文句の付けようがない くらい見事な出来です。
伝統のワイヤーアクションもあり、役者達それぞれも
見応えのある演技です。
妖魔の横恋慕で、それぞれのキャラが生死を賭けた戦い、
生きざまをするハメになります。
シナリオも良く出来ていて、ラストシーンでは
各キャラそれぞれが、ひとまわり成長したような。(笑)
そんな気にしてくれます。
ドニー・イェンも、いつもとちがって、少しとぼけた役ですが、
アクションはさすがの一級品。
ヴィッキー・チャオは後半に見せ場があります。
妖魔に正体を見せられて、驚く表情には感心しました。
ハリウッドなら、妖魔を退治して、
めでたし!めでたし!の「完」ですが、
物語とはこういうものだよと、この映画は教えてくれます。