富士山にあまり興味はなかったのですが、高世えり子の「理系くん」ファンのため、購入しました。
タイトル通り、もし富士山が噴火したら・・・と言う事が漫画を交えて大変わかりやすく書かれています。
こんな状況ありえるの?(笑)、と言う事ことまで想定されているのも面白い。
いつかは噴火する富士山。読んでおけば役に立つ情報も多いはず!!

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もし富士山が噴火したら 単行本 – 2011/12/23
日本列島では地震の活動期が続き、
首都圏が灰まみれに?!
火山の知識と自分の身を守る方法が
マンガを交えて楽しく学べる
江戸時代、巨大地震から何日後に富士山噴火は起きたのか?
富士山が噴火する日時は、前もって予測できる?
溶岩流や泥流からは、どうやって逃げればいいのか?
火山灰は首都圏まで飛んでくる。さあ、どうする?
いつかは起こる富士山噴火。被害額はいくらと試算されている?
東日本大震災は、日本列島の地殻のバランスを大きく変化させてしまいました。
今後の30年ほど、私たちの住む日本は地震の活動期に入ります。
これから東日本で続く地殻変動と、その後の東海・東南海・南海地震の三連動は、
いずれも避けて通ることができません。そして、日本列島を舞台とする大地の営みの中に、
「富士山の噴火」というメニューも入っているのです。
本書は富士山噴火の入門書で、3つの部分からなっています。
PART1の「もし東京出張中に富士山が噴火したら」は、首都圏にもっとも影響を及ぼす火山灰の話からはじまります。
PART2の「もし富士登山中に噴火がはじまったら」では、噴火が起きるとき富士山の近くではどうなるかを描いています。
PART3の「もっと知りたい、富士山と噴火の基礎知識」では、富士山の基礎知識がおもしろく頭に入るように工夫してあります。
イギリスの哲学者フランシス・ベーコンが語ったように、「知識は力」です。
本書を読むことで、富士山の噴火とそれがもたらす災害をイメージできるようになるでしょう。
富士山噴火で、どういうことが起こる可能性があるのか。その際、どのように対応したらいいのか。一般の人々が緊急時に知っておく必要のある情報は、すべて本書に書いてあります。
「マンガ」を楽しみながら、自分の身を自らの力で守る方法が学べます。
首都圏が灰まみれに?!
火山の知識と自分の身を守る方法が
マンガを交えて楽しく学べる
江戸時代、巨大地震から何日後に富士山噴火は起きたのか?
富士山が噴火する日時は、前もって予測できる?
溶岩流や泥流からは、どうやって逃げればいいのか?
火山灰は首都圏まで飛んでくる。さあ、どうする?
いつかは起こる富士山噴火。被害額はいくらと試算されている?
東日本大震災は、日本列島の地殻のバランスを大きく変化させてしまいました。
今後の30年ほど、私たちの住む日本は地震の活動期に入ります。
これから東日本で続く地殻変動と、その後の東海・東南海・南海地震の三連動は、
いずれも避けて通ることができません。そして、日本列島を舞台とする大地の営みの中に、
「富士山の噴火」というメニューも入っているのです。
本書は富士山噴火の入門書で、3つの部分からなっています。
PART1の「もし東京出張中に富士山が噴火したら」は、首都圏にもっとも影響を及ぼす火山灰の話からはじまります。
PART2の「もし富士登山中に噴火がはじまったら」では、噴火が起きるとき富士山の近くではどうなるかを描いています。
PART3の「もっと知りたい、富士山と噴火の基礎知識」では、富士山の基礎知識がおもしろく頭に入るように工夫してあります。
イギリスの哲学者フランシス・ベーコンが語ったように、「知識は力」です。
本書を読むことで、富士山の噴火とそれがもたらす災害をイメージできるようになるでしょう。
富士山噴火で、どういうことが起こる可能性があるのか。その際、どのように対応したらいいのか。一般の人々が緊急時に知っておく必要のある情報は、すべて本書に書いてあります。
「マンガ」を楽しみながら、自分の身を自らの力で守る方法が学べます。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2011/12/23
- 寸法15 x 1.6 x 21 cm
- ISBN-104492044361
- ISBN-13978-4492044360
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商品の説明
