プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥3,520¥3,520 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥3,520¥3,520 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥2,000¥2,000 税込
無料配送 6月4日-6日にお届け
発送元: にないあきないオンライン 販売者: にないあきないオンライン
¥2,000¥2,000 税込
無料配送 6月4日-6日にお届け
発送元: にないあきないオンライン
販売者: にないあきないオンライン
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ミクロ経済学の力 単行本(ソフトカバー) – 2014/9/1
神取 道宏
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,520","priceAmount":3520.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,520","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"2ZwhrOHqOiMglvJG%2Bv0TMfd%2F8ggsTMS9cbR2zJw%2BFr18KGIyJzm75B4tzrs72esmBBoWEiEW%2F9hbsGkYQxpg%2B2bZHIG7%2B3sauSXS%2FQ3RrMEt5fydCR7CZZVAxVvNmbN3q6dA8zj7ZwY%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥2,000","priceAmount":2000.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,000","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"2ZwhrOHqOiMglvJG%2Bv0TMfd%2F8ggsTMS9tN%2B3GPKKHXvXikFF9hZCliy4AzVf%2FlxCi03%2Ba8qKUReaACdoILYrz0TnWf9gnttvHIpGJQ0g4%2FNXoE2kp18Ugrdu5LZTE094sveRQ7mp7%2BhCY%2BETZbLbMhCansLqynX%2FgMWSdRGnVSa7%2BlOUFOV5ZCEkna49QmNQ","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
・圧倒的な文章のわかりやすさ
・図解による直観的な理解
・理論を裏付ける豊富な実例
により、ミクロ経済学の基盤である、市場メカニズムがきちんと理解できる。
ゲーム理論についてもバランスよく盛り込んだ、ミクロ経済学教科書の決定版。
本書をじっくり読めば、経済学の入り口から頂点に至るまでの本質的な内容のすべてが、誰でも確実に理解できる。
メインの対象読者は、経済学部の2年生~大学院生。ただし、学生のみならず、経済政策を担当する公務員や政治家、ジャーナリストなど、経済の正しい理解(エコノミック・リテラシー)を持っておくべきすべての人にお勧め。
【目次】
序 章 経済学の目的と方法
0.1 ミクロ経済学の方法
0.2 事実解明的な問いとミクロ経済学
0.3 規範的な問いとミクロ経済学
第1部 価格理論:市場メカニズムの特長と問題点
第1章 消費者行動の理論
1.1 合理的行動:選好と効用関数
1.2 消費者の選好と無差別曲線
1.3 最適消費:図解による分析
1.4 重要な補論:数理モデルと現実の関係、およびミクロ経済学の考え方について
1.5 限界分析入門
(a) 限界効用
(b) 消費の微調整と効用の変化
(c) 限界代替率と限界効用の関係
(d) 最適消費の条件
1.6 最適消費の性質
附論 無差別曲線は原点に向かって凸であると考えてよいか
1.7 代替と補完の程度を測る分析道具:補償需要関数
1.8 支出関数
1.9 所得効果と代替効果
(a) 消費の二面性
(b) 価格の上昇による所得の実質的な減少
(c) 価格変化と需要の変化(スルツキ―分解)
1.10 価格弾力性
例題ゼミナール1 効用最大化から需要量を導く
第2章 企業行動の理論
2.1 経済学における企業のとらえ方
2.2 生産要素が一つ(労働)の場合の企業行動
(a) 生産関数
(b) 利潤最大化
(c) 費用関数と供給曲線
(d) 費用曲線の実例
2.3 生産要素が二つ(労働と資本)の場合の企業行動
(a) 規模に対する収穫
(b) 生産要素間の代替と技術的限界代替率
(c) 利潤最大化
(d) 長期の費用関数と供給曲線
2.4 生産要素と生産物がともに多数あってもよい、一般的な場合の企業行動
2.5 利潤と所得分配:なぜ所得格差が生まれるのか
例題ゼミナール2 生産関数と労働者の取り分
第3章 市場均衡
3.1 部分均衡分析
(a) 市場需要と市場供給
(b) 産業の長期均衡
(c) 消費者余剰
(d) 部分均衡分析の応用例
3.2 TPPについて、これだけは知っておこう:TPPとコメの輸入自由化
(1) コメの供給曲線はどうすればわかるのか
(2) 米作農家とはどのような人たちなのか
(3) コメの供給曲線を推計する
(4) 自由化前のコメ市場の均衡
(5) 自由化でコメの値段はどのくらい下がるのか
(6) 自由化でコメの国内生産はどうなるのか
(7) 自由化で得をするのは誰か
(8) コメは自由化すべきか
3.3 一般均衡分析
(a) 経済の全体像を見る:一般均衡モデル
(b) 労働供給
(c) 一般均衡モデル(つづき)
(d) 超過需要関数の性質
(e) 均衡の存在
(f) 交換経済の分析:エッジュワースの箱
(g) 市場メカニズムの効率性の論証:厚生経済学の第1基本定理
(h) グローバリズムはなぜ起こるのか?:市場均衡とコア
(i) 厚生経済学の第2基本定理と効率性のための条件
(j) 厚生経済学の第2基本定理と経済政策
(k) 市場メカニズムの特長とは?:分権的意思決定と情報・誘因
第4章 市場の失敗
4.1 外部性
(a) 外部不経済下の市場均衡
(b) ピグー税
(c) ピグー補助金
(d) 課税か補助金か?
