私はこの病院に入院していた祖父をこの大震災の津波で亡くしました。
震災の約半年前、なんとなく祖父に会いに行こうと思い、会いに行ったのが最後になりました。
私の祖父の遺体は運良く見つかりましたが、見つかっていない方もいらっしゃいます。
この本に書かれていることは、決して忘れません。
書籍化していただきありがとうございました。
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海の見える病院 語れなかった「雄勝」の真実 単行本(ソフトカバー) – 2013/4/1
辰濃 哲郎
(著)
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2011年3月11日。
病院を襲った津波は、患者と職員を呑み込んだ。生き残った者たちは、なぜ、これまで真実を語ることができなかったのか。東日本大震災から2年。雄勝病院の悲劇に迫るドキュメント。
病院を襲った津波は、患者と職員を呑み込んだ。生き残った者たちは、なぜ、これまで真実を語ることができなかったのか。東日本大震災から2年。雄勝病院の悲劇に迫るドキュメント。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社医薬経済社
- 発売日2013/4/1
- ISBN-104902968444
- ISBN-13978-4902968446
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商品の説明
著者について
辰濃哲郎(たつの てつろう)
ノンフィクション作家。
慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、81年に朝日新聞社に入社、高松、阪神支局、大阪本社社会部を経て、89年から東京本社社会部。厚生省(当時)を約4年間担当し、遊軍キャップ、デスクなどを経験した後は、再び医療問題に携わる。04年に退社後は、新型インフルエンザなど医療問題のほか、メディア論や高校野球取材も手がける。
ノンフィクション作家。
慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、81年に朝日新聞社に入社、高松、阪神支局、大阪本社社会部を経て、89年から東京本社社会部。厚生省(当時)を約4年間担当し、遊軍キャップ、デスクなどを経験した後は、再び医療問題に携わる。04年に退社後は、新型インフルエンザなど医療問題のほか、メディア論や高校野球取材も手がける。
登録情報
- 出版社 : 医薬経済社 (2013/4/1)
- 発売日 : 2013/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 280ページ
- ISBN-10 : 4902968444
- ISBN-13 : 978-4902968446
- Amazon 売れ筋ランキング: - 272,651位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44,349位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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2019年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年3月11日に起きた東日本大震災で宮城県の石巻市の牡鹿半島のその先・入り組んだ湾の奥にある雄勝病院を舞台にした入院患者と職員の生死を分けた1日を描くノンフィクション。
雄勝病院は多数の生徒たちの犠牲を出した大川小学校と地理的にも近く、入り組んだ雄勝湾の入り江の目の前に立っていた鉄筋コンクリート3階建の建物だった。40人の入院患者は年寄りが多く、起き上がれない要介護状態の人間がほとんどだった。それを院長を始めとしたスタッフで看ていた。
地理的には石巻市の中心街からは離れ、北上川の河口に位置していて典型的な過疎地であった。
3月はまだ季節的に寒さが厳しく雪も残っていて山側の道は冬季は閉鎖されていて通れない。そんな場所だ。
当日の気温も朝でマイナス2度で例年より低いとはいえ、寒さは厳しい。
しかし、スタッフと患者はいつもと同じように作業をしていた。そこへ巨大地震が発生する。
地震の揺れで建物自体は倒壊は免れた。問題は病院が海のある湾の目の前に建っていたことだ。
海抜の標高はゼロに限りなく近かった。それが大きな仇となる。