著者について
鎌田浩毅(かまた ひろき)
1955年、東京都生まれ。東京大学理学部卒業。通産省(現・経済産業省)を経て97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学・地球科学・科学コミュニケーション。
日本地質学会論文賞受賞(96年)。テレビ・ラジオ・雑誌・書籍で科学をわかりやすく解説する。火山研究のほか啓発と教育に熱心な「科学の伝道師」。京大の講義は毎年数百人を集める人気である。モットーは「面白くて役に立つ教授」。
著書(科学) 『富士山噴火』(ブルーバックス)、『火山噴火』(岩波新書)、『マグマの地球科学』(中公新書)、『火山はすごい』(PHP新書)、『地球は火山がつくった』(岩波ジュニア新書)、『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)、『火山と地震の国に暮らす』(岩波書店)ほか多数
著書(ビジネス) 『座右の古典』『一生モノの人脈術』『知的生産な生き方』『一生モノの勉強法』(以上は東洋経済新報社)、『成功術 時間の戦略』(文春新書)、『ラクして成果が上がる理系的仕事術』(PHP新書)ほか多数
高世えり子(たかせ えりこ)
1982年、神奈川県生まれ。日本女子大学人間社会学部で比較文化を学ぶ。卒業後、不動産会社でOLをしながら、漫画家を目指す。2007年、第31回プチコミックまんが大賞準入選。同年『人のヨメ見て我がフリ直す!?』でデビュー。
単行本に『理系クン』『理系クン 結婚できるかな?』『英語できるかな?』(以上、文藝春秋)、『理系×ダイエット』(角川パブリッシンググループ)、『就活のバカタレ』(共著、PHP研究所)、『理系なお姉さんは苦手ですか?』(共著、技術評論社)などがある。
1955年、東京都生まれ。東京大学理学部卒業。通産省(現・経済産業省)を経て97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学・地球科学・科学コミュニケーション。
日本地質学会論文賞受賞(96年)。テレビ・ラジオ・雑誌・書籍で科学をわかりやすく解説する。火山研究のほか啓発と教育に熱心な「科学の伝道師」。京大の講義は毎年数百人を集める人気である。モットーは「面白くて役に立つ教授」。
著書(科学) 『富士山噴火』(ブルーバックス)、『火山噴火』(岩波新書)、『マグマの地球科学』(中公新書)、『火山はすごい』(PHP新書)、『地球は火山がつくった』(岩波ジュニア新書)、『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)、『火山と地震の国に暮らす』(岩波書店)ほか多数
著書(ビジネス) 『座右の古典』『一生モノの人脈術』『知的生産な生き方』『一生モノの勉強法』(以上は東洋経済新報社)、『成功術 時間の戦略』(文春新書)、『ラクして成果が上がる理系的仕事術』(PHP新書)ほか多数
高世えり子(たかせ えりこ)
1982年、神奈川県生まれ。日本女子大学人間社会学部で比較文化を学ぶ。卒業後、不動産会社でOLをしながら、漫画家を目指す。2007年、第31回プチコミックまんが大賞準入選。同年『人のヨメ見て我がフリ直す!?』でデビュー。
単行本に『理系クン』『理系クン 結婚できるかな?』『英語できるかな?』(以上、文藝春秋)、『理系×ダイエット』(角川パブリッシンググループ)、『就活のバカタレ』(共著、PHP研究所)、『理系なお姉さんは苦手ですか?』(共著、技術評論社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2011/12/23)
- 発売日 : 2011/12/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4492044361
- ISBN-13 : 978-4492044360
