この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
ライヴ作品『THE ORCHESTRION PROJECT』、そして大胆な挑戦ちも呼べる『TAP: JOHN ZORN'S BOOK OF ANGELS, VOL. 20』の相次ぐリリース、そしてユニティ・バンドのグラミー賞受賞、そしてライヴに次ぐライヴと2013年も精力的に活動してきたパット・メセニー。
そのグラミー賞を受賞した、ユニティ・バンドが、新たにマルチ・インストゥルメンタリストであるジュリオ・カルマッシを加えた5人組、ユニティ・グループへと進化した。
「ユニティ・バンドのアルバムとツアーは自分にとって、人生が変わるような体験だった。だからこれをいかにして継続し、次なるレベルへと押し上げるための方策をどうしても探したかった」とパット・メセニー本人も語るこのユニティ・バンドの進化形で、メセニーは、自身がソロとして、またグループやトリオとして、さらにオーケストリオンと共に作り出してきた様々なサウンドの全てを一つに取り込んだ新たな音楽的プラットフォームを作ることを思い描いたという。
そのヴィジョンを実現すべく、クリス・ポッター(ts)、ベン・ウィリアムス(b)、そしてアントニオ・サンチェス(Dr)のトリオに加え、新メンバーとして、マルチ・インストゥルメンタリストであるジュリオ・カルマッシが加入し、ワイルドカード的なインパクトをプロジェクトにもたらしている。このパワーアップした超絶ラインアップについてメセニー本人も「彼らとなら何でも出来る」と語っているとか?!
凄腕揃いのメンバーとあって、メセニー本人も「これだけのミュージシャンのために曲を作り、パーツや素材を一つにまとめるのは、自分にとっても大きな挑戦だった」と語る。しかしその結果出来上がった作品について彼はこうも語っている。「このアルバムは、ミュージシャンとして最も充足感を感じた作品だ。そしてこの作品が示す可能性は、無限大にも感じる」。
その言葉が表す通り、本作はアグレッシヴな意欲作揃い!幕開けを飾る15分もの長編「On Day One」をはじめとして10分以上の作品が4曲も並び、いずれも詳細なディテールで構成されながらも、それぞれのミュージシャンがインプロヴィゼーションを出来るだけのインスピレーショナルな空間も設けられている。その中で縦横無尽に様式や拍子記号、ペダルポイントを変えながら、それぞれのミュージシャンが輝く瞬間が次々と飛び出してくる。メセニー本人の言葉を借りれば、前作のユニティ・バンドが「4人のミュージシャンがスタジオでレコーディングする様を捉えた、思慮に富んだ、モノクロームのドキュメンタリー」であるなら、今作のユニティ・グループは「バンドのあるべき姿をテクニカラーでとらえたIMAX映像」だという。
最強の仲間を得たメセニーが見せる、新たな音楽的冒険と視点。エレクトリックやデジタルの要素を取り入れた大胆でエキサイティング、しかしナチュラルなメセニー・サウンドの最新系がここにある。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.61 x 12.6 x 0.51 cm; 49.9 g
- メーカー : Warner Brothers
- EAN : 0075597958102
- 商品モデル番号 : 075597958102
- オリジナル盤発売日 : 2014
- レーベル : Warner Brothers
- ASIN : B00GZ6L48U
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 99,321位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 22,330位輸入盤
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
痛快な「グループ」アルバムです。
縦横無尽に展開する美しいフレーズと歌心あふれる演奏が、風景とシンクロして映画的カタルシスをもたらします。
「 On Day One」
個人的に日本の歌謡界にも影響を与えたと考えているパットお得意の転調と上昇のアンサンブルが展開します。ジュリオがホーンも演ってるようで、オーケストリオンも自然ですし、ビッグバンドなのかと錯覚してしまいます。ベンのエレベはジャコを思い出させます。
誇り高き開幕のファンファーレと、怒涛の高速ギヤチェンジを繰り返し、
久々のヴォイスとともにドラマチックな絶頂を迎えます。
「Rise Up」
奮起と躍動と疾走。明日への希望を与え、心を積極的にしてくれる快作です。
ここに来てもうアドレナリン全開。最高のランニングのBGMですね。
アントニオの軽快なパーカッションと、あいかわらずの手数の多さに驚き、クリスの熱い雄叫びや、
倒れそうになるほど全力でかき鳴らすパットの勇姿を思い浮かべるだけで涙が出ます。「Minuano (Six Eight)」や「Third Wind」のように、何度聴いてもこのヒロイックな世界に励まされます。
「 Sign of the Season 」
新たな季節への変化の兆しが徐々に現れ、希望への予感と高揚、幸福の礎としての一歩が描写されているかの様です。
「 Kin (<- ->) 」
しかしながら、先達からの学びを忘れ、先を読む力が無いと、試しのように思いもよらぬ障害が待ちうけているかもしれません。
嵐の中で立ちすくむかの様なスリリングな曲です。
伝家の宝刀ギターシンセがここで登場!風に乗り、舞い上がります。即興でのパットの恍惚の表情が楽しみです。
「Born 」
生まれ故郷に思いを馳せ、家族や友とふれあい、傷を癒すような、心に染み入るカントリー調の名曲です。ジャズファン以外の皆さんにも聴いて欲しいです。
「We Go On 」
アルバム全体を通して、僕らは
どんな事が立ちはだかろうとも、明日に向かって前へ進み続けよう。という、パットからのメッセージだと勝手に解釈しています。輝ける未来を象徴するキラキラと始まるイントロに心トキメキます。終盤、クリスの情感あふれるソロが身悶えするほど泣かせます。
夕暮れの野外フェスで、みんなでペンライトを振りながら大合唱して大団円を迎えたい。でも、いつまでも聴いていたい。そんな、懐かしくてメロウでクリスタルな王道バラードです。
「 Kqu 」
つまるところ、肩の力抜いて行こう。いつも笑っていれば、幸福を引き寄せる。練習と挑戦を続けていれば、より高い次元に進化出来る。必ず正しい行動は継承されるさ。と言っているようなリラックスした曲で終演となります。
ジャズライフ3月号掲載の、パットのインタビューによれば、本家「PMG」の再始動や「ユニティ・ビッグバンド」への期待も膨らみます。
あ〜フルサイズのコンサートが楽しみです!
