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ハルカ 天空の邪馬台国 単行本(ソフトカバー) – 2007/3/17

4.6 5つ星のうち4.6 33個の評価

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「ボーイミーツガール――時空を超えたラブロマンス。12年前に桝田省治と語りあった世界が小説になった。思わず、泣けた」広井王子
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ エンターブレイン (2007/3/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/3/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 536ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4757734123
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4757734128
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 33個の評価

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桝田 省治
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時空を超えた冒険と恋愛を描いた壮大な物語
5 星
時空を超えた冒険と恋愛を描いた壮大な物語
主人公は張政という高校二年生の少年です。ある日、自宅の蔵で見つけた青銅鏡に呼ばれ、三世紀の邪馬台国にタイムスリップしてしまいます。そこで出会ったのがハルカという火の一族の巫女です。ハルカは張政と心を通わせるようになりますが、邪馬台国では火の一族と水の一族が争っているという状況です。物語は、張政が停学処分を受けたことから始まります。彼は気分転換に旅行をしようと思い、資金作りに自宅の蔵を物色します。そこで見つけた青銅鏡が光りだし、少女の顔が浮かび上がります。少女はハルカと名乗り、張政に「来て」と言います。張政は好奇心から鏡に触れると、気がつくと三世紀の邪馬台国に飛ばされてしまいます。そこでハルカと出会い、彼女に惹かれていきますが、邪馬台国では火の一族と水の一族が戦争をしており、ハルカは水の一族の王子・鳥羽と婚約していました。張政はハルカと共に邪馬台国を救うために奮闘しますが、時空を超えた恋愛は困難を極めます。筆者の桝田 省治さんはゲームクリエーターとしても有名ですが、小説家としても素晴らしい才能を発揮しています。登場人物たちは個性的で魅力的で、張政とハルカの恋愛は時空を超えても変わらない深い絆を感じさせます。しかし、彼らは様々な困難や試練に直面し、時には別れや死別も経験します。そのため、物語は笑いあり涙ありの感動的な展開になっています。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公は張政という高校二年生の少年です。ある日、自宅の蔵で見つけた青銅鏡に呼ばれ、三世紀の邪馬台国にタイムスリップしてしまいます。そこで出会ったのがハルカという火の一族の巫女です。ハルカは張政と心を通わせるようになりますが、邪馬台国では火の一族と水の一族が争っているという状況です。

物語は、張政が停学処分を受けたことから始まります。彼は気分転換に旅行をしようと思い、資金作りに自宅の蔵を物色します。そこで見つけた青銅鏡が光りだし、少女の顔が浮かび上がります。少女はハルカと名乗り、張政に「来て」と言います。張政は好奇心から鏡に触れると、気がつくと三世紀の邪馬台国に飛ばされてしまいます。そこでハルカと出会い、彼女に惹かれていきますが、邪馬台国では火の一族と水の一族が戦争をしており、ハルカは水の一族の王子・鳥羽と婚約していました。張政はハルカと共に邪馬台国を救うために奮闘しますが、時空を超えた恋愛は困難を極めます。

筆者の桝田 省治さんはゲームクリエーターとしても有名ですが、小説家としても素晴らしい才能を発揮しています。登場人物たちは個性的で魅力的で、張政とハルカの恋愛は時空を超えても変わらない深い絆を感じさせます。しかし、彼らは様々な困難や試練に直面し、時には別れや死別も経験します。そのため、物語は笑いあり涙ありの感動的な展開になっています。
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5つ星のうち5.0 時空を超えた冒険と恋愛を描いた壮大な物語
2023年4月10日に日本でレビュー済み
主人公は張政という高校二年生の少年です。ある日、自宅の蔵で見つけた青銅鏡に呼ばれ、三世紀の邪馬台国にタイムスリップしてしまいます。そこで出会ったのがハルカという火の一族の巫女です。ハルカは張政と心を通わせるようになりますが、邪馬台国では火の一族と水の一族が争っているという状況です。

物語は、張政が停学処分を受けたことから始まります。彼は気分転換に旅行をしようと思い、資金作りに自宅の蔵を物色します。そこで見つけた青銅鏡が光りだし、少女の顔が浮かび上がります。少女はハルカと名乗り、張政に「来て」と言います。張政は好奇心から鏡に触れると、気がつくと三世紀の邪馬台国に飛ばされてしまいます。そこでハルカと出会い、彼女に惹かれていきますが、邪馬台国では火の一族と水の一族が戦争をしており、ハルカは水の一族の王子・鳥羽と婚約していました。張政はハルカと共に邪馬台国を救うために奮闘しますが、時空を超えた恋愛は困難を極めます。

