この本の長所
1.結論。これはあくまでも私見だが、私自身の体験からしても、朝食はとったほうがいいと思うから。ただ、夜遅くまで働いている方に適用できるか。
2.レシピ。まだ作ってはいないが、言いっ放しでないのはよい。
この本の短所
1.視点。著者がいいと思わないことを何でも朝食を食べないことに帰するのは強引ではないか(精神障害も薬物摂取も生活習慣病も朝食を食べないことが主原因か?)。また、朝食をとらないなどの原因の1つは、労働問題のはずで(残業、深夜労働。家族みんなで食べるためには夜遅く食べ、その結果就寝が遅くなってもやむを得ないだろう。それがダメなら孤食になるのでは?)、朝食の前にまずはそちらの運動なりをされたらいかがか。
2.データ。(1)そもそも「改変」が多いので、元のデータに当たることは必須。まさか、著者に都合のいいように枉げてはいないですよね。(2)解釈もダメ(たとえば、p125図4−3のデータのどこを読めば「夜勤や残業などによってやむを得ず生活が乱れる場合は、一部にすぎません」との解釈が出るのか)。(3)著者の主張に都合が悪いデータはあえて示していない疑いがある(たとえば、p105暴力行為のデータは不十分)。
結論―長所星4つ、短所星1つ、短所を重視して星2つ。

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科学が証明する新・朝食のすすめ 単行本 – 2007/7/1
香川 靖雄
(著)
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社女子栄養大学出版部
- 発売日2007/7/1
- ISBN-104789553515
- ISBN-13978-4789553513
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登録情報
- 出版社 : 女子栄養大学出版部 (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4789553515
- ISBN-13 : 978-4789553513
- Amazon 売れ筋ランキング: - 625,844位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 24,409位医学・薬学・看護学・歯科学
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トップレビュー
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2007年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2000年に書かれたものの改訂版です。
「朝食を食べよう」と文科省を挙げて取り組みだしたのが2006年。
それ以前から朝食の重要性を説いていたのが香川さんです。
朝食が人間にとっていかに大切かということが、いろいろな方面から、またデータも示しながら書かれているので、説得力はあります。
朝食を欠食するなんて考えられないわたしでも、もうちょっとグレードの高い朝食を食べようかと思うくらいです。
それでもちょっと文句を言わせてもらえば、「成績がよくなる」ことが強調されている点でしょうか。
朝食を食べれば、身体にスィッチが入って、活動レベルが高くなって、その結果、学業にプラスになるということはあると思います。
その朝食を食べるためには、一定の規則正しい生活ができていなくていけなくて、そういう子は勉強や睡眠、食事のリズムがとれているということも言えます。
全寮制の大学で、食事のリズムをしっかりとった学生は、医師の国家試験にも通り、医師になってからもたいへん評価が高いということです。
これもデータを示して実証しています。
それはそうなんですけどね、だから朝食を食べることはいいことなんですけど、そもそも「規則正しい生活」をするためのモチベーションをどう作るかのほうが、難しいように思います。
だらだらと過ごすのって、結構、楽しいんですよね。
きままに生活して、それでも学校や仕事も適当にやり過ごしてしまっていたら、わざわざ規則正しい生活をしなくてもいから。
学習意欲だけではなく、生きる目的みたいなもの。
自分はどういうことに意欲をもって生きたいのか、そういうものがある人やそういうものを持ちたいと思っている人には、格好の著書だと思います
「朝食を食べよう」と文科省を挙げて取り組みだしたのが2006年。
それ以前から朝食の重要性を説いていたのが香川さんです。
朝食が人間にとっていかに大切かということが、いろいろな方面から、またデータも示しながら書かれているので、説得力はあります。
朝食を欠食するなんて考えられないわたしでも、もうちょっとグレードの高い朝食を食べようかと思うくらいです。
それでもちょっと文句を言わせてもらえば、「成績がよくなる」ことが強調されている点でしょうか。
朝食を食べれば、身体にスィッチが入って、活動レベルが高くなって、その結果、学業にプラスになるということはあると思います。
その朝食を食べるためには、一定の規則正しい生活ができていなくていけなくて、そういう子は勉強や睡眠、食事のリズムがとれているということも言えます。
全寮制の大学で、食事のリズムをしっかりとった学生は、医師の国家試験にも通り、医師になってからもたいへん評価が高いということです。
これもデータを示して実証しています。
それはそうなんですけどね、だから朝食を食べることはいいことなんですけど、そもそも「規則正しい生活」をするためのモチベーションをどう作るかのほうが、難しいように思います。
だらだらと過ごすのって、結構、楽しいんですよね。
きままに生活して、それでも学校や仕事も適当にやり過ごしてしまっていたら、わざわざ規則正しい生活をしなくてもいから。
学習意欲だけではなく、生きる目的みたいなもの。
自分はどういうことに意欲をもって生きたいのか、そういうものがある人やそういうものを持ちたいと思っている人には、格好の著書だと思います
2008年5月20日に日本でレビュー済み
栄養バランスのよいものを食べ、良質な睡眠をとる。いくつになっても健康に過ごすには、やっぱりこれが基本ですね。グラフや解説もとてもわかりやすい本で再認識しました。
2012年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝食抜きが不健康ではないと主張している本を色々と読み、その比較としてこの本を手に取りました。
朝食をとらない人が学業の成績や日頃の疲れの自覚等様々な面で悪いことを統計で表していて、
一見すると朝食抜きは害だらけに思えてしまいますが、朝食抜きは有害という常識が浸透している社会では、
「朝食をとらない家庭=食事面に限らずその他あらゆる面が常識はずれの家庭」と言えそうで、
朝食抜き⇒学業成績低下につながるとの因果関係は説明付かないなと感じました。
他にも同じ2000calとるなら、朝食のみと夕食のみなら、後者が太ると書いてます。
睡眠中に消化吸収が効率良く進むのだからそれは当然なのに、それをもってして朝食抜きを有害と主張する
もって行き方は理屈として賛同しかねるものと思いました。
朝食をとらない人が学業の成績や日頃の疲れの自覚等様々な面で悪いことを統計で表していて、
一見すると朝食抜きは害だらけに思えてしまいますが、朝食抜きは有害という常識が浸透している社会では、
「朝食をとらない家庭=食事面に限らずその他あらゆる面が常識はずれの家庭」と言えそうで、
朝食抜き⇒学業成績低下につながるとの因果関係は説明付かないなと感じました。
他にも同じ2000calとるなら、朝食のみと夕食のみなら、後者が太ると書いてます。
睡眠中に消化吸収が効率良く進むのだからそれは当然なのに、それをもってして朝食抜きを有害と主張する
もって行き方は理屈として賛同しかねるものと思いました。