(e) いくつかのコメント
(f) 交渉による外部性の解決とコースの定理
4.2 公共財
(a) 公共財の最適供給:部分均衡分析
(b) リンダール均衡
(c) 公共財の最適供給:一般均衡分析
第5章 独占
5.1 独占企業の行動
5.2 独占の弊害
5.3 自然独占と価格規制
第2部 ゲーム理論と情報の経済学:経済理論の新しい流れ
イントロダクション なぜゲーム理論が必要なのか
第6章 同時手番のゲームとナッシュ均衡
6.1 ゲームとは?
6.2 ナッシュ均衡
6.3 ナッシュ均衡が実現する理由
6.4 個人の利益追求と社会全体の利益の関係
6.5 寡占への応用(I):数量競争と価格競争
(a) 数量競争(クールノー・モデル)
(b) 価格競争(ベルトラン・モデル)
6.6 不確実性と期待効用
6.7 混合戦略均衡とナッシュ均衡の存在
第7章 時間を通じたゲームと戦略の信頼性
7.1 例:銀行の破綻処理
7.2 部分ゲーム完全均衡
(a) 展開型と時間を通じたゲームの戦略
(b) 部分ゲーム完全均衡とは?
7.3 寡占への応用(II):シュタッケルベルク・モデル
7.4 コミットメント
7.5 長期的関係と協調
第8章 保険とモラル・ハザード
8.1 効率的な危険分担と保険の役割
8.2 モラル・ハザードとその対策
第9章 逆淘汰とシグナリング
9.1 逆淘汰とは?
9.2 シグナリングの原理
9.3 労働市場のシグナリング均衡
終 章 最後に、社会思想(イデオロギー)の話をしよう
10.1 社会問題に対する意見の対立の根本にあるもの:共同体の論理 対 市場の論理
(1) 共同体の論理とは
(2) 市場の論理とは
(3) 社会主義の失敗と共同体の論理の限界
(4) 二つの論理の役割
10.2 市場の恩恵を受けるのは誰か:補償原理と社会正義
補論A 最小限必要な数学の解説
A.1 関数
A.2 直線の傾き
A.3 微分
A.4 多変数の関数の微分
A.5 確認の練習問題
補論B 条件付最大化問題とラグランジュの未定乗数法
B.1 内点解の場合
B.2 内点解でない場合
B.3 凹関数と準凹関数
補論C 補償変分と等価変分:価格変化が消費者に与える損害や利益を、需要曲線から推定する
C.1 補償変分
C.2 等価変分
C.3 まとめ
補論D 厚生経済学の第2基本定理の証明は難しくない
D.1 まずは、いくつかの準備をしよう
D.2 証明の大筋
D.3 一目でわかる証明の流れ
D.4 細かい注意
D.5 定理の正確な記述
D.6 多数の消費者と生産者がいるなら、厚生経済学の第2基本定理はほぼ成り立つ
附論 補題の証明
経済学でよく使う数理の道具箱
凸集合 22
凹関数と凸関数
凹関数の式による定義
集合の足し算A+B
事例一覧
事例0.1 価格転嫁と常識的議論の問題点
事例1.1 政策評価:老人医療費補助制度の問題点
事例1.2 TPPと農家への所得補償
事例2.1 部品組み立て工場
事例2.2 東北電力の費用曲線
事例2.3 要素価格の国際比較
事例2.4 日本の所得分配
事例3.1 自社ビルでのレストラン経営
事例4.1 ピグー税の実例 ロンドン混雑税
事例4.2 地球温暖化と排出権取引市場
事例4.3 公共財の実例としての街灯
事例5.1 原油価格の高騰と価格転嫁 再考
事例5.2 東北電力の規制価格
事例7.1 リニエンシー制度
事例7.2 新技術の業界標準
事例7.3 二大政党のマニュフェスト
事例7.4 道路交通量の予測
事例7.5 エスカレーターの右空け
事例7.6 サッカーのペナルティ・キック
事例8.1 金融危機と銀行破綻処理
事例8.2 ユーロ危機
事例8.3 ガソリンスタンドの協調
