首席、財務省、弁護士、という実績があるため、
少なくとも東大薬学部卒の別の方の本よりははるかに説得力があると思います。
また、これより前に出た本に7回読む方法の具体性がなかった反省を生かしてこちらを書いているようだったので、この本を購入しました。
私は小学校の頃などを思い返すと、
著者の方と違って競争心や恐怖心などがまるでなく、
当時成績はかなり良い方でしたが、その後のモチベーションを全く保てませんでした。
その点で、上位1/3に入ればいい、という著者の考え方は、
非常に合理的で、パレートの法則などと照らし合わせても納得のいくものです。
何より、競争に特に興味を持てない私にも受け入れやすく、
とても気に入りました。
お受験ママは「1番でないと意味がない」という人が一定層いると思いますが、
それって本人が思うことで、他人が強要することではないかと思います。
なぜなら、成功する可能性も高まるかもしれませんが、日大よろしく、「つぶされる」可能性も高まるからです。
また、本人が思った場合でも、本人が自分自身のプレッシャーに押しつぶされる可能性が高まります。
そして一方、勉強で下位1/3グループに入るのはある意味とても簡単なことですが、
やはり1/3にいると、3年間、4年間、学校にいた意味が限りなく薄くなると思います。
努力したくない人は多々いると思いますが、
3年、5年と年数を経て振り返った時、やはり下位1/3にいた人はそれなりのものしか得られないと思います。
実際の勉強法ですが、7回読む、はとても参考になりましたが、よくよくその方法を見ると
1回目スピードはなんと1ページ4秒、、日本史の教科書を26分程度で読み終えるそうです。。。
もちろん全部を理解しながらではないそうですが、ちょっと驚異的です。
5,6,7回目はじっくり読むそうですが、それでも2時間程度だそうなので、
1ページ16秒ということになるのでしょうか。。???
このあたりはさすが東大という感じがしてきます。
果たして凡人にどこまで真似できるかわかりませんが、
ひとまず7回読む、は誰にでも出来ることだと思うので、頑張ってみたいなと思います。

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東大首席弁護士が実践! 誰でもできる<完全独学>勉強術 (SB新書) 新書 – 2014/12/25
山口 真由
(著)
◎わかりやすいイラストで
小学生から社会人まで今すぐ使える勉強法
「イラストがわかりやすくて自分にもできそう」
「教科書を繰り返し読んで勉強が好きになった! 」
「教科書を読む時の目の動かし方まで具体的にわかる」
――など、大反響!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎著者より
教科書の7回読み勉強法については、
これまでの拙著でも触れてきました。
しかし、その具体的な方法論については、
読者の皆さんが
そのまま実践できるような説明をしきれていませんでした。
その反省から、
本書では皆さんが私の勉強法をちゃんと実践できるように、
詳細に説明していきたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎シンプル、効率的、安上がり!
7回読み勉強法の具体的なやり方がわかる!
◎東大法学部に現役合格
◎東大3年生で司法試験に一発合格
◎東大4年生で国家公務員I種試験に一発合格
◎東大卒業に必要な162単位はすべて「優」の評価
◎法学部における成績優秀者として「東大総長賞」を受賞し、首席で卒業
◎財務省入省後はエリートコースの主税局で活躍
◎2年後に退職して、弁護士に転身
――非の打ちどころのない完璧な経歴を誇る著者。
誰もが「きっと地頭がいいんだろう」
と天才扱いするが、実はそうじゃない。
実際、抜きん出たIQを持ち合わせているわけではない。
桁外れの結果を残してきたのは、
いずれも「教科書を7回読むだけ」という著者ならではの勉強術だ。
塾に通ったり家庭教師についたりしたことは、
過去に一度もない。
本書では、そのシンプルにして合理的、
かつ安上がりな独学法のすべてを公開。
大学受験はもちろん、
中学・高校受験、社会人の資格試験にも必ず役立つ一生モノのメソッド。
小学生から社会人まで今すぐ使える勉強法
「イラストがわかりやすくて自分にもできそう」
「教科書を繰り返し読んで勉強が好きになった! 」
「教科書を読む時の目の動かし方まで具体的にわかる」
――など、大反響!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎著者より
教科書の7回読み勉強法については、
これまでの拙著でも触れてきました。
しかし、その具体的な方法論については、
読者の皆さんが
そのまま実践できるような説明をしきれていませんでした。
その反省から、
本書では皆さんが私の勉強法をちゃんと実践できるように、
詳細に説明していきたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎シンプル、効率的、安上がり!