- 寸法 : 15 x 1.6 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 698,966位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 870位地球科学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955年東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。通産省(現・経済産業省)を経て、97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学、地球科学、科学コミュニケーション。京大の講義「地球科学入門」は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。火山研究のほか、科学をわかりやすく伝える「科学の伝道師」。96年に日本地質学会論文賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『京大人気講義 生き抜くための地震学 (ISBN-10: 4480067019)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東日本大震災以降、想定外がという言葉が頻繁に使用されるようになりました。本書によると、貞観6年(864年)に富士山の噴火があり、その5年後に貞観11年(869年)に貞観地震が太平洋沖で起きたという。この関連から著者は、東日本大震災が富士山の爆発を誘発することに危惧を抱いていようです。
本書は、漫画で火山や富士山についての基本知識を選択肢から選び、それに著者が追加補足を加えていく形式です。火山について防災から一歩進んで減災という観点から広く知ってもらうという動機から書かれたようです。
読みやすい本なのである程度の地学についての基礎知識があれば、2〜3時間程度で読めます。富士の噴火スケールなどを数量的に提示し、具体的に感性に訴えるように他の火山との比較をするなどしてイメージできるような工夫をしています。上手くできているな〜と感じました。著者が、研究と同時にアウトリーチ(啓発、教育活動)をしているので、そこで得た教育効果を十分反映させているのだろうと推測されます。
特に、富士山の噴火が起こって、0時間後、2時間後、4時間後・・・・1ヶ月後という時系列に沿っての対策を考える構成は参考になった。本書で想定している噴火の影響で東京に出張していた会社員は、どのような影響を受けるのか、健康、交通などへの2次災害へ波及する可能性の対策はどうするのか。選択問題の回答は、かならずしも答えは一つではなく、留意することも掲載されているので可能性をたくさん考えておくことも重要だと改めて実感することができました。
またそれは、想定外の範囲をできるだけ少なくし対策を演習していく重要性を官公庁の職員のみならず市民にとっても重要なことだろう。本書を手に取り普段のどこかで考察しておけば、減災ということにつながるのだろう思いました。
要望をあげるとすれば、本書1ページのはじめにで掲載されている文章が「世界屈指の変動帯とよばれる日本列島ということで、専門家にも予測がつかないことが進行しているという。地殻のバランスが変化したことで、同じ大地に存在する火山にも少なからず影響を及ぼしたと火山学者は考えている」とあります。地殻のバランスが変化したということは、具体的にどのようなことを示すのだろうかと、ちょっとワクワクしながらいつ説明があるのだろうかと期待して読んでいましたが、入門書では厳しいのか、割愛していた所が個人的に残念でした。防災という視点が中心なので、対象読者は一般の人だと思います。しかし、読書後、興味は多方面に広がると思うので学術的なことにも参考文献のリストを手厚くしていただければありがたいと感じました。
本書は、漫画で火山や富士山についての基本知識を選択肢から選び、それに著者が追加補足を加えていく形式です。火山について防災から一歩進んで減災という観点から広く知ってもらうという動機から書かれたようです。
読みやすい本なのである程度の地学についての基礎知識があれば、2〜3時間程度で読めます。富士の噴火スケールなどを数量的に提示し、具体的に感性に訴えるように他の火山との比較をするなどしてイメージできるような工夫をしています。上手くできているな〜と感じました。著者が、研究と同時にアウトリーチ(啓発、教育活動)をしているので、そこで得た教育効果を十分反映させているのだろうと推測されます。
特に、富士山の噴火が起こって、0時間後、2時間後、4時間後・・・・1ヶ月後という時系列に沿っての対策を考える構成は参考になった。本書で想定している噴火の影響で東京に出張していた会社員は、どのような影響を受けるのか、健康、交通などへの2次災害へ波及する可能性の対策はどうするのか。選択問題の回答は、かならずしも答えは一つではなく、留意することも掲載されているので可能性をたくさん考えておくことも重要だと改めて実感することができました。
