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日本国債(下) (講談社文庫) 文庫 – 2003/11/27
幸田 真音
(著)
「破局のシナリオ!」
前代未聞の入札失敗。現実をはるかに先取りした迫真の経済ドラマ!
日本国債の未達に始まる大混乱は世界に拡大した。入札価格の不審な書き換え、事故に遭った上司が出入りしていた謎の団体。疑問を抱いた朝倉多希は、日本経済全体を揺るがす計画の存在を知る。官邸をも巻き込んだ破局のシナリオの行方は。その後、現実に起きた危機を予見し、大きな反響を呼んだ経済ドラマ。
前代未聞の入札失敗。現実をはるかに先取りした迫真の経済ドラマ!
日本国債の未達に始まる大混乱は世界に拡大した。入札価格の不審な書き換え、事故に遭った上司が出入りしていた謎の団体。疑問を抱いた朝倉多希は、日本経済全体を揺るがす計画の存在を知る。官邸をも巻き込んだ破局のシナリオの行方は。その後、現実に起きた危機を予見し、大きな反響を呼んだ経済ドラマ。
- 本の長さ354ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/11/27
- 寸法10.8 x 1.4 x 14.8 cm
- ISBN-104062738872
- ISBN-13978-4062738873
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/11/27)
- 発売日 : 2003/11/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 354ページ
- ISBN-10 : 4062738872
- ISBN-13 : 978-4062738873
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 267,881位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 151位経済・社会小説 (本)
- - 4,078位講談社文庫
- - 6,577位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年生まれ。米国系銀行や証券会社での債券ディーラーや外国債券セールスを経て、95年、作家に転身。タイムリーな金融トピックスをテーマに骨太な ストーリーを展開し、熾烈な企業闘争の中でも矜持を失わない人間たちを描いて、国の内外を問わず幅広い読者から支持されている。テレビやラジオでも活躍 し、前・政府税制調査会、財務省・財政制度等審議会、国土交通省・交通政策審議会、財務省「国の債務管理の在り方に関する懇談会」の委員など公職も歴任(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 周極星〈上〉 (ISBN-13:978-4122052802)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済の勉強にもなるし、小説としても面白かったです。もっと読みたいです。
2014年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
めちゃくちゃ面白かったです。発端はそんな事だったの?という感はありましたが久々に本を夢中で読みました!
2015年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつも通りのシュリンク包装で無駄がなくいいと思います。本本体は多少日焼けしていたが、汚れもなかった。
2003年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高田真音が海外で高く評価された作品。これが高く評価されたため、TVに出まくり、新聞に呼ばれまくりになったのでは・・・と思います。でも、尻切れトンボで、いまいちです。でも、日本国債の焦点を絞っているので、資料にはいいかなーって感じです。経済学部の学生は軽く目を通しておいたほうがいいかも・・・。
2012年10月29日に日本でレビュー済み
国債の発行とは確かに現在のツケを将来に回し若年層に大きな負担を担わせるものである。
一方で、かつての総理大臣であり、大蔵省の蔵相である高橋是清がしたようにケインズ的な考え方で、景気を刺激することで財政の安定を目指し、経済への致命傷を避けるための発行と考えるならば、国債の発行もまた許容できるだろう。
ただ、増やしたものを減らすことが難しいということもまた歴史が証明してきたことでもあるが。。。
しかし、現在の国債発行を鑑みた場合、それが現在と将来を見据えた大きな視点から行われているわけではないというのは明白である。
国債の発行を見てもそこから考えられる政治的な要因や経済的な要因はより複雑であり、一面的な軽率な考えではだめであり、本書を読む場合、その点は注意が必要である。
しかし、国債の発行現場やその制度がとてもわかりやすく、とても勉強になる。
また、話の展開やその規模の大きさはとてもスリリングであり、読み始めたら止まらない面白さがある。
本書は小説ならではの物語の面白さと、一方で学びにつながる部分があり、とてもお勧めである。
そして、こういった物語の中に深い学びを兼ね備えたものが好きな人には、個人的に「三本の矢」という政治経済小説をお勧めしたい。
一方で、かつての総理大臣であり、大蔵省の蔵相である高橋是清がしたようにケインズ的な考え方で、景気を刺激することで財政の安定を目指し、経済への致命傷を避けるための発行と考えるならば、国債の発行もまた許容できるだろう。
ただ、増やしたものを減らすことが難しいということもまた歴史が証明してきたことでもあるが。。。
しかし、現在の国債発行を鑑みた場合、それが現在と将来を見据えた大きな視点から行われているわけではないというのは明白である。
国債の発行を見てもそこから考えられる政治的な要因や経済的な要因はより複雑であり、一面的な軽率な考えではだめであり、本書を読む場合、その点は注意が必要である。
しかし、国債の発行現場やその制度がとてもわかりやすく、とても勉強になる。
また、話の展開やその規模の大きさはとてもスリリングであり、読み始めたら止まらない面白さがある。
本書は小説ならではの物語の面白さと、一方で学びにつながる部分があり、とてもお勧めである。
そして、こういった物語の中に深い学びを兼ね備えたものが好きな人には、個人的に「三本の矢」という政治経済小説をお勧めしたい。
2010年1月15日に日本でレビュー済み
上下巻あわせてのストーリー自体は悪くないと思います。
テーマ的にもおもしろいと思います。
ただ、やはり文章に問題が…。
長編どころか短編小説すら書かない人間が偉そうに言うことではないかもしれませんが、
やたらと無駄な描写を好んでしているような印象を受けました。
おもしろいなー、と思って次へ次へと呼んでいると
なんだかすごくだらだらした意味があるのかないのかわからない場面描写が何ページも続く。
時々読むのがおっくうになりました。
初めての作品じゃないのだからもう少し書きようがあったのでは?