マルチインストゥルメントが入るだけでPMGっぽくなるものだなあというのが第一印象。
グループのサウンドが好きなら比較的安心して聴けるアルバムだと思う。
その反面SPEAKING OF NOWあたりからの焼き直し感も若干否めない。
UNITY BANDからは大きな変化なのかもしれないがPMG比では衝撃と言うほどではないかと。
“グループ”として考えると今度は何をしてくるんだろう?という部分が薄い。
とはいえ個人的にはTHE WAY UP以来のパット作品ヘビーローテーション確定。
減点の理由はこれまた個人的なものでパットのギターサウンドとSAXの相性があまり良いとは思えないから。
SAX奏者の作品にゲスト参加はもちろん良いのだが、ことPMG的なサウンドとは親和性が低いと思う。
ジャズおじさんにとって、その昔ブレッカーと組んだ大作LP「80/81」以来のメセニーであります(^_^;)
よくジャケ買いする私にとって、絶対買わないだろうな~と言うほどジャケットは正直「なんだかな~」と趣味が合わないのですが・・・・
内容にはぶっ飛びました。
1曲目ON DAY ONEからぶっちぎりの疾走感で、聴く者を引き込みます。ジャズギターに求める癒しや心地よいサウンドという次元ではなく、
才能あふれる仲間達で、それぞれがメセニーの(曲の)コンセプトを理解して、イメージを思いっきり広げ、自由奔放に音づくりをしたら、素晴らしいジャズ、コンテンポラリーになったという感じ。そんな中にも、しっかりとアパラチアンミュージックの伝統回帰のフレーズも盛り込まれているのに感心します。
ジャズギターと言えば、暖かみのある音色とフレーズに癒しを求める私のような頭の硬いジャズファンでも、この作品に共感できることがわかりうれしくなりました。
お勧めの一枚です。
勿論他の作品も所持しておりますが、よく言えば安定、悪く言えばマンネリでこの類は目新しさが無いという気がします。
言語では伝達し切れないその意味を ” 音 ” で、表現した逸品です。
悟性・感性に訴える、ボーダー無き音という波動を心身で感じられるメッセージですネ。
肩を並べ、歴史にその名が刻まれる存在であると確信しています。
このアルバム購入時、仕事が忙しかったのかあまり新譜チェックししておらず、気づいたら出ていたといった感じでした。なにげに買ったものの、2曲め「RiseUp」に即KOされましたね。
2014年10月の大阪はサンケイホールブリーゼでのLiveを観て、更に印象深いアルバムへと昇格しました。
PMGの人気のある楽曲群のような、風景が目に浮かぶような感じではないのですが、このような大人っぽいメセニーの作品もまたよし、です。
他の国からのトップレビュー



La edición en vinilo suena muy bien aunque me hubiera gustado que el gramaje del disco fuera de 180-200 gramos y se queda corto.
Pero lo compensa que lleve un CD en un slim folder con la edición del disco en formato WAV. ¡Ojalá y cundiera el ejemplo con muchos más! Que dejarse 25-30 euros por un vinilo es casi el doble que un CD y deberían mimar a los compradores de música.
Insisto un disco apoteósico.


Il est aussi un formidable guitariste et improvisateur unique en son genre. Bref, chaque album est un événement à ne pas manquer !
Je vous conseille d'apporter une oreille attentive à "Kin" car, de plus, à Pat Metheny se joignent d'excellents musiciens...