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幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日 (幻冬舎新書) 新書 – 2015/3/25
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- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2015/3/25
- ISBN-104344983777
- ISBN-13978-4344983779
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2015/3/25)
- 発売日 : 2015/3/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 245ページ
- ISBN-10 : 4344983777
- ISBN-13 : 978-4344983779
- Amazon 売れ筋ランキング: - 135,886位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 264位幻冬舎新書
- カスタマーレビュー:
著者について
外科医、作家。1980年神奈川県生まれ。横浜で汽笛を聞きながら青春時代を過ごし、聖光学院中学・高等学校を卒業後、二年間の代々木ゼミナール横浜校での浪人生活を経て、鹿児島大学医学部医学科に入学。卒業後、がん・感染症センター都立駒込病院外科初期・後期研修を修了、同院大腸外科医師として勤務。2017年2月から福島県高野病院院長、2017年4月から福島県の総合南東北病院外科医長。2018年4月、京都大学大学院医学研究科で優秀賞を受賞し公衆衛生学修士。2021年10月より神奈川県茅ヶ崎市の湘南東部総合病院外科に勤務。
参加手術件数は一年に約200件。専門は大腸がんや鼠径ヘルニアの手術、治療、外科教育、感染管理など。資格はマンモグラフィー読影認定医、外科専門医、消化器外科専門医、がん治療認定医、内視鏡外科技術認定医、臨床研修指導医、感染管理医師。
著書に新書「医者の本音」(2018年SBクリエイティブ 15万部)など、小説「泣くな研修医」(2019年幻冬舎)はシリーズ38万部を超えるベストセラーに。テレビ朝日系列でドラマ化された。その他若手医師向け教科書「恥をかかない 5年目までのコンサルト」や監修に看護学生向け教科書「ズボラな学生の看護実習本 ずぼかん」など。連載はヤフーニュース個人・日経ビジネス電子版など。講演多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
失礼ながら、自分と性格が似ていらっしゃるようです。
自分の存在に少なからず自信を得ました。
ネット綴った本音がこの本になりました。
本書にあるとおり、「死は、死の宣告は突然、やってきます」
昨年11月はじめ、私が体験したのは、日本に5000人から7000人しかいないという劇症1型糖尿病でした。
死にかけました。血糖値が1848mg/dlを記録しました。
意識はときどき、この世に戻りました。
何度か戻ったときに、「お迎えが来ていない。私は死なない」と確信しました。
お迎えはかならず来ます。
本書に習っていえば、「お迎えのくるのがいい人生」だと思います。
死の淵から生還して以来、本書のごとく、常に死を意識しています。
著者はドクターとして、たくさんのがん患者を看取り、死について思い続けていますが、私は患者の立場で思い続けています。
1型糖尿病はインスリンを打たなければ死にます。
1921年にインスリンが発明されるまでは、死病でした。
「死病」という響き、いいですね(^^)
これは本音です。
常に死を意識せざるをえない、そんな人生になってはじめて思うことです。
そして、1型糖尿人は血糖値をコントロールしなければ、失明、下肢切断、血液透析という「死よりつらい人生」がやってきます。
本書でも書かれていますが、「死よりつらい人生」があります。
糖尿病由来の失明は毎年3000人。
糖尿病由来の下肢切断は毎年3000人。
糖尿病由来の血液透析は毎年1万6000人。この人たちの5年生存率は50%です。死のロシアンルーレットに直面している人たちです。
私も、そうなる可能性があります。
ですから、真剣に糖質制限していますが、リスクはあります。
「死よりつらい人生」よりもさらにつらい、「最悪の人生」があります。
アルツハイマー病、認知症です。
糖尿病の人は正常人の2倍、アルツハイマー病を発症するリスクがあります。
私のように1型糖尿人は4倍!です。
「死よりつらい人生」、それよりつらい「認知症人生」。
私は、そうはならないと決意しています。
そうなる前に、自死したいと考えています。
自死するためには、人生の意義、意味を考えざるを得ません。
たくさんのことを考えさせられる良書でした。
追記 2015年5月28日
自死も考える境地が少し変化しました。
「マンガで分かるアドラー心理学」を読んだからです。
精神科医のマンガ原作者は、糖質制限をテーマにした「肉体改造」マンガの優れた内容からもわかりますが、本質を的確に示す人です。
いくつものヒントのある本でしたが、いちばんのものは、「人は共同体の中で自分の存在価値を感じつづけるために生きている!」でした。
そうなんです!
私も、日本中に950万人いる糖尿人、予備軍も合わせれば2000万人もいるだろう「糖尿国」という共同体の一員だったのです。
私が共同体に貢献すること、それは合併症を起こさないことがいちばんです。
それで家族が楽になり、国も楽になり、「糖尿国」も助かります。
また、私が自分を救うために毎日行っている血糖測定(4、5回)と、血糖を記録する方法は、たぶん、多くの糖尿人の参考になると思っています。
グレープシードオイルで足をマッサージする方法も、かなりいいとわかってきました。
ですから、自分を救い、その知識を「糖尿国」に伝えることで、共同体に貢献できると思えるようになりました。
「糖尿国」の2000万人は、「わが同胞(はらから)」だったのです。
そう考えると、劇症1型糖尿病を発症したという大不幸は、2000万人の同胞を得ることになったという大幸運に変化しました。
アドラー心理学、おそるべし、ですね。
メメントモリ…良く生きるために、「死を想う」ことはとても大切だと以前から聞いてはいましたが、今までなかなか機会がありませんでした。アラ還のこの歳まで、死に直面する体験といえば、両親を看取ったことと、夫が若い頃に末期に近い癌になったこと(幸運にも無事生き延びています)ぐらいです。そんな私が、この本によって沢山の擬似体験ができ、おかげさまでとても貴重ないい時間となりました。周りの人にもぜひお勧めしたい本です。
この先生がアラ還になったら、どんな本をお書きになるんだろう?ぜひ読んでみたいです!でもその頃私は生きていないかな(笑)
しかし、やはり異質な世界です。この国の医療制度は、もっと改革しなければならない。「死」というものはもっと子供のころから身近にあるべき。
若い医療者の言葉に傷つく患者がいかに多いか。そこに信頼がないからです。
医療大国もいつかは破たんしそうで、医療者ばかり増えすぎたら、国がバランス悪くなる。
介護者はもっと尊敬されなければならないなあ。
若い人がこうして書いてくれるのはやはり良いです。
こんなに若いうちから多くの経験を積みすぎるほど積んで、愛しいです。
「死」についてもっともっと国や教育が考えれば、弱者に対してもやさしくなれるのではないでしょうか。
生きることを、大切に思おう。
何気ない1日を、大切に、生きて行こう。
身体を、大切にしよう。
自分自身を、大切にしよう。
考えさせられる。