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永遠の0を通して、自爆テロと特攻は同じものかと聞かれたら、同じであり違うと答えるでしょう。
己の内にある正義と命を天秤に掛け、正義を優先する行いと言われれば確かに同じでしょう。
ですが、宮部の行為が自爆テロなのかと聞かれれば、何か違う気がします。
宮部が特攻を選んだ理由は、己の内にある正義を優先したとは思えず、別の理由があるように思えるからです。
宮部は一貫して自分の命を第一に優先した人間のため、国家安寧のため、家族の住む日本を守るため、それが特攻理由とは思えません。
結局のところ、自分よりも幼い部下を特攻に送り出したという良心の呵責に苛まれた結果、特攻を選んだ。それが自分的には一番しっくり来る結論のように思えます。
ですが、妻と娘の幸せだけは願っていたため、大石に二人を託したのです。
そのため、宮部の行った特攻とは崇高な理念があったわけではなく、諦観から来る特攻のように私は感じました。
だから私的には、宮部の行った特攻は自爆テロとは思えません。
国防という大きな流れに呑まれること無く、妻と娘という小さく狭い大切なモノを第一に考え続けた宮部という男、その人生。
それは、とても強いモノであったように思えます。
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| 仕様 | 初回限定生産豪華版/Blu-ray | 初回限定生産豪華版/DVD | 通常版/Blu-ray | 通常版/DVD |
| 特典 | 封入特典、特典映像 | 封入特典、特典映像 | 特典映像 | 特典映像 |
| 発売日 | 生産終了 | 生産終了 | 2014/7/23 | 2014/7/23 |
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| 特典 | TV未放送分を含む本編369分、特典映像162分 | TV未放送分を含む本編369分、特典映像162分 |
| 発売日 | 2015/6/26 | 2015/6/26 |
イメージ付きのレビュー
素晴らしい映画作品ですね
主演の岡田准一さんも、また周辺のキャストも、本当に素晴らしい演技と演出でした。軍事マニアの僕としては、あの航空母艦：赤城が非常にリアルに再現されていた事に、感嘆して舌を巻きました。しかし観終わった後に、僕の妻がポツリと呟きました。「やっぱり戦争って、絶対にやっちゃいけない事なんだね・・・。」戦争って一応は勝敗は決するけど、絶対に必ず人が大勢死んで、しかも戦死者何てどの方もとても悲惨な死に方をする。先日の終戦記念日では、夜にNHKでインパール作戦の特集番組を放映して居りましたが、戦争なんて本当に2度と絶対に起きて欲しくはないし、起こしてはならないと思いました。しかし誠に残念ながら、我々人類は非常に愚劣であると僕は思います。2度有る事は、3度有る。我々人類は性懲りも無くまた、この様な悲惨極まりない世界大戦を引き起こしてしまうのでしょうね・・・。少なくとも自分が生きている内は、戦争なんて絶対に体験したくはないと思います。非常に素晴らしい映画作品でした。関係スタッフの皆様方、本当にお疲れ様で御座いました。そして、どうも有り難う御座いました。
他の国からのトップレビュー
Fred Locke
I really want. to see this movie, but ...
2015年5月30日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