事例9.1 保険における「免責」の役割
事例10.1 MBA
・図解による直観的な理解
・理論を裏付ける豊富な実例
により、ミクロ経済学の基盤である、市場メカニズムがきちんと理解できる。
ゲーム理論についてもバランスよく盛り込んだ、ミクロ経済学教科書の決定版。
本書をじっくり読めば、経済学の入り口から頂点に至るまでの本質的な内容のすべてが、誰でも確実に理解できる。
メインの対象読者は、経済学部の2年生~大学院生。ただし、学生のみならず、経済政策を担当する公務員や政治家、ジャーナリストなど、経済の正しい理解(エコノミック・リテラシー)を持っておくべきすべての人にお勧め。
【目次】
序 章 経済学の目的と方法
0.1 ミクロ経済学の方法
0.2 事実解明的な問いとミクロ経済学
0.3 規範的な問いとミクロ経済学
第1部 価格理論:市場メカニズムの特長と問題点
第1章 消費者行動の理論
1.1 合理的行動:選好と効用関数
1.2 消費者の選好と無差別曲線
1.3 最適消費:図解による分析
1.4 重要な補論:数理モデルと現実の関係、およびミクロ経済学の考え方について
1.5 限界分析入門
(a) 限界効用
(b) 消費の微調整と効用の変化
(c) 限界代替率と限界効用の関係
(d) 最適消費の条件
1.6 最適消費の性質
附論 無差別曲線は原点に向かって凸であると考えてよいか
1.7 代替と補完の程度を測る分析道具:補償需要関数
1.8 支出関数
1.9 所得効果と代替効果
(a) 消費の二面性
(b) 価格の上昇による所得の実質的な減少
(c) 価格変化と需要の変化(スルツキ―分解)
1.10 価格弾力性
例題ゼミナール1 効用最大化から需要量を導く
第2章 企業行動の理論
2.1 経済学における企業のとらえ方
2.2 生産要素が一つ(労働)の場合の企業行動
(a) 生産関数
(b) 利潤最大化
(c) 費用関数と供給曲線
(d) 費用曲線の実例
2.3 生産要素が二つ(労働と資本)の場合の企業行動
(a) 規模に対する収穫
(b) 生産要素間の代替と技術的限界代替率
(c) 利潤最大化
(d) 長期の費用関数と供給曲線
2.4 生産要素と生産物がともに多数あってもよい、一般的な場合の企業行動
2.5 利潤と所得分配:なぜ所得格差が生まれるのか
例題ゼミナール2 生産関数と労働者の取り分
第3章 市場均衡
3.1 部分均衡分析
(a) 市場需要と市場供給
(b) 産業の長期均衡
(c) 消費者余剰
(d) 部分均衡分析の応用例
3.2 TPPについて、これだけは知っておこう:TPPとコメの輸入自由化
(1) コメの供給曲線はどうすればわかるのか
(2) 米作農家とはどのような人たちなのか
(3) コメの供給曲線を推計する
(4) 自由化前のコメ市場の均衡
(5) 自由化でコメの値段はどのくらい下がるのか
(6) 自由化でコメの国内生産はどうなるのか
(7) 自由化で得をするのは誰か
(8) コメは自由化すべきか
3.3 一般均衡分析
(a) 経済の全体像を見る:一般均衡モデル
(b) 労働供給
(c) 一般均衡モデル(つづき)
(d) 超過需要関数の性質
(e) 均衡の存在
(f) 交換経済の分析:エッジュワースの箱
(g) 市場メカニズムの効率性の論証:厚生経済学の第1基本定理
(h) グローバリズムはなぜ起こるのか?:市場均衡とコア
(i) 厚生経済学の第2基本定理と効率性のための条件
(j) 厚生経済学の第2基本定理と経済政策
(k) 市場メカニズムの特長とは?:分権的意思決定と情報・誘因
第4章 市場の失敗
4.1 外部性
(a) 外部不経済下の市場均衡
(b) ピグー税
(c) ピグー補助金
(d) 課税か補助金か?
