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大人のケンカ必勝法―論争・心理戦に絶対負けないテクニック (PHP文庫 わ 11-11) 文庫 – 2004/7/1
「成果主義!」「能力重視!」と力の入った声がさまざまな場所で聞かれるようになった。実際に日本にはこれが浸透しているといってもいい。何しろ「勝つ人」「負ける人」の差が明確になってきたからだ。年収の格差が急激に広がってきたことはその顕著な例だ。
現代は、そんな競争原理主義のサバイバル時代なのである。かつての日本人の典型、「根回し上手でケンカせず」では冷や飯を食わされてしまう。情報の収集能力、問題解決力、論理性などを備えて、大人の「ケンカ」に勝つことが高い能力の指標となるのだ。
本書は気鋭の精神科医が、論争や心理戦などの大人のケンカに勝つ方法を包み隠さず伝授! 「論理的に負けないための心理学」「ケンカに弱い性格から脱却する」「ケンカに負けても生き残る方法」など、議論に負けない、上司に屈しない、成果を横取りさせない強いあなたを作るテクニックを開陳する。会社組織でがんばる女性にも強い味方になる一冊。
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2004/7/1
- ISBN-104569662218
- ISBN-13978-4569662213
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著者について

1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神 科医。国際医療福祉大学教授。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学国際公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「できる!」と強く信じればあなたは9割成功している』(ISBN-10:4860813502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ですが、もう少し具体的事例を入れて欲しかったです
文庫だからしょうがないのでしょうけど。。
この本はあくまでも論理的・心理的に、この競争社会で生き抜くためのヒント、について
述べられている本である。
社会の一員として生活していると、色々な場面でカチンと来ること、大したことではなくても
一種の勝ち負けになること、上手くやり過ごさねばならないこと、
そして相手を論理的にねじふせねばならないようなことが必ずと言ってよいほど、ある。
その際の心構えとして、或いは既に自分の身に起きてしまった事柄に対処するための参考になる。
さすが和田氏だけあって、“上手に勝つ”“上手に負けて、勝つ”という方法についても
述べられており、後に遺恨を残さないようにという配慮もあり、コレはなかなか使える。
私は現在モラルハラスメントを受けており、それに悩んで本書を手に取った。
本書を読んで、やられっぱなしでいないための知恵、下手なりに攻撃をかわす方法を
知ることが出来た、と思っている。
又、私自身そこそこ長い社会生活の中で、“臨戦モード”に入らざるを得なかったことが
何度もある。
理不尽な出来事、いつの間にか自分に責任を押し付けられている、心理的に追い詰められる、
長時間労働によって健康に支障をきたしても誰も助けてはくれない環境、
無能としか言いようのない上司…等々。
そんなとき、ただ“キレて”もマトモな評価や 正当な支援を受けることは出来ない。
パワーハラスメント、モラルハラスメントは最早日常的に起こりうることであり、
大抵の場合非常に微妙・巧妙・陰湿ないやがらせがじわじわじわじわと積み重なっていく。
自分の身は自分で守るしかない。
特に自分の心は。
ではどうすればよいのか。
この本に“こうすればどんなケースでも絶対必勝!”という切り抜け方は書かれていない。
そんなオールマイティーな方法はおそらく有り得ないのだろう、と思う。
けれど、この本は必ず“大人のケンカ”の場で 役に立つと思う。
一読しておけば、“いざ!”という時に無為に熱くなって自分を不利な立場に立たせてしまったり、
相手の恨みを買ってしまうようなことを避けられる…と思われる。
簡潔にまとめられており、読みやすく、非常に分かりやすいのも良い。
(著者の文章の特徴と言えるだろう。)
手にとって、損はない本である。
ただ、この手によくある内容で、相手に対してゴマをするということがなかったので良かったと思います。
でも実際実践するのは自分なので、改めて考えることになりました。
不安感から、最悪の未来を予測してしまい、そのまましり込みするケースが多い。
まず、余計な不安は捨て去ること。それが心理戦で有利に働く。
過去の数字を持ち出して議論しろ、など。
そんなことが一説に書いてある。
本書はかなり古い本のため、現代ではまず役に立たない。
常識や人情がが通じない奴なんてのは、ごまんといる。いちいち敵のことまで考えていたら、背中を見せた途端、必ず後ろから刺される。
心理的に圧倒されないためのキメ言葉なども書いてあるが、まず役に立たない。上司に対して「あなたの言うことで間違いないんですね?」「絶対ですね?」などと言ったところで、理屈と屁理屈、しまいにはいきなりキレてくる上司もいるからだ。
うつ患者に対してのやり取りも書いてあるが、うつ患者に対する心理戦は絶対やめるべきだ。
自分は社内で大勢の前でうつ患者の上司に怒鳴られた経験がある。侮辱罪に匹敵するくらいに罵られたが、こちらが理論的にやんわり言い返すと、今度は自殺でもしそうなくらいに落ち込んでしまい、逆にこっちが心配になってくる。うつ患者との心理戦は控えるべきだ。
相手の恨みを買わずに勝つ方法などものっているが、ハッキリ言って役に立たない。なぜなら、世の中には親切にしても恨んでくるやつ、ただすれ違っただけの他人を恨むやつなど、わけの分からん奴がいるからだ。2ちゃんに行けばわかるが、会ったこともない人を叩いてる奴で溢れかえっている。炎上の場合は、炎上させる側にも原因があるが(芸能人のブログなど)。
なあなあで戦いを終わらせると、必ずナメられる。警察とのやり取りなんかは、もろに当てはまる。こちらが一歩引くと、相手は一気に攻め込んでくる。徹底的にこちらが怒ったときの恐怖を相手に植え付けたほうがいいケースだ。
潰す必要がある場合は、徹底的にたたみ込むことも、頭の隅に置いておくべきだ。
著者は刃物を向けられたことがないのだろうか? 自分はかなりの回数ありますがw
考えが古い著者なのか、ただ本が古いだけなのか。現在の日本では、この本を実践した瞬間にナメられ、そして負ける。
常識が通じない奴がいる、人の心を持たない者がいる。目の前にいる敵はどっちだろうか? と推測しよう。
ナメられた場合、ナメられそうになった場合の対処法は、「俺を怒らせると厄介なことになるぞ」ということを相手に前もって植え付けておくことだ。つまり、「取り扱いによっては、俺(私)は噛みつく生き物です」ということを周囲のバカどもに教えておけばいい。
戦いたくない心優しい方は、一度だけ「自分は怒ると怖いですよ」という行動を周囲に植えつけておくこと。何らかの反論をしておくこと。よけいな攻撃が減ることでしょう。
黙っていればたたみ込まれるだけ、罪をなすりつけられるだけです。(←これは本書にも書いてある)。
それでも攻撃をやめない場合は、その場の人間関係を切りましょう。人生の時間は限られている。バカを相手にしている時間はないです。
また、静かなあなたが怒った場合、周囲から人が去る場合があるだろうが、そんな連中はほっとけばいいw 静かな人が好きな人はいくらでもおりますのでご安心を。
著者はテレビにもご出演されているそうですが、そこで平常心を失ってまともな議論ができないことがあったようですが、すでにその時点で、この本の説得力は失われていると思う。
昔はこの本の方法でまかり通っていたのだろうか? だとすると、昔の人は単純な生活を送っていたのだろう。
攻防ともに効果が薄い本です。今度ケンカの本を出すときは、もっとパンチの効いた本を出してほしいと願う。
ケンカ必勝法という内容でもなかったです。
購入する価値なかったです。