またそれは、想定外の範囲をできるだけ少なくし対策を演習していく重要性を官公庁の職員のみならず市民にとっても重要なことだろう。本書を手に取り普段のどこかで考察しておけば、減災ということにつながるのだろう思いました。
要望をあげるとすれば、本書1ページのはじめにで掲載されている文章が「世界屈指の変動帯とよばれる日本列島ということで、専門家にも予測がつかないことが進行しているという。地殻のバランスが変化したことで、同じ大地に存在する火山にも少なからず影響を及ぼしたと火山学者は考えている」とあります。地殻のバランスが変化したということは、具体的にどのようなことを示すのだろうかと、ちょっとワクワクしながらいつ説明があるのだろうかと期待して読んでいましたが、入門書では厳しいのか、割愛していた所が個人的に残念でした。防災という視点が中心なので、対象読者は一般の人だと思います。しかし、読書後、興味は多方面に広がると思うので学術的なことにも参考文献のリストを手厚くしていただければありがたいと感じました。
2012年1月22日に日本でレビュー済み
地震大国であると同時に、火山列島でもある日本。
東日本大震災以降、地震対策の本はその内容の大小問わず様々売られているが、富士山という活火山を首都圏の後背に抱えた日本で、もしその富士山が噴火したらどの様な事態になるかという想定は面白いと同時に背筋が寒くなってくる。
京大の火山学者である鎌田浩毅教授の専門的な分析を、『理系クン』でおなじみの高世えり子氏のマンガで、われわれ素人にも解り易く、馴染み易く伝えてくれている。
富士山が「明日爆発するかどうか」について今の所は予知不能らしいが、300年もの間噴火していない「いつ噴火してもおかしくない」火山であるらしいので、そのリスクを心に留める良いきっかけになった。
東日本大震災以降、地震対策の本はその内容の大小問わず様々売られているが、富士山という活火山を首都圏の後背に抱えた日本で、もしその富士山が噴火したらどの様な事態になるかという想定は面白いと同時に背筋が寒くなってくる。
京大の火山学者である鎌田浩毅教授の専門的な分析を、『理系クン』でおなじみの高世えり子氏のマンガで、われわれ素人にも解り易く、馴染み易く伝えてくれている。
富士山が「明日爆発するかどうか」について今の所は予知不能らしいが、300年もの間噴火していない「いつ噴火してもおかしくない」火山であるらしいので、そのリスクを心に留める良いきっかけになった。
2021年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
星1個以下です。Kindle Paper Whiteでは文章は読めません。漫画だけ見れます。返品したいくらいです。
2012年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「想定外」 昨年はこんな言葉が流行りました。
でも、今は「想定外」の出来事なんてない気がします。
富士山の噴火もその一つ。あってもおかしくないですよね。
その時の知識も含めて、リスクに対する備えの重要さを
痛感しました。
でも、今は「想定外」の出来事なんてない気がします。
富士山の噴火もその一つ。あってもおかしくないですよね。
その時の知識も含めて、リスクに対する備えの重要さを
痛感しました。
2013年9月1日に日本でレビュー済み
え〜っ!!火山灰は灰じゃない???ふわふわしてそうだから、手でパタパタ?えっ、それも駄目?!
一般の人は桜島の降灰なぞをTVで見て、『あ〜、車に積もちゃって、たいへんよね〜』。さて、自分の車に灰が積もったとして、あなたはどうやってお掃除をしますか?答えは高圧洗浄だそうです。自分でやるとさっと擦ったりしたら、さぁ、大変。だって灰って書いているけれど、成分はガラス質だから愛車はキズだらけ、となります。
火山灰が私たちの衣服についても、髪の毛についても大変取り難い。叩いただけじゃ駄目だし、目に入れば角膜を傷つける恐れがあります。シャンプーするまで取れないそうです。火山列島で火山が110個もある処に住んでいながら、爆発を起こす火山の近くの国民以外はほぼ何も知らないのが実情です。
ポイント箇所は漫画による具体的な解説、しかもシミュレーションには時間軸付ですので、“普通の人”はすっと頭に入ります。漫画のお蔭で距離が短くなった、と思います。でも、大人の中には『マンガ、すきじゃないから...』見たいな事をのたまう御仁も居るのです。