7回読み勉強法の具体的なやり方がわかる!
◎東大法学部に現役合格
◎東大3年生で司法試験に一発合格
◎東大4年生で国家公務員I種試験に一発合格
◎東大卒業に必要な162単位はすべて「優」の評価
◎法学部における成績優秀者として「東大総長賞」を受賞し、首席で卒業
◎財務省入省後はエリートコースの主税局で活躍
◎2年後に退職して、弁護士に転身
――非の打ちどころのない完璧な経歴を誇る著者。
誰もが「きっと地頭がいいんだろう」
と天才扱いするが、実はそうじゃない。
実際、抜きん出たIQを持ち合わせているわけではない。
桁外れの結果を残してきたのは、
いずれも「教科書を7回読むだけ」という著者ならではの勉強術だ。
塾に通ったり家庭教師についたりしたことは、
過去に一度もない。
本書では、そのシンプルにして合理的、
かつ安上がりな独学法のすべてを公開。
大学受験はもちろん、
中学・高校受験、社会人の資格試験にも必ず役立つ一生モノのメソッド。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2014/12/25
- 寸法10.7 x 1.3 x 17.3 cm
- ISBN-104797377399
- ISBN-13978-4797377392
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商品の説明
出版社からのコメント
著者について
山口真由(やまぐち・まゆ)
弁護士。1983年北海道生まれ。
2002年東京大学法学部入学。
在学中3年生時に司法試験合格。
4年生時に国家公務員I種試験合格。
06年東京大学法学部を首席で卒業後、財務省に入省し、
主に国際課税を含む租税政策に従事する。
09年弁護士登録。
現在は企業法務を扱う弁護士として働きながら、
テレビ出演などでも活躍。
弁護士。1983年北海道生まれ。
2002年東京大学法学部入学。
在学中3年生時に司法試験合格。
4年生時に国家公務員I種試験合格。
06年東京大学法学部を首席で卒業後、財務省に入省し、
主に国際課税を含む租税政策に従事する。
09年弁護士登録。
現在は企業法務を扱う弁護士として働きながら、
テレビ出演などでも活躍。
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2014/12/25)
- 発売日 : 2014/12/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4797377399
- ISBN-13 : 978-4797377392
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 430,973位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とある試験の勉強方法につまずき購入。
この本には、誰にでも出来る勉強法が書かれていた。
この方法を実践すれば、資格試験などの一定の試験対策はできると考える。
ただし、この勉強方は誰にでも出来るが著者ほどの成果を上げることは難しいと感じる。(例えば東大主席)
なぜかというと、著者が実にすごい点は自分に合った勉強法を「開発・分析・継続」できる点だと思うからだ。
なかなか自分に合った勉強方法は見つからない。それも10代という若い年齢で。そこがすごい。
まずは、著者の勉強方法を実践してみる。
この本には、誰にでも出来る勉強法が書かれていた。
この方法を実践すれば、資格試験などの一定の試験対策はできると考える。
ただし、この勉強方は誰にでも出来るが著者ほどの成果を上げることは難しいと感じる。(例えば東大主席)
なぜかというと、著者が実にすごい点は自分に合った勉強法を「開発・分析・継続」できる点だと思うからだ。
なかなか自分に合った勉強方法は見つからない。それも10代という若い年齢で。そこがすごい。
まずは、著者の勉強方法を実践してみる。
2020年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本が出た頃から気にはなっていたのだが、「東大を首席で卒業する人物の勉強法が、別に頭が良くもない自分に当てはまるわけがない」と思い、読まなかった。しかし、最近古本で安く売っていたので、このくらいの値段ならいいか、と思い購入した。
1章で、小学6年生の時に見たドラマの影響でキャリア官僚になりたいと思った、とある。官僚になるなら東大法学部卒が有利である。そこで、著者は東大合格を目指したというわけだ。
勉強はほぼ100%教科書だけで、塾や予備校には全く行っていないという。