(e) いくつかのコメント
(f) 交渉による外部性の解決とコースの定理
4.2 公共財
(a) 公共財の最適供給:部分均衡分析
(b) リンダール均衡
(c) 公共財の最適供給:一般均衡分析
第5章 独占
5.1 独占企業の行動
5.2 独占の弊害
5.3 自然独占と価格規制
第2部 ゲーム理論と情報の経済学:経済理論の新しい流れ
イントロダクション なぜゲーム理論が必要なのか
第6章 同時手番のゲームとナッシュ均衡
6.1 ゲームとは?
6.2 ナッシュ均衡
6.3 ナッシュ均衡が実現する理由
6.4 個人の利益追求と社会全体の利益の関係
6.5 寡占への応用(I):数量競争と価格競争
(a) 数量競争(クールノー・モデル)
(b) 価格競争(ベルトラン・モデル)
6.6 不確実性と期待効用
6.7 混合戦略均衡とナッシュ均衡の存在
第7章 時間を通じたゲームと戦略の信頼性
7.1 例:銀行の破綻処理
7.2 部分ゲーム完全均衡
(a) 展開型と時間を通じたゲームの戦略
(b) 部分ゲーム完全均衡とは?
7.3 寡占への応用(II):シュタッケルベルク・モデル
7.4 コミットメント
7.5 長期的関係と協調
第8章 保険とモラル・ハザード
8.1 効率的な危険分担と保険の役割
8.2 モラル・ハザードとその対策
第9章 逆淘汰とシグナリング
9.1 逆淘汰とは?
9.2 シグナリングの原理
9.3 労働市場のシグナリング均衡
終 章 最後に、社会思想(イデオロギー)の話をしよう
10.1 社会問題に対する意見の対立の根本にあるもの:共同体の論理 対 市場の論理
(1) 共同体の論理とは
(2) 市場の論理とは
(3) 社会主義の失敗と共同体の論理の限界
(4) 二つの論理の役割
10.2 市場の恩恵を受けるのは誰か:補償原理と社会正義
補論A 最小限必要な数学の解説
A.1 関数
A.2 直線の傾き
A.3 微分
A.4 多変数の関数の微分
A.5 確認の練習問題
補論B 条件付最大化問題とラグランジュの未定乗数法
B.1 内点解の場合
B.2 内点解でない場合
B.3 凹関数と準凹関数
補論C 補償変分と等価変分:価格変化が消費者に与える損害や利益を、需要曲線から推定する
C.1 補償変分
C.2 等価変分
C.3 まとめ
補論D 厚生経済学の第2基本定理の証明は難しくない
D.1 まずは、いくつかの準備をしよう
D.2 証明の大筋
D.3 一目でわかる証明の流れ
D.4 細かい注意
D.5 定理の正確な記述
D.6 多数の消費者と生産者がいるなら、厚生経済学の第2基本定理はほぼ成り立つ
附論 補題の証明
経済学でよく使う数理の道具箱
凸集合 22
凹関数と凸関数
凹関数の式による定義
集合の足し算A+B
事例一覧
事例0.1 価格転嫁と常識的議論の問題点
事例1.1 政策評価:老人医療費補助制度の問題点
事例1.2 TPPと農家への所得補償
事例2.1 部品組み立て工場
事例2.2 東北電力の費用曲線
事例2.3 要素価格の国際比較
事例2.4 日本の所得分配
事例3.1 自社ビルでのレストラン経営
事例4.1 ピグー税の実例 ロンドン混雑税
事例4.2 地球温暖化と排出権取引市場
事例4.3 公共財の実例としての街灯
事例5.1 原油価格の高騰と価格転嫁 再考
事例5.2 東北電力の規制価格
事例7.1 リニエンシー制度
事例7.2 新技術の業界標準
事例7.3 二大政党のマニュフェスト
事例7.4 道路交通量の予測
事例7.5 エスカレーターの右空け
事例7.6 サッカーのペナルティ・キック
事例8.1 金融危機と銀行破綻処理
事例8.2 ユーロ危機
事例8.3 ガソリンスタンドの協調
事例9.1 保険における「免責」の役割
事例10.1 MBA
- 本の長さ552ページ
- 言語日本語
- 出版社日本評論社
- 発売日2014/9/1
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-10453555756X
- ISBN-13978-4535557567
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
『経済セミナー』掲載中品切れを起こした話題の連載、遂に書籍化。
東京大学・駒場キャンパスで講義のあと大教室に拍手が沸き起こる、
門外不出の"カンドリ先生のミクロ経済学講義"が
いま、再現される!
Mooc(Coursera)にて「ゲーム理論入門」の配信予定がある 神取道宏教授によるグローバルスタンダード『カンドリミクロ』 登場!
