日本人のファンが約10年間待望し続けたシン・シティの全訳版第一巻です!!
このシリーズは愛する女のために巨悪と孤独な闘いを挑む男の物語です。(女と共闘する話もありますが)
注意する点としては、この作品はグラフィックノベルであってコミックではありません。
キャラ達のセリフだけで進むのではなく、主人公の一人称(男臭くかっこいいセリフ)がメインです。
また、海外では珍しいモノクロ調で好き嫌いが激しく別れると思います。
内容もとてもハードかつ陰鬱ですのでハードボイルド好きにはいいですが、単純に正義は勝つ!といった傾向が好きな人にはお勧めできません。
アメコミ界の巨匠フランク・ミラーの傑作の一つといっても過言ではありませんが、以前発売されていた「ハード・グッバイ」「ビッグ・ファット・キル」「イエローバスタード(DVD特典)」と比べると27cm×17cmから20cm×16cmへサイズダウンされているので、持ち運びや収納には便利ですが、少し絵がびっちりしているように感じてしまいます。
ですが、ものすごく見づらいといった感じではないので全4巻集める気がある人にとってはあまり気にならないと思います。
以前のバージョンを持っていて買うか迷っている人の参考になれば幸いです。
日本の漫画が世界一だと自惚れに過ぎないと実感させてくれる海外の作品の一つなのでぜひ読んでみてください!!
シン・シティ2の公開が楽しみです!!!

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シン・シティ1 単行本(ソフトカバー) – 2014/4/23
アメリカン・コミックス界のカリスマ、フランク・ミラーによるスタイリッシュなハードボイルド・コミックの名作『シン・シティ』。全7巻におよぶ原書を4冊にまとめた日本版単行本シリーズがいよいよ刊行開始。アイズナー賞、ハーヴェイ賞などをコミック界の各賞を総なめにした傑作の全貌がついに明らかになる! 第1巻となる本書には2005年の映画『シン・シティ』の原作の一つである『ハード・グッドバイ』、2014年8月全米公開予定の続編『シン・シティ:ア・デイム・トゥ・キル・フォー(原題)』の原作となる同名作を収録
- 本の長さ414ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館集英社プロダクション
- 発売日2014/4/23
- ISBN-104796871721
- ISBN-13978-4796871723
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商品の説明
出版社からのコメント
『シン・シティ』の全貌がついに明らかになる! 映画『シン・シティ:ア・デイム・トゥ・キル・フォー(原題)』原作!!
著者について
●フランク・ミラー…ライター/アーティスト。現代アメリカを代表するコミック作家。『バットマン:ダークナイト』『300 スリーハンドレッド』など代表作多数。近年では『シン・シティ』『ザ・スピリット』といった映画で監督としても活躍している。
登録情報
- 出版社 : 小学館集英社プロダクション (2014/4/23)
- 発売日 : 2014/4/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 414ページ
- ISBN-10 : 4796871721
- ISBN-13 : 978-4796871723
- Amazon 売れ筋ランキング: - 309,408位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 361位コミック・アニメ研究
- - 176,090位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年大阪生まれ。関西大学工学部卒(工学修士)。南カリフォルニア大学映画芸術学部卒(M.F.A.)。主に英米のSF/ミステリ/コミックについて原稿を書いたり、翻訳をしたり。もしくは、テレビアニメのシナリオを書いたり、SF設定を担当したり。さらには、たまに小説も書いたり。最近はアマチュア・フィルムメイカーでもあり。
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
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13グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメコミの感性で描かれる美しい白黒イラストレーション、肝に響くような暴力描写、確固たる意志を秘めた人間の生き様
シンシティは文句無しの名作です、ぜひとも読んでください
さて、旧版(ジャイブ刊)と今回の完全版(小学館刊)では訳が異なります
〜〜〜〜冒頭抜粋〜〜〜〜
(原著)
THE NIGHT IS HOT AS HELL. EVERYTHING STICKS.
IT'S A LOUSY ROOM IN A LOUSY PART OF A LOUSY TOWN.
(旧版)
じめじめ蒸し暑い夜だぜ、まったくよ。ここは地獄か
騒々しさも地獄並だ。ま、この界隈じゃそれもムリねぇがな
(完全版)
夜は地獄のように暑く、何もかもがべたついていた
そこは薄汚い街の、薄汚い一角にある、薄汚い部屋だった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
旧版が意訳で漫画的、完全版が直訳で小説的、といったところでしょうか
文が全体的に説明的になり、キャラクターの口調も堅くなっています、1部の主人公であるマーヴは粗暴な印象がやや薄れました
個人的には、旧版はアメコミに不慣れでもすんなりと読め、日本で出版される漫画作品全体をひっくるめても傑作と呼べる一冊でした
それに対し完全版は「名作の翻訳版」止まりなように思います
とは言え、未邦訳だった巻も収録する完全版と、絶版となった旧版とでは今更比べようがないことは明白ですし、
訳が変わったからといってシンシティの作品価値や読む価値が落ちることもありません
もう一度言いますがシンシティは文句無しの名作です、ぜひ読んでください
もし機会があれば訳の違いも楽しんでみてください
シンシティは文句無しの名作です、ぜひとも読んでください
さて、旧版(ジャイブ刊)と今回の完全版(小学館刊)では訳が異なります
〜〜〜〜冒頭抜粋〜〜〜〜
(原著)
THE NIGHT IS HOT AS HELL. EVERYTHING STICKS.