この本では、著者が大学受験した時の歴史と数学を代表的な勉強例として挙げている。
勉強法は、教科書を7回読むというものである。1回目から3回目までは、理解できなくてもいいから教科書をざっと眺め、全体のイメージをつかむ。4回目から5回目で本気で読み、理解度を8割にする。6回目から7回目で内容を完全に頭に叩き込むということだ。
ネタバレになるので触れないが、具体的にどういうテクニックで読むのかも説明されている。
日本史では、6、7回目に内容を頭に叩き込むと書かれているのだが、私は記憶力が悪いので、おそらく20回~30回ぐらい読まないと覚えられないと思う。東大を首席で卒業した人とは頭のできが違うのである。
数学の勉強方法も書かれていて、参考になる。
やはり7回読むのだが、3回目の教科書読みから公式や教科書の太字になっている所をノートに書きなぐっていく。この段階では基本解説と例題しか書き出さない。7回目までやるのだが、自力で全て解くのではなく、6回目までは解き方のパターンを覚えていくのだという。このあたり、和田秀樹の勉強法によく似ている。
そんな著者も、読んだり聞いたりすることは得意だが、話すことは苦手という意外な弱点も明らかになる。東大では全ての授業を録音し、テープ起こしして独自に教科書を作っていたという。こんな大秀才でも結果を出すために努力しているのだ。
著者が並外れた努力をしてきたこと、自分に合った勉強法を編み出して実践してきたことが成功の秘訣のようだ。特に教科書を繰り返し読む勉強法は、仕事関係の勉強をする時に試してみたい。
1章で、小学6年生の時に見たドラマの影響でキャリア官僚になりたいと思った、とある。官僚になるなら東大法学部卒が有利である。そこで、著者は東大合格を目指したというわけだ。
勉強はほぼ100%教科書だけで、塾や予備校には全く行っていないという。
この本では、著者が大学受験した時の歴史と数学を代表的な勉強例として挙げている。
勉強法は、教科書を7回読むというものである。1回目から3回目までは、理解できなくてもいいから教科書をざっと眺め、全体のイメージをつかむ。4回目から5回目で本気で読み、理解度を8割にする。6回目から7回目で内容を完全に頭に叩き込むということだ。
ネタバレになるので触れないが、具体的にどういうテクニックで読むのかも説明されている。
日本史では、6、7回目に内容を頭に叩き込むと書かれているのだが、私は記憶力が悪いので、おそらく20回~30回ぐらい読まないと覚えられないと思う。東大を首席で卒業した人とは頭のできが違うのである。
数学の勉強方法も書かれていて、参考になる。
やはり7回読むのだが、3回目の教科書読みから公式や教科書の太字になっている所をノートに書きなぐっていく。この段階では基本解説と例題しか書き出さない。7回目までやるのだが、自力で全て解くのではなく、6回目までは解き方のパターンを覚えていくのだという。このあたり、和田秀樹の勉強法によく似ている。
そんな著者も、読んだり聞いたりすることは得意だが、話すことは苦手という意外な弱点も明らかになる。東大では全ての授業を録音し、テープ起こしして独自に教科書を作っていたという。こんな大秀才でも結果を出すために努力しているのだ。
著者が並外れた努力をしてきたこと、自分に合った勉強法を編み出して実践してきたことが成功の秘訣のようだ。特に教科書を繰り返し読む勉強法は、仕事関係の勉強をする時に試してみたい。
2016年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は高校時代は超劣等生、教師や上位の生徒から冷たい視線を浴びていました。
あるとき学年一番の生徒とたまたま話をしました、本来なら怖れ多いことですが。
彼は物理のチャートがいいと言っていました。
私はチャートは難しくて解けないと言うと彼は「初めからとけるわけないよ、解法を覚えるんだよ。
三回読めばなんとなくわかる、次は紙に書いて覚えていく」と言ったのです。
私は彼が産まれながらの天才だと思っていただけに、彼の発言には驚きました。
私はシグマベストの物理をこのように繰り返し、物理の定期試験で満点とりました。
優等生たちは「嘘みたい、カンニングしたんだろう」と騒ぐ始末。
このとき私は自分がやれば出来ると気づきました、ただその時期が遅く高3の10月でした。
もう浪人を決めて勉強始まました。
それ以降数学は黄チャートを繰り返しやり数学の成績もアップしました。
ところでこの本の中に、「実現可能な目標を持つこと」とありました。
誰でも7回読みで東大合格が出来るとは思いません。
私の志望学部は東大、京大にないため、初めから眼中になし。
