分解の仕方も鮮やかだった。
例えば、
ブランド発信側である企業が描く理想のイメージを「ブランド・アイデンティティ」とし、
受け手側である顧客が想像する現実のイメージを「ブランド・イメージ」と定義。
両者を近づけるその方法が「ブランド・コミュニケーション」である、
という説明もとても分かりやすく腑に落ちた。
*
ついつい「ブランディングします」とか「ブランド的には〜」と言ってしまうことがあるが、
よく考えるとあまり分からないブランド。
本書を読み通せば、実践的なブランディング方法を手に入れることができると思う。
惜しむらくは上の3領域を通じて重要な役割を果たす「ブランドパーソナリティ」の構造化の説明がわかりにくい、きっとこれだけで1冊本が書けてしまいそうな内容を1章に詰め込んでしまった無理があるのでしょうか。
ともあれこういう本は広く読まれてほしいと思います。
具体的には、既存ブランドの知識を、それにかかわるあらゆる主体(企業・顧客・関係者)から拾い上げ、そのブランドの全体像と連想イメージを構築し、訴求点を選定する。場合によっては、製品開発につなげることも考える。その後、顧客とのイメージ乖離が生じないようにコミュニケーション戦略を構築し、最終的にその戦略の検証を行うことを提示している。
本書で提示される最も重要な点は、恐らく、このコミュニケーション戦略の綿密なデザイン、という点に求められるだろう!詳細は本書を参照されたい。
若干のコメント
本書の手法を用いれば、恐らく、消費者の固定客化を促進することが可能であろう。例えば、ヘビーユーザーが育っていない場合は、この手法によってその割合を増やすことができるかもしれない。しかし、ブランド論としてもう一つ重要な、消費者を引き付ける、という側面にかかわる対策を打ち出せてない。それは、ブランドイメージの醸成・豊富化にかかわる問題、コンセプト・意味形成の問題、市場ポジショニングの問題などにほとんど触れていないためである。
ブランドにかかわる戦略は、これらの点に言及して初めて有意なものを導けるのではないか、と考える。
「あっなるほど。ブランドってこうなっているのか」
と、思わず納得、腑に落ちる説明だ。
たとえば、そのブランドの強みとは何か?何が連想され、何が連想されていないか。
消費者のそのブランドに対する知識量と、異なる要素を関連づける文脈、その深さこそが、そのブランドの実態だ。この知識構造を明らかにすることによって、そのブランドの弱点を見出し、対策を打つことができる。
そのための方法論が本書である。
ブランディングに携わる人必携の本。
更に踏み込めば、コンテクストを創出する過程で、
広告・SP・PR・イベントなどの役割分担が相当明確になります。
それぞれの得意分野で文脈を形成すればいい。
コミュニケーション従事者必読の一冊でしょう。
ただし、この共著者はキャラが違いすぎるのか、小難しい章と分かりやすい章がはっきりしている。小難しいのが嫌いな人には向かないかもしれません。とはいえ、読む価値はあると思うのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
中でも、ニチレイのアセロラドリンクの事例はわかりやすい。これまでのブランドに関する書籍は「イメージ的」であったのに対し、本書では理論を踏まえた実践を事例として扱っている。
本書のもう一つの特徴は、すべての章において、「企業」、「顧客」という視点を一貫して貫いている点だ。これまでの書籍では企業的視点のブランド論であったのに対し、本書は「顧客」のデータを用い、解析し、顧客の考え(ブランドイメージ)に基づいたブランド論を展開している。
ブランド論を、主にコミュニケーションの視点から展開している本書は一読の価値はあるといえる。