IT'S A LOUSY ROOM IN A LOUSY PART OF A LOUSY TOWN.
(旧版)
じめじめ蒸し暑い夜だぜ、まったくよ。ここは地獄か
騒々しさも地獄並だ。ま、この界隈じゃそれもムリねぇがな
(完全版)
夜は地獄のように暑く、何もかもがべたついていた
そこは薄汚い街の、薄汚い一角にある、薄汚い部屋だった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
旧版が意訳で漫画的、完全版が直訳で小説的、といったところでしょうか
文が全体的に説明的になり、キャラクターの口調も堅くなっています、1部の主人公であるマーヴは粗暴な印象がやや薄れました
個人的には、旧版はアメコミに不慣れでもすんなりと読め、日本で出版される漫画作品全体をひっくるめても傑作と呼べる一冊でした
それに対し完全版は「名作の翻訳版」止まりなように思います
とは言え、未邦訳だった巻も収録する完全版と、絶版となった旧版とでは今更比べようがないことは明白ですし、
訳が変わったからといってシンシティの作品価値や読む価値が落ちることもありません
もう一度言いますがシンシティは文句無しの名作です、ぜひ読んでください
もし機会があれば訳の違いも楽しんでみてください
2014年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画版はかなりまえに観て、マーヴのエピソードが一番好きだったなー、という印象くらいしか残ってませんでした。…そんな状態で今回改めて原作に興味を持ち読んだわけですが、本当に感動しました。
単純なアメコミではなく、グラフィックノベルと表現したほうがよい作品なので、読み進める感覚は小説に近い部分もあります。それにしても、この作品のビジュアルと世界観は強烈です。
本当にどうしようもなく、非道で汚い街の物語です。しかし私は、この作品の登場人物たちの生き様からは学ぶことすらあると思いました。
完全に男としての意見になってしまうのですが、この作品には、男が女と生きていくためのヒントが描かれている気がしました。少なくとも私は登場人物に共感できる箇所が随所にあります。しばらく漫画や映画を楽しむ時間がなかったせいか、予想外の感動を覚えました^_^;
とにかく、アメコミ好き、アメコミ苦手な人問わず、男なら是非読んでみることをオススメしたいです。映像化されると、やれ暴力描写が凄いだの、映像がスタイリッシュだのとプッシュされ勝ちですが、この作品一番の見どころはそこじゃないと思います。とにかく、各エピソードの主人公の生き方や行動の説得力に尽きます。物語に矛盾点や消化不良な点が見当たらない、それがこの作品の素晴らしいところです。
単純なアメコミではなく、グラフィックノベルと表現したほうがよい作品なので、読み進める感覚は小説に近い部分もあります。それにしても、この作品のビジュアルと世界観は強烈です。
本当にどうしようもなく、非道で汚い街の物語です。しかし私は、この作品の登場人物たちの生き様からは学ぶことすらあると思いました。
完全に男としての意見になってしまうのですが、この作品には、男が女と生きていくためのヒントが描かれている気がしました。少なくとも私は登場人物に共感できる箇所が随所にあります。しばらく漫画や映画を楽しむ時間がなかったせいか、予想外の感動を覚えました^_^;
とにかく、アメコミ好き、アメコミ苦手な人問わず、男なら是非読んでみることをオススメしたいです。映像化されると、やれ暴力描写が凄いだの、映像がスタイリッシュだのとプッシュされ勝ちですが、この作品一番の見どころはそこじゃないと思います。とにかく、各エピソードの主人公の生き方や行動の説得力に尽きます。物語に矛盾点や消化不良な点が見当たらない、それがこの作品の素晴らしいところです。
2019年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハードボイルドになるのか?女がからんだ男と男のバトル。続きが読みたくなる。
2014年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画が大好きで購入しました。予想以上。
映画はこの原作の再現度が高いという評価を目にしていましたが、これだけの原作をあそこまで近づけた事に驚くとともに、それでも映画では届かない完成度にすっかりヤられました。
主人公自体は映画のマーヴの方が知性を感じて好きですが、ストーリーの雰囲気はこちらが圧倒的ですね。
映画はほぼモノクロであることを忘れる作品ですが、そこも原作どおり。版画の様な白黒2極の絵でここまで美しいとは・・・圧巻の作品です。
映画はこの原作の再現度が高いという評価を目にしていましたが、これだけの原作をあそこまで近づけた事に驚くとともに、それでも映画では届かない完成度にすっかりヤられました。
主人公自体は映画のマーヴの方が知性を感じて好きですが、ストーリーの雰囲気はこちらが圧倒的ですね。