阪大は難し過ぎると思い、その下を目指しました。
ただ今から思うと志望校を設定すると、それ以上のレベルには行かない感じもします。
学生時代に家庭教師をしていましたが、私の生徒さんは鳥大か香大、できれば岡大へ行きたいと言っていました。
私は九大か神大を目指せと言って、繰り返し学習をさせました。
そして見事九大工合格しました。
現在露語学習をしています。
7回やる意義は、たとえ度忘れしても、7回やっていれば必ず記憶の片隅にはあるということです。
あるとき学年一番の生徒とたまたま話をしました、本来なら怖れ多いことですが。
彼は物理のチャートがいいと言っていました。
私はチャートは難しくて解けないと言うと彼は「初めからとけるわけないよ、解法を覚えるんだよ。
三回読めばなんとなくわかる、次は紙に書いて覚えていく」と言ったのです。
私は彼が産まれながらの天才だと思っていただけに、彼の発言には驚きました。
私はシグマベストの物理をこのように繰り返し、物理の定期試験で満点とりました。
優等生たちは「嘘みたい、カンニングしたんだろう」と騒ぐ始末。
このとき私は自分がやれば出来ると気づきました、ただその時期が遅く高3の10月でした。
もう浪人を決めて勉強始まました。
それ以降数学は黄チャートを繰り返しやり数学の成績もアップしました。
ところでこの本の中に、「実現可能な目標を持つこと」とありました。
誰でも7回読みで東大合格が出来るとは思いません。
私の志望学部は東大、京大にないため、初めから眼中になし。
阪大は難し過ぎると思い、その下を目指しました。
ただ今から思うと志望校を設定すると、それ以上のレベルには行かない感じもします。
学生時代に家庭教師をしていましたが、私の生徒さんは鳥大か香大、できれば岡大へ行きたいと言っていました。
私は九大か神大を目指せと言って、繰り返し学習をさせました。
そして見事九大工合格しました。
現在露語学習をしています。
7回やる意義は、たとえ度忘れしても、7回やっていれば必ず記憶の片隅にはあるということです。
2018年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
尊敬しますけれど、
実践してみて、他の勉強法を読んで判ったこと:
山口さんのやりかたが効くひとは
彼女と同じ
文字情報優位型。
残念ながら、私は、イメージ優位型なので
このやり方は、苦痛で不安でした。
とはいえ、イメージ優位型の人間でも、
7割くらい取れば良い簡単な資格ならば、使える勉強法だとは思います。
なので、自分には合わなかった、という理由で★4つ。
実践してみて、他の勉強法を読んで判ったこと:
山口さんのやりかたが効くひとは
彼女と同じ
文字情報優位型。
残念ながら、私は、イメージ優位型なので
このやり方は、苦痛で不安でした。
とはいえ、イメージ優位型の人間でも、
7割くらい取れば良い簡単な資格ならば、使える勉強法だとは思います。
なので、自分には合わなかった、という理由で★4つ。
2018年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
7回読みの概略
〔下地づくり〕
①1ページ/4秒で、2、3行まとめてサーチライトをザグザグにあてるように読む。顔を動かさずに、目だけで文字を追う。理解度はほぼゼロでよいが、目に入った単語(漢字)を頭の中で唱える。
②①の繰り返し。単語(漢字)だけではなく、目に入った数字も頭の中で唱える。
③1ページ/8秒で、1行ずつレーザービームをあてるように読む。
〔読む〕
④1ページ/20秒で、普通に読む。理解度は20%でよい。
⑤1ページ/20秒で、次に読むところの内容を予想しながら読む。理解度を80%まで高める。
〔叩き込む〕
⑥1ページ/25秒で、普通の黙読+拾い読み要約(復習)を1ページごとに繰り返す。拾い読み要約は①②のサーチライト(ジグザグ)読みと同じ手法。
⑦1ページ/25秒で、拾い読み要約(予習)+普通の黙読(答え合わせ)を1ページごとに繰り返す。
<感想>この読書法のおかげで、ずっと読むことができなかった仕事関係の本を最後まで読み切ることができたのはよかった。とばし読みが役に立つことが実感できた。ただ、内容を理解しないまま、本のページを繰っていくのはしんどかった。2冊ほど試してみたが、いずれも4~5回読みの段階で挫折。読書法というよりは勉強法なので、教科書・参考書の類を読むのにはよいが、新書・ビジネス本など普通の本を読むには向かないと思う。筆者が挙げた実践例も高校日本史の教科書だった。具体的なアウトプットの機会なしに、インプットを7回続けるのも、かなり忍耐心がいる作業だ。勉強だと割り切って行う読書向きだと思う。法律や歴史を勉強したい時や、内容を丸暗記したい本などを読む時にはよいかもしれない。