【著者からのコメント】
経済と聞いて、「しんきくさいお金もうけの話なんて….」と思う人、ちょっと待った!
われわれが生活する上で当たり前と思って接していることがらを深く掘ってゆくと、クリスタルの結晶にも似た驚くべきメカニズム(社会を動かす仕組み)が発掘できるのです。
それを見る力をあなたに贈りましょう。
東京大学・駒場キャンパスで講義のあと大教室に拍手が沸き起こる、
門外不出の"カンドリ先生のミクロ経済学講義"が
いま、再現される!
Mooc(Coursera)にて「ゲーム理論入門」の配信予定がある 神取道宏教授によるグローバルスタンダード『カンドリミクロ』 登場!
【著者からのコメント】
経済と聞いて、「しんきくさいお金もうけの話なんて….」と思う人、ちょっと待った!
われわれが生活する上で当たり前と思って接していることがらを深く掘ってゆくと、クリスタルの結晶にも似た驚くべきメカニズム(社会を動かす仕組み)が発掘できるのです。
それを見る力をあなたに贈りましょう。
著者について
神取道宏(かんどり・みちひろ)
1959年生まれ。
スタンフォード大学博士(Ph.D.)。
ペンシルバニア大学助教授、プリンストン大学助教授、東京大学経済学部助教授を経て、1999年より東京大学大学院経済学研究科教授。
理論経済学では最大の国際学会であるEconometric Societyの理事・終身会員(フェロー)。
専門はミクロ経済学、ゲーム理論。社会規範、進化ゲーム、繰り返しゲーム等の先駆的研究で知られる。
1959年生まれ。
スタンフォード大学博士(Ph.D.)。
ペンシルバニア大学助教授、プリンストン大学助教授、東京大学経済学部助教授を経て、1999年より東京大学大学院経済学研究科教授。
理論経済学では最大の国際学会であるEconometric Societyの理事・終身会員(フェロー)。
専門はミクロ経済学、ゲーム理論。社会規範、進化ゲーム、繰り返しゲーム等の先駆的研究で知られる。
登録情報
- 出版社 : 日本評論社 (2014/9/1)
- 発売日 : 2014/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 552ページ
- ISBN-10 : 453555756X
- ISBN-13 : 978-4535557567
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,413位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4位ミクロ経済学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
イメージ付きのレビュー
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伝統的なミクロ経済学は標準的な前提を置いて、モデル的理論が展開されていますが、現在、多様な人の思考やゲーム理論等人をベースに書かれていません。この本は行動経済学、ゲーム理論等人の行動を基礎に書かれています。米国の最新の経済学と同様な記述です。今後、ミクロ経済学の延長にマクロ経済学の再構築を窺われる内容です。
2017年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
追記(2020)
ある人が, 「2章以降, 理論ばかりだった」と言っているが, 本当にきちんと読んだか?と思ってしまう. 初めから終わりまできちんと「現実の例」が書いてあるのだが?
目次を読んでみろよ. 「事例一覧」というのが載っているし, 終章も理論, 数学は出てこない.
目次には書いてないが, あまりにも豊富な例が載っている(例えば, 第6章に例6.1, 6.2 6.3など豊富な応用例が載っているだろ)
「理論が分からない者は去れ. youtubeでも見てろ」
注意
「本書p44のMRSの定義は間違っている。
正しくは
MRS_12=ーdx_1/dx_2=u_2/u_1である(武隈ミクロp30を参照のこと)。
「第1財の『第2財に対する』限界代替率」だから、この日本語から数学的定義を書けるはずである。」
