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バーバー吉野 スペシャル・エディション [DVD]
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フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | 米田良, 荻上直子, もたいまさこ, 大川翔太 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 36 分 |
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商品の説明
Amazonより
山々に囲まれた田舎町。そこの小学生たちは皆、額の上で前髪をピッチリそろえたおかっぱ頭“吉野ガリ”で100年以上も統制されており、町の床屋「バーバー吉野」のおばちゃん(もたいまさこ)はそのヘンテコな伝統をかたくなに守っていた。しかし、ある日東京から転校生が現われ、吉野ガリのヘンテコさを指摘したことから、町は一大騒動へと発展していく…。
PFF出身の新鋭・荻上直子監督の長篇劇映画デビュー作。大自然の中、まるで修道士のように映る少年たちの思春期の始まりをみずみずしく捉えながら、悪しき(?)伝統と対峙していくコメディー映画である。ご想像の通り、もたいまさこが何とも言えない味わい深い怪演を見せてくれている。元少年だった立場の者からすると、劇中の少年たちはどことなく女性の視点で神格化されすぎているような違和感も覚えるが、これまで男性監督が少女を神格化する作品ばかり撮ってきた映画史的事実を振り返るに、これでおあいこといったところか。透明感あふれる全体のタッチには、この新鋭監督の未来を大いに期待させるものがあった。(的田也寸志)
レビュー
製作: 矢内廣/中村雅哉/児玉守弘/黒坂修/高野力 プロデューサー: 天野真弓 監督・脚本: 荻上直子 撮影: 上野彰吾 照明: 鳥越正夫 音楽監修: 井出博子 出演: もたいまさこ/米田良/大川翔太/村松諒/宮尾真之介/石田法嗣/岡本奈月/森下能幸/三浦誠己/たくませいこ/浅野和之/桜井センリ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
- EAN : 4907953002869
- 監督 : 荻上直子
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 1 時間 36 分
- 発売日 : 2004/10/22
- 出演 : もたいまさこ, 米田良, 大川翔太
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : ハピネット・ピクチャーズ
- ASIN : B0002ZEV5S
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,696位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この監督の作品は、それ以降も見てきましたが、私はこれが一番かな、と思います。
歌うのが好き、田舎が好き、庶民的なのが好き、昔懐かしい日本を感じることができる等、「私の好き」に当てはまり過ぎたのが良かったんだと思います。
村の男の子が揃いも揃って、みんな同じおかっぱ頭なんて、ホントにおかしすぎますが、ほんわか、ゆったりした気分になれます。
癒やしのために、1年に1度は観たい作品です。
2003年の作品にしては映像も古めかしく昭和的で、それは意図的にそうしているのだろうが、盲目的にしきたりを守ることが目的になっている保守層を風刺していると言う点で、学校の先生方や教育関係者に見てほしと感じた。「伝統はやがて伝説になる」という言葉が印象的。もたいまさこは相変わらずのインパクト。いつみても独特の世界観がすばらしい。
村の男の子が皆同じ髪型で転校生まで無理矢理というのが可哀想で。でも、転校生の坂上君が主体性のあるタイプできちんと自分の考えを持っていて自己主張し、それで他の男の子が感化されてゆくのがいいなーと思いました。やはり子供は柔軟性があるなと。もしこれが大人なら"よそ者なんだから村の風習に従え"なんて村八分になるのではと考えさせられました。
岡本奈月さんがクラスのマドンナ役で出演されてますね。
小学生の男の子ってこういう会話をしたりして盛り上がるんだな〜とクスっと笑えました。田舎の風景が好きな人にはそれだけで楽しめる気がします。
社会のはみ出しものである親父さんに吉野ガリをさせ続け、ハゲオヤジや学校の先生などには一般的な髪型をさせる対比を見事でした。ラストシーンが親父さんだったのも良かったです。