〔下地づくり〕
①1ページ/4秒で、2、3行まとめてサーチライトをザグザグにあてるように読む。顔を動かさずに、目だけで文字を追う。理解度はほぼゼロでよいが、目に入った単語(漢字)を頭の中で唱える。
②①の繰り返し。単語(漢字)だけではなく、目に入った数字も頭の中で唱える。
③1ページ/8秒で、1行ずつレーザービームをあてるように読む。
〔読む〕
④1ページ/20秒で、普通に読む。理解度は20%でよい。
⑤1ページ/20秒で、次に読むところの内容を予想しながら読む。理解度を80%まで高める。
〔叩き込む〕
⑥1ページ/25秒で、普通の黙読+拾い読み要約(復習)を1ページごとに繰り返す。拾い読み要約は①②のサーチライト(ジグザグ)読みと同じ手法。
⑦1ページ/25秒で、拾い読み要約(予習)+普通の黙読(答え合わせ)を1ページごとに繰り返す。
<感想>この読書法のおかげで、ずっと読むことができなかった仕事関係の本を最後まで読み切ることができたのはよかった。とばし読みが役に立つことが実感できた。ただ、内容を理解しないまま、本のページを繰っていくのはしんどかった。2冊ほど試してみたが、いずれも4~5回読みの段階で挫折。読書法というよりは勉強法なので、教科書・参考書の類を読むのにはよいが、新書・ビジネス本など普通の本を読むには向かないと思う。筆者が挙げた実践例も高校日本史の教科書だった。具体的なアウトプットの機会なしに、インプットを7回続けるのも、かなり忍耐心がいる作業だ。勉強だと割り切って行う読書向きだと思う。法律や歴史を勉強したい時や、内容を丸暗記したい本などを読む時にはよいかもしれない。
2018年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の提言する「7回読み勉強法」。東大合格、司法試験合格というご本人の実績があるので大変興味深くはありましたがこの勉強法が誰でもできるかというと疑問が残りました。
なぜなら著者は自身が様々な勉強法を試した結果、7回読み勉強法が最も著者にとって効率のいい勉強法だったという経緯があり、様々な勉強法を自分で試したこともなく効率のいい勉強法を人から知ろうとこういった本を手に取っている我々がいきなり7回読み勉強法を行って効果が得られるかというとそうは思わないからです。教科書が読めない子どもたちという本が話題になっている昨今、本の内容や単語を理解できない人が7回読みをしたところで本当に内容が身に付くことがあるでしょうか?著者は様々な勉強法を試していく中で7回読み勉強法の前提となる「教科書を読んで理解する能力」を身に付けることができたのでしょうがそこができずに困っている我々には前提となる能力が足りない可能性が高いのでこの勉強法に手を出すには早すぎるかと思いました。
なぜなら著者は自身が様々な勉強法を試した結果、7回読み勉強法が最も著者にとって効率のいい勉強法だったという経緯があり、様々な勉強法を自分で試したこともなく効率のいい勉強法を人から知ろうとこういった本を手に取っている我々がいきなり7回読み勉強法を行って効果が得られるかというとそうは思わないからです。教科書が読めない子どもたちという本が話題になっている昨今、本の内容や単語を理解できない人が7回読みをしたところで本当に内容が身に付くことがあるでしょうか?著者は様々な勉強法を試していく中で7回読み勉強法の前提となる「教科書を読んで理解する能力」を身に付けることができたのでしょうがそこができずに困っている我々には前提となる能力が足りない可能性が高いのでこの勉強法に手を出すには早すぎるかと思いました。
2018年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本を読む上において、作者の書き方、言葉の使い方、または、自分の用語、言葉に対する先入感が邪魔をして、先の理解が進まない、間違うということは、よくあると思います。
7回読みの利点は、最初の1~3回の速度の時点で、心に浮かび上がるように感じる、
そのようなもの理解の邪魔となりそうな固定観念等に、
自分で気が付いて整理するという、段階を踏め得ることで、
その後に4~7回の読み込みの深度を深めることができるという読み方になると思います。
7回読みの利点は、最初の1~3回の速度の時点で、心に浮かび上がるように感じる、
そのようなもの理解の邪魔となりそうな固定観念等に、
自分で気が付いて整理するという、段階を踏め得ることで、
その後に4~7回の読み込みの深度を深めることができるという読み方になると思います。