映画はほぼモノクロであることを忘れる作品ですが、そこも原作どおり。版画の様な白黒2極の絵でここまで美しいとは・・・圧巻の作品です。
2014年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新作映画公開に併せて、また邦訳再版かよ、と思っていたら、今回出版されるのは、本当に完全版と言って良い内容になる様です。本書は、既に邦訳が2回も出版されている「ハード・グッバイ」だけでなく、新作映画のタイトルにもなっている「ア・デイム・トゥ・キル・フォー」が初邦訳で掲載されています。既邦訳の「ビッグ・ファット・キル」の前日譚で、ドワイトの整形前の姿が描かれています。しかも今回の邦訳版は、(短編を除いて)原著執筆順で出版される様子ですので、それはそれで感動ものです。シン・シティの邦訳は、これまで全ストーリーの半分弱程しか出版されていなかったので、既邦訳版をお持ちの方にもお勧めです。しかし、「イエロー・バスタード」の邦訳版と邦訳コミックス全巻収納ケースが欲しさに特別限定版のDVDを買ったり、10年以上もかけて原著全巻を揃えたりしてきた私としては、悔しくもあり、それはそれで手放すには惜しくもあり…(泣)。
2019年10月14日に日本でレビュー済み
映画からフランクミラーの世界観にハマりコミックにたどり着きました。日本の萌え文化に満腹、辟易してた昨今にもってこいのハードな画風。まるで小説を読んでるみたい。日本の絵を中心にしたコミックも良いですが、文字と絵の両方で読ませる作品もいいですね。なによりこの世界観が凄い。
2014年5月25日に日本でレビュー済み
買うのを躊躇っているニワカアメコミファンに言っておくと、その迷いは正しい。ボリュームといいインパクトといい、相当の覚悟がいる。
出張で青森に行く新幹線の中で、一気に読んだ。2時間半、ともかく目が離せない。ストーリーも語り口も、およそ日本のマンガからは想像ができない。コミックでも小説でもない、『グラフィック・ノベル』というジャンルは、この作品が嚆矢、というより、作品自体の強烈な個性を、表現できる言葉が見つからなかった、というのが本当だろう。洋邦問わず、コミックというものを知れば知るほど、作品の衝撃度が増す。
うまく説明が出来ないが、コミックの世界の中で暗黙のうちにやってはいけないタブーというものを、軽々とやってのけていると言えばいいのだろうか。そしてそれらのタブー、技術なりテーマなりを全て削ぎ落とした末に、透明な塊のようになって残るのは、男の純粋さ、愛すべき馬鹿さ加減なのである。
…うーん、やっぱり説明しようとすると安っぽくなるなあ。多少なりともコミックに興味があるなら、ともかく読めとしか言えない。こんなもんか、と思う人も、二度と見たくないと思う人もいるだろう。だがいずれ、この作品の真価に気づくはずだ。その上で、やっぱりコレ嫌い、というのも、正当な評価だと思う。
ちなみに原作者が監督した映画の方は見ていない。たぶんこれからも見ないだろう。映画が、原作のコミックを越えられないのは『ウォッチメン』を見ても明らかだし(映画としてはとても面白かったのだが)、何より情報量が違う。さらに言えば、映画を先に見ていたとしても、この作品の強烈さは変わらない。
手に取ったら最後、心して読むべし。休日に半日かけて、ゆっくり読むことをオススメする。もう半日はたぶん、何も手につかないと思うよ。
出張で青森に行く新幹線の中で、一気に読んだ。2時間半、ともかく目が離せない。ストーリーも語り口も、およそ日本のマンガからは想像ができない。コミックでも小説でもない、『グラフィック・ノベル』というジャンルは、この作品が嚆矢、というより、作品自体の強烈な個性を、表現できる言葉が見つからなかった、というのが本当だろう。洋邦問わず、コミックというものを知れば知るほど、作品の衝撃度が増す。
うまく説明が出来ないが、コミックの世界の中で暗黙のうちにやってはいけないタブーというものを、軽々とやってのけていると言えばいいのだろうか。そしてそれらのタブー、技術なりテーマなりを全て削ぎ落とした末に、透明な塊のようになって残るのは、男の純粋さ、愛すべき馬鹿さ加減なのである。
…うーん、やっぱり説明しようとすると安っぽくなるなあ。多少なりともコミックに興味があるなら、ともかく読めとしか言えない。こんなもんか、と思う人も、二度と見たくないと思う人もいるだろう。だがいずれ、この作品の真価に気づくはずだ。その上で、やっぱりコレ嫌い、というのも、正当な評価だと思う。
ちなみに原作者が監督した映画の方は見ていない。たぶんこれからも見ないだろう。映画が、原作のコミックを越えられないのは『ウォッチメン』を見ても明らかだし(映画としてはとても面白かったのだが)、何より情報量が違う。さらに言えば、映画を先に見ていたとしても、この作品の強烈さは変わらない。
手に取ったら最後、心して読むべし。休日に半日かけて、ゆっくり読むことをオススメする。もう半日はたぶん、何も手につかないと思うよ。