筆者の桝田 省治さんはゲームクリエーターとしても有名ですが、小説家としても素晴らしい才能を発揮しています。登場人物たちは個性的で魅力的で、張政とハルカの恋愛は時空を超えても変わらない深い絆を感じさせます。しかし、彼らは様々な困難や試練に直面し、時には別れや死別も経験します。そのため、物語は笑いあり涙ありの感動的な展開になっています。
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2015年3月7日に日本でレビュー済み
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ゲーム「天外魔境」シリーズが大好きで、ボツになった天外3について調べていた際にこの作品を知り、購入しました。

個人的にかなり面白かったです。天外シリーズに出てくる「火の一族」などの名称も出てくるため、ファンにはたまりませんでした。

厚みはありますが、やっていることは単純です。主人公がタイムスリップして、敵と戦って、ヒロインといちゃこいて…
特徴として仲間が敵の襲来によって突然死んだりなど、唐突に理不尽で残酷な展開になることが多いです。あまりにもあっさり死んでしまった…って
場面もあります。これは元のゲーム「天外魔境」に似たところがあります。共に戦った仲間や顔の見知った人が突然死んでいく過酷さ、それを
悲しむも、悲しんでばかりいられないとすぐに気持ちを切り替える主人公たち。イマドキの作品で言えば、人が死ぬ=お涙ちょうだいの
シーンといった感じですが、それに比べれば少しドライに感じるかもしれません。ですがこの作品の舞台は三世紀、戦いのさなかのいつでも
死と隣り合わせな状況。極限のなかに生きて戦う者たちであるからこそ、仲間の死をうじうじ振り返らず、だけど
その気持ちを背負って目の前の戦いに集中し、仲間の分も生きていく。そんな覚悟からのドライさなのだと思います。
現代を舞台とした作品とは当然毛色が違ってきます。

目的のために理不尽な困難に立ち向かっていく「火の一族」の戦い、惚れた女のために強大な敵に立ち向かう主人公の戦い。
複雑な設定やややこしい伏線などあまり気にしないから、とにかくロマンあふれるRPGゲームのような話が読みたい!って方、
そしてなにより「天外魔境」シリーズのファンの方に是非一度読んでもらいたい作品です。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月26日に日本でレビュー済み
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日本の古代史を題材にSF的な世界観を構築する試みは,西欧のそれを題材に取るものに比べればあまりに少ない.

本作品は貴重な『超古代日本』を垣間見ることが可能だ.それも,主人公は21世紀からタイムスリップしているため,

我々と同じ視点なのである.『超古代日本』に対する現代からの辻褄合わせもなかなか読んでいて楽しい.

コンピュータRPGの没シナリオが下敷きになっているがゆえだろう,主人公・張政は『世界を救う救世主』として

過去の世界に引きずり込まれる.だが,張政の関心は『世界を救う』ことではなく,そこで出会った一人の女性

『ハルカ』に終始一貫している.

おそらくコンピュータRPGの主人公として見たら,張政は頼りないことこの上ない.だが,青春ラブストーリーの

主人公として見たら,今時珍しいほどに一途な「恋する男子高校生」がそこにある.
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月8日に日本でレビュー済み
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主人公とハルカの冒険活劇。
凄い長いですが、休みなく続く怒涛の展開に飽きずに読めました。
凄く想像力を使うシーンが多いので、頭を柔軟にw
ヒミコと邪馬台国などの歴史に関心も湧いて、若い人にはいいのかな。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年9月9日に日本でレビュー済み
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この本の存在を知ったばかりの頃は値段が高いなあとスルーしていたのですが、しばらくしてお蔵入りとなった天外魔境IIIのシナリオが元ネタだと知り、慌てて購入しました。

天外魔境IIIが開発中止となった時は心底にがっかりしたものでした。諦めきれなくて開発中止決定後も、いつか再び開発が始まることを密かに期待し続けていました。
しかし、桝田さんのシナリオとは異なる天外魔境IIIが出てしまったことで、その期待も完全になくなっていたのですが……まさか今頃になってこのような作品が読めるとは。