地震が発生してすぐ、スタッフの間で津波の危険が囁かれ、避難の声が上がる。病院のすぐ後ろは高台から山へと続いており、すぐに逃げれば安全は確保できる地形だった。
しかし、患者たちは寝たきりの老人たちが40名もいた。この患者さんを置いて逃げることなど出来ない。
さらに事前に想定されていた津波の高さは「6m」だった。3階建ての病院の3階に上がれば避けられるという認識であり、最初の地震の揺れで無事だった為何処か緊張感を欠いた空気が流れていた。
だが、地震発生の午後2時46分から僅か25分後の午後3時11分過ぎには海面が盛り上がり、海水が湾の堤防を越えて溢れ出してきた。スタッフの中でも実際に津波を目にしたことのある人間はほぼおらず、現に津波と聞いて「高い波の壁が押し寄せて来る」ようなイメージを抱いていた人間のほうがむしろ多かったくらいだった。
だが、現実の津波はそれとは異なった。ちょうどお風呂にお湯を張っていたものが、溢れ出すようにお湯が堤防を乗り越えて内陸側に進入してきたのだ。海水はどす黒く家屋を呑み込みながら病院の敷地へと迫った。
職員は非番で休みの人間を除いて当時34人いて、そのうち外出中の6名を除いた28人が病院内に残っていた。
建物の1階は瞬く間に津波に呑み込まれてしまい、病院の中の患者と職員は出口を塞がれた。
駐車場に置いてあったスタッフの車が次々と津波に呑まれていき、波は高さを増して2階に到達した。
職員の中に津波が3階に到達するという嫌な予感が広がっていき、それはやがて現実となった。
スタッフ総出で患者を屋上に上げようとするが、津波のスピードは凄まじく3階を水没させて動けない患者を全滅させる。そして屋上まで逃れていた医師・看護師たちも到達した津波に次々と呑み込まれていったのだ。
一旦押し寄せた津波に呑み込まれた人々は今度は引き潮で陸地から引き離されてしまう。
しかも気温が午後から下がり海水に長時間浸かっていることは低体温症を引き起こすことになった。
平均年齢も40代以上の男女が圧倒的に多く、20代.30代の人間のほうが少数派である。
海に引きずり込まれた人間は浮かんでいる家屋や船に登ったものの、海を漂流することになって時間をロスし、それが治療を遅らせて命を奪う結果になった例が多かった。
登場人物が多く、文章だけではなかなかどの人物が当時何処にいてどのような運命を辿ったのかが判り辛い。
一応、人物名の一覧と年齢と役職だけは巻頭に一覧表が付いているのだが、それに対応する形で巻末に同一覧の生存・死亡・行方不明の表も添付していただきたかった。
また、病院の内部や外観で津波がどの高さまで届いたのかイメージの判る写真も掲載していただけると尚良かったように感じた。
多大な犠牲を出した大津波の迫る緊迫感がイマイチ弱いと読んでいて感じられてしまうのは登場人物の多さと構成の悪さにあるように思う。
大惨事の原因としては多々あるが
1.そもそも津波が建物の屋上に到達するような規模は想定外で、防ぐこと自体が困難だったこと。
2.病院の場所が海の目の前で景色は良くても、津波の到達に対して逃げる時間がないこと。
3.スタッフの意識に患者を置いて逃げることは出来ないという使命感があったこと。
4.患者が寝たきりの要介護者ばかりで移動させること自体が困難だったこと。
が大きな理由であろう。
近くにある大川小学校の津波による犠牲者の親たちは責任を学校に求めた。
教職員も子供たちと共に多く犠牲になっているのに。
患者たちの肉親は生き残ったスタッフに責任を問うような罵声を浴びせなかったことが救いだ。
雄勝病院は多数の生徒たちの犠牲を出した大川小学校と地理的にも近く、入り組んだ雄勝湾の入り江の目の前に立っていた鉄筋コンクリート3階建の建物だった。40人の入院患者は年寄りが多く、起き上がれない要介護状態の人間がほとんどだった。それを院長を始めとしたスタッフで看ていた。
地理的には石巻市の中心街からは離れ、北上川の河口に位置していて典型的な過疎地であった。
3月はまだ季節的に寒さが厳しく雪も残っていて山側の道は冬季は閉鎖されていて通れない。そんな場所だ。
当日の気温も朝でマイナス2度で例年より低いとはいえ、寒さは厳しい。
しかし、スタッフと患者はいつもと同じように作業をしていた。そこへ巨大地震が発生する。
地震の揺れで建物自体は倒壊は免れた。問題は病院が海のある湾の目の前に建っていたことだ。
海抜の標高はゼロに限りなく近かった。それが大きな仇となる。
地震が発生してすぐ、スタッフの間で津波の危険が囁かれ、避難の声が上がる。病院のすぐ後ろは高台から山へと続いており、すぐに逃げれば安全は確保できる地形だった。
しかし、患者たちは寝たきりの老人たちが40名もいた。この患者さんを置いて逃げることなど出来ない。