ハザードマップ内閣府と出ていたので、早速ダウンロードしてみました。これは著者の責任でも、出版社の責任でもありませんが、溶岩の堆積がどの位の厚みになるか、と言う地図なのですが、見にくい!!溶岩が流れ出た先の湖の名前まで溶岩が堆積して見えなくなっています。富士山の周りの地理に詳しくない方は地図を片手に見ないと、「え〜、これはナニ湖だっけ?」となる恐れがあります。それにこの地図に行き着くまで、二回はクリックしなければならないし、硬い字面を読んで行かなければなりません。緊急事態でさっと見られるように、内閣府さん、何とかして下さい。検索一回でピッと出て来るようにお願いします。
『事前にユトリを十二分にもってご覧下さい』なんて言うんだろうな。
空震でガラスも割れた写真が出ていました。江戸時代にはガラスは無かったから、危険性も少なかったけれど、富士山側のガラスだけに飛散防止シートを貼れば良いのかしら?ア〜ニョ!地震の事もあるから、当然全部の窓ガラスを対象にしなければいけないですね。バカだなぁ。
ライフラインの一つ、電気が止まったとします。私達の生活はどうなるのでしょうか。この本を読んだら、この本を参考にしながら、あなた自身の想像力をいつもの2倍、3倍タクマシクして身軽に動き、且つ、ナニが使え、ナニが使えなくなるか。では、その代替はどうするか、を各自で考えましょう。マイコン内臓ものは使えなくなりますよ。
富士山はウィキペディアの噴火年表を見ると200年位お休みしたり、400年位寝ている振りをした後で、ボンッ、と来ることもあったようですね。休眠時の事は当時の古文書に書いていないだけで、噴煙はいつもゆらりと上っていたかも知れないし、兎に角その辺は画像も映像も無いので、分らない世界なのです。
生まれてからこの方、美しく、大人しい富士山を見続けて来たので、爆発したり、スコリアを降らせたり、の実感がわかないのです。しかし、降灰一つで物流がアウト、という事は食糧事情も相当悪化する。電気もアウト、冬場だったらどうしよう。ネットもTVも使えない。下手するとなんの情報すら入って来ない世界に住む事になります。聞こえるのはデマなのか、正しい情報なのかの判断基準が、こうして今考えているよりもずっと難しくなるらしいです。パニクると人間、とんでもないことをやらかしてしまうのは歴史が語っています。
大地震が連動する事も可能性として、ない訳ではない。さすれば、東北地方太平洋沖地震の時と同じ様な複合災害が引き起こされ、海は更に汚染され、日本人は沢山魚を食べていたなんて、想像できなくなってしまうかもしれません。寿司屋に並ぶのは安全な外国産のものばかり、なんて事にもなりかねない。
希望の光があるとすれば、こう言う本が出版された事で一人でも多くの人が備えることができる様になったこと。そして地震よりは噴火の方が予知の出来る可能性が高いこと。さぁ、各自で準備行動を開始だ。
一般の人は桜島の降灰なぞをTVで見て、『あ〜、車に積もちゃって、たいへんよね〜』。さて、自分の車に灰が積もったとして、あなたはどうやってお掃除をしますか?答えは高圧洗浄だそうです。自分でやるとさっと擦ったりしたら、さぁ、大変。だって灰って書いているけれど、成分はガラス質だから愛車はキズだらけ、となります。
火山灰が私たちの衣服についても、髪の毛についても大変取り難い。叩いただけじゃ駄目だし、目に入れば角膜を傷つける恐れがあります。シャンプーするまで取れないそうです。火山列島で火山が110個もある処に住んでいながら、爆発を起こす火山の近くの国民以外はほぼ何も知らないのが実情です。
ポイント箇所は漫画による具体的な解説、しかもシミュレーションには時間軸付ですので、“普通の人”はすっと頭に入ります。漫画のお蔭で距離が短くなった、と思います。でも、大人の中には『マンガ、すきじゃないから...』見たいな事をのたまう御仁も居るのです。
ハザードマップ内閣府と出ていたので、早速ダウンロードしてみました。これは著者の責任でも、出版社の責任でもありませんが、溶岩の堆積がどの位の厚みになるか、と言う地図なのですが、見にくい!!溶岩が流れ出た先の湖の名前まで溶岩が堆積して見えなくなっています。富士山の周りの地理に詳しくない方は地図を片手に見ないと、「え〜、これはナニ湖だっけ?」となる恐れがあります。それにこの地図に行き着くまで、二回はクリックしなければならないし、硬い字面を読んで行かなければなりません。緊急事態でさっと見られるように、内閣府さん、何とかして下さい。検索一回でピッと出て来るようにお願いします。
『事前にユトリを十二分にもってご覧下さい』なんて言うんだろうな。