異質なものを弾きたがる人間社会の闇を髪型一つでよく描けてるとも言えます。
そう決まってるんだから、という向こう側には自分たちと違うものを排除しようとする人間の本質的な闇が見え隠れして面白い。
理由などない、違うから排除するという事を理解出来ないものは、己の気が付かないうちに平気で人を踏み躙る怖さがある。
もっと面白くなりそうに感じる映画ですが、面白味は前半で使い果たします。
後に荻上監督が撮り続ける作品のテーマが本作に出ている。伝統との葛藤・struggle だったり、地域による生活習慣や文化の相違・struggle だったり、身体を動かすこと(太極拳や体操や合気道の膝行など)だったり、昭和の歌(あずさ2号、ガッチャマンなど)だったり。
ただ、吉野ガリの伝統を巡る物語から、伝統との struggle を敷衍するにしては、吉野ガリが突飛すぎて敷衍にむすびつかない。それは「めがね」の黄昏族もそうだけれども、「めがね」の方はテーマを脇に置いても可笑しみがあったし、むしろ可笑しみの方を楽しめた。
伝統との葛藤・struggle を描くのであれば、架空の設定ではなく実際の伝統を真正面に据えた方が、そこにまつわる歴史の積み重ねや人間の様々な情動が自然に表出されるように思う。
例えば「屋根の上のバイオリン弾き」では、三人の娘がそれぞれ結婚したいと親に申し出た時、父親テヴィエ(トポル)は「 Tradition!!! 」と心中で目いっぱい叫び、沈思黙考した後「 The oher hand, ...」と伝統に反しても娘の考えに聞く耳を持とうとする。ロシアの田舎村から追い出されるユダヤ人たち、ユダヤ人たちの伝統はどうなっていくのか、生き生きと描かれている。
後に荻上監督は、真正面から葛藤・struggleに果敢に挑まれ、「トイレット」「彼らが本気で編むときは、」を見事に結実された。
てしかたない。
それから、変な髪形をして変な服を着たした少年たちが、田んぼでハレルヤを歌う
シーンも見ていておかしくてしかたない。田んぼの中の少年たちの配置も絶妙だ。普
通なら整然と整列して合唱するところだが、そうではない。ところどころに少年たち
がかたまって歌っている。意味がわからないが、えもいわれぬ笑いがこみ上げてくる。
映画館では、笑いをこらえるのがたいへんだった。
しかし、この髪型に疑問を持たず過ごしていた少年たちは、自分にとっては他人事
ではない。自分は20年前小学生だったが、毎日登下校の際には白いヘルメットをかぶ
るのが決まりだった(交通事故防止のためということであった。)。これが全国標準
でないと知ったのは、大学生になってからである。(^^;
この独特のほのぼのした妙な雰囲気を作り上げた監督はすごいと思う。仮にこの世
界観にはまれなかったとしても、この映画を見ると子供の頃のことがリアルによみが
えってくる。特に、男の人はかなり懐かしい思いを持つのではないか。
また、少年たちの慣習へのささやかな抵抗は、「ぼくらの七日間戦争」を少しだけ
想起させる。少年たちの成長を見ながら、少年たち、がんばれと声援を送りたくなる。
そして、見終わった後はさわやかな気分になれる。
けど、東京から来た転校生の坂上くんがとにかくかっこいい。こういう小学生になり
たかった。いや、せめて友達になりたかった。
もたいまさこさんが主演ということで
とても期待して見てしまいました。
おもしろくないわけではないのですが暖かいシーンはあるものの
男の子同士の冒険とか仲間になっていくみたいなのは、
なかなかありがちなストーリーな気がしました。
もたいさんが、お母さん役というのもがっかりというか、
意外性がなかったかな。
ケケみたいな役だったらまた違ってたかも。
もしくは女の子の話にして
その成長物語を荻上さんの視点でリアルかつコミカルに
描いた作品なら楽しめたかと思います。
また『かもめ食堂』みたいな映画を作ってほしいです。
かもめ食堂からの流れで女性の視聴者が多いと思うのですが
性に目覚め始める男の子の心境を描いているシーンが多く、男性が見た方が楽しめると思います。
その辺はおっぱいバレー(最近の作品ですが)に通ずるものがあります。
僕は中学校の3年間、校則で全員坊主でした。
だから吉野刈りに不満を持ち始めた彼らの気持ちが痛いほどに解りました。
規制される子供の気持ち、規制する大人の気持ちなど、考えさせられるところもあります。
そういう意味では、年頃のお子さんをお持ちの親御さんにもおすすめかな?
特別盛り上がるお話ではないのですが、子役の演技、もたいさんのキャラクター、全体のレトロな雰囲気など
見ていて心温まるのはかもめ食堂に通ずるものがあると思います。