たしか2018年に上の文を書いたのだが、2019年になって調べてみると、武隈さんが間違っていると私は結論した(MRSの定義の問題は微妙で、白黒はっきりつけられないんだよね)。「標準的な(適切な)MRSの定義は神取さんのMRSである」と読者は覚えておくべきだろう(命題のステートメント正否は白黒はっきりつけられるが、定義、axiomのステートメントはある程度自由である(と考えられている)ということを付記しておく)。
入門から中級レベルのミクロ経済学のテキストである
(厚生経済学の第二基本定理の証明は学部上級レベルだが)。
どの経済学の先生も良いテキストと太鼓判を押す経済学部生必読のテキストである。
これまでミクロ経済学の良いテキストと言えば、武隈や奥野・鈴村などがベターであった。
もちろん、これらのテキストはまぎれもなく良い本なのだが、正直おもしろくない(教科書におもしろさを求めるものではない!!とお偉い先生方にお叱りを受けそうだが)。
しかし、この本はこれまでミクロ経済学の教科書にはなかったおもしろさが入っており、解説も丁寧で上品である。
タイトルの通り、「極めて良い本」といってよい。
東大生しか受けることのできなかった神取先生のミクロ経済講義を誰もが受けることができる。
「神取、神取と言っているが、神取先生なんて聞いたことがない」という人も少なくないと思う(経済学部生ですら知らない人が多い)。
神取先生は世界的に超優秀な経済学者で、世界の経済学会で尊敬される数少ない日本人である。
とにかくこの人はすごいのである。
多くの人が推薦するんだから、まあ買ってみなさい。
この本だけ読んで、ミクロ経済学を終えるのはよろしくない。
ミクロ経済学は3回は勉強するべきである(そのとき、別のテキストで勉強することを私は推薦したい)。
武隈や西村(あと、難しいが林)を推薦する
(外国人経済学者のテキストならば、ベタだがマンキューが無難だろう。スティグリッツもおもしろい)。
難しくて辟易するが、昔ながらの良いテキストとしては奥野・鈴村を勧める(Ⅰのほうは難しくないが、Ⅱが読んでいて嫌になる)。
一応注意しておくと、私は上記の本をすべて熟読したわけではない。
補足
このテキストは、最初にも書いてあるが、経済学部生だけのために執筆されたわけではない。
公務員、ビジネスマンが読んでも多くの有益な知識を得られるはずである。
ビジネスマンは読まずとも仕事に支障はないかもしれないが、公務員には必ず読んでもらいたい。
公務員は常に勉強を行い、効率的かつ合理的な行政を行っていかねばならぬ(それができない人に私は公務員をやってほしくない。一市民として思う)。
また補足
ミクロ経済学において、経済数学およびゲーム理論の知識は必ず必要になるし、嬉しいことに役に立つ。
経済学部生は必ず勉強せよ(1年生から数学をきちんと修めておくと本当に良かったと思うよ)。
経済数学
『現代経済学の数学基礎』(A.C.チャン)
『経済学のための数学入門』(神谷・浦井)
純粋数学
『大学の微分積分』(石井 俊全)
『大学の線形代数』(同)
『集合論入門』(赤 攝也)
『確率論入門』(同)
ゲーム理論
『ゲーム理論・入門』(岡田 章)
『経済学のためのゲーム理論入門』(ギボンズ)
『入門 ゲーム理論と情報の経済学』(神戸 伸輔)
一般向け
『戦略的思考の技術』(梶井厚志)
『高校生からのゲーム理論』(松井彰彦)
『ゲーム理論はアート』(松島斉)
大学院レベル(アメリカ大学院でも標準テキスト)
Mas-Colell, Whinston, and Green "MICROECONOMIC THEORY".
(1000ページを超える世界的教科書)
Fudenberg and Tirole "Game Theory"
(Gibonsより3倍ほど難しい)
追記(2023)
2017年からもう6年も経ちました。今読んでも良い本です。
読み返したら若さあふれてますね。
ある人が, 「2章以降, 理論ばかりだった」と言っているが, 本当にきちんと読んだか?と思ってしまう. 初めから終わりまできちんと「現実の例」が書いてあるのだが?
目次を読んでみろよ. 「事例一覧」というのが載っているし, 終章も理論, 数学は出てこない.