ストーリーは、普通の高校生が大昔の巫女に召喚されて…と典型的な王道パターンともいえるものですが、生命力のある魅力的な登場人物たちや奇麗事だけではない厳しい展開など、桝田テイスト満載でありきたりな感じはまったくありません。邪馬台国の場所などの桝田流歴史解釈も面白い。
文章はとても読みやすく、分厚い本ですが一気に読まされてしまいました。
もちろん、天外魔境をまったく知らない人が読んでも問題なく楽しめる内容です。
一度スルーした自分が言うのもなんですが、値段分の価値は十分あると思いました。

続編も少し考えているみたいなので、ぜひ続きが出ることを期待したいです。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天外○境の没シナリオの小説化として、天○魔境ファンに高い評価をされている作品。
私自身はそのゲーム自体名前しか知りませんが、そんな私にも「これは面白い!」と言えるものです。

タイムスリップ、ボーイミーツガール、古代文明の遺産など、王道と言えばあまりにも王道な設定をちりばめた作品ですが、登場人物には、著者が作成したゲーム「俺の屍を越えてゆけ」にも登場したキャラたちが!
さらに、世界背景には同氏の作品「鬼切り夜鳥子」に共通するものもあったりと、昔の楽しさを懐かしく思い出させてくれる作品でした。
まだまだ未消化の伏線も多く、続編に(出るのであれば)大いに期待ですね。

[追記]
なんと、待ちに待った続編が発売されてました。
続編
ハルカ 炎天の邪馬台国 、張正とハルカの活躍は続きます!
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年2月2日に日本でレビュー済み
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美しい装丁に惹かれ、天外魔境の正伝ということで購入。
だが残念ながら内容はあまり納得のいくものではなかった。

文章が80〜90年代の青少年向けの小説のノリで、現在の洗練されたライトノベルの簡潔に工夫された文章を目にしているだけに読んでいて辛かった。
桝田省治さんはゲームではこだわりを持って作品を作るので期待していたが、この小説にはそのようなこだわりを感じることができず、自分の技量でできる仕事をしただけという印象を受けた。

天外ファンは過度な期待は禁物。あまりおすすめできない。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月26日に日本でレビュー済み
1992年3月26日

ちょうど15年前の今日、PCエンジンにて天外魔境2が発売される。

今では、おなじみサクラ大戦の広井王子、リンダキューブ、俺の屍を超えてゆけの桝田省治。

などの豪華たるメンバーで作られた、この作品はシリーズ最高傑作との呼び声高い。

十数年たった今でも、ファンには根強い人気を誇っている。

期待に膨らむ続編、天外魔境3 NAMIDA

しかし、諸事情でお蔵入りとなってなってしまった。

ファンからの強い要望によって、2005年にプレステ2にて発売されたが、

シナリオ、キャラクターが一新され、まったく別の物になっていた。

もう二度と、お蔵入りとなった没シナリオとはお目にかかれないだろうと思ったその時。

シナリオ、脚本を手掛けた桝田省治が、その没シナリオを原案に小説として生まれ変わらせた。

ハルカ 天空の邪馬台国と名前を変えて。

ごくごく普通の高校生、張政。 ある日、張政に不運が重なる。

暴行事件での停学処分、失恋、お袋が実家に里帰り。 そんなこんなで傷心旅行を計画。

先立つものがなく自宅の蔵を物色中、 一枚の鏡を見つける。

その鏡に突如映し出された、かわいい女の子。

「お願い、今すぐ私のところに来て!」

その問いかけに応じると、蔵から張政が消えていた。

時空を超えて、3世紀、高千穂。 そこに、張政の姿があった。

目の前に、邪馬台国の卑弥呼と名乗る女性。

地面に突き刺さった矛を指し、抜いてみよと言う。

渾身の力を使って矛を抜くと、救世主として崇められる。

今、張政の冒険が始まる。

個性的で魅力的なキャラクター。

読み手を飽きさせない展開、息もつかせぬストーリー

敵の一大率との壮絶な戦い。

徐々に解き明かされるエピソード。

張政とヒロイン、ハルカとのラブロマンス。

時折、出てくるエロシーンは超過激、年甲斐もなく興奮してしまった。

530ページの大ボリュームでかなりの読みごたえあり。

天外魔境、桝田ゲーのファンの方はもちろん、プレイしたことがない方でも十分に楽しめる内容になっています。

私的にファンタジー小説、ロードス島戦記以来の大傑作だと思っています。

天外ファンの私にとっては、桝田さんには感謝の気持ちで一杯だ。

ラスト、あとがきには続編を匂わせるコメントがあり、楽しみにしています。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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