さらに事前に想定されていた津波の高さは「6m」だった。3階建ての病院の3階に上がれば避けられるという認識であり、最初の地震の揺れで無事だった為何処か緊張感を欠いた空気が流れていた。
だが、地震発生の午後2時46分から僅か25分後の午後3時11分過ぎには海面が盛り上がり、海水が湾の堤防を越えて溢れ出してきた。スタッフの中でも実際に津波を目にしたことのある人間はほぼおらず、現に津波と聞いて「高い波の壁が押し寄せて来る」ようなイメージを抱いていた人間のほうがむしろ多かったくらいだった。
だが、現実の津波はそれとは異なった。ちょうどお風呂にお湯を張っていたものが、溢れ出すようにお湯が堤防を乗り越えて内陸側に進入してきたのだ。海水はどす黒く家屋を呑み込みながら病院の敷地へと迫った。
職員は非番で休みの人間を除いて当時34人いて、そのうち外出中の6名を除いた28人が病院内に残っていた。
建物の1階は瞬く間に津波に呑み込まれてしまい、病院の中の患者と職員は出口を塞がれた。
駐車場に置いてあったスタッフの車が次々と津波に呑まれていき、波は高さを増して2階に到達した。
職員の中に津波が3階に到達するという嫌な予感が広がっていき、それはやがて現実となった。
スタッフ総出で患者を屋上に上げようとするが、津波のスピードは凄まじく3階を水没させて動けない患者を全滅させる。そして屋上まで逃れていた医師・看護師たちも到達した津波に次々と呑み込まれていったのだ。
一旦押し寄せた津波に呑み込まれた人々は今度は引き潮で陸地から引き離されてしまう。
しかも気温が午後から下がり海水に長時間浸かっていることは低体温症を引き起こすことになった。
平均年齢も40代以上の男女が圧倒的に多く、20代.30代の人間のほうが少数派である。
海に引きずり込まれた人間は浮かんでいる家屋や船に登ったものの、海を漂流することになって時間をロスし、それが治療を遅らせて命を奪う結果になった例が多かった。
登場人物が多く、文章だけではなかなかどの人物が当時何処にいてどのような運命を辿ったのかが判り辛い。
一応、人物名の一覧と年齢と役職だけは巻頭に一覧表が付いているのだが、それに対応する形で巻末に同一覧の生存・死亡・行方不明の表も添付していただきたかった。
また、病院の内部や外観で津波がどの高さまで届いたのかイメージの判る写真も掲載していただけると尚良かったように感じた。
多大な犠牲を出した大津波の迫る緊迫感がイマイチ弱いと読んでいて感じられてしまうのは登場人物の多さと構成の悪さにあるように思う。
大惨事の原因としては多々あるが
1.そもそも津波が建物の屋上に到達するような規模は想定外で、防ぐこと自体が困難だったこと。
2.病院の場所が海の目の前で景色は良くても、津波の到達に対して逃げる時間がないこと。
3.スタッフの意識に患者を置いて逃げることは出来ないという使命感があったこと。
4.患者が寝たきりの要介護者ばかりで移動させること自体が困難だったこと。
が大きな理由であろう。
近くにある大川小学校の津波による犠牲者の親たちは責任を学校に求めた。
教職員も子供たちと共に多く犠牲になっているのに。
患者たちの肉親は生き残ったスタッフに責任を問うような罵声を浴びせなかったことが救いだ。
2019年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでに読んだ東北津波関連の本のなかで、これはとりわけ心にせつなさを残した。おもしろいとかおすすめとか良書だという感想とは少し異なるので、「星5つ」という評価の仕方が適当かどうかは自分にもよくわからない。ただ、映像でなければ伝えられないものがある一方、文章でなければ伝えられないものもあるのだとつくづく思った。
2017年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
取材できた貴重な事実を積み重ねた本。どうしようもない状況だったのだと感じる。
自分の勤務する内陸の病院でも沿岸出身の職員や患者の家族・友人が多く亡くなった。
いざ勤務中に被災したら、患者を置いて逃げるという選択肢は確かにない。
逃げていいのだけれど逃げられないだろうという気持ちで今も働いている。
自分の勤務する内陸の病院でも沿岸出身の職員や患者の家族・友人が多く亡くなった。
いざ勤務中に被災したら、患者を置いて逃げるという選択肢は確かにない。
逃げていいのだけれど逃げられないだろうという気持ちで今も働いている。
2017年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悲しくて。悲しくて。
仕方がない。
思いがあっても、どうしようもない事って、世の中には、ある。
どうにもならない事が、ある。
理不尽な事ばかり何でこの時に、この瞬間に、起ってしますのか?