目次には書いてないが, あまりにも豊富な例が載っている(例えば, 第6章に例6.1, 6.2 6.3など豊富な応用例が載っているだろ)
「理論が分からない者は去れ. youtubeでも見てろ」
注意
「本書p44のMRSの定義は間違っている。
正しくは
MRS_12=ーdx_1/dx_2=u_2/u_1である(武隈ミクロp30を参照のこと)。
「第1財の『第2財に対する』限界代替率」だから、この日本語から数学的定義を書けるはずである。」
たしか2018年に上の文を書いたのだが、2019年になって調べてみると、武隈さんが間違っていると私は結論した(MRSの定義の問題は微妙で、白黒はっきりつけられないんだよね)。「標準的な(適切な)MRSの定義は神取さんのMRSである」と読者は覚えておくべきだろう(命題のステートメント正否は白黒はっきりつけられるが、定義、axiomのステートメントはある程度自由である(と考えられている)ということを付記しておく)。
入門から中級レベルのミクロ経済学のテキストである
(厚生経済学の第二基本定理の証明は学部上級レベルだが)。
どの経済学の先生も良いテキストと太鼓判を押す経済学部生必読のテキストである。
これまでミクロ経済学の良いテキストと言えば、武隈や奥野・鈴村などがベターであった。
もちろん、これらのテキストはまぎれもなく良い本なのだが、正直おもしろくない(教科書におもしろさを求めるものではない!!とお偉い先生方にお叱りを受けそうだが)。
しかし、この本はこれまでミクロ経済学の教科書にはなかったおもしろさが入っており、解説も丁寧で上品である。
タイトルの通り、「極めて良い本」といってよい。
東大生しか受けることのできなかった神取先生のミクロ経済講義を誰もが受けることができる。
「神取、神取と言っているが、神取先生なんて聞いたことがない」という人も少なくないと思う(経済学部生ですら知らない人が多い)。
神取先生は世界的に超優秀な経済学者で、世界の経済学会で尊敬される数少ない日本人である。
とにかくこの人はすごいのである。
多くの人が推薦するんだから、まあ買ってみなさい。
この本だけ読んで、ミクロ経済学を終えるのはよろしくない。
ミクロ経済学は3回は勉強するべきである(そのとき、別のテキストで勉強することを私は推薦したい)。
武隈や西村(あと、難しいが林)を推薦する
(外国人経済学者のテキストならば、ベタだがマンキューが無難だろう。スティグリッツもおもしろい)。
難しくて辟易するが、昔ながらの良いテキストとしては奥野・鈴村を勧める(Ⅰのほうは難しくないが、Ⅱが読んでいて嫌になる)。
一応注意しておくと、私は上記の本をすべて熟読したわけではない。
補足
このテキストは、最初にも書いてあるが、経済学部生だけのために執筆されたわけではない。
公務員、ビジネスマンが読んでも多くの有益な知識を得られるはずである。
ビジネスマンは読まずとも仕事に支障はないかもしれないが、公務員には必ず読んでもらいたい。
公務員は常に勉強を行い、効率的かつ合理的な行政を行っていかねばならぬ(それができない人に私は公務員をやってほしくない。一市民として思う)。
また補足
ミクロ経済学において、経済数学およびゲーム理論の知識は必ず必要になるし、嬉しいことに役に立つ。
経済学部生は必ず勉強せよ(1年生から数学をきちんと修めておくと本当に良かったと思うよ)。
経済数学
『現代経済学の数学基礎』(A.C.チャン)
『経済学のための数学入門』(神谷・浦井)
純粋数学
『大学の微分積分』(石井 俊全)
『大学の線形代数』(同)
『集合論入門』(赤 攝也)
『確率論入門』(同)
ゲーム理論
『ゲーム理論・入門』(岡田 章)
『経済学のためのゲーム理論入門』(ギボンズ)
『入門 ゲーム理論と情報の経済学』(神戸 伸輔)
一般向け
『戦略的思考の技術』(梶井厚志)
『高校生からのゲーム理論』(松井彰彦)
『ゲーム理論はアート』(松島斉)
大学院レベル(アメリカ大学院でも標準テキスト)
Mas-Colell, Whinston, and Green "MICROECONOMIC THEORY".
(1000ページを超える世界的教科書)
Fudenberg and Tirole "Game Theory"
(Gibonsより3倍ほど難しい)
追記(2023)
2017年からもう6年も経ちました。今読んでも良い本です。
読み返したら若さあふれてますね。
2015年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
くそ面白い。大学入ってから読んだ本の中で1、2を争うくらい。
高校の後輩が以前レビューしていたのを見て読んでみました。
もっと早い時期に出会ってたら経済学部への進学もあり得たと思う。
・文章が口語調で書かれていて、読んでいて疲れにくい、頭に入って来易い。
・論理操作がとっつき易い。〔一般化された定理→証明、事例〕というよりは、〔事例による問題提起→計算、証明〕という流れで示されている。
計算過程も数学的な厳密さというより、分かり易さを重視している(脚注で補われている)。
・事例がどれも興味をそそるもので、面白い。
例①老人医療費補助制度の政策評価(予算制約線と効用関数)
例②新技術の定着過程:HDーDVD対ブルーレイ(ネットワーク外部性)
例③隣接展開するガソリンスタンドの価格戦略(部分ゲーム)
章の中では、「ゲーム理論」に関する7章とイデオロギー対立に関する終章が特に面白かった。
7章
・「プレイヤーの数と戦略が有限なら、どんなゲームにも必ずナッシュ均衡が存在する。」
→「どんな社会・問題、経済問題も」ナッシュ均衡を使って分析できる」!!
・コミットメントする:その行動しか取れないような、実効性のある仕組み(法律で強制する、タカ派のトップを据える)をつくる、ことによって、部分ゲームによって最適行動が達成される!!