もしかして、この人の作品って全部こんなかんじなのでしょうか?
あと、メインの事件の設定として、
そんなことで人は期待通りには動かない(動かせない)でしょ
と、おそらく読んだ全員がそう思ってしまう安っぽい設定があったのが残念でした。
まぁ、ほかにいい設定が思いつかずやむなく、なんでしょうけれど。
テーマ的にもおもしろいと思います。
ただ、やはり文章に問題が…。
長編どころか短編小説すら書かない人間が偉そうに言うことではないかもしれませんが、
やたらと無駄な描写を好んでしているような印象を受けました。
おもしろいなー、と思って次へ次へと呼んでいると
なんだかすごくだらだらした意味があるのかないのかわからない場面描写が何ページも続く。
時々読むのがおっくうになりました。
初めての作品じゃないのだからもう少し書きようがあったのでは?
もしかして、この人の作品って全部こんなかんじなのでしょうか?
あと、メインの事件の設定として、
そんなことで人は期待通りには動かない(動かせない)でしょ
と、おそらく読んだ全員がそう思ってしまう安っぽい設定があったのが残念でした。
まぁ、ほかにいい設定が思いつかずやむなく、なんでしょうけれど。
2016年11月8日に日本でレビュー済み
上巻で大方の場面設定を追え、いよいよ物語が進行する下巻。
ディーラー有志連合の活躍、事件の真相に向かう過程での様々なプレーヤーたちの思惑や活躍・暗躍ぶりが解明されていきます。
特にディーラー有志連合が活躍する、債券先物市場でのバトルは、凄まじい臨場感に没頭してしまいました。
面白かった。
本書の上・下巻を振り返ってみると・・・
情熱・誠実さをもって自らの仕事に取り組むことの美しさ・尊さを実感したこと。
そして何より、わが国の借金たる日本国債に対する認識・意識が高まったこと。
様々に学ばせていただいた作品です。
ディーラー有志連合の活躍、事件の真相に向かう過程での様々なプレーヤーたちの思惑や活躍・暗躍ぶりが解明されていきます。
特にディーラー有志連合が活躍する、債券先物市場でのバトルは、凄まじい臨場感に没頭してしまいました。
面白かった。
本書の上・下巻を振り返ってみると・・・
情熱・誠実さをもって自らの仕事に取り組むことの美しさ・尊さを実感したこと。
そして何より、わが国の借金たる日本国債に対する認識・意識が高まったこと。
様々に学ばせていただいた作品です。
2004年12月29日に日本でレビュー済み
その存在は誰もが知っているが、実態となるとあまりよく
知らない日本国債の発行という意表をついたテーマ設定。
登場人物や交わされる会話、場面設定も大変よく考えられて
おり引き込まれた。
小説としても成功しているうえ、日本国の財政事情がいまや
火の車の自転車操業状態である事、そのことに対して抜本的な
対策も講じず思考停止状態で問題を先送りしている政府や金融
当局の無責任ぶり。さらには、そんなシステムも意外と危うい
合意の上に成り立ているものであることなど、本当に考えさせ
られるものであった。
拍手喝采の1冊でした。
知らない日本国債の発行という意表をついたテーマ設定。
登場人物や交わされる会話、場面設定も大変よく考えられて
おり引き込まれた。
小説としても成功しているうえ、日本国の財政事情がいまや
火の車の自転車操業状態である事、そのことに対して抜本的な
対策も講じず思考停止状態で問題を先送りしている政府や金融
当局の無責任ぶり。さらには、そんなシステムも意外と危うい
合意の上に成り立ているものであることなど、本当に考えさせ
られるものであった。
拍手喝采の1冊でした。