仕方がない。
思いがあっても、どうしようもない事って、世の中には、ある。
どうにもならない事が、ある。
理不尽な事ばかり何でこの時に、この瞬間に、起ってしますのか?
2013年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地震が起きて、津波がくるまでの短い間の生死を分ける貴重なドキュメントの本です。
死ぬかもしれない。
という恐怖と寒さに闘いながらも、周りにいる人を救い、
守らなくてはいけない!という想い。
人間ってものすごい力を持っているのだと涙が止まりませんでした。
財布に忍ばせていた、20年も前に子供さんがくれた「かたたたきけん」であったり、
携帯電話につけられた結婚指輪、ひとりひとりの家族を想うドラマに胸が熱くなります。
大切な人を失い、生き残った方々も同じ空の下でこうして今も頑張って生きているということ。
今、私達にできることは何なのか?を考えさせてくれる大切なメッセージがいっぱいでした。
是非、ドラマや映画といった形で多くの方々に見てもらいたいと思いました。
死ぬかもしれない。
という恐怖と寒さに闘いながらも、周りにいる人を救い、
守らなくてはいけない!という想い。
人間ってものすごい力を持っているのだと涙が止まりませんでした。
財布に忍ばせていた、20年も前に子供さんがくれた「かたたたきけん」であったり、
携帯電話につけられた結婚指輪、ひとりひとりの家族を想うドラマに胸が熱くなります。
大切な人を失い、生き残った方々も同じ空の下でこうして今も頑張って生きているということ。
今、私達にできることは何なのか?を考えさせてくれる大切なメッセージがいっぱいでした。
是非、ドラマや映画といった形で多くの方々に見てもらいたいと思いました。
2013年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東日本大震災(特に津波被害)において、このような詳細に渡るドキュメントは初めて読みました。
母が同町出身(大浜)なので、印象に残る部分を語りながら読み合うことが出来て良かったです。
人的被害はなかったもののその実家が完全流失しましたので、今年は2度目になりますが雄勝の様子を見に行ってみる予定です。その際本書も持参することにします。
可能であれば他言語に翻訳化され、多くの方に読まれることを願っています。
母が同町出身(大浜)なので、印象に残る部分を語りながら読み合うことが出来て良かったです。
人的被害はなかったもののその実家が完全流失しましたので、今年は2度目になりますが雄勝の様子を見に行ってみる予定です。その際本書も持参することにします。
可能であれば他言語に翻訳化され、多くの方に読まれることを願っています。
2013年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大津波発生時に石巻市立雄勝病院でなにが起こったのか。
語られなかった事実が浮かび上がってきます。
絶体絶命の危機の中、入院患者を置いたまま避難できるわけのない医療従事者がとった行動と苦悩そして困難と勇気と愛を明らかにします。
すべての人々、特に医療や介護に従事される方々にぜひ読んでいただきたい。
著者である辰濃哲郎さんは朝日新聞記者として厚生省(当時)を担当したという経歴を持つ。
医療問題がライフワークのノンフィクション作家である。
今年4月私が雄勝病院を訪問した時、すでに解体作業中だった。
この3月の慰霊祭が終わったのを期に作業をはじめたのだろう。
建物がなくなっても、人々の心の中に雄勝病院を永遠に残さなくてはならない。
この書は重大な役割を担うことになった。
語られなかった事実が浮かび上がってきます。
絶体絶命の危機の中、入院患者を置いたまま避難できるわけのない医療従事者がとった行動と苦悩そして困難と勇気と愛を明らかにします。
すべての人々、特に医療や介護に従事される方々にぜひ読んでいただきたい。
著者である辰濃哲郎さんは朝日新聞記者として厚生省(当時)を担当したという経歴を持つ。
医療問題がライフワークのノンフィクション作家である。
今年4月私が雄勝病院を訪問した時、すでに解体作業中だった。
この3月の慰霊祭が終わったのを期に作業をはじめたのだろう。
建物がなくなっても、人々の心の中に雄勝病院を永遠に残さなくてはならない。
この書は重大な役割を担うことになった。