空震でガラスも割れた写真が出ていました。江戸時代にはガラスは無かったから、危険性も少なかったけれど、富士山側のガラスだけに飛散防止シートを貼れば良いのかしら?ア〜ニョ!地震の事もあるから、当然全部の窓ガラスを対象にしなければいけないですね。バカだなぁ。
ライフラインの一つ、電気が止まったとします。私達の生活はどうなるのでしょうか。この本を読んだら、この本を参考にしながら、あなた自身の想像力をいつもの2倍、3倍タクマシクして身軽に動き、且つ、ナニが使え、ナニが使えなくなるか。では、その代替はどうするか、を各自で考えましょう。マイコン内臓ものは使えなくなりますよ。
富士山はウィキペディアの噴火年表を見ると200年位お休みしたり、400年位寝ている振りをした後で、ボンッ、と来ることもあったようですね。休眠時の事は当時の古文書に書いていないだけで、噴煙はいつもゆらりと上っていたかも知れないし、兎に角その辺は画像も映像も無いので、分らない世界なのです。
生まれてからこの方、美しく、大人しい富士山を見続けて来たので、爆発したり、スコリアを降らせたり、の実感がわかないのです。しかし、降灰一つで物流がアウト、という事は食糧事情も相当悪化する。電気もアウト、冬場だったらどうしよう。ネットもTVも使えない。下手するとなんの情報すら入って来ない世界に住む事になります。聞こえるのはデマなのか、正しい情報なのかの判断基準が、こうして今考えているよりもずっと難しくなるらしいです。パニクると人間、とんでもないことをやらかしてしまうのは歴史が語っています。
大地震が連動する事も可能性として、ない訳ではない。さすれば、東北地方太平洋沖地震の時と同じ様な複合災害が引き起こされ、海は更に汚染され、日本人は沢山魚を食べていたなんて、想像できなくなってしまうかもしれません。寿司屋に並ぶのは安全な外国産のものばかり、なんて事にもなりかねない。
希望の光があるとすれば、こう言う本が出版された事で一人でも多くの人が備えることができる様になったこと。そして地震よりは噴火の方が予知の出来る可能性が高いこと。さぁ、各自で準備行動を開始だ。
2015年7月2日に日本でレビュー済み
意味のない三択クイズ形式、
面白くないギャグ、緊張感のない主人公。
実際に富士山が噴火となれば東京は大パニックで
6時間後にレンタカーを借りて一般道を走る、
噴火した翌日にコンビニで水を買うとか、絶対に無理。
「噴火する1ヶ月前くらいから短期の噴火予知はできる」
地震などでも研究機関はこんな言い方をよくしますが
実際には【予知できてもパニックを恐れて発表しない】でしょうね。
御嶽山の噴火や東北大震災で学んだ教訓は、まともに活かされる事はなく
東京から首都移転の話はぜんぜん進まないまま富士山の噴火を迎える事になるだろうな。
面白くないギャグ、緊張感のない主人公。
実際に富士山が噴火となれば東京は大パニックで
6時間後にレンタカーを借りて一般道を走る、
噴火した翌日にコンビニで水を買うとか、絶対に無理。
「噴火する1ヶ月前くらいから短期の噴火予知はできる」
地震などでも研究機関はこんな言い方をよくしますが
実際には【予知できてもパニックを恐れて発表しない】でしょうね。
御嶽山の噴火や東北大震災で学んだ教訓は、まともに活かされる事はなく
東京から首都移転の話はぜんぜん進まないまま富士山の噴火を迎える事になるだろうな。
2012年1月21日に日本でレビュー済み
首都圏に住む人のほとんどは身近で火山の噴火を経験したことがないはずなので、富士山の噴火は予測されてはいても非現実的な響きを持っています。
しかし、今回の大震災で自然災害に関する意識は一気に高まり、災害発生時には正確な情報に基づいて判断することが大切であることを学びました。
「もし富士山が噴火したら」は漫画をすらすらと読みながら、富士山噴火に関する基礎知識を教えてくれる本です。
イラスト部分を見てイメージをつけ、科学的な説明を解説ページで読むことができます。
漫画で所々に織り込まれているギャグも面白いです。
災害対策の本としても、読み物としても、お勧めできる一冊です。
しかし、今回の大震災で自然災害に関する意識は一気に高まり、災害発生時には正確な情報に基づいて判断することが大切であることを学びました。
「もし富士山が噴火したら」は漫画をすらすらと読みながら、富士山噴火に関する基礎知識を教えてくれる本です。
イラスト部分を見てイメージをつけ、科学的な説明を解説ページで読むことができます。
漫画で所々に織り込まれているギャグも面白いです。
災害対策の本としても、読み物としても、お勧めできる一冊です。