![週刊東洋経済2015年3/21号[特集]医学部 医者 ウラとオモテ/過熱化する医学部受験/どうする医師のキャリア/[図解]最新診療科マップ/天野篤 順天堂大学医学部教授インタビュー/[緊急特集]ファミマ ユニー統合で始まるコンビニ大淘汰/[ひと烈風録]谷垣禎一自民党幹事長/[創業家の乱]雪国まいたけ 大王](https://m.media-amazon.com/images/I/51GTWw0To4L._SY445_SX342_.jpg)
以下は全て私の私見であります。現在医師の確保が困難になっている医療関連機関は多数あります。また、医学部希望の学生が多くなっているのも事実です。また、全体の3割を女医がしめているのも問題になっていることもあります。実情を正確に把握していながらの記事かということには大きな疑問がありますが、このような現在の日本の医療のいびつさを紹介している点でかなり評価できます。また、医学部進学希望者の増加などで入学が狭き門になってきていることなども書いてあります、理由は今一つ正確な分析ではありません。また国家試験合格率90%のからくりについてはもう少し分析をしっかりしてほしいと思われました。
まず、医学部には国立大学およびそれに準じた自治医大、産業医大と私立大学があり、その二つには大きな違いがあることを理解したうえで記事にするるようにしていただきたいと思います。合格に必要な学力の隔たりの大きさ、学費のとてつもない両者の差や私立大学での寄付金を冷静に考えるといろんなことがわかるはずです。また国家試験の合格率を見かけ上上げようとする操作については国立大学の医学部では必要ありません。
さらに、医者は悪い仕事ではありませんが、大きな志や金儲け、やりがいといった面で考えるに、非常に優秀である若者にはお勧めしない職業だと私は確信しております。
そういったことをさーっと一読して考えるには良い本かもしれません。
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