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花王強さの秘密: 23期連続増益を続ける「最強DNA」を読み解く 単行本 – 2004/7/1
今、巷で「マーケティングの終焉」が叫ばれて久しい。しかし、真のマーケティングを実践できる企業風土を持ち、顧客指向という哲学を持つことで企業の持続的発展を成し遂げることができるという好例として、花王の「奇跡」は語り継がれることだろう。
本書は、すべての企業経営者ならびにビジネスマン諸氏に、混迷を深める日本経済にあって「事業再生のヒントを捧げたい」という意図で書かれている。
第1章では、経営者のどこが優れているかを見ていきたい。花王は、持続的な発展を成し遂げた「ビシュナリーカンパニー」である。丸田氏、常盤氏、後藤氏と続いた名経営者は、自分の代で好成績を上げることのみに専念するのではなく、持続的な収益をあげて社会貢献を考える「組織そのものをつくった人」であった。
第2章では、花王の企業風土を取り上げた。花王では、研究開発をする技術者とマーケッターやマネージャー、プロデューサーなどの知恵が融合しMOT(技術経営)人材が自然に生まれる風土になっている。企業風土を生み出すには、「顧客のため、社会のために働く」という企業哲学があってはじめて可能となる。
第3章では、経営者がつくり上げた企業風土のもとで、卓越したMOT人材による研究開発力が、ヒット商品に結びつくメカニズムを明らかにした。花王には、『アタック』『ビオレU』『クイックルワイパー』『健康エコナ』『ヘルシア緑茶』などの大ヒット商品がある。なぜ、花王は毎年のように次々とヒット商品を出し続けることができたのか。この秘密が解明され、何らかの方法論として定式化できれば、他社でもヒット商品を生み出すことは不可能ではないということになる。さらに第4章では、ヒット商品を生み出す「マーケティング全般」に焦点を当て、市場創造力についてみている。
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2004/7/1
- ISBN-104408105937
- ISBN-13978-4408105932
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商品の説明
著者からのコメント
アタックやクイックルワイパー、ビオレU、そして健康エコナやヘルシア緑茶という大ヒット商品を生み出した買おうという会社は、調べれば調べるほど、それこそ震えがとまらなくなるほど、感動的な会社であった。しかも、そこで行われている経営は、大手企業のみならず、日本の中小企業にとっても、深い意味を持つと思われた。
本書は、すべての企業経営者はもちろん、ビジネスマンにとっても、大変興味深い本に仕上がっている。判断は読者に委ねたいが、筆者は、花王に学ぶことで、多くの中小企業が、ふたたび元気になれるのではないかと感じている。 ご一読いただき、まわりの仕事仲間のみなさんと、ぜひとも議論を深めていただければ幸いです。(共著者・廣川州伸)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2004/7/1)
- 発売日 : 2004/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 246ページ
- ISBN-10 : 4408105937
- ISBN-13 : 978-4408105932
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,098,233位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 546位企業動向
- - 58,508位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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「週末作家入門」を書いて50歳のときに「文化」のジャンルでデビューさせていただいた廣川州伸です。(実は、バリバリの新規事業専門コンサルタントです)
平日は24時間体制で、夢の中まで大好きな仕事に邁進。
その分、週末作家として、週末には未発表「小説」をためる創作活動をしています。
現在、週末に「謎解きクロス」をつくり、伊豆下田、信州松本、東京西小山などで「ミステリーウォーク」というリアルイベントを推進。JOIN(移住交流推進機構)や日本能率協会総合研究所の観光マーケティング研究所の客員研究心として、地域活性化を、事務局長を務める日本ビジネス作家協会とともに推進しています。「人の死なない推理小説」や「世界初のソーシャルコミュニケーションゲーム」は、2015年には日本発の「週末作家の創作物」として、世界のスタンダードにする予定です。
★プロフィールの諸委細は下記に。
1955年東京生まれ。東京都立大学人文学部教育学科卒業後、マーケティング・リサーチ会社、広告制作会社を経て、現在コンセプトデザイン研究所所長。
コンサルタントとして、地域活性化(神奈川県専門アドバイザー、三重県地域活性化事業など)、ベンチャー企業のブランド戦略、大手メーカーの新事業開発などを推進。またビジネス作家としてビジネス書の執筆、出版プロデュースなどを推進中。日本ビジネス作家協会事務局長。ソーシャルマーケティング推進協議会理事。
東工大大学院(ブランド論)、亜細亜大学(広告論)、千葉商科大学(スポーツマーケティング)、獨協大学(地域活性化)などの特別講師を勤める。現在、東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)、OCA(大阪)、FOC(福岡)の非常勤講師。近代中小企業トップインタビュー専属ライター。世界一の気象会社WNIがつくった一般財団法人WNI気象文化創造センター理事。またビジネスピープルの自己実現を支援する『日本ビジネス作家協会・事務局長』として様々なプロジェクトを推進中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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花王の企業戦略が分かりやすく説明されていて、本の内容自体はよくできていると思いました。
だが過去の素晴らしい企業活動から一転、現在の花王は顧客対応のあまりの悪さが目についてしまい、不快感を通り越して憤りすら覚えます。この本に書かれているような、社会に必要な一流企業としての自覚は全くないのでしょうか。
今となっては何の参考にもならない本なので最低の評価とします。
さすが花王の強さがわかりますね。
この手の本は秘密を明らかにしてくれています。
その通りに実行すれば、間違いなく成功するでしょう。
なのに、なぜ読者(自分)はそれを真似(実行)出来ないのでしょう。
いつも自分に問いかけています。
そもそも、花王という企業について書かれた本を手にしたのはこれがはじめてである。社風はオープンでも、「礼讃本」のたぐいの出版は一切許可しない企業である、という話をきいたことがある。しかし、本書の表紙に「花王のマーク」が入っていることから想像すると、社内・社外関係者(OB、取引先)などに綿密な取材がなされ、結果的に内容が正確だったから、マークの使用が認められたのではないか。しかしどこにも「堤灯本」の片鱗は見えない。文章はドラッカーの本のように平易で、客観的かつ論理的で、「強さの秘密」が淡々と分析されている。わずかこの値段で、三世紀にわたって成長し続ける一兆円企業の「最強DNA」がメ解読モできるのだから、大変お買ドクだったと感じている。
と書いてらっしゃいますが、これって要するに消費者をごり押し洗脳すればいくらでも買わせることができると
うぬぼれてるということを意味しますよね。
広告費に1000億円近く、それもフジテレビに600億費やしていると聞きます。
この金額はもはや花王がフジテレビグループの一員であること意味している。
これだけ宣伝すれば消費者はバカだから自然と花王の製品を買うようになる、と思ってなければ出せない金額である。
しかし花王の宣伝担当によれば「花王は番組内容に介入しない」という。
一見公平なことをいってるがはっきりいって非常に無責任な態度である。
公共の電波で大量に宣伝しときながらその番組内容には関心を払わない。
スポンサードしている企業社員がみない番組をなぜ消費者が見なければならないのか。
花王とは肝心の設備投資には金を使わず宣伝には莫大な広告料を投資する洗脳プロパガンダ企業である。
それがこの企業の本質である。
ことしか書いてなかった・・・
時間の無駄。こんなんで成功するなら苦労しない