(文章だけだと伝わりづらいかもしれませんが、本の中の推移図を見るとこの凄さが分かります。)
→「EUでは、財政破綻した国には制裁を自動的に発動する法律が作られた」(2011年12月)
10章
・「補償原理」が至上主義と平等主義を架橋する。
補償原理:「市場に変化が起こるとき、得をする人が損をする人に補償をすることで全員が得をすることができるなら、そのような補償が実際に行われなくとも、ある程度のスパンで見れば最適化されていく。」
例:農産物の貿易自由化が行われると、農家は損して、酒屋が得をすると言ったことが起こり得るが、包括的に規制緩和を続けると、損得がキャンセルされていき、最終的には全員が得をする。
・これが実現されるスパンとしては、一例(親→子の職業の散らばり具合)では、社会が発展していく限り、親→ひ孫世代でどの職業もほぼ均等に散らばる、となっている。
尚、個人的に本書を読んでみて残った疑問は以下の通り。
・「補償原理」が社会が発展していくことを前提としているようだが、現代日本のように、経済成長が鈍化しつつあるような社会において、そもそもどのように経済成長を担保するのか?
(マクロ経済学をかじった発想では、金融政策、財政政策を駆使することになりそうだとは思うが、より具体的には?)
・補償原理により、全員の便益が増加するまでのスパンをもっと短期間で行えいか?それは将来世代へ負担増を強いる以外の手段で達成し得るか?
・補償原理に関して、経済的に最も弱い立場にある人へまで所得増が行き渡るのか?
定量的に考えて政策立案、制度設計するために、行政官(を目指す人)には格好の経済学入門書だと思います。
高校の後輩が以前レビューしていたのを見て読んでみました。
もっと早い時期に出会ってたら経済学部への進学もあり得たと思う。
・文章が口語調で書かれていて、読んでいて疲れにくい、頭に入って来易い。
・論理操作がとっつき易い。〔一般化された定理→証明、事例〕というよりは、〔事例による問題提起→計算、証明〕という流れで示されている。
計算過程も数学的な厳密さというより、分かり易さを重視している(脚注で補われている)。
・事例がどれも興味をそそるもので、面白い。
例①老人医療費補助制度の政策評価(予算制約線と効用関数)
例②新技術の定着過程:HDーDVD対ブルーレイ(ネットワーク外部性)
例③隣接展開するガソリンスタンドの価格戦略(部分ゲーム)
章の中では、「ゲーム理論」に関する7章とイデオロギー対立に関する終章が特に面白かった。
7章
・「プレイヤーの数と戦略が有限なら、どんなゲームにも必ずナッシュ均衡が存在する。」
→「どんな社会・問題、経済問題も」ナッシュ均衡を使って分析できる」!!
・コミットメントする:その行動しか取れないような、実効性のある仕組み(法律で強制する、タカ派のトップを据える)をつくる、ことによって、部分ゲームによって最適行動が達成される!!
(文章だけだと伝わりづらいかもしれませんが、本の中の推移図を見るとこの凄さが分かります。)
→「EUでは、財政破綻した国には制裁を自動的に発動する法律が作られた」(2011年12月)
10章
・「補償原理」が至上主義と平等主義を架橋する。
補償原理:「市場に変化が起こるとき、得をする人が損をする人に補償をすることで全員が得をすることができるなら、そのような補償が実際に行われなくとも、ある程度のスパンで見れば最適化されていく。」
例:農産物の貿易自由化が行われると、農家は損して、酒屋が得をすると言ったことが起こり得るが、包括的に規制緩和を続けると、損得がキャンセルされていき、最終的には全員が得をする。
・これが実現されるスパンとしては、一例(親→子の職業の散らばり具合)では、社会が発展していく限り、親→ひ孫世代でどの職業もほぼ均等に散らばる、となっている。
尚、個人的に本書を読んでみて残った疑問は以下の通り。
・「補償原理」が社会が発展していくことを前提としているようだが、現代日本のように、経済成長が鈍化しつつあるような社会において、そもそもどのように経済成長を担保するのか?
(マクロ経済学をかじった発想では、金融政策、財政政策を駆使することになりそうだとは思うが、より具体的には?)
・補償原理により、全員の便益が増加するまでのスパンをもっと短期間で行えいか?それは将来世代へ負担増を強いる以外の手段で達成し得るか?
・補償原理に関して、経済的に最も弱い立場にある人へまで所得増が行き渡るのか?
定量的に考えて政策立案、制度設計するために、行政官(を目指す人)には格好の経